二次創作小説(新・総合)
- Re: 3話 たかしとたけしの災難 ( No.5 )
- 日時: 2025/04/26 08:03
- 名前: Motoki (ID: fGppk.V/)
数年前、たかしとたけしとマコが台湾にいたころのこと・・・。
たかし「よーし。今日もお客さんを運ぶのは大変だったな。」
たけし「そうだな。・・・とはいえ、俺は前と後ろ交互にやっているけど、マコは一度も前になってないな・・・。」
たかし「そもそもアイツっているのか?俺ら2人でいいような気がするけど・・・。」
たけし「確かに!あいつはスクラップになっていいと思うな。」
ヨンバオ(22・23シーズンに出てきた中国の機関車)「はいそこの2人。マコにも意味はあるはずさ。だから悪口はやめて、仕事をしようよ。あと、予言なんてだめだぞ。」
たかし「クッソ。ヨンバオにバレた・・・。」
たけし「話は後にするか・・・。今のところ、マコにはバレていなそうだし・・・。機関庫に帰って、いないうちに悪口の続きを言おうぜ。」
しかし、陰で聞いていたマコは、かなり落ち込んでおり、2人には近寄りたくない気分だったため、駅長に相談した。
マコ「私が仕事に必要ないとか言ってくるんです。そんなことないですよね。」
駅員「そうだよ。君は乗客を運ぶのにおいて重要な機関車だ。あの2人はついつい行ってしまうタイプだからね・・・。気にしないでいいよ。」
マコ「ありがとうございます。気にしないで行きます。」
そんな日が終わろうとしていたその夜・・・。1件の事件が起こった。
たかし「ん?俺の体が自分の意志で動いていない・・・。どうなっているんだ?」
たけし「俺もだ。何が起こっているんだ?」
???「やあやあ君達よ。今俺が運転しているから当然自分の意志では動けないさ。」
たかしとたけし「誰だお前は?」
スマジャーの機関士「もともと遠い島でスマジャーを運転していたP.Tブーマー(子供が泣くと言われ出演を中止された伝説のキャラ)だ。」
ヴィニーの機関士「そして、俺はイギリスの鉄道大会で競技の妨害をしたヴィニー(2017年公開の映画で出てきた悪役)を運転していたラオ(仮名)だ。」
たかし「スマジャー(4シーズンに出てきた意地悪な機関車)ってまさか、意地悪しすぎ発電機になったことが世界中で知れ渡っているあいつのことか?」
たけし「ヴィニーも競技を邪魔して世界中で話題になったあいつじゃね。という事は・・・。俺の体内には世界的悪人の奴らがいるってことか?」
たかし「大変なことになってしまった!」
悪役2人「さあ今から線路を爆破するのに使うぞ!」
一方そのころ、夜の散歩終えたマコが機関庫へ帰ろうとしていた。
マコ「さあ、夜の散歩を終えたし、そろそろ帰るか・・・。」
しかし・・・。
マコ「あれ?機関庫に2人がいない!何があったんだろう?とりあえず、待っていたら帰って来るだろう・・・。」
そのころ・・・。
たかしとたけし「俺らが知らない何かに動かされている!誰か俺を助けろ!」
ヨンバオ「なんだって!今すぐ助けないと・・・。」
ホンメイ(ヨンバオと同時期に出ていた機関車)「私も協力するわ。」
ヨンバオ「ん?大変だ!花火が運ばれている。」
たかし「そうだ!あいつらは花火で線路を爆破させようとしているんだ。」
ヨンバオ「なんだって!昔、中国の北東の方で線路を爆破させる事件があったらしいんだ。前に直接、ガンジンとギョウキ(22シーズンに出てきた意地悪な機関車の仮名)から、聞いたんだけど、爆破した際、火から逃げきれてはいたけど、その後、日本と中国のにらみ合いが始まったらしい(満州事変。これは作り話ではなく歴史の図鑑や教科書に載っていることです)。」
ホンメイ「大変!今すぐに止めなきゃ!」
ヨンバオ「おーい!今から止めるぞ。」
ブーマー「ヨンバオが攻めてきているぞ!」
ラオ「捕まえられないように少しスピードを落として、タイミングをズラせば脱線させられるぞ。」
ヨンバオ「大変だ!スピードを落とされた。」
そして・・・。
たけし「まじか・・・。ヨンバオでも、俺を止められなかった・・・。」
ラオ「残念だったな。さあ、もうすぐ目的地だ!」
ホンメイ「大変!今すぐ止めないと。」
ブーマー「ヤバい!また機関車が追ってくるぞ。ラオ。たけしを切り離すから、たかしに乗り移れ!」
ラオ「分かった。」
たけし「大変だ!切り離された!止まれない・・・。」
ホンメイ「わ!止められちゃったわ・・・。」
そのころ・・・。
マコ「あれ?まだ2人が帰ってこない・・・。ん?ガンジンがいる?どうしたの?」
ガンジン「大変だ!今たかしとたけしが何者かによって操られている。昔、満州で、俺は線路が爆破する瞬間を見た。マコ。大変なことになるのを阻止するために、その何者かを止めてくれ。」
マコ「分かったわ。私に任して。」
たかし「やばいぞ。もう爆発は阻止できなそうだぞ・・・。」
ラオ「やったぞ。目的地のトンネルはもうすぐそこにある。見えてきたぞ。」
ブーマー「さあ、着火の準備を・・・。なんだって?また機関車が追ってきているぞ。しつこいな・・・。」
マコ「もう終わりよ。悪人2人。」
ブーマー「なんだって?マコが前に来やがった。」
ラオ「行き止まりだ!止まるしかない・・・。悔しいな・・・。」
たかし「良かった。ありがとうマコ。俺は助かったよ。」
警察「こら。そこの2人。おとなしく出て来なさい。」
2人「はい。」
―翌朝―
駅長「良くやったぞ!マコ。君のお陰で、鉄道の平和を守れたぞ。君の行動はとてもかっこよかったぞ。」
マコ「はい。」
たかしとたけし「やあマコ・・・。ごめんよ、昨日必要ないと言ってしまって・・・。」
マコ「もう気にしていないわ。それより明日からは、仲良くお客さんを運ぼう。」
そして、マコは、線路の爆破を止めた機関車として、国中に知れ渡った。
このお話の出演は、マコ、たかし、たけし、ヨンバオ、ホンメイ、ラオ、P.Tブーマー、ガンジンでした。