二次創作小説(新・総合)
- Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.68 )
- 日時: 2024/08/04 07:22
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第53話「久々の息抜き ヒンフリ編」
【リーネ広場】
・フリーレン視点
ゼシカ「さあ。未来を救ったヒンメルと、無事お城に帰って来たフリーレン姫。その2人のますますを祝って……」
『イッツァ ムーンライト パレード!!』
だからって、いきなり私たちからってどうかと思うんだけど。
まあ、『この世界』に来るのもたまにはいいかな。
あれから幾多の闘いも何度かあったし、こうしてじっくり休めれなかったからね。
こればかりは、レオナ姫に感謝しようかな。
でも……、この光景だけはどうしても…全然落ち着かないんだよね……。
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フリーレン「ん? リンクが私たちを呼んでるみたいだ」
ヒンメル「何か用でもあるんだろうな。折角だから、行ってみるか♪」
フリーレン「ヒンメル…。うん、そうだね!」
あの時、レインたちのいる世界でヒンメルとハイターに再開出来たのは夢じゃなかった。
フランメ……、先生だけは復帰出来なかったみたいだけど。
いつか、久々に会いたいと思う。
だから私はそれがあって、人間をもっと知りたいと思うようになったんだ。
10年前にアイゼンが言っていたからね、ヒンメルの葬式の時…私は人間を知ればと口にしていたと。
全く、ドワーフの癖に悪趣味な奴だよ。
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【タイムゲートの間】
フリーレン「何…、これ……」
リンク「もう皆さん、お別れなんですよ!」
アイク「皆、それぞれの時代へ…」
アイ「ラヴォスが倒れ、ゲートの力が弱まっているんだよ」
リンク「だから! ゲートが閉じる前に、さよならを言わなきゃ!!」
BGM設定:FF7より旅の途中で
フリーレン「そんな……。皆、行ってしまうの?」
フリオニール「勇者ヒンメル、あなたは強かった。勿論フリーレン、あなたも強かった。俺たちはあなたたちと戦えて、本当に良かった!」
フリーレン「…………。フリオニール……」
マリア「大丈夫よ。私たちはフィン国に戻るけど、元気で頑張っていくわ」
フリーレン「………。マリア…、うん。また、会おうね!」
マリア「ええっ!」
そう言って、フリオたちはゲートに入って行った。
アイゼンとシュタルクも動き出し、彼らが私の先祖や子孫かも知れないと打ち明ける。
いや、どう考えても違うと思うけど。
そう言う流れらしいから、仕方ないかな。
アイゼンの名を呼ぶけど、彼は別れに多くの言葉はいらないと言う。
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ゼルダ「そう。言葉とは、限りませんよ♪」
シュタルク「ちょっ、ゼルダ姫!」
リーニエ「良かったじゃんアイゼン。王女様のキスで姿が元に戻るのが、ハッピーエンドの定番なんだよ」
アイゼン「………。まあ、こう言うのは悪くないな」
シュタルク「そうだな。じゃあなフリーレン、また会おうぜ!」
シュタルク、お前の斧捌きは凄かったよ。
また旅に出た時は、どんどん活躍して欲しい。
そしてアウラとリーニエも贖罪を果たす為と言って、ゲートの中に入っていく。
殆どの仲間たちは繰り返し言われ続けたから、もう聞き飽きてしまったかな。
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「おやフリーレン。こんな所にいたのかい?」
フリーレン「うん。仲間たちと、さよならをしていたからね」
ティーダ「そうか。そろそろ来いよ、早く来ないと…ラスウェル陛下が待ちくたびれてるぜ!」
フリーレン「うん、すぐに行くよ!」
そうか、そう言う設定だったんだ。
私はてっきり、『この時代』の国王殿下に呼ばれると覚悟していたんだけどね。
あの陛下がどうなりきるのか、実物かな。
今は、言われた通りに行ってみるか。
そう思いながらも、私たちは王様のいる場所に戻って行った。
ん? 何やら、大きな鐘がこちらに来ているね。
仕方ない、この鐘を吊るそうかな!
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『カラーン………カラーン……』
フリーレン「待って。これ…凄く嫌な流れになって来た」
ヒンメル「フリーレン?」
フリーレン「ちょっと怖いよ。助けて、ヒンメル!!」
ヒンメル「ああ。すぐに行くよ、フリーレン!」
何とか大量の風船の束にしがみ付いていたから、危機は脱したけど。
結局私たちは、導かれるまま何処かへ行ってしまったみたいだ…。
色々な花火をヒンメルと見れたのは嬉しいけど、流石に今の体制で見れる事でもないかな。
でも、この体制は悪くないかも知れない。
此処までが多分、私たち2人の出番だったかも知れないね。
つまり次の組み合わせってもしかすると、シュタルクとフェルンかも知れないなぁ。
アイツはやれば出来る戦士でもあるから、少しは期待出来そうだね。
54話に続きます。