二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちのドキドキ学生生活 ( No.1 )
- 日時: 2024/10/29 07:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第1話「緊張の初日」
【パプニカ城 レオナの部屋】
・レオナ視点
「これでよしっと! 忘れ物は……、ないわね?」
「フィア、フィア♪」
レオナ「あっ?! ごめんねニンフィア、あたしったら筆記具やハンカチと鼻紙を忘れる所だったわ!!」
ニンフィア「フィア〜♪」
今回あたしが行く学園は、学級混同の新しい学校みたい。
そこに行く為にこの1週間はずっと、晴れて高校2年になった1つ上の恋人・ポップや同い年の友人・クルルの指導がかなり効いて来たのよねぇ。
今まで彼の事を『ポップ君』て呼んできたけど、そんな彼からあの日……予想外な提案が来たんだ。
あれは確か…、あたしが受験を控えていた頃だったなぁ。
その彼から話があると聞かれた時、あたしは少しだけ期待してしまったんだよね。
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【回想:パプニカ城 バルコニー】
『えっ? あたしがキミと同じ学園に?』
ポップ『ああ。実はその話をさ、おれと同学年でおれより2つ年上の友人……。クロノから聞いて来たんだよ♪』
レオナ『意外ね。まさかポップのお友達の口からキミの為に予想外な提案をするなんて!!』
ポップ『当然だろ。それに、此処でロクに勉強してねーのはレオナやダイ位なんだぜ?』
レオナ『うっ……。珍しくダイ君の名前が出て来たみたいだけど、彼は今…どうしてるの?』
ポップ『元気さ。アイツは義理の兄貴がいるコーリンゲンってとこから学園に送り迎えするんだとよ!』
レオナ『……。そ……、そうなんだ………(汗)』
コーリンゲン……、そこはロック先生とエアリス先生が暮らしてる世界だとあたしはすぐに察したわ。
まあ、そんな事を考えてたら遅くなるわね!
まずは合格発表があるから、急いで行った方がいいわね!
そう思いながらあたしは時間に余裕を持つ為、朝食を早めに食べ終える。
するとニンフィアがあたしの為に気を遣いながらも、昨夜のうちに準備したあたしの荷物を持って来てくれたの。
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【現在:パプニカ城 レオナの部屋】
「姫様。迎えが来てますよ!」
レオナ「分かったわマリン。じゃあニンフィア、お留守番宜しくね♪」
ニンフィア「フィアフィア〜♪」
確かにこの音は、あたしを迎えに来たと察してもいいわね。
お城の正門に立っている3賢者の1人・アポロが念入りに迎えの軽自動車を確認しているみたいだけど、前の日からマリンやエイミに話してあるって気付いていないのかしら…(汗)
仕方ないか……、アポロが念入りに警戒するのも無理はないわね!!
2話に続きます。