二次創作小説(新・総合)
- Re: 冒険家と花売りのドキドキ物語 ( No.35 )
- 日時: 2024/12/27 20:09
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第22話「2人の甘い時間 ーその①ー」
【飛空艇ファルコン ロックの部屋】
・ロック視点
「……。そうだエアリス、おれがキッチンの方に行って、何か栄養のある奴を取ってくるよ!」
「うん。なるべく早く戻って来て…ね? ロック!」
「ああ。すぐに戻って来るからな♪」
とは言ったものの、エアリス…この所元気がなかったなぁ。
かと言って、俺の知らない所でこれ以上……エアリスを1人で抱え込ませる訳には行かないんだ!!
キッチンに早足で向かうと、既に何人かが食事を終えて…ギャグ大会を開いていたり。マリカー大会でかなり盛り上がっていた。
イグニスはカミュとペアで、ノクトはベレスとペアを組んで挑んでいる。
イグニスとカミュはともかく、ノクトとベレスがタッグを組むとはなぁ〜。
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【リビング】
「げっ。カミュからのイカスミが俺の方に来やがった!!」
「大丈夫よ王子。挽回は私に任せてっ!」
「ああ。頼りにしてるわ、ベレス!!」
ベレスは元の世界で教師をやっていたらしく、それであんなに操作が上手いのか…。
使用キャラを見て見ると、ノクトはマリオ ベレスはベビィマリオ イグニスはキノピオ カミュは息吹衣装のリンクだ!
意外だなぁ、カミュの初デビュー時のキャラが息吹リンクを選ぶとは。
するとルイージに呼ばれて、彼の方に視線を向ける。
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『コトッ』
「はいっ。これは2人分の食事だよ」
「……………」
「分かってるよ。ちゃんと考えてるんだよね、エアリスの事」
「本当に。ルイージの前では隠し事はなしだよな、おれって」
「まあね^ ^」
「弟だけじゃなく。私にも丸わかりではあるけどね、ロックさん」
「………。医者のマリオ……」
「これを。先程パルテナ様が本日の討伐任務中の合間とやらで偶然見つけたそうだ、後で彼女に渡しなさい!」
「あぁ……。ありがとう……、医者のマリオ」
ルイージはともかく、医者のマリオまで『余計』に心配をかけてしまうとは。
魔女の騎士見習いとしては、恥ずかしい限りだよ。
すると今度はネスを含めた子供組ファイターがこちらに来て、皆が頑張って描いたエアリスの絵のイラストを俺に渡して来た。
まさかこの意味はもしや……、エアリスを元気にしろって意味に繋がることになるのか?!
②に続きます。