二次創作小説(新・総合)
- 異世界ぐらしの前に ( No.8 )
- 日時: 2024/10/18 10:20
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: UfViuu4R)
どうも。おろさんです。
今回は、紹介とか秘封倶楽部の処遇とか色々あるわけです。どうぞ。
《???》
「で、結局しくじったと言うわけですか。」
とある、どこか分からない謎の場所。瑠璃川ダイヤは、ギアもドライバーも奪えなかったドクター・エビテンを見て呆れている。
「まあ、言い訳をするつもりは無い。岡崎が考えてもおかしくないような行動だったからな……」
「物分かりが良いようで何より。……とりあえず、こうなった以上は地道にギアを回収するか、奴等を倒してギアを奪い取るかをしなければなりません。そのためには……」
そう言ってダイヤは、積みあがっているギアの中から1つギアを取り出す。
「『仮面ライダー雷』……どうせならこれを使いましょうかね。
しかし、何故に相手も仮面ライダーにもかかわらず別世界の仮面ライダーのギアまであるんですかねぇ」
ダイヤが聞くと、ドクター・エビテンはこう答えた。
「元々ギアはライダーシステムのために作ったものでは無いからな。あの秘封倶楽部だとかの手に渡ったあのドライバーや、壱号ランから奪取していたデータドライバーは岡崎が開発したものだ。」
「ああ、成程。まあ、仮面ライダー及びその変身者の魂を封じ込めたっておかしくありませんし、そんなものですか。
……で、このギアと……もう1つはどれにしましょうかね?」
「これとかいいと思いマスヨ」
ダイヤがギア選びに迷っていた時、すると影の中からにゅっと出て来て、1つのギアを手に取るものが1人。
ドクター・エビテンは、それが誰なのかに気づく。
「お前……再錬成されているようだが、九条カレンを元にしたジルコン獣か。」
「あ、ドクター・エビテン。言っておきマスガ今の私は『リコード』です。
……それはそうと、良いと思うデスよコレ」
そう言ってリコードは、手に持ったギアをダイヤに渡す。
「『丈槍由紀』……ふむ、確かに良さそうですね。これなら面白い事になる。
……選んでくれたお礼です。今回は貴方がやってみてください。」
そしてダイヤは、『仮面ライダー雷』と『丈槍由紀』のギアをリコードに渡す。
「任されたァ!」
『エクストライザー』を取り出し、トジル魂をセット。ギアを読み込ませる
【ディスペクト・接続】
【スキャニング『仮面ライダー雷』『丈槍由紀』】
「レッツラゴー、ディスペクター!!」
リコードがエクストライザーのトリガーを押して……
【ディスペクトライズ『学雷接続 タドヤユカヅキ』】
*****
その頃。スマブラ屋敷の地下施設にて。
「改めて自己紹介と言うわけだが、俺は『おろさん』。この世界『ウルトラワールド』の管理者を務めてる。」
「私は『稗田阿求』よ。色々引っ掻き回されたりして今こそこんな感じだけど、幻想郷と言う場所でそこの記録を示してるの……
『それで、私が『Q』。詳細は後で説明するけど並行世界の『稗田阿求』そのもの。ワケあってこの子の身体借りたりして二重人格みたいになってる。』」
「『祷大地』だ。何だかんだあって作者に協力してる。……で、こっちが娘の『うた』。」
「よろしく。」
「い、色々言いたいこととか気になる事とかがあると言えばそうだけど……」
「阿求さん、色々と盛り込み過ぎでは……;」
改めて自己紹介をされた秘封倶楽部の2人だが、阿求が色々改変等されまくったりしたせいで一番目立っているわけで。(当初病弱設定を忘れてた故の(ry)
「まあ、結局私だけでどうにかできるそれじゃなかった手前はね……あ、あと阿求でいいから。
……で、ほら2人も。」
苦笑いする阿求ではあるが、とりあえず2人にも自己紹介を促す。とりあえず2人はそうする事にした。
「私は『宇佐見蓮子』。蓮子で良いわ。メリーと一緒に、京都の大学で『秘封倶楽部』ってサークルをやってるの。」
「『マエリベリー・ハーン』です。気軽にメリーって呼んでください。」
「(蓮子……に秘封倶楽部かぁ……)」
2人は名乗った後、(阿求はやっぱり何か引っかかったようだが)作者がこう言い出す。
「そんで、2人の処遇だが……とりあえずボルシャック曰く『様子見』であり、『こっちに協力してもらう』という事になった。
……まあ要するに、ヴォル・デ・トンベ及び奴等が使役する『エクストラ獣』と戦ってもらうって事だ。今回手に入れたその『仮面ライダー』の力も活用してな。」
帰れないこともあり、作者側に協力してもらうようにという事になったようだ。……とその時、通信が。
「ん、もしかして……やっぱLCχからか。」
相手は、ロボトミーコーポレーションχのナオキ達からだった。
『お取込み中のようですが失礼します。』
「え、あの子は?」
一方、自分らより年下に見えるナオキ達の姿を見て誰かと聞く蓮子とメリー。
「『Q』の事とかも纏めて簡潔に説明するとな?この世界は『滅んだ並行世界』にある住人やアイテム……一纏めに言うと『遺品』ってのを回収してるんだ。悪用回避とかの理由でな。
んで、今作者と会話してる『ナオキ』って奴等は、滅んだ時空の1つ『L時空』にある『ロボトミーコーポレーション』と一緒に回収された身だ。阿求の中に入ってる『Q』も、そのL時空の出身。」
「『そーゆーこと。まあ過去に色々しでかしたりで私だけ今こうなってるんだけど。そこら辺はまた今度で……』」
とりあえず説明された後、一通り通信が終わったようだ。
「お前ら、壱号ランから新しく伝えたいことがあるって事で来てくれって事だ。」
「え、また誰それ」
「ああ、ギア及び、それをベースにしてた『クロスケミー』の開発に関わってた奴の1人だ。ヴォル・デ・トンベの連中は、そいつから奪い取ったいアイテムで面倒な事引き起こしてたんだ。」
また知らない人名を聞いたので蓮子が聞いてみたが、一応補足すると、『壱号ラン』は(大地が言ったように)ギアの開発に関わった科学者の1人で、現在LCχに匿われている。
「とりあえず、阿求、大地、一緒にLCχに行くぞ。
……あ、そうだな。うた、この際だし2人にスマブラ屋敷の奴等紹介しておいてくれ。」
そう言って作者は、阿求と大地を連れてLCχに向かって行った。
「まあやる事も無いし、そう言う事なら。
じゃあ早速案内してあげる。」
うたは蓮子とメリーを引っ張って、スマブラ屋敷を案内しようとする。
「ちょっ、いやあの、普通に歩くんで引っ張らないでっ、シンプルに苦しい;;」
一旦区切ります。
- 異世界ぐらしの前に ( No.9 )
- 日時: 2024/08/01 22:49
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き。
そんなこんなで地下施設を出て、外。
「これからここで世話になるんだから、住民の紹介とか色々やっておかなきゃね。
前に滅んだ並行世界から連れ帰った人とかもまあまあいたりするけどまあ大体みんなフレンドリーよ。……ん?」
蓮子とメリーを未だ引っ張って、スマブラ屋敷に入ろうとしたうただったが、そこに誰かいるのが見える。
「誰かと思ったけど、慧音さんと……珍しい事に霊夢。」
どうやら『上白沢慧音』と『博麗霊夢』のようだ。
「ん?ああ、うたじゃないか。それと……」
「誰?この2人。何か気絶しかけてるけど」
「あっ」
霊夢にそう言われて蓮子とメリーの方を見ると、服の肩幅を引っ張り過ぎて、失神寸前だった。
少しして。
「この2人は、『幻想郷』って世界に住んでるの。慧音さんが教師で、霊夢が巫女。」
「げんっ!!?」
「そぉっ!!?」
慧音と霊夢の事を紹介。……『幻想郷』と言う単語を聞いて2人は結構驚く。
「な、なぁ、この2人何なんだ?」
「何故か未来の世界から転移して、帰れなくなった人達。」
「へ、並行世界の次は未来か……」
慧音に聞かれてとりあえず答えたうた。
「まあ、そう言うのは後で問いただせばいいわ。
それはそうとして、作者はいるかしら?それと、阿求や大地さんも。」
霊夢は作者らに用があったが……
「悪いけど、3人とも今丁度LCχに行ってる。」
「何?それはタイミングが悪いな……仕方がない。戻ってくるまで待っておくか。」
うたにそう言われ、仕方が無いので待つことにする慧音。
「じゃあ、紫には悪いけど私もそうしておこうかしら。この世界の事あんまり分かってなかったし良い機会ね。」
霊夢の方は、バトリオシティをうろつくことにした。
「あら、そう言う方向性で……まあいっか。
……で。」
うたと慧音は、蓮子とメリーの方をじーっと見る。
「さっきの反応、何。」
『幻想郷』と言う言葉に驚いた蓮子とメリー(と言うか阿求の自己紹介の時点で「ん?」ってなってたし)。それもそのはずで、メリーの能力を通して、2人は過去の幻想郷を見ているからである。
で、その2人をじーっと見るうたと慧音。大事なので2回言いました。
「なあ……この2人、元の世界で何かしでかしてるのか?」
「さぁ?でもなんか関係はありそうねぇ……」
引き続き見つめる2人。
「あ、あああ、あの、せめて作者たちが帰って来てからで……」
どう言えば良いのか分からない蓮子とメリーであったが、すると……
「お嬢さん達、ちょっとええか。」
突然、何かの業者っぽい人物が現れた。その男の後ろに黒服が数人。
「どーもおおきに。カリヤドネ改築カンパニーの『ベルギン』ちゅうもんや。頼まれてた増築の件で来ました。」
改修工事の企業を名乗る人物が。
「あー、お父さんが呼んだ業者?何かいつも頼んでるのと違う気がするけど……」
うたは業者の名前を聞いて察するが、何かいつもの人物と違うらしい。
「い、いつもの方は少々予定が合わなくてな……」
『ベルギン』と名乗った人物はそう主張。
「ふーん……まあ、そう言う事にしておくとして。ならどーぞ」
かなり疑ってるうただが、ベルギンと黒服たちはスマブラ屋敷に。
「(クククッ……改築業者を名乗ったら簡単に引っかかってくれたな……
ここの土地は実に良質!権利書を奪い取りさえすれば、わが社の技術でこの土地は我々アックトック社のもの!!とりあえずま――)……ずは?」
玄関の扉を開けたら、そこにいたのは……
「お前、何モンだ?」
スマブラ屋敷の住人が1人(?)、『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』が。
「どどどどどどどどどっどどどd嫌アアアアアアアアア!!!!」
その姿を見た瞬間、黒服が全員逃げていった。
「え、ちょ、ええ!?逃げるの早すぎやアンタらァ!!
……ま、まあ今回は別に改築のために動いてるわけでもありまへんし!!時間はかかるでしょうがワイ1人でもなんとかなります!!」
「・・・。」
うたは引き続き疑い中。慧音らは困惑中。そんなこんなでベルギンはスマブラ屋敷の中へ。
「俺、何かしたか?(byボルメテウス」
「あの連中が全面的に耐性無いだけでしょ(byうた」
一旦区切ります。
- 異世界ぐらしの前に ( No.10 )
- 日時: 2024/10/18 11:27
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: II6slNHe)
続き
数分後。
「(しょ、初っ端から意味の分からんつまずき方をしたがまあええ……とりあえず権利書を見つけ――)」
「ピィィィィカァァァァァチュウウウウウウウウウ!!!」
「ギャフォッ!!?」
意地でも権利書を探そうとするベルギン。
まず特訓をしていた『ピカチュウ』の10まんボルトがたまたま命中、
「邪魔するんならシャケを喰えシャケ!!」
『サモーン・シャケキスタンチン』の部屋に入った時にシャケを口に放り込まれ、
「あら、お客さん?」
「折角だしずんだ餅どうぞ~♪」
「ほれほれ、きりたんぽもありますよ」
(部屋を借りているらしい)大地の友人にあたる東北三姉妹『イタコ』『ずん子』『きりたん』にずんだ餅やらきりたんぽやらを食わされ続け、
「お前食っていいのか~?」
「ちょっ、ルーミア!!ダメだって!!」
たまたまここに来ていた『ルーミア』が捕食を試みようとし、同じくの『みほ』が全力で止める。
「(ブロック設置中)」
「おっぼ!?……ちょっ、うぼえ(*しばらくお待ちください」
「Ah?」
スティーブがブロックを設置して何かを作っていたのだが、偶然にもベルギンに直撃。
思いっきりリバースして、哀れな事にキレたスティーブにフルボッコにされる。
「親父ィ……何か怪しいやつがいるYO」
「腐☆腐、そんな奴にはムスコ・クラッシュ!!」
吹っ飛ばされたところを(イタコらと同様の大地の友人の)、ブロリーが見つけ、パラガスが己のムスコをぶつけ、
「のわああああ半分男半分女の化け物!!しかも黒づくめの変なやつ!!」
「失礼な!!」
「……?」
フラフラな状態だった時に、あしゅらとアキトにビビり、
「ゼェ……ゼェ……なんなんやこの施設……とんでもない連中の巣窟やないか……ちょ、流石にきついで……一旦外に……」
ボロッボロの状態になったベルギン。一旦外に出ると……
「結局、あの男の事は信頼していいのか?」
「いいのよ。あれで尻尾巻いて逃げるんだったらなにも把握してないって事で偽物って事だし。」
「そうなのか……」
外で未だ待機して、慧音と会話中のうた。
うたはよっぽど暇だったのか、蓮子とメリーの片足を持って、そのまま持ち上げてサボテンみたいなポーズを取っているという状態だった。
「何か、今回妙に私達の扱いが雑な気がするけど……」
「き、気のせいだよメリー、まだ終わったわけじゃないから……」
そして、その様子を見るベルギン。
「も……も……
もおおおおおおおおおおおおお嫌やああああああああああああ!!!こんの化け物屋敷おもくそ怖いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
ベルギンはさっきまでのが重なって完全にビビり散らかし、逃げる……
――と思われたその時だった。
「ウガアアアアアアアアアアアアアア!!!」
周辺を彷徨っていたトジル魂がベルギンに入り込む。
そして、『がっこうぐらし!』と『仮面ライダーゼロワン』を現すクレストが合わさったものと、大量のビスと鉄板が彼を覆い……
「誰カ助ケテクレエエエエエエエエエエ!!!」
猫耳帽子などの装飾が着いた小柄な少女ような体系に、主に赤いカラーリングの装甲、頭部にドードー鳥を模したようなもの、両手には『ヴァルクサーベル』と言う双剣を装着されたエクストラ獣……『学雷獣』に変貌した。
「えっ、嘘でしょ!!?」
その様子を見て驚く蓮子達。
「嫌ダ嫌ダ嫌ダァァァァァ!!!」
なのだが、少し様子がおかしい。
【ディスタス・オーダー】
マイクラゾンビのディスタス『腐敗 ゾンビ-1』を大量召喚。
「ア”、ア”……」
なのだが、何故か燃えて全部消滅。
「・・・。い、色々どういう事かとは思うんだが……今のこれはどういう事だ?」
慧音が今の事を聞く。
「……マイクラのゾンビ(ノーマル)は、日光に当たってると勝手に燃えて勝手に死ぬのよ。」
「・・・。
ヤダアアアアアアアアアアアア!!!」
すると学雷獣は逃亡を開始する。
「え、逃げた!!?」
「と、とりあえず追いかけるわよ!!」
とにかく学雷獣を追おうとする蓮子とメリー。
「じゃあ任せて」
その時、また2人を掴むうた。
「そいっ!!」
「いやまたああああああああああああ!!?」
そのまま跳び上がって、学雷獣に先回りしようと向かって行った。
「地味にアイツのノリには振り回されやすいからなぁ……」
慧音は、2人を哀れんだ。
一旦区切ります。
- 異世界ぐらしの前に ( No.11 )
- 日時: 2024/10/05 09:30
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
「ヒイイイイイイイイイイイイッ!!」
スマブラ屋敷での重なる不運諸々で盛大にビビって暴走を起こしたベルギン及び『学雷獣』。
その姿を見た通行人がビビる前に、学雷獣自身がビビり散らかすというおかしな状況に。
だが、引き続きディスタス『腐敗 ゾンビ-1』を呼び出したりするので、燃え始めたゾンビの被害が及びかける。
「嫌!!嫌!!嫌!!」
「あら?アレは何かしら。」
すると、スマブラ屋敷に戻ろうとしていた霊夢と鉢合わせ。
「イヤァァァァァァァァァァ!!」
学雷獣は、霊夢に向けて雷を連発。
「ちょっ、何!?
これはオシオキが必要かしらっ!?」
霊夢は雷を避け、お札の弾幕を放ちまくる。
「霊符『夢想封印』!!」
そしてトドメと言わんばかりにスペルカードの弾幕を放ち……
「ドギャアアアアアアア!!?」
撃破された。だが……
【EXライフ】
「イヤッ、イヤッ、イヤッ!!」
EXライフにより、すぐさま復活する。
「うそ、復活した!?」
「ヒイイイイイイッ!!!」
ビビり散らかしている学雷獣はやたらめったらに周囲を攻撃。
「ちょっ、無茶苦茶すぎるわよ!!?……って!!?」
攻撃のせいで鉄骨やら瓦礫やらが落下して来る。その落下先は、逃げ遅れた通行人達の元。
「嘘っ!!?間に合――」
すぐに霊夢が瓦礫を破壊して、通行人を助ける。
「イヤッ!嫌嫌嫌嫌!!!」
霊夢の行動にビビり散らかしてまた逃走しようとする学雷獣。すると……
「はいちょっと待ったァァァァァ!!」
「ヒッ!?」
うたが追い付いて、蓮子とメリーをぶん投げる。
「でえええっ!!?仮にも人間をそんな乱雑に!!?」
「れ、蓮子!!こうなったらあのドライバー!!やってみるしかないわよ!!」
「あ、そっか!!なるようになれーっ!!」
【秘封・夢幻ドライバーχ】
ドライバーを装着する蓮子。……すると、謎のアームが出て来て、メリーを掴む。
それと同時に蓮子とメリーが融合した。そして見事着地。
「「このドライバー、装着した時点でこの姿になっちゃうんだね……」「でも変身方法が分かりやすいからもうこれでOKってことにしましょう!
行くわよ蓮子!!」「そうだね、オッケーメリー!!」」
【スキャニング ライダー:ドリーマー】
ギアをドライバー装着し、ギアを回転させてトリガーを押す。
「変身!!」
【解明、Lady ドリーマー Access】
そして『仮面ライダードリーマー』へと変身した。
「ちょっ……一体何がどういう事?」
「後で説明するから。」
困惑する霊夢だったが、うたは霊夢を連れてとりあえず市民の避難をさせる。
「ヒィィィッ!!?合体シタアアアアアア!!!」
それにビビり散らかす学雷獣は、双剣から斬撃を飛ばし始める。
「って、どんだけメンタル脆くなってるのあの人!!?だったら!!」
早速ギアを取り出すドリーマー。
【スキャニング『シャドウ丸』レクスターライズ】
『シャドウ丸』の素早さで斬撃を避け、背後に回る。
「ヒエエエエエエッ!!!」
学雷獣はまた驚いて雷を放つ。それがドリーマーに命中したかと思ったら……
【スキャニング『イソラ』レクスターライズ】
「残念、ソレはデコイよ!!」
『イソラ』の分身能力によるデコイを背後に回らせており、本人は真上。
【スキャニング『ドッスン』レクスターライズ】
『ドッスン』の能力で、物凄い勢いで落下して学雷獣に激突。
「ア……ア……!!」
学雷獣は、大ダメージを受けて怯んでいる。
「そういうわけで、トドメ行くわよ!!」
そこでドリーマーは、銃のアイテムを取り出す。
【ギアショット・レクスバスター】
そしてギアをセット。
【スキャニング ファイナルショット・レクスターライズ】
「せーの、発射!!」
ギアを模した銃弾が放たれて、それが学雷獣に命中。
「キョ……今日ハ厄日ヤアアアアア!!!!」
そのまま学雷獣は爆散。トジル魂も粉々になり、『仮面ライダー雷』と『丈槍由紀』のギアが解放。ドリーマーの手に渡った。
「も、もういやや……自首する……」
そのままベルギンも元に戻った。
「結局コイツ、ただの土地狙いの時空犯罪者だったみたいね。」
うたは呆れながら、警察署へと歩いて行くベルギンを眺めていた。
ちなみに霊夢は、流石に何が何だかよく分からなかった。
*****
「それにしても、この……個性的な方々がスマブラ屋敷の住人かぁ……すごいなぁ」
夕方。スマブラ屋敷に戻り、改めてスマブラ屋敷の方々や大地の友人達に自己紹介をしてもらった蓮子とメリー。
「それで、この2人をスマブラ屋敷に入居させるって事なんだろうが……」
「だが、今2人ほど入れられる部屋はあったか?今出かけている人達を含めると足りない気が……」
ピカチュウとアキト達は、そう言えばと思ったが、
「ああ、それに関しては問題ないぞ。」
そのタイミングで、大地達が戻って来た。
*****
「おお、結構広い。コレ全部使っていいの?」
「ああ。家具は好きなの仕入れていいぞ。この街の配送業者は多くな物も素早く届けてくれるし。」
スマブラ屋敷の、使っていない倉庫。大地はコレを好きに使って良いとのこと。
「ここがこの世界での住居になるって事ね。内層好きにして良いならちょっと面白そう。」
それを見て、凄くワクワクしてきた蓮子とメリーであった。
「あ、ところで作者達に何の用だったの?」
一方、うたが慧音と霊夢に、何の用で来たのかを聞く。
「それだが……流石に時間が時間だから、今日は資料だけ渡して戻るよ。」
と言って、資料の入った封筒を、(地下室に行った)作者に渡しに行った。
「そっか。
……それにしても……」
「よーし!!私達の秘封倶楽部の新たな活動がここから始まるんだー!!」
「でも具体的な内容はどうするの?」
「それは……考えよう!!」
はしゃぐ蓮子とメリーを見て、「もっと面白くなるのかなぁ」と思ううたであった。
*****
一方の作者。
「んー……恐怖心からエクストラ獣に、か……となると、本当に神出鬼没になってくるな……
その場合どうするか……あ、そうだ。
あの2人に『相談事業所』みたいなのやってもらおう!!」
終演
次回、幻想郷に野生の○○○もん大量発生……だそうです。
今回はここまでです。