二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちのドキドキ学生生活 ( No.2 )
日時: 2024/10/29 08:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第2話「期待と不安の安否」


【スマブラ学園 校門】


・ポップ視点


「ポップ。君の出席番号はいくつ?」
ポップ「ちょっと待ってろ。おれは……215番だ」
クロノ「僕は184番だよ。同じクラスに慣れるといいね」
ポップ「あぁ……、そうだな!」


昨夜は親父から珍しく、店は自分がやっとくから早めに寝ろって言われたんだよなぁ。
今までは学園と店の手伝いを行き来して来たけど、そんな親父からある日……意外な事を言われたんだ。
その日の夜はただ、怒られるか学園を辞めろと言われるかの安否でもあったのは…よ〜く覚えてるぜ。


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【回想:ランカークス村 ポップの家 リビング】


『……。ポップ、お前に大事な話がある!』
ポップ『何だよ親父。学校には卒業するまでちゃんと通うつもりなのは本当だぜ?』
ジャンク『ふんっ。話が分かるバカ息子だな、お前は』
ポップ『えっ……?』
ジャンク『俺の言う『大事な話』とはまさにそれだ。これからはお前はお前の道を進むといい』
ポップ『でもよぉ。学園生活を満喫すると、帰りが遅くなっちまうんだぞ?』
ジャンク『馬鹿野郎!! 俺たちの事は心配いらねぇって言ってんだよ!!』
ポップ『……。ったく、肝心な時に素直じゃねぇのは変わらねーな……』
ジャンク『ふっ。それによ、お前がお付き合いしてる例のお嬢さんにも合ってみたくてな♪』
ポップ『なっ……。俺はレオナと付き合い初めてまだ半日しか経ってねーんだよ、少しは俺たちの事も考えてみやがれっての!!/////////』
ジャンク『はははっ。済まんすまん、別にお前が決めた事なら…おれにとやかく言う必要もないか……』
ポップ『…………〜〜〜〜〜////////』


やけに深刻な話をして来ると思ったら、随分先の話を持って来たからよぉ。
お互いが学生だって事を、少しは自覚してくれよ…親父の奴。
いよいよ発表時間となり、白い布がタイミングと同時に下ろされたんだ。
さあ……、俺やクロノの担当するクラスの先生は誰になるんだ……。


【現在:スマブラ学園 校門】


「あった。マリオ先生のクラスだ!」
ポップ「おれもだ。副担任はルイージ先生だってよ!」
クロノ「後同じクラスになるのが……、ジタンとティーダ。それにルッカも一緒だ!!」
ポップ「あの2人。去年はセフィロス先生に数えきれない位の補修を受けてたらしいな…」
クロノ「その件は息吹君が言ってたよ。球団とブリッツのやり過ぎだって怒られてたみたい……(汗)」
「なぁ。 あんたたち2人はおれと同じ1組のクラスか?」
ポップ「ああ。俺はポップ、こっちはクロノだ!」
クロノ「僕はポップの親友のクロノ。宜しくねっ!」
ラゼル「おれはラゼル。こちらこそ宜しくな2人共♪」
「おいお前たち。自分の行くクラスをしっかり見たなら、さっさと教室に入れよ?」
『す……、済みませんアクト学級委員長!!』
ラゼル「はぁ〜い。そう言うのって本当にメーア姉さん譲りだよな? アクト兄さんって」
アクト「うるさい。後俺はお前たちのいるクラスの学級委員長だから、下手なタメ口は今後厳禁だぞ?」
ラゼル「うっ……。気を付けます……(汗)」
『……………(汗)』


俺とクロノは今の現場を見てすぐに察した、この人の……アクトさんの機嫌を損ねるのは金輪際やめよう…と。
相変わらずラゼルは落ち着きないけど、俺たちはそうならないように気を付けたほうがいいんだよなぁ。
するとタイミングよくレオナからメールが入り、今は校長室にいると言う内容だった。
良かった、レオナも無事に合格出来たんだな。
冷や汗たらたらの俺らに代わり、背後から優しくおれとクロノに言葉を掛けてくれたのは……1学年上の3年生・ツェザール先輩とオルネーゼ先輩の2人だ。
要するにラゼルには今後とも手を焼くだろうから、俺らもその点に付いては用心しろって言う意味での助言なのは言うまでもなかっただろうな。

3話に続きます。