二次創作小説(新・総合)

Re: 最終回、スプラッターとドッヂの作戦 ( No.6 )
日時: 2025/04/27 20:36
名前: Motoki (ID: fGppk.V/)

今から7年前。ソドー島に来る前、日本で働いていたリョウとユナは、音楽番組の準備を頼まれていた。
テレビ局長「やあリョウとユナ。君にお願いしたいことがあるんだ。」
リョウ「なんですか?」
テレビ局長「まず、リョウ。君は1組目のアーティストとスタッフを運んでくれ。」
リョウ「はい。」
テレビ局長「次に、ユナ。君はと2組目のアーティストと演奏者を運んでくれ。」
ユナ「はい。」
リョウ「田舎の山奥で働いていた僕達にとって最高の思い出になりそうだ。」
ユナ「そうだね。」
そして、翌日。
アーティスト1組目「やあこんにちは。君がリョウとユナだね。」
リョウ「そうです。」
アーティスト2組目「今日はよろしく。」
ユナ「信じられないわ。あのアーティストが私たちに乗っているなんて。」
リョウ「そうだね。僕たちが運んでいるなんてすごい。」
リョウとユナは、音楽番組の出演者を運んでいた。しかし、それを見ていたのは・・・。
スプラッター(映画に出てきた悪役)「あ、あの2人。いいな・・・。」
ドッヂ(映画に出ていた悪役)「俺らは今日も建物の解体作業だ。」
スプラッター「そうだ。あの2人の仕事を奪ってやろう。」
ドッヂ「そうだな。」
スプラッター「やあリョウとユナ。あのトンネルでは、人面県が追いかけてくるらしいぞ。」
ドッヂ「会いたくないなら、近道はしない方がいいんじゃないか?俺が代わりにやってあげるよ。」
リョウ「そうなのか・・・。じゃあ、あの道を通ろう。気持ちはうれしいけど、必要ないよ。」
ユナ「そうだね。新道の方が確かに安全かも。」
スプラッター「残念。失敗したな。」
アーティスト「君たちの運転はうまいな。」
ユナ「ありがとうございます。」
リョウ「さあ、この調子で目的地まで行くぞ。」
ドッヂ「やあ君達。」
リョウ「ああ。またあのうるさい双子だよ。」
ドッヂ「俺らはさっきあの近くでボルダーを見つけたぞ。早く逃げた方がいいんじゃないか?」
ユナ「怖い。大丈夫かな?」
リョウ「気を付ければ大丈夫なはずさ。」
ドッヂ「また失敗したよ。」
スプラッター「今度こそは成功してやる。」
彼らは次の作戦に移った。
ドッヂ「あの2人はこの道路を通るに違いない。」
スプラッター「そうだな。どうやって邪魔しよう?」
ドッヂ「あ!この解体工事のゴミをここに捨てよう。」
スプラッター「いいね。ここに捨てれば、道をふさいであの2人の仕事を奪えるかもしれないな。」
彼らは道の真ん中にごみを捨てた。しかし、それを知らない2人は・・・。
ユナ「目的地が近くなってきたね。」
リョウ「そうだね。ってあれ?道にごみが積んである。あー!」
2人はゴミにぶつかってしまった。幸いアーティストは無事だったものの、混乱と遅れが出てしまった。
アーティストたち「これは災難だな・・・。」
テレビ局長「とりあえず、あなた達はヒロの客車に乗ってください。にしても、誰がこんなところにごみを・・・。」
それは周りの人には分からなかった。しかし・・・。
スプラッター「よし。ヒロの徹線路にごみを置いてアーティストを運ぶ仕事を奪うぞ。」
テレビ局長「おい!君達。それは一体どういうことかね?」
ドッヂ「ヤバい。バレたか・・・。」
テレビ局長「どうしてこんなところにごみを置いたんだ?」
スプラッター「仕事を奪いたかったんですよ。俺らがアーティストを運びたかったのに、あいつらが選ばれて嫌だったんですよ。」
テレビ局長「はぁ。君達には解体工事を進めるにあたって大事な機関車だ。その仕事を奪う必要などない。分かったかな?」
2人「分かりました。」
テレビ局長「ただ、そんなにしたいなら、次は君たちに頼もうかな?」
そして、冬の音楽番組のアーティストを運ぶ仕事を2人はやることとなり、2人の願いも適った。