二次創作小説(新・総合)
- プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2024/10/27 01:21
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
と言うわけで、プロローグ。(前もって言うと)その次すぐに逃走者集め全編を行います故、コメントの方はしばらくお待ちを
《スマブラ屋敷:地下施設》
前回のハロウィン話の最後にて。蓮子とメリーは、秘封相談事務所にやって来た『月村サトシ』と言う人物を地下施設の方に案内する。
「『月村サトシ』さん……まさか、かの有名な貴方が来るとは。」
作者は椅子に座り、同じく座ってもらった月村と対面。
蓮子とメリー、阿求、大地、うた、作者に呼ばれたハヤテ&ナギとリコリス2人、天子、ブロリーやパラガスやボルメテウスやピカチュウ、偶然居合わせた慧音、みほ、カービィ、ルーミア。総勢18名くらいが部屋の外からその様子見ている。
「なあ、何だか珍しく作者が敬語なんだがそんなに凄い人物なのか?」
天子が聞くと、
「凄いってもんじゃないぞ。この時空においての月村サトシは、時々色んな世界から有名人を招いて『逃走中』等のゲームを開催している、正真正銘の『クロノス社』の顔だ。」
ピカチュウがそう答える。
「ちなみに、月村サトシは時空によって立場や性格がまちまち。この時空においてクロノス社自体もどの世界にあるのかも不明で、月村サトシもメイドウィンでは無いのかという説もある。」
続いてそう説明するボルメテウス。
「それで、そんな人が(多分私たち含めた)ウルトラワールド陣営に逃走中運営の依頼……一体どういう了見でしょうか?」
「そりゃアレですぞ。俺達ブロリーMADなどはともかく、お前達の世界はクロノス社の管轄外だからな。」
たきなが疑問に思ったのをパラガスがそう言う。
「管轄外?」
「それってどういう事ですか?」
千束とハヤテがどういう事なのかと聞くと、
「この時空における今までの逃走中は、スーパーマリオ世界の『キノコワールド』の『マリオ』とか、その世界それぞれにいる『有名人』……作品のメインキャラが逃走者になるわけじゃなくて、本家バラエティの如くどこかしらの世界でかなり名が知られている住人が採用されるんだYO」
と、ブロリーが説明。
「つまり、何処かの世界の創作物のメインキャラとしてで扱われる奴等じゃなくて、世界を救ったヒーローや売れっ子芸能人、一国のお姫様とか、世界で名の知れている奴等を集めて逃走中をやっているって事だな。」
ナギがそう補足するように言うと、ブロリーは「そう言う事だYO」との事。
「え、ボクそう言うのに誘われた覚え無いよ?(byカービィ」
「メディアの概念がない世界には対応してなかったんじゃない?(byみほ」
「そーなのかー?(byルーミア」
「それで、今回は逃走者集めの条件を変えた上で特別な逃走中をやる、という事のようだな。」
会話を聞いて行く慧音たち。『形式を変える』という事は、さっきブロリーたちが言ったようなやり方ではなく、シンプルに『その作品に登場するキャラ』を集めるという事になりそうなのだ。
「それじゃあ、私達で顔見知りとか仲間とかかき集めれば――」
「あ、そう簡単に行かなそうだよ。」
阿求が、知り合いをかき集めれば良いのではとちょっと思ったが、話を聞いていると、うたの言う通りどうやらそうスムーズに進むわけでは無さそうだ。
「ああ、やっぱり関わった事のない世界含めて連れて来いってワケですか。」
「2,3割くらい連れて来るならともかく、簡潔に言えばそうなりますね。時空融合現象の件が解決しても、頻繁に現れるジルコン獣の諸々が解決したわけではありませんし、それに最近は時空侵略者の数も多くなってきています。
バスターズグランプリのように其方が敵対する組織に利用された大会もあった手前、無暗にかき集めるのは得策とは言えませんが……メイドウィンたち含めてある程度の情報を得させた方が良い。と言ったところです。」
月村の発言に対し、一部予想がついていたり納得したりの作者。
「まあそうなるか。此処の月村サトシは、時空で起きている事態を把握する、把握させるとかの目的も兼ねて逃走中をやってるって聞くからな。そりゃこっちの顔見知りばっか連れて来ちゃ元も子も無ぇ。」
その話を聞き、大地は納得しているようだ。
「まあ結論を言うと、まず私達が逃走者を集めれば良いって訳ね。」
「それで人数はどれくらいなのかしら……」
引き続き、蓮子とメリー達は作者と月村の話を聞く。
「それで、肝心の逃走者数は?アルティメットとなれば多いとは思いますが、こちらにも限界はあるので数によってはなんですが。」
「まあ、多いは多いですが、我々の方で話し合った結果……
今回は『110名』が良いだろうという判断になりました。
アルティメットのルールとしては普段のものと勝手も異なりますが、まず賞金は軽く5千万ほど。まあ細かい部分は後々説明します。」
*****
「ってなわけで、お前らで110名の逃走者を集めてくれってわけだ。」
月村が「こちらの方でも準備を進めておきます」と言って一旦帰還した後、作者はまあ話を聞いていた一同に説明。
「で、問題は『誰を逃走者にするか』ってわけよね。今までメディア的な方の有名人が集められてたって言うなら……」
「マリオ辺りは無理だな。成り行きで運営に回されたカービィも同様、それにすでにいくつかはスポンサーになったともいうし地味に絞られる。」
「そもそも、勧誘したところで全員がYESを言うとも限らないしな。」
阿求とピカチュウ、慧音の言う通り、何でもかんでも勧誘すればいいわけでは無い。月村にも『知り合い『ばかり』を連れてくるのはNG』と言われているので尚更絞られる。
「まあ、本来ウルトラワールド側としては本意とは言えない部分はあるが、様々な世界と関りを持つ面でも良い機会だし、それにエクストラ獣の事含めてもそうも言ってられない。ジルコン獣が様々な世界で行動しているのも事実。
とりあえず、最低でも7,8割くらいは『過去に逃走中に勧誘したことが無い存在』を連れてくればいいという事になる。とりあえず、そっちからして関わった事のない、行った事のない世界に行ってみてくれ。
俺は、MZDや八雲紫、LCχの奴等やボルシャック達とかにも頼んで色んな面で協力して貰うから。あと、何人かは残って会場準備とか機材準備とか手伝って。」
と、言うわけで。こうして、『逃走中アルティメット』を開催すべく、まずは逃走者を『110名』集める事となったウルトラワールド陣営(現在組織名募集中)。
次、『逃走者集め前編』。感想まだ。