二次創作小説(新・総合)

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.70 )
日時: 2024/08/07 08:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第54話「旅人と冒険家の大喧嘩」


【オイサースト 図書館】


・フリーレン視点


『パサッ』


フリーレン「ゼシカ。こんなに沢山の魔導書…、1人で読めるの?」
ゼシカ「そうじゃないわ。少しでもあなたやフェルンみたいに強くなりたいから、勉強するしかないのよ!」


確かゼシカは、アルバート家の最後の生き残りだったね。
魔力自体は彼女も中々強くて、生前のお兄さんもそれなりに強かったらしい。
しかし、そのお兄さんを手に掛けたのが…ドルマゲス。
奴はマスター・ライラスの弟子でありながらも、師匠の目を盗んでは…何かを企んでいる。
一次試験を受ける頃は、そう言うのとか全然考えていなかったんだよね。


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ククール「くそっ! あいつらの喧嘩、かなり凄いぞ」
信「でもよククール、どうやってアイツらを止めんだよ?」
ククール「…………」
フリーレン「信たち。何かあったの?」
信「勉強中に悪い。街の外でバッツとロックが喧嘩してるんだよ!」
『えっ?!』


喧嘩の理由、ティナを巡っての闘いだろうか。
ティナは今も、バッツを1番好いているみたいだけどね。
エアリスはロックが好きだ、それ位はロック自身にだって理解はしている筈。
今度のイベントで、私たちは再びクロノの世界に行かなきゃいけないんだけどなぁ。
しかし、肝心の仲裁ちゅうさいを誰に任せるべきかが問題だ。
仲裁って、強い人の役割なんだよなぁ。


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「フリーレン。その役目、オレが引き受けようか?」
フリーレン「いいの? ヒュンケルだって、静かにアバン流当殺法を少しでもマスターしなきゃいけないのに」
ヒュンケル「確かに。それもあるが、1人の兄弟子と弟弟子の喧嘩が続いているなら…話は別だ!」


要するに、ロックはヒュンケルより年上だから兄弟子になるって事だね。
ノクトとバッツは同い年だから、弟弟子おとうとでしである事に代わりはない。
既に現場にはクロノとジタンもいる、だからこそ状況はあまりよくないと言えるね。
以前シュタルクとフェルンも、似たような理由で喧嘩してた事があったけど。
あの時は、ザインが途中まで一緒にいてくれたから…上手く治ったんだよね。
今頃アイツは親友を探しに旅をしているみたいだし、どうしたもんかな……。

55話に続きます。