二次創作小説(新・総合)

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.66 )
日時: 2024/08/01 08:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第51話「おかえり、アイク」


【海底神殿 試練の間】


・クロノ視点


『シュッ……』


「………。うん………!」
信「……? あ、あれ? 此処…通れないぞ。待てよクロノー、ダイたち〜」
ゼーリエ「私たちはここで待つとしよう。あの王様から聞いていた通り、この部屋に入れるのは光の一族とそれに関係している奴らだけのようだ」
信「………。クロノ……」


いよいよ、この日が来てしまったんだ。
お部屋の中に入ると、竜の姿になった光の番人が現れる。
まずはあなたを認めさせる為に、力を見せなければ行けない。
友人を…ゼルダ姫の恋人を救う為にも、この試練を乗り越えなきゃ!!
まずは、ドラゴンと同じで後ろの頭と尻尾を叩き込まなきゃ行けないんだよね。


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メーア「やばい攻撃が来るわ! 皆、防御して!!」
『…………ッ!!!』


番人が台に乗った瞬間、何度かの雷攻撃を仕掛けて来る。
くそっ、あの高さから攻撃して来るのは流石に反則過ぎる!!
何とか防御は成功し、さっきと同じように攻撃を叩き込んだ。
するとダイのテンションが解放され、ベギラマを何度か繰り出した後…彼の必殺技が発動する。


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ダイ「これでトドメだ! アバン…ストラーシュ!!」
クロノ「凄い!!」
『やった(りましたわ)!!』


ダメージ的には、ボクがかなり危なかったけど。
ゼルダ姫がハートの器で、ボクを回復してくれたから…何とか勝てたんだ。
新なる光の力がメーア隊長とゼルダ姫の中に行き、ついに…背後から変わり果てた友人が現れる。
まさか本当に、こんな形で闘わなきゃいけないなんて。
だとしても、此処まで来て仲間を交代する訳には行かないよ!!


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ダイ「やっぱり……、アイクは苦しんでいるんだ」
メーア「そうね。さっきはダイが決めてくれたから、今度はゼルダ姫に任せましょう?」
ゼルダ「そんな……。わ、わたくしの力では……」
クロノ「大丈夫。その間の時間はぼくたち3人が作るから、姫はそれまでに力を溜めていて欲しいんです!!」
ゼルダ「………。分かりましたわ、やってみましょう!」


シュタルクと似たような攻撃が幾つかあるけど、それらは余裕で交わせるね。
メーア隊長のダイヤモンドダスト、ダイのライデインストラッシュ…そしてボクの最強魔法・シャイニングを繰り出して行った。
これで相手の体力もピンチまで来たね、この方法なら行けるかも知れない。
今だよゼルダ姫、ありったけの攻撃をアイクにぶつけてやって!!


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『はっ!!!』
アイク「ぐわぁ………。うう………、う………」
ゼルダ「アイクさん!!!」


『ガバッ』


アイク「………。ゼルダ………」
ゼルダ「……………」
アイク「あれ……? 俺は、一体………?!」


BGM設定:FF6よりセリスのテーマ


ゼルダ「世界樹の調和の祭壇で……、私たちを助けようとして闇に囚われてしまいましたの。ごめんなさい、私の為に…こんな事……」
アイク「そうか…。思い出したぞ……、ぼんやりとだが。闇に囚われていた間の事も……ありがとな、助けてくれて」
ダイ「ん〜ん。お礼を言わなきゃならないのは俺たちの方なんだ…、アイクが戻って来てくれて……ありがとう……!」
アイク「まったく。ダイらしくもない台詞だな、ほらっ。皆が待ってるんだろ? 早く行ってやれ!」
ゼルダ「そうですね。でも、その前に…1つだけ確認して置かなきゃ行けないことがありますの!」
アイク「確認して置きたい事?」
ダイ「ねぇ。此処に…『光の腕輪』ってないの? 光の女神様から海底神殿にあるって聞いて来たんだけど!!」


すると、何処からか声が聞こえて来たんだ。
その光の番人はただ、試練を与えし者。
光の腕輪に関しては、番人の所在に関係ないみたい。
そして僕たちは無事に、この試練を乗り越える事に成功したんだ。
特にメーア隊長とゼルダ姫の連携には、かなり驚いたけどね。
さあ行こうか、僕たちの『大切な仲間』たちの元へ。

52話に続きます。