二次創作小説(新・総合)
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.93 )
- 日時: 2024/11/30 20:30
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2章:亜空の使者、再び
第21話「手加減無用の強化試合 前編」
・フリーレン視点
「う〜ん。まさか物理タイプと探索タイプが当たるとはね…」
「フリーレン。その物理タイプはもしかして、ティーダの事か?」
『えっ?!』
「そうだね。いなくなる前にリノアが言っていたけど、その彼とロックって人はかなり友好的な関係だったそうだよ? ふふんっ♪」
2人の実力を間近で見た訳ではないけど、特にティーダはかなり強くする事で便利なアビリティを習得するらしい。
そのアビリティとは、マナシードだ。
マナシードってどんな魔法なんだ? 音ゲー内にしか存在しないアビリティだからだろうか…。
しかも、使用回数が限られているらしいけど。
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「う〜む……」
「ゼンゼ? どうかした?」
「ゼーリエ様から言われてその若者について調べてみた所、現在はビサイド・オーラカに属しているらしい…」
「『元』らしいけどね…」
「……。何か訳ありか?」
「うん。その大会の最中に戦闘があったらしくてね、かなり奮闘していたそうだよ」
「……………」
あれ? あやふやな部分しか言ってなかったかなぁ。
ゼンゼには分かりやすく説明したつもりだけど、上手く伝わってなかったんだろうか。
困るんだよね、想いを言葉にしないと伝わらないのは…。
そう伝えたら前に「フリーレン様がそれを言うんですか…(汗)」と、フェルンに飽きられた事がある。
しかし、肝心の2人はお助けキャラを誰にするかで深刻な顔になるな。
(陽気な夢想的なポジションでもあるティーダならともかく、旅の冒険家・ロックまで悩むなんて…何かあったのかなぁ)
それ以前に、互いに緊張しているのかな。
仮に私が出てしまえば、「フリーレン。あなたではやり過ぎてしまうかと…」て数日前に、ヒナタが言っていたんだよねぇ。
彼女の言ってる事は間違いじゃないけど、何故かかなり痛いとこを付くから…後からがかなり以上に恐ろしくて怖いよぉ〜………。
後は……、肝心の本人たちがどう動き出すかだろうね。
22話に続きます。