二次創作小説(新・総合)

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.34 )
日時: 2024/10/27 05:17
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

*第2章:真の武闘家・マァムの完全復活。

第21話「休息と小さな勇者の憂鬱」


【オペラオムニアの世界 飛空艇 甲板】


・ティ視点


「ったく冗談じゃねぇぜ!! まさか。俺様たちそっくりのイミテーションが……、そこら中にうじゃうじゃいるとはよ……」
ヒム「ああ。俺んとこの隊長も同じ事を言ってたぜ、そしたらアイツ……それらを想像したら…かなり身震いしちまってな……」
実弥「その……。お前んとこの隊長さんとやらってよ、闘う前『以前』から…かなり恐怖を抱いてんだな……(汗)」
ティ「まあ。ヒムのとこの隊長・チウの不安に関してもさ、俺には少し分かる……気がするなぁ(汗)」
実弥「……。ティ……」
ヒム「おっ。ティの若旦那、おまえさんは大したもんだぜ♪」


今はこうして、安心していられるかも知れないけど。
俺には……、そこまで闘えるような力はあまりないんだ。
俺も『こちらの世界』の事を知るまでは、伴侶はんりょとなった俺の妻・りんごと新婚生活を満喫したかったんだ……。
その理由は、少し前に遡るかな……。


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【回想:すずらん商店街 安藤製菓店】


『はいっ。毎度ありがとうございました〜、今後ともご贔屓ひいきに♪』
ティ『りんご。……少し話があるんだけど、いいかな…?』
りんご『ふふっ。あなたが何を言いたいのかなんて…何も言わなくても分かりますよ、ティ!』
ティ『えっ……?!』
りんご『確かに。私たちがこうして出会えたのも、ぷよぷよとテトリス……『2つの世界』がこ〜んな風に混ざり合った事がきっかけなんですよ。もし……、もし何もなかった日々だったら……こんな風に出会わなかったかも知れないじゃないですか……!!』
ティ『ああ。……その件に関しては、時空の番人・エックスに改めてお礼が言いたいよ!』


りんごはいつも、俺のために背中を推してくれるんだ。
もし混ざり合ったあの出来事の中でりんごに合わなかったら、俺は変わらなかったかも知れない。
りんごだけじゃない、アミティやアルルたちに出会えた事もきっと……『運命の導き』その物かも知れないと俺は思うんだ。
今は訳あって彼女と離れ離れになってしまっているが、君は今……何処で途方にくれて居るんだろうなぁ…りんご。


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【お花畑 最深部】


・ダイ視点


「………………」


何故か、嫌でも夢に出て来てしまうんだ。
オルネーゼと同じように、俺にもそっくりな自分の影がもし此処にいたら…おれはどうなっていたんだろう。
父さんからは皆を太陽へと導けと言われているのに、バッツが突然あんな事になっているから……今はそんな気分じゃないよ。
彼を本来の姿に戻したいのは変わらないけど、どうしたらいいか全然分からないな……。


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(BGM設定:FF7よりエアリスのテーマ)


『ダイ。そんなに落ち込まないで?』
ダイ「キミは……。闇の世界のマァム?」
マァムのダークイミテーション『ええ! 前にオルネーゼさんが言っていたわ。私たち『闇の世界』の人間には、あなたたちのいる光の世界には眩し過ぎるのよ……』
ダイ「……………」
マァムのダークイミテーション『………? どうしたの、ダイ』
ダイ「確かに。……キミの言っている事だってすごく痛い位に、重々じゅうじゅう理解してしまうよ……」
マァムのダークイミテーション『………。闇の世界のバッツさんは今も。光の世界のバッツさんを信じて、『私たち』の負担を軽くする為に……ボロボロになるまで戦い続けようとしているわ!!』
ダイ「つまり。エクスデスは『闇の世界』にいるバッツの感情を……?!」
マァムのダークイミテーション『ええっ。最初から容赦なく利用するつもりらしいわ、奴は……。覇王エクスデスは……その夢を実現する為に…他の闇の戦士たちを痛ぶり続けているのよ……!!』
ダイ「そんな……。飛空艇の中にいるみんなに急いで知らせなきゃ……、こうしてる間にも彼が……『闇の世界』のバッツが危ない………ッ!!!」
マァムのダークイミテーション『ええっ。さあ……『光の世界』の小さな勇者・ダイ、今は振り返らないで進みなさい! それと、それとね……』
ダイ「大丈夫。キミの事は絶対に助けて見せるよ、俺が…俺たちが絶対に……ね?」
マァムのダークイミテーション『分かったわ。それまでダイ、もう一度あなたたちに合うまで……『光の世界』の私の事を、しっかり守って上げてね?』
ダイ「うん。おれの知ってるマァムなら大丈夫だよ、彼女に何があっても…おれが必ず守って見せるからね!!」
マァムのダークイミテーション『分かったわ。その時は『光の世界の私』を連れて来てね、いつまでも私は…此処で光の世界の皆を待っているから♪』
ダイ「ありがとう。………出来たらなんだけどさ……、キミ自身が『これからどうするか』って事も。おれ的にはきちんと考えて欲しい…かな……///////」
マァムのダークイミテーション『あらあら。その点に関しては本当にごめんなさいねダイ……、うふふっ♪(クスクス)』


まったくもう……。そういう『大胆』なとこだけは、おれが知ってるマァムとあまり変わらないんだよね。
少し1人になりたいってリュウやツェザールには前もって伝えたけど、マァムにいつ異変が起こるか分からないから…早めに戻るしかないと俺の中で悟ったんだよね。
そんな時おれの前に現れたのは、雲の上を歩くダラルの王様やフェルノーク・モーリアスの王様たち。
おれが急いでいると察していたのか、マァムたちがいる飛空艇まで全速力で帰還したのは…俺の口から言うまでもないかな!!

22話に続きます。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.35 )
日時: 2024/10/27 18:01
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第2章で使用する主なBGM集です。


・夜の底にて

クロノトリガーの曲ですが、ダイやエミリアの回想時にピッタリな曲です。


・Love Grows

FF8からです。
バッツが昏睡時に、ティナが彼を背負って向かうシーンなどにピッタリ。
時には、完全復活したマァムとダイの決意時にも使用します。


・シドのテーマ

FF7のキャラ・『熱血漢』のシド・ハイウィンドの曲。
テレシアたちが落ち込んでいる時に、非参加者の加賀かエキドナが彼女たちの背中を押す時などに使用します。


・冒険の旅


ドラクエヒーローズでは空艦バトシエ内とアリーナの心強い励ましの言葉時、ヒーローズ2ではラゼルの決意時に使われた名曲。
こちらでは、テレシアたちが帰還した時に使用する予定です。


・ティナのテーマ

FF6の主人公候補の1人・ティナの曲。
次なる目的地が遺跡内部時の時に、エミリアの心強い言葉などに使用します。


以上の設定BGM集が、第2章時で使用する主な音楽一覧です。
本編第22話に続きます。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.36 )
日時: 2024/10/28 17:55
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第22話「目覚めたエルフの少女」


【飛空艇 医務室】


・エミリア視点


「…………? 此処は……?」
エキドナ「目覚めたかい? 此処は『飛空艇』と言う所だよ」
「ひくう………てい………」


おかしいな、確か私……大きな会社みたいな場所が建っていた場所に倒れていた筈なんだけど。
私が気を失っている間に、誰かが私を此処まで運んでくれたのかなぁ。
どうやら辺りを見渡していると、此処は別世界のようだね。
エキドナに支えられながらベッドから上半身のみを起こすと、そこへタイミングよく黄色いバンダナを巻いた黒髪のショートヘアをした男の子が来てくれたんだ。
う〜ん、この子の性格的を私なりに言うと…私の知ってるガーフィールと少しだけ似てる気がするけど……何かが違うんだよねぇ。


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「おっと。今起きたばかりだからよ、もう少し安静にしてな?」
「ねえ。私を助けてくれたのって、あなたなの?」
ポップ「違う。多分俺じゃねぇけど……、後でアンタを助けた2人組を連れてきてやるよ♪」
エキドナ「分かった。例の2人組が来るまで、ボクが彼女をしっかり見ているよ」
ポップ「そうか。自己紹介がまだだったな! おれはポップ、宜しくな♪」
エキドナ「ボクはエキドナ。こっちは氷結の魔女・エミリアだ、こちらこそ宜しくねポップ」
ポップ「ふ〜ん。メーアやゼシカと同じ氷使いのエルフかぁ……、へへっ。仲良くしようぜ♪」


何だろう、凄く安心感がある不思議な人だなぁ。
私……、そんなに寝てしまっていたのかなぁ。
確かに彼…ポップの言う事は間違いじゃないけど、かと言って私を助けてくれた2人にお礼もしてないよ。
このままじっとしてられないから、今すぐにでも起きたいの!!
それを察してしまったのか、私はエキドナに静止されてしまったんだ。


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「エキドナ……、どうして………?」
エキドナ「エミリア。焦る気持ちは分かるが、今はポップの言う通りにするんだ」
エミリア「でも……」
エキドナ「エミリア。何故彼がもう少しだけ休んでいろと言ったか分かるだろ? 要するに、彼が『例の2人』とやらを連れて来るまでは起きるなと言う事だ!!」
エミリア「…………」
エキドナ「何か口にした方がいいよ。食べられそうかい?」
エミリア「うん……。お腹……空いてきちゃった♪」
エキドナ「仕方ないなぁ。今回だけは特別だよ?」
エミリア「えへへっ。は〜い♪」


私の知ってる世界にいた時は、私を憎む程に羨ましがっていたけど。
『この世界』に来てしまったからには、いつまでも仲の悪い姿を見せたくないな。
今は私たちだけみたいだけど、この飛空艇って所には私たち以外の人とかもいるのかなぁ。
さっき此処に来てくれた黒髪の彼……ポップみたいに、話が分かる人だったら私は嬉しいな。
もしこの世界の何処かにラムやレムも来ているなら、私の事を…凄く心配してくれているんだろうなぁ。

23話に続きます。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.37 )
日時: 2025/01/23 09:50
名前: 月之海 (ID: 3UdJFDb4)

どうも月之海です。

前回の質問で1人4人までというコメントを頂いたので作品は作者の知ってるものでは無いですけど、前回のジェームズ・ボンドのプロフィールを書いた時に出てきたエージェントのアレックとシルヴァの2人を追加で応募したいです。


名前 : 月之海

活躍してほしいキャラ : アレック・トレヴェルヤン

敵か味方か? : 味方

サンプルボイス
「俺はトレヴェルヤン、アレック・トレヴェルヤンだ」
「遅い方が、1杯奢りでいいな?」←親しいキャラに対して
「勝ったら飲むぞ○○!」←○○は味方キャラの名前
「閉店時間だ○○!ラストオーダー!」←○○は味方キャラの名前
「お前こそどうだ?いくら誤魔化そうとしても、殺してきた連中の恨みは消せないだろ!」←敵に対して

1人称 俺
2人称 君(親しい仲のキャラのみ)お前
概要 : 元MI6所属のエージェントで犯罪組織ヤヌスのボスでもあった男。普段は冷静で並大抵のことでは動じず、着実に任務を遂行していく。魔法は使えないが、ボンドと同じ00ナンバーのエージェントであるため能力に関しては互角に張り合えるうえに食や酒の好みとかも似ている。一方でボンドとは違い任務の最中でも味方が危機になったら駆けつけるなど情が捨てきれないところもあるため偶に無茶することがある。MI6に所属していた頃はボンドと同じく孤児だったため兄弟同然のように育った仲であり、彼と同じく殺しの許可証「006」のコードネームを持っていた。何度も彼と協力し全てを分け合ってきた仲であるためボンドの動きや考えてることだけでなく、MI6の内部構造や戦術も全て知り尽くしている。元々彼はソ連から迫害を受けていたコサックという部族の出身であり、第二次大戦の時に亡命先のイギリスに裏切られて両親を亡くしMI6に引き取られる。当時MI6は子供は覚えていないだろうという考えでアレックを引き取って教育と訓練を提供したが、当時6歳だった彼は覚えておりイギリスの仕打ちの所為で両親が死ぬことになったことを恨みながらソ連と二重スパイとして所属し続けていた。極め付けは1986年にアルハンゲリスク化学工場でボンドと潜入した時に捕らえられ、ボンドが爆弾のタイマーを6分から3分に早めて顔に火傷を負ったことを切欠にボンドに対しての恨みも募り、イギリスだけでなくボンドのことも裏切ることにした。1991年のソ連崩壊後に犯罪組織ヤヌスを立ち上げ組織のボスとなり4年後にボンドと再会する。そこで彼はソ連と手を組んで死を偽装していたこと、イギリスへ復讐することを告白。勿論その9年間、彼はいずれボンドと戦うことになることを確信しておりその下準備として体を鍛えつつ、武器も「常に最新の状態を保つ」という精神を示し銃火器だけじゃなくハッキング技術も学び続けていた。そして彼は復讐のためにゴールデンアイと呼ばれる電磁パルスを搭載した核兵器を盗み出し、イギリスの経済崩壊を目論む計画を実行。その計画を阻止するために立ち向かってきたボンドと激しい戦いを繰り広げ、激闘の直接対決の末に敗北する。敗北した後はボンドの適切な処置を受けて一命を取り留めて逮捕される。長い間ロシアで監獄での監視生活を送ることになりその後ロシアの有様の変化からイギリスに帰国することになる。その後ボンドと和解し再び「006」として復帰し世界の危機に立ち向かうことになる。この世界では恨む相手は誰もいないのでボンドとの親友関係も戻っており、体の方も現役時代の時に戻っている。よくボンドと一緒に敵の組織に侵入して情報を持ち帰る危険な任務を自ら引き受けることが多い。普段の性格も変わらず味方キャラに皮肉を言って茶化したり、自分の知らない兵器に興味津々だったりするが、真剣な悩みを話されたらその悩みを一緒に解決しようとするなど思いやりも持つ。一方で敵に対してや敵の組織に侵入する時、任務に対しては真剣かつ鋭い視線を放ちつつ、敵に対しては相手の精神を蝕むような辛辣な言葉を放つ。

プロフィールは原作とちょっと異なるが、キャラのデザインは原作と同じく見た目はショーン・ビーンでcvは磯部勉


活躍してほしいキャラ : ラウル・シルヴァ

敵か味方か? : 味方

サンプルボイス
「私の名はシルヴァ、ラウル・シルヴァ」
「さて、始めようか・・」
「それで私を出し抜いた気か?甘い・・まるでケーキのように甘い!」←本気を出す時
「自分の罪を思い出すんだな!」←敵に対して
「あんたはどこまで愚かなんだ!○○に忠誠を誓って何になるというんだ!奴は自分の欲しか考えてない奴だというのにどうしてそこまで期待する!」←○○は敵のボスの名前

1人称 私、僕
2人称 君 あんた
概要 : 本名はティアゴ・ロドリゲス。元MI6所属のエージェントだったがサイバーテロリストに変貌した男。普段は冷静で並大抵のことでは動じず、着実に任務を遂行していく。魔法は使えないが、ボンドと同じ組織のエージェントであったため能力に関しては申し分ない。一方でボンドとは違い忠誠を誓った者に裏切られることに対して復讐しようとするなど精神的に脆いところもある。同じMI6所属のエージェントであったためボンドの動きや考えてることだけでなく、MI6の内部構造や戦術も全て知り尽くしている。かつては直属の上司でMI6の長官のMの元で働いていた優秀なエージェントだったが香港返還時(1997年)に香港で任務の域を超えて無断で中国のシステムにハッキングし敵に気付かれて捕まる。Mの助けを信じて口を割らなかったがMに平和的解決という名目で敵との人質交換に差し出されそのまま見捨てられる形で別れることになる。その後空気のない部屋に入れられて5ヶ月に及ぶ激しい拷問を受け続ける。心身共に限界に達してシアン化水素を噛んで自殺未遂を引き起こしたが死に切れず、左の目は失明し歯は腐り顎が変形し骨と内臓は溶けて激しい苦痛を味わうことになり、それ以降Mを恨むことになる。その後MI6に復讐を仕向けて手始めにMI6の本部を爆破、更に1週間ごとに5人ずつエージェントのプロフィールをYouTubeに投稿しイギリスの平和を脅かす。仕上げにボンドとMに戦いを挑みボンドの生家のスカイフォール邸に襲い掛かり2人を苦しめるもお互いに瀕死の状態になる。その後結局Mを殺せずMから謝罪され2人と和解することになり、再び世界の危機に立ち向かうことになる。この世界では恨む相手は誰もいないのでボンドやMI6のメンバーと和解しボンドらが敵の組織に侵入して情報を持ち帰る危険な任務のサポートとして敵の組織のハッキングをするなど後方支援を行うことが多いかつ、IT関連のことには他の誰よりも詳しく右に出る者は誰もいないので頭脳労働がメインになる。戦いにはあまり参加せず実際に戦う時は手を抜くことが多いが、本気を出すとボンドら現場エージェントと互角に張り合える。日頃から頭脳労働を専門としているため大規模かつ複雑な計画を建てることが得意で、トラブルが起きても簡単に調整できる能力もあり作戦を成功させるためなら変装して奇襲を仕掛けたり、自ら捨て身の特攻もするなど危険な役目を請け負うこともある。その代わりにモチベーションを保つためによく糖分を取ることが多く、味方サイドのキャラで1位を争うぐらいの甘党。普段の性格も変わらず、他のキャラが住んでる世界の最新のIT技術や甘い物のことだけでなく、ファッションに関することなど色々な流行に興味津々。話し方のクセは少し強いが、博識なため色々な味方キャラから信頼されやすい。

プロフィールは原作とちょっと異なるが、キャラのデザインは原作と同じく見た目はハビエル・バルデムでcvは内田直哉

この小説の作者に一言: キャラ崩壊を防ぐために概要は長くなったことに関してはご了承ください。

以上です。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.38 )
日時: 2024/10/29 21:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

凄く嬉しいです。

以前の方もですが、私の使うキャラたちがピンチ時やいなくなる時とかのボイスって用意出来ませんか?
上手く扱えないかも知れませんが、その時はアドバイスをお願いします。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.39 )
日時: 2024/10/30 03:35
名前: 黒百合 (ID: tVX4r/4g)

Re: 年齢と性別を教えてください。 ( No.1 )
日時: 2024/08/06 21:13
名前: 黒百合◆rvWqDClaVQ (ID: bKQg7LZk)
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10 ぬうま(♂)
11 涼花(X)大ちゃん(♀)
  みぃみぃ(♀)黒薔薇(♀)
  ああ(?)
12 やみちゃん(♀)紗希(♀)
  TETSU(♂)とろろ(♀)
13 ほっぷ(♀)上條詩奈(♀)
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15 黒百合(♂)
16
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18 salitune(♀)
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20
? 

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.40 )
日時: 2024/10/30 08:33
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※荒らしの為、無視します。

第23話「元学級委員長と元一般兵士」


【オペラオムニアの世界 荒野】


・テレシア視点


『ザッザッザッザッザッザッ……』


ツェザール「今の所だが。新たなダークイミテーションの情報はないらしいが、気を抜くなよ?」
テレシア「そうね……。………?」
クラウド「……………」
テレシア「クラウドさん? 急に立ち止まったりして、どうしたんですか??」
クラウド「色違いの赤い髪に白い鉢巻。まさか……!!」
テレシア「ちょっと、クラウドさん?!」
ツェザール「………ッ!! おい待てクラウド、勝手な行動はつつしめ!!」


もしかして、彼の顔見知り…かしら。
そう思いながら私たちもクラウドさんの後を追って行くと、彼が言っていた特徴の青年が目の前で倒れていたの。
更にティファさんとジタンまで駆け付け、その人に声をかけている。
今はバッツさんの影を探さなきゃ行けないけど、少しだけならいいかも知れないわね。
仕方ないから、一旦飛空艇に戻りましょうか。


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【飛空艇 大宴会場】


(BGM設定:FF7より偉大なる戦士)


クラウド「テレシア。先程は済まなかったな……」
テレシア「本当ですよ。急にクラウドさんが走り出すから、流石に驚きましたよ?!」
クラウド「そうか。……さっき見ていたと思うが、アイツの名はクロノ。トルース町と言う小さな村から来た勇者見習いだ」
テレシア「勇者見習い…。つまりその人は『駆け出しの勇者様』ってことになるんですか?」
クラウド「そうだ。まさかこんな形でアイツに合うとはな……」
テレシア「その人が私たちのいる『この世界』に来ているなら、『彼の仲間たち』も何処かにいる……と言う事になりますね?」
クラウド「ああ。やはりあんたは話の内容をよく理解しているな、テレシア!」
テレシア「ふふっ。これでも私は、元の世界てある学校の『学級委員長』をしていましたからね♪」
クラウド「ふっ…。俺も少しずつアンタを見習わないとな、どんな状況だろうと……冷静に対処しなければならないからな」
テレシア「………。それもそうですね………」


私やラゼル、ツェザールたちの知らない大戦争が目の前で行われているなんて全然知らなかったけど。
『この世界』での長い闘いが終わればきっと、私とラゼルは王様としての責務を執り行わなければいけなくなるわ。
或いはザラームや闇竜・シャムダ…そしてヘルムードもきっと、この世界にいる可能性だってあるもの。
今は焦っていても仕方ないから、今後はゆっくり考えて行くしかないのは聞くまでもなかったわね。

24話に続きます。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.41 )
日時: 2024/10/30 10:37
名前: 月之海 (ID: CjEXmc.2)

月之海です。

1つ質問なんですが、味方がいなくなる時=味方が死んだ時という解釈で合ってますか?

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.42 )
日時: 2024/10/30 17:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

はい、合ってます。
勿論、離脱した時と解釈してもいいですよ。

では、ボイスの件…宜しくお願いします。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.43 )
日時: 2024/10/30 19:06
名前: エイジア (ID: PNMWYXxS)


ゲストキャラを変更しましたよ。
それと自分のサイドのピカチュウはそこらのところは考えてませんでしたので・・・けどまぁそこらの設定から取った様な感じですね。

次を待っています

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.44 )
日時: 2024/10/30 20:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第24話「小さな勇者・ダイの決意」


【飛空艇 停留所】


・ダイ視点


「オーホッホッホッホッ!」
「この声…、ケフカ・パラッツォか?!」
ケフカ「お〜怖い怖い! でも大丈夫ですよ〜、目の前にいる貴方さえ僕ちんのお役に立ててくれれば〜♪」
ダイ「………。まずは、話だけでも聞こうか…」


この男…、何か企んでいるみたいだけど。
その悩みを解決するなら、おれが敵側のスパイとしてコイツの計画に参加するのも手だ。
もしそうなったりしたら、おれは皆と……マァムと闘うことになってしまう。
かと言ってコイツの監視も最重要だ、最重要なんだけど…どうしたらいいんだ。
そんな時、強烈な殺気を解放する心強い味方がおれの目の前に現れたんだ。


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「貴様……。汚らわしい手でディーノ様に触るな!!」
ケフカ「ふんっ。大した戦力でもない奴には用はないですよ〜だ!」
ジレン「なっ……、貴様!!!」
ダイ「ジレン。今は怒りを抑えて欲しい」
ジレン「ですが、ディーノ様……」
ダイ「お願いだ。此処はおれが何とかしたい……」
ジレン「……。わかりました……、ディーノ様のご命令とあらば!!」


元第11宇宙の戦士であっても、今の彼の強さはケフカの言うことに一理ある。
かと言ってバッツは未だに『あのまま』だ、勿論マァムだって完全に記憶が戻っている訳でもない。
まあ、難しい話は後で聞いても遅くはないかな。
とにかく今は、ケフカの目的を聞いてみよう。


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ダイ「ケフカ。お前がおれに言いたいのはこうだ、「いかに竜の騎士様とはいえ、目の前で困っている仲間を見過ごせないでしょう」てね?」
ケフカ「そうですよ〜。僕ちんに強力してくれるなら〜、生意気な暗黒魔導士様にだって勝てますよ!」
ダイ「お前……。その為におれをわざわざ利用するつもりなのか? ふざけるのも大概にしろ!!!」
ケフカ「別にふざけてませんって〜。だけど、今そちら側にいても…あなた様はただ……回復を待つばかりじゃないですか〜?」
ダイ「………ッ!!!」
ジレン「ダイ様。奴の言葉に耳を傾け……ぐはっ!!」
ケフカ「やっかましいですねぇ〜。用のない部外者は黙っていなさい!!」
ダイ「ジレン……。き………、貴様ーーーーー!!!」


この場であの姿を……竜魔人を覚醒かくせいするのは、初めてだけど。
おれの殺気を気付かせてくれたジレンはただ、おれを守ろうとしてくれただけなのに。
これ以上ジレンが傷付くのは嫌、それは分かっているけど。
それを悟っていたのか、ジレンは意識を朦朧もうろうとしながらも…おれの方に視線を向けている。


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(BGM設定:FF6よりセリスのテーマ)


ダイ「ジレン……ジレン! お願いだから、しっかりして!!」
ジレン「ダイ様……。私に構わず…、そこにいて下さい………」
ダイ「………。ケフカ…、その手を離してくれるかな?」
ケフカ「いいでしょう。では、僕ちんの計画に参加することを決意しましたか?」
ダイ「ああ。その代わり、これ以上仲間を痛ぶるのはやめてくれ!!!」
ジレン「ダイ様……。いけません………」
ダイ「ごめんジレン。此処で君を助けるには、こうするしかないんだ……!!!」
ジレン「………。分かりました……、ダイ様がそれをお望みとあらば……。奴らやダイ様の想い人に他言無用することをお約束しましょう………」
ダイ「うん。後の事は任せたからね、ジレン」
ジレン「………ッ!!! 『偉大なる』未来の勇者様に敬礼っ!!」


ありがとうジレン、そう言ってくれて嬉しかった。
おれが皆を守る為にパーティから離れたのは、ケフカの監視をする為だ。
コイツの目的が暗黒魔導士・エクスデスを倒す事なら、おれは少しでもコイツの為に全力を尽くしたい。
このままバッツの回復を待つよりケフカの作戦に乗った方が、他の皆やマァムの負担を少しは軽く出来る気がするからね。
ごめんねメーアにテレシア、暫くの間だけおれはケフカにつかえる事にするよ。

25話に続きます。

エイジアさんへ ( No.45 )
日時: 2024/10/30 21:02
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

はい。大丈夫ですよ。
エリカさんは『レッツゴーピカブイ』のゲームで知っているので、頑張って活躍させます。

キャラの訂正、ありがとうございました!!

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.46 )
日時: 2024/10/31 08:52
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第25話「武器屋の息子と女騎士団長」


【飛空艇 医務室】


・ポップ視点


「……………。『あの時』と同じやり方だからって、俺たちの為にカッコ付けやがって!!」


少し前だろうか、見回りをしていた元最強の戦士・ジレンの野郎が傷だらけで帰って来たあの夜。
まずはチョッパーとマリベルが駆け付け、痛みを和らげる為の回復魔法をマリベルが担当した。
その後ジレンは暫く安静と言う判断が下された為、あいつ自身の部屋で休んでいる。
だが、おれには察してしまったんだ。
仮に見回り中に敵と遭遇したとしても、あそこまで酷い怪我を負うことは流石にあり得ねー。


-----


『こんこんっ』


「ポップ。みさおだけど、メーア様があなたをお呼びよ!」
ポップ「分かった。すぐに行くわ……」
巻町 操「……。分かるよ、今まで仲良しだったあの子がいないんでしょ?」
ポップ「…………ッ!!!」
巻町 操「大丈夫。昏睡中の『彼』の事は、あたしとレオナ姫が見てるからさ…」
ポップ「ありがとう。レオナの事、よろしく頼むわ……」


巻町 みさお……、コイツが他の奴らと共に『この世界』に呼ばれたのは少し前だ。
勿論メーア様やリムル様にとっては頼もしい戦力だろうと察し、すぐに受け入れてくれる。
操は俺やリムル様たちと同じように、仲間を大切にする心優しい一面がある。
ある日……、俺はリムル様からこう言われたんだ。


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【回想:飛空艇 ポップの自室】


『えっ? 見ないフリ……ッスか?』
リムル『ああ。少し前に元親衛隊の3番隊組頭・斎藤一はじめからみさおに関する情報を得たんだ』
ポップ『操って子がまさか……、御庭番集の元くの一……』
リムル『ああ。一の話だと、今は俺たちに敵意はないらしいから…安心するといいってさ!』
ポップ『わざわざ俺たち創造神側に協力するのも、『例の殺された奴らの仇』を討つため…って事っすよね?』
リムル『詳しいことは不明だが。今は頼れる戦力として、彼女には今後とも期待しよう』


リムル様はそう言うけど、俺的には納得出来ない部分がある。
それ以前にあの姉ちゃんが御庭番集とどんな繋がりがあるかはわからねーけど、念の為に監視は必要だろうな。
こちとらダイを引き止められなかった事でいじけてんのに、いきなりあんな娘を俺たちの仲間として加えるのもいい気分じゃねぇよ。


-----


【現在:飛空艇 通路内】


「……。まだここに居たのね、ポップ!」
ポップ「ひ……、ヒナタ隊長……」
ヒナタ・サカグチ「大丈夫よ! 君の不安は私にもよく分かるわ。確かにみさおって女の子が今後敵になるか、『味方』として私たちと一緒に行動するかが分からないのも無理はないわ」
ポップ「………。隊長としては、どういう意見っすか?」
ヒナタ「そうね…、私自身の気持ち的にはキミと同じ意見よ。でも、これらがメーア様直々のお考えなら…私はその方の意思に喜んで引き受けるつもりだから!」


流石は、話の分かる元聖騎士団長だったお方だ。
俺より少し年上だけど、あのリムル様と五角以上の強さを持っている頼もしい女隊長。
この方の上がまさか、メーア様とはなぁ……。
要するにこの人は、メーア様に沢山の恩があるとすぐに悟ったわ。
少しだけ安心感が出て来たけどよ、おれはまだ……肝心な答えまでに辿り着けてねーのは言うまでもないさ。

26話に続きます。

Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.47 )
日時: 2024/11/01 07:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第26話「久々の2人」


【飛空艇 大食堂】


・透視点


「おっ。またお菓子の腕が上がったんじゃないのか? 透」
草摩 透「はいっ。中々上達しない私に、とても親切な方が教えて下さいました♪」


そう思いながらも、大好きな夾君の為に意地でも笑顔を作ろうと最後まで思っていました。
今この場にいるのは、私と彼の2人だけ。
他の皆さんは恐らく、『今後の闘い』に向けての重要な会議をしている気がします。
大事なお話と言うのもありますから、今は邪魔をしてはいけない。
だけど……、例の話し合いが此処まで長くなるのは……私としてはとても心配です。


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『ガタッ』


「ごめんなさい。少しだけ…外の空気を……吸ってきます……」
草摩 夾「……? 透?」
草摩 透「大丈夫です。何も……、何も心配しないで下さい……!」
草摩 夾「…………ッ!!! おいっ。待てよ透!!」


またです……、いつも私は肝心な時に涙を堪えてしまいます。
本当は『この世界』にいる皆さんのお役に立ちたい、そう思って私ははとりさんに事情を話して許可を頂いたばかりなのに。
此処まで頑張って来れたのも、私の想いが強かったから…だから私は胸を張ってはとりさんに相談しました。
はとりさんにははとりさんにしか出来ないこともありますし、紅葉君や他の草摩の方たちにだってやらなきゃいけないことがあります。


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【飛空艇 停留所】


透「…………。こんな時に……、こんな時に私は……皆さんのお役に立ててないなんて……!!」


だからあの時、私は必死で大好きな彼から離れたんです。
たまには1人で泣きたいから、今までそれを必死で我慢していたのに……。
周りは静かな風とかで何も聞こえない筈なのに、その背後からはいつだって優しい気配をする人がいます。
こんな情けない姿を見せたくなくて、面と向かって振り返ったばかりだとしても。
この気配の持ち主はいつも、私をちゃんと探してくれると期待してしまいました……!!


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(BGM設定:FF8よりLove Grows)


『ガバッ………』


「………………」
透「き………、きょう………君………?」
夾「馬鹿野郎……。そう言う事なら、俺にちゃんと言えと何回も言ってるだろ……!!!」
透「…………ッ!!!」
夾「お前が……。透が俺の見えない所で静かに泣くのも……俺だって耐えられないんだからな………!!!」
透「………ッ!!! 怖かった……んです……、自分の思っている事を正直に話してしまったら……他の皆さんや夾君までも失ってしまいそうで……!!」
夾「………。透……、お前は本当に忘れっぽいんだな……」
透「えっ………?」
夾「あの時さ……。何らかの理由で大怪我をしたお前をこんな風に追いかけて行ったことが何度かあっただろ?」
透「はい……。最初に見つけてくれたのは………、由希君でしたけど………」
夾「あん時さ。お前が退院するまで俺は…、恐れてたんだよ……」
透「………? えっ……?!」
夾「お前が……、透がこれからも俺と一緒にいてくれるかどうかも……少々不安だったからな……///////」


そう言う不器用さも、彼らしくて私は大好きなんですよね。
私たちがこうして立っていられるのも、夾君と色んな場所を諦めずに進んで来たからかも知れません。
いつも私の側には夾君がいて、夾君の隣には私じゃないと駄目だと何度も聞かせられました。
無事に退院した『あの日』だって本当は……、夾君を必死で受け入れる筈……だったんです。
だけど入院する前のある日、彼自身の口から幻滅だと言われたのがとても……とても衝撃的でした……。
せめて……。せめて『この世界』にいる間だけでも、お互いがお互いを幻滅しないように……少しずつ精進して行かないといけませんね。

27話に続きます。