二次創作小説(新・総合)
- ジェラシー穿つ闇落ちアリス!? ( No.54 )
- 日時: 2024/10/14 22:24
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。あのなすび型を包丁で(CENSORED)してやりたいかな、おろさんです。
何だかんだで今まで出たキャラも何かと出しますと言うわけで今回の話。ちょっと使用カードの予定は変わっちゃったけどそれはそうとして。金髪!金髪!
《???》
「ふむ、ランサー×ウイングの2人がやられたのですか。
……やはり、私が独自で作ったトジル魂以外では、ディスペクター本来の力も引き出せない上にすぐに壊れてしまうようですね。」
前回のミュージックバトルロワイアルの件でリコードの報告を聞いた瑠璃川ダイヤ。少しため息をついたが、おおむね予想はついていた模様。
「しかしダイヤ様、まさかトジル魂でなくてもディスペクターの依り代を作れるなんて思っていませんデシタヨ。」
「まあ、コレは元々そう言うアイテムですからね。まあ、都合よく行かないようですが。」
そう言って、自分の手に持つエクストライザーを見るダイヤ。
「ところで、頼んでいた『アレ』は手に入りましたか?近いうちに実験で使いたいって言ったアレです。」
「モッチロンデス!フィギュアトピアの美術館から盗むの簡単デシタ。」
ダイヤに頼まれて持ってきたというアイテムを見せるリコード。そのアイテムは、何やらゴーオンジャーのティラインに似た新幹線の模型だ。
「ふむ、間違いありませんね。
ひとまず、実験の準備を早く済ませますか。」
そう言ってダイヤは、後ろの方向を見る。なにやら、壊れた金庫と思しき物体がテーブルに置かれている。
「あ、ところでもう1つ。ドクター・エビテンとドクター・ベノディアの命令で、F.T様が行動を始めたみたいデスヨ?」
「む、『F.T』?ああ、確か『トラッキングアツシ』とやらを元にした。F.MといいF.Iといい、何故さほど重要なわけじゃないモブ枠を元にしたのか……」
「ハイ。また何やら、強力なナラティブ所持者をエクストラ獣化させる実験かと。」
そう言われて、ダイヤは少しだけ嫌そうな顔をする。
「またソレですか……全く、そう言うのは好みじゃないんですが……まあ今は良いでしょう。
ちなみに、ドクターらがディスペクター化させたギアはありますか?」
「『ウガツホムラ』と『エミヤ』だそうデス。」
*****
《スマブラ屋敷:秘封相談事務所》
「『銀魂』の世界で起きたナラティブ汚染……」
「ええ、あの時はすっごく大変だったわ。金髪とか粛清とか言って、江戸の市民やら警察機関やらが狂ってね……」
ナラティブ汚染の事を蓮子とメリーに説明する際に、その過程として時空融合現象沙汰の時に起きた銀魂世界での異変の事を説明している阿求。
「そう言えば、銀時さん達もそうだけど、アリスちゃん達もどうしているかしら。時空融合現象の事が済んでからそれっきりなのよね。」
「まあ、こういうのって、忘れた時に割と早い段階で再会するかもよ?」
阿求に対して蓮子がそう言った瞬間だった。
「大変だ大変だ大変だーっ!!」
急いで事務所の扉を開けて、誰か入って来る。きんモザの『猪熊陽子』だ。
「って、話をすれば、まさかの陽子ちゃんじゃない!?どしたの急に慌てて……」
「と、とにかくその、大変なんだ!!アリスが……
アリスが嫉妬のあまり『ダークアリス』になっちゃったんだよ!!!」
陽子のその発言を聞いて、一同は(何言ってるのか分からない的な意味合いで)『ポカーン』ってなった。
「と、とにかく見ればわかるから!ほら!!」
と言われて、事務所の中にまた誰かを入らせる。
「・・・。」
それは、金髪ツインテールの小柄な少女『アリス・カータレット』……なのだが。何か衣装と装飾と目の色とかがやけにダークになって、その状態が維持されている。
「え、ちょっ!?ホントに如何にも『ダークアリス』になってる!?……何で!?」
アリスの姿を見て、阿求は困惑。何があったのかと聞いてみる。
「そこに関しては私達も説明シマス!!!」
その時、アリスの後ろから、長い金髪の、ユニオンジャック柄パーカーを着た少女『九条カレン』が出て来る。ついでに『小路綾』も。
「カレンちゃん綾ちゃんまで!?」
「……とその前に此方のお2人はどちら様デス?声がした方に来てみマシタが」
蓮子とメリーの方を見るカレン。
「ああ、そう言えば初対面だったわねぇこの2人とも。
ざっくり言えば、かくかくしかじかすったもんだあってここに居候させてる未来人」
阿求の説明に、「えっ」となった3名であった。
*****
そんなこんなで、事情を聞く阿求達。
アリス達は、『大宮忍』と『松原穂乃花』含め6人でウルトラワールドに行くことを話していて、どうせならある程度回って色々買ってみるのも良さそう的な考えに至ったという。
そして3手に分かれて買い出しに出かけたのだが、陽子と共に行動していたアリスの様子が段々おかしくなって、今の状態に至ったそう。
「忍ちゃんにはこの事言ったの?」
「そうしようか……とは思ったんだけど、そうする前に電源切れちゃって……;
ついでに、電話しようとした時にアリスがいつの間にか移動してたから急いで追いかけて来たんだよ。」
阿求の質問に対し、陽子曰くそう言う事らしい。
「ちなみに私達のも何故かね……ちゃんと充電してたはずなんだけど……(by綾」
「シノ……私以外に金髪を……」
「本人曰く、異世界に金髪の人が多い事にシノが気を取られている事にヤキモチ焼いたみたいデス。」
何でアリスがダークアリスになったのかの説明はカレンがした。
「金髪?どういう事――」
「お前も金髪か……」
「ひゃあっ!?」
(その途中でアリスに迫られたが)メリーがどういう事かと聞くと、そこに関しては阿求が補足。
「この子達の友達の大宮忍ちゃん、あの子は無類の金髪少女好きなのよ。
あの子の周囲には金髪の子はアリスちゃんとカレンちゃん除いてそういないらしいから、そう言うのが相まってね……」
「シノ……きっと今頃異世界の金髪少女達と楽しく遊んでるんだね……フフフフフフ……」
「い、いやそんなこと――」
病んでるような発言をするアリス。綾はそんなことないと励まそうとするが、
「それか金髪少女を召喚するために必死に星彩石を集めてるんだ」
「スイマセンそれは一体何の話なんですか(by蓮子」
とまぁ効果なし。
「とりあえず、作者に調べてもらった方が良さそうね。何かさっきから分かりやすい闇のオーラ放ってるし……
姿が変わったってなるとナラティブの作用でしょうから、前にもあった件とかもあるし何か――」
*****
「YO-YO-YO!!ちょっとちょっかいかけてみれば、良い感じに闇が溜まってるじゃないかバロメーイ!!
そんじゃ、ちょっと早いが第2段階レッツゴーだYO!!!」
どこかの家の屋根で。胸部の服に付いたパネルを叩き音を鳴らしながら、その様子を見る黒い男が1人。彼が、『ファントム・トラッキングアツシ』、通称『F.T』のようだ。
彼は手に持つそのトジル魂を、野球ピッチャーの如くぶん投げ――
*****
「フフフ……四天王が私より目立ってる……フフフ――っ!!?」
突然、アリスの背後にトジル魂が迫り、入り込む。
「フッ……フフフッ……フフフフフフッ……」
「アリス……?」
アリスの様子がより一層変になるのを感じ取ったカレン達。すると、さっきから何故かアリスから放たれていたオーラが更にパワーアップし、アリスを包む。
「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
そんでもって、バグ状の物体と『ポケットモンスター』『Fate/stay night』のクレストがアリスを包んだと思えば、事務所の外に出て、建物の屋根を伝う。
「え、え!?アリス!?えっ、今度はバーサーカーになった!!?」
何が起こったのか分からず大困惑する陽子達。
「うっそでしょ!!?いやな予感はしてたけどエクストラ獣化したし!!とにかく追いかけるわよ!!!」
阿求はそう言って、3人を引っ張りつつ蓮子とメリーと共にアリスを追うのであった。
一旦区切ります。感想まだ
- ジェラシー穿つ闇落ちアリス!? ( No.55 )
- 日時: 2024/10/22 17:02
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き。
「フフフ……フフフフフフフフフフフフ……私以外ノ金髪少女ヲ殲滅……」
アリスの小柄な体形に合わせてか少し小さい『アーチャー』及び『エミヤ』みたいな姿で、胸元と腹部には『ウガツホムラ』の盾のような頭部(逆向き)。『穿弓混成 ホムラーチャー』が憑依した『穿弓獣』となり、炎を纏った矢を放って暴れはじめるアリス。
「あ、アリスがまさかの怪物化!?一体全体何なのよアレ!!?」
駆けつけた綾達だが、何がどうなってるのか分からず困惑半分慌て半分。
「早いところ倒して、正気に戻すわよ!!2人とも!!」
「ええ、早速持って変身っ!」
阿求と、蓮子とメリーは変身。早速、穿弓獣に攻撃をしようとする。
「っと、折角の実験を早々に邪魔されちゃぁ困るYO!!」
様子を見ていたF.Tが胸のパネルを叩く。すると、黒い瘴気が穿弓獣の周囲に。
『アームドハンマー』のディスタス『装着 ムドハン-2』が大量に召喚された。
「ひっさびさに来たわねぇディスタス兵!!よりにもよってこのタイミングで!!」
メモリアとドリーマーは、邪魔をして来るディスタスを倒していく。だがバンバン増えて近づけない上……
「フフフフフフフフフフフフ」
穿弓獣が炎の矢を放って遠距離攻撃をしていくので、かなり手間取る。メモリアは銃で攻撃をしたりしたが、穿弓獣は『かえんのまもり』の炎の盾を生成し、防御した。
「フフフ、フフフフフフフフフフフフ」
「スト―ップ!!!」
矢を放ちまくる穿弓獣。するといつの間にか背後に回ったカレンが、剣の攻撃&バレースパイクによる魔法弾攻撃。
「よしっ、ナイス!!」
「すぐに移動出来たわ……!!」
どうやら綾が風属性の魔法で移動した模様。
「カレンッ……!!ッアッ……!!」
カレン達に対しても穿弓獣が弓矢を向けるが、撃つのを躊躇っているようだ。
「いよっし……カレン!!これをっ!!」
と、メモリアは何か小型機械をカレンに投げる。カレンは見事キャッチ。
「え、ええとコレハ?」
「とにかくスイッチ押して!!あとは何となくわかるはずだから!!」
投げやり気味にそう言うメモリア。「わかりマシタ!!」とカレンは素直にスイッチを押す。
そして、カレンと穿弓獣、ついでに綾と陽子は転送された。
「ああああっ、しまった!!奪われたまんまのあの装置の存在をすっかり忘れてたYO!!
……ああなった以上、戻ってくるまで実験のしようがないYO……」
それを見ていたF.Tは、肩をがっくりと下げた。
*****
そして、早速特殊フィールドへ転送されたカレン達だったが……
「ゴゴゴゴゴゴ……」
アリスが、いつの間にか穿弓獣から戻っている。そして、何か闇のオーラをどんどん放ちまくっている。
『エ、イヤ、アノ、エ・・・?』
アリスの背後には穿弓獣及び『穿弓混成 ホムラーチャー』の姿があるのだが、何か主導権は取り戻されてるしむしろ妙な圧に圧されてるしで困惑。
「あ、アリス?元に戻っては……(別の意味で)いまセンケドも、これまたどうしたんデス?」
そんでもって、(アリスと対面してる)困惑するカレン。綾と陽子は観客席のエリアで様子を見る。
「カレン……ここは血で血を洗うコロシアム……(*違います)
……つまりだよ……どっちがふさわしい金髪なのか、白黒つける良い機会なんだよ……」
さらにオーラをゴゴゴゴゴゴと放つアリス。すると、アリスは何やらカードデッキを取り出す。次にホムラーチャーの幻影から何枚ものカードが引っ張り出され、デッキのカードの一部と取り換えられる。
「そう……デュエマで勝負を決めるんだよ、カレン!!」
「・・・?
……アッ、そういう事デス!!?」
何か脈絡もなくデュエマ勝負を申し込まれたが、カレンはその意味を(多分)察した模様。ざっくり言うと、このフィールドはデュエマで戦いをつけるためのもの。
なので(そもそもデュエマが元ネタである)ディスペクターが(一応っちゃ一応)憑りついてるアリスは、『デュエマ勝負を申し込む』という行動を取った……という事なんだろう。おそらく。
「なら!!いざ勝負デス!!勝ってアリスを正気に戻しマス!!」
カレンもデュエマデッキを取り出して、こうしてカレンVSアリスのデュエマ対決が行われるのである。
九条カレン『新たな大量展開のシンコッチョーデス!!』
VS
アリス・カータレット『悪魔の祈りによる金髪頂天w@er^[hs』
カレン
シールド5
『アシスター・コッピ』
『ピース・盾・ルピア』
『松原穂乃花』
『ヒノヤコマ』
『龍后凰翔クイーン・ルピア』
アリス
シールド3
『奪取のクリス アラカン』
『「戦鬼」の頂天 ベートーベン』
『ヒノヤコマ』R
火 アーマード・ファイアー・バード
クリーチャー コスト4 パワー3000
■スピードアタッカー
■自分のバトルゾーンと山札にあるエンジェル・コマンドはすべて、種族にファイアー・バードを追加する。
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
『ニトロチャージ』
火 アーマード・アーツ
呪文 コスト3
■相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
出典:ポケットモンスター
序盤、カレンは低コストクリーチャーによる速攻攻撃をしたところ、アリスがS・トリガーで『天運ゼニスクラッチ』でゼニスの『「戦鬼」の頂天 ベートーベン』を引き当ててしまう。このクリーチャーは、タップ状態だと、相手クリーチャーは自分を攻撃できない能力を持つ。(しかもその後『シャイン・アロー』を踏んでベートーベンがタップ状態になり、そのままターンエンド。)
だがそれに対し、『ヒノヤコマ』と『龍后凰翔クイーン・ルピア』の組み合わせを使ってブロッカー展開などを行い、何とかベートーベンの攻撃を凌いでシールドは5枚。
アリス
・5ターン目
「呪文『サンド・クラフト』。」
『サンド・クラフト』
自然 ジャイアント・スキル
呪文 コスト6
■自分のマナゾーンにあるカードを数える。それと同じ枚数のカードを、自分の山札の上からマナゾーンにタップして置く。
元ネタ:コピー能力『サンド』(星のカービィ)等
アリスの方は、ベートーベンで攻撃をしつつ、呪文を活用してマナゾーンや墓地ににカードを溜めているようだ。なお、デッキは60枚デッキの模様。
カレン
・6ターン目
「あのベートーベンを倒さないと攻撃出来ないデス……となると……
おおっ!!言った傍から来マシタ!!まずはホノカを召喚して、その能力で(ファイアー・バードとエンジェル・コマンドの数分コスト下げて)1コストで『真ゲッター2』召喚デス!!」
*1章(と用語集)の時にちょっと出たけど一応もう1度
『真ゲッター2』 SR
光 アーマード・ドラゴン/グレートメカオー
クリーチャー コスト5 パワー6000
■G・ゼロ:自分のコスト6以上のグレートメカオーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
→クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。
→カードを1枚引く。
■自分のクリーチャーは、相手の呪文の効果で墓地以外のゾーンに置かれない。
出典:ゲッターロボ
「ついでに『ハッター・ルピア』を召喚して、アシスター・コッピをタップしハイパーモード解放!!
早速、クイーン・ルピアベートーベンを攻撃!!その時、ヒノヤコマの能力でファイアー・バード持ちになってるホノカ1体を墓地に置いて、ファイアー・バード・メクレイド8デス!!」
メクレイドにより、ファイアー・バードを持つ『ボルシャック・モルナルク』が召喚され、墓地からファイアー・バードを全回収。
「更に、真ゲッター2の能力で問答無用でバトルに勝つので、ベートーベンを破壊デス!!」
「エターナル・Kで、裏向きカードを表向きにして場に残る!!」
「なら、ハイパーモードを解放したハッター・ルピアで攻撃!ファイアー・バード・メクレイド5で、同じくヒノヤコマの能力でファイアー・バードになってるアヤヤ(小路綾)を召喚!!今度こそベートーベンを破壊!!」
真ゲッター2の能力でアリスのベートーベンを破壊。これにより、カレンのクリーチャーは攻撃が可能に。
「という事デ、ヒノヤコマでシールドブレイク!!『スマッシュ・バースト』により呪文『ニトロチャージ』を唱え、ボルシャック・モルナルクをスピードアタッカーに!!」
アリス
シールド3→2
「シールド・トリガー『地獄門デス・ゲート』。その効果でボルシャック・モルナルクを破壊!!」
「オウ!?またS・トリガー!?……しかし問題ナッシング!!ボルシャック・モルナルク自身の能力により、ドラゴンが破壊される時に1回だけファイアー・バードを出して凌ぎマス!!『ファイン・撃・ピヨッチ』を出しマスヨー!!」
デス・ゲートの能力で、この後『傀儡将ボルギーズ』が場に出て、松原穂乃花1体を破壊される。だが、このまま行けばカレンが勝てる。
「って事で、ボルシャック・モルナルクで残りのシールドを破壊!!」
アリス
シールド2→0
「『ファイン・撃・ピヨッチ』でダイレクト――」
「『DNAスパーク』と『デーモン・ハンド』。」
もう少しだったのだが、またもS・トリガー。全クリーチャーをタップされ、シールドも追加。ついでにハッター・ルピアが破壊。
アリス
シールド0→1
「た、ターンエンドデス……」
一旦区切ります。感想まだ
- ジェラシー穿つ闇落ちアリス!? ( No.56 )
- 日時: 2024/10/15 09:50
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
アリス
・6ターン目
「フフフ……カレン、残念だけどこの勝負、私が貰ったよ。」
「えっ?」
アリスは不敵な笑みを浮かべながら、ドロー。そして引いたのは……
「このためにマナはバッチリ貯めたんだから!!『アーシア・アルジェント』を召喚!!!」
『アーシア・アルジェント』SR
光・闇・火 アーマード・デーモン・コマンド/アーマード・エンジェル・コマンド
クリーチャー コスト8 パワー8000
■W・ブレイカー
■デーモン・コマンド・フレンド・バースト
■自分のデーモン・コマンドまたはコスト8以上のアーマード・クリーチャーを、自分の墓地から召喚してもよい。
『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』
闇・自然
呪文 コスト6
■自分の墓地にあるカードを好きな数、表向きまたは裏向きにしてマナゾーンに置く。その後、マナゾーンに置いたカードと同じ枚数、自分のマナゾーンのカードを墓地に置く。
出典:ハイスクールD×D
「『デーモン・コマンド・フレンドバースト』!!同じデーモン・コマンドの『傀儡将ボルギーズ』をタップして、呪文側を発動!!墓地のカード8枚を置く際にその内の3枚を裏向きで置いて、さっきアーシア・アルジェントを召喚した分を墓地に!!
次にパトファール-P4を召喚して、その能力でアーシアを無敵状態に。
そして!!アカランの能力と、『水晶ソウル』による組み合わせて、裏向きカード3枚と闇のマナ1枚で、『「呪怨」の頂天 サスペンス』を召喚!!!まずその能力で、カレンの手札は全部捨ててもらうよ!!」
「そ、その時!!手札から捨てられた『月夜の剣士 九条カレン』は能力でバトルゾーンに!!登場時にサスペンスをタップデス!!」
「呪文『レバレッジ・ドリフト』の効果でサスペンスをアンタップ。」
強力なクリーチャーが2体も展開される。だがこれだけで終わらない。
「最後にこの子……『穿弓混成 ホムラーチャー』召喚!!!」
『穿弓混成 ホムラーチャー』
光・水・火 ディスペクター/アーマード・パラドックス/サーヴァント
クリーチャー コスト6 パワー7000
■EXライフ
■スピードアタッカー
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ呪文を1枚、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、そのカードを山札の下に置く。
元ネタ:ウガツホムラ(ポケットモンスター)、アーチャー、エミヤ(Fateシリーズ)
「その能力で唱えるのは『アポカリプス・デイ』!!クリーチャーが余裕で6体を超えてるから、全部のクリーチャーを破壊!!!
ただし、ホムラーチャーのEXライフと、さっきパトファールの能力で場を離れないようにしたアーシア・アルジェント、あとエターナル・Kでサスペンスは残るけど。」
「だったら、こっちはクイーン・ルピアだけでも場に残るデス!!ボルシャック・モルナルクは……手札が無いから無理デス」
クリーチャーの数であっという間に逆転されたカレン。だがまだ終わらない。
「フフフフフフフフフフフフ……クリーチャーを一掃した今、次に召喚するのは『兵藤一誠&リアス・グレモリー』!!アーシア・アルジェントの能力で墓地から、『兵藤一誠&リアス・グレモリー』自身の能力でノーコスト召喚!!」
『兵藤一誠&リアス・グレモリー』SR
闇・火 アーマード・デーモン・コマンド
クリーチャー コスト8 パワー9000
■G・ゼロ:自分のコスト8以上のクリーチャーが2体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーの小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
出典:ハイスクールD×D
「これを4体召喚!!それにより、兵藤一誠&リアス・グレモリーの内2体と、サスペンスとアーシアをスピードアタッカーに!!
まずはサスペンスで攻撃!!その能力で、カレンの墓地にある呪文を3枚使用させてもらうよ!!
『ニトロチャージ』2枚で残りの兵藤一誠&リアス・グレモリーをスピードアタッカーに、『ANDスパーク』でシールド追加!!」
アリス
シールド1→2
カレン
シールド5→2
「次に兵藤一誠&リアス・グレモリー1体で攻撃!!攻撃時に、パワー7500のクイーン・ルピアを破壊!!」
カレン
シールド2→0
あっという間に大ピンチのカレン。ここで引かなければ、確実に敗北する。
「トリガーは……で、出マシタァァァッ!!!S・トリガー『ヘブンズ・ゲート』!!
その効果で召喚するのは!!」
そして召喚されたのは、『小路綾』と『アリス・カータレット』だ。
『アリス・カータレット』 SR
光 アーマード・エンジェル・コマンド/クリエメイト
クリーチャー コスト6 パワー4000
■ブロッカー
■このクリーチャーまたは自分のドラゴン・クリーチャーが出た時またはタップした時、数字を1つ言う。その数字と同じコストを持つ、相手のクリーチャーを1体選びタップし、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。次の自分のターンのはじめまで、同じコストの自分のクリーチャーは離れない。
■相手のターン中、自分のクリーチャーがバトルに勝った時、そのクリーチャーをアンタップする。
出典:きんいろモザイク
「数字の『8』を宣言して、コスト8のアーシア・アルジェントと、兵藤一誠&リアス・グレモリー4体を全部タップ!!」
「まだよ!!ホムラーチャーでダイレクトアタック!!」
「そこはアヤヤでブロック!!」
相手のターン中にタップしたことで、アーマード・メクレイド5。『ピース・盾・ルピア』が召喚された。
「首の皮1枚繋がったみたいね……ターンエンド。
……けど、もうあなたに勝ち目は……」
「フッフッフ……」
カレン
・7ターン目
劣勢のカレンだが、ちょっと笑ってる。
「一時はどうなるかと思いマシタガ……さっきピース・盾・ルピアで引いたこのカードで1発逆転デス!!クック・轟・ブルッチを出した後に、出でよ『真ゲッターロボ』!!」
『真ゲッターロボ』 XOR
火 アーマード・ドラゴン/グレートメカオー
クリーチャー コスト16 パワー9000+
■自分のバトルゾーンまたはマナゾーンにあるファイアー・バードまたはエンジェル・コマンド1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカード1枚につき、自分の山札の上から1枚を表向きにする。その中から、グレートメカオーを好きな枚数手札に加え、ファイアー・バードまたはエンジェル・コマンドを好きな数使ってもよい。その後、残りの山札と自分の墓地のカードを好きな順序で山札の下に置く。
■自分のファイアー・バードまたはエンジェル・コマンドを出した時、このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、このクリーチャーのパワーを+3000する。
出典:ゲッターロボ
「マナゾーンとバトルゾーンのファイアー・バード、エンジェル・コマンドの数だけコストが下がるので、クック・轟・ブルッチのコスト軽減含めて割と良い数で召喚出来マシタ!!
早速、登場時能力デス!!」
その登場時に、自分の墓地のカードの数だけカードを表向きにし、『グレートメカオー』種族は手札に、ファイアー・バードとエンジェル・コマンドは場に出る。墓地のカードはざっと15枚くらい。(G・ゼロを所持する真ゲッター2と真ゲッター3も出すと)結果、バトルゾーンには合計13体くらい出た。
「え、そ、そんな」
「デハ、早速進軍デスヨー!!」
早速カレンのクリーチャーが攻撃開始。革命チェンジで『革命の炎 フレア・ハシッチ』や『ボルシャック・ヴォルジャアク』を出してシールド追加、真ゲッター2の絶対バトルに勝つ能力でアリスのクリーチャーを一掃、そして残りのシールドを全部ブレイク。
「そ……そんなっ!!ダークネスな力を手に入れた私が――」
「アリスでこのまま……ダイレクトアターック!!」
Winner 九条カレン
*****
そんなこんなで、バトリオシティに戻るカレン達。どうやら阿求達は既にディスタスを片付け終わっていた。
「あら、この感じだと無事に勝ったようね。」
「ハイ!お陰様でデス!これなら多分アリスも――」
「ゴゴゴゴゴゴゴ」
「全然戻ってない!!!?」
闇のオーラを放ちっぱなしで全然戻ってないアリス。何ならそもそも『穿弓混成 ホムラーチャー』のトジル魂も抽出されていない。
「おおっ?嫉妬のエネルギーが強すぎてデュエマじゃ元に戻らなかったみたいだYO。これなら、もうちょっと唆せば――」
それを見たF.Tが、またアリスを暴走させようとする。
「カードゲームで勝ったら元に戻るなんて、その手のアニメのテンプレが都合よく起こるわけないじゃん」
「色々言いたいことあるけど、何か体の主導権戻ってる?」
阿求達はアリスの今の状態に物凄く反応に困るわけだが、すると……
「みなさーん!!」
そこにやって来たのは、『大宮忍』と『松原穂乃花』だ。
「ああっ!しのがやっと来た!!と言うか状況が状況だからすっかり忘れてた!!」
「何があったの?(by穂乃花」
「い、いやそっちはそっちでどうしたのよ?ボロボロじゃない。」
綾の言う通り、2人はほんのりボロボロ。
「実は、途中でハンマーを持った変な魔物に襲われまして。」
忍曰くそう言う事らしい。……この場合、どう考えてもさっきの『装着 ムドハン-2』の大群なのだが、言わないでおこうって判断になった。
「ハンマーと言う名の金髪、魔物と言う名の金髪にもみくちゃにされたんだね……」
いつのまにやら壁の方からにゅっと出て来たアリス。
「アリス!?……今日のアリスは何だかミステリアスですね!」
忍はときめいた。
「何でよ!?(by陽子」
「まあケガとかがないだけ良かったけど(良心)」
「あ、そうですアリス!何があったのか分かりませんが元気を出して下さい!実は、今日はアリスにプレゼントを用意して来たんですよ!」
ブツブツ言ってるアリスに対し、忍が包みを持ってアリスの元に。
「も、物で釣ろうたってそうはいかな――」
「なんと!アリスのためにドレスを作ってきました~!!」
そして見せられたのは、可愛らしいドレス。
「し……シノ~~~~~~~!!!」
『!!!?』
その瞬間に、アリスの目の色のが元に戻って、闇のオーラが消え去る。しかもトジル魂が強制抽出されて、『ウガツホムラ』と『エミヤ』のギアが解放された。
「浄化はやっ!!?」
「一瞬でホーリーアリスに!!?」
「・・・エート、私のあの戦いは何だったんデス?」
「その……何か、ゴメン;;;」
一番苦労したであろうカレンだったが、結果的にただただデュエマしただけになったため、物凄く申し訳なさそうに阿求がカレンの方を叩いた。
「ねぇ、本当に何があったの?(by穂乃花」
「え、ちょっ、え……どう報告すればいいんだYO……」
F.Tは何がどうなってこうなったのか何1つ分からず、ただ立ち尽くしていた。
*****
《スマブラ屋敷》
「折角ならお茶会を開こうという事で、不思議の国のアリス衣装です!」
「かわいい!!ありがとうシノ!!こんなヤキモチ焼きのわたしの為に!!」
「フフ、何を言いますか。アリスは私の大天使ですよ!」
「結局のところ、数割方あの子の一押しで元に戻ったっぽいわね。」
「まあ、しのは確かに金髪に目が無いけど、アリスにはもっと目が無いからさ。」
何だかんだでお茶会を開く事になり、忍とアリスの様子を見る蓮子や陽子ら。
「それにしても、結構仲が良いわねあの2人」
「昔シノがイギリスにホームステイした時からの中らしいデスから、今も、いつもああいう雰囲気デス。」
そんな感じで、お茶会を楽しみつつ会話していく一同なのであった。
「あ、そう言えばマエリベリーさんも金髪」
「空気を!!(by陽子」
「読みましょう!!!(by綾」
なんやかんやで終演。
~あとがき~
という事で、久々のきんモザキャラの登場、デュエマ含みの話でした。トチュウカライロイロインヨウシマシタケレドマアハナシイイカンジニマトマッタシ・・・
さて、ちょっと(予定より早く今回までのを書き終えられたからそうなんだけど)早いけど次回は毎年欠かしたつもりはありませんハロウィンのお話。世間を騒がせた快盗も現れて……!?
そして次回の最後に、久々にスペシャルなストーリーが……!!?
今回はここまで。感想OKです。