二次創作小説(新・総合)
- Re: 勇者達のワクワク冒険活動記録譚 ( No.40 )
- 日時: 2024/10/30 08:33
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
※荒らしの為、無視します。
第23話「元学級委員長と元一般兵士」
【オペラオムニアの世界 荒野】
・テレシア視点
『ザッザッザッザッザッザッ……』
ツェザール「今の所だが。新たなダークイミテーションの情報はないらしいが、気を抜くなよ?」
テレシア「そうね……。………?」
クラウド「……………」
テレシア「クラウドさん? 急に立ち止まったりして、どうしたんですか??」
クラウド「色違いの赤い髪に白い鉢巻。まさか……!!」
テレシア「ちょっと、クラウドさん?!」
ツェザール「………ッ!! おい待てクラウド、勝手な行動は慎め!!」
もしかして、彼の顔見知り…かしら。
そう思いながら私たちもクラウドさんの後を追って行くと、彼が言っていた特徴の青年が目の前で倒れていたの。
更にティファさんとジタンまで駆け付け、その人に声をかけている。
今はバッツさんの影を探さなきゃ行けないけど、少しだけならいいかも知れないわね。
仕方ないから、一旦飛空艇に戻りましょうか。
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【飛空艇 大宴会場】
(BGM設定:FF7より偉大なる戦士)
クラウド「テレシア。先程は済まなかったな……」
テレシア「本当ですよ。急にクラウドさんが走り出すから、流石に驚きましたよ?!」
クラウド「そうか。……さっき見ていたと思うが、アイツの名はクロノ。トルース町と言う小さな村から来た勇者見習いだ」
テレシア「勇者見習い…。つまりその人は『駆け出しの勇者様』ってことになるんですか?」
クラウド「そうだ。まさかこんな形でアイツに合うとはな……」
テレシア「その人が私たちのいる『この世界』に来ているなら、『彼の仲間たち』も何処かにいる……と言う事になりますね?」
クラウド「ああ。やはりあんたは話の内容をよく理解しているな、テレシア!」
テレシア「ふふっ。これでも私は、元の世界てある学校の『学級委員長』をしていましたからね♪」
クラウド「ふっ…。俺も少しずつアンタを見習わないとな、どんな状況だろうと……冷静に対処しなければならないからな」
テレシア「………。それもそうですね………」
私やラゼル、ツェザールたちの知らない大戦争が目の前で行われているなんて全然知らなかったけど。
『この世界』での長い闘いが終わればきっと、私とラゼルは王様としての責務を執り行わなければいけなくなるわ。
或いはザラームや闇竜・シャムダ…そしてヘルムードもきっと、この世界にいる可能性だってあるもの。
今は焦っていても仕方ないから、今後はゆっくり考えて行くしかないのは聞くまでもなかったわね。
24話に続きます。