二次創作小説(新・総合)
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.5 )
- 日時: 2025/01/14 08:18
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第1話「懐かしのメンバーとの再会」
【リーザス村 ゼシカとエイトの新居】
・ゼシカ視点
「あら。いい匂いねエイト、何を作っているの?」
「おはようゼシカ。出張先で知り合った友人からシチューのレシピを少し分けて貰ったから、作っているんだよ」
「……。そっか。エイトもたまに、帰ってこないこともあるんだったわね……」
私はただ、少しでも夫であるエイトの負担を軽くしたいと思っているけど。
闘いがない日はよく、彼は出張先であるスマブラSPの世界に出かけてしまう事もあるみたい。
そこにはどんな人がいるのか、何をしているかを聞くチャンスは沢山あるのに。
私は……、怖くて聞けれなかった。
まだ分からないけど、この幸せな時間が今にも引き裂かれそうな気がする…と。
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「そこは心配ないもんよ、ゼシカ!」
「雷神……、それに風神さんも!」
「報告!!」
「実はな、俺たち元風紀委員は『あるお方』の命令で、お前達のいるこの村の新居を守るように派遣されたもんよ!」
「それって、まさかメーアの指示で?!」
「ご名答だもんよ、ゼシカ!!」
「説明!!」
「そのメーア様が言うには、いつゼシカたちの生活が引き裂かれるか分からないから…俺たち2人でしっかりガードするようにと依頼をして来たんだもんよ!!」
メーア……、何だか懐かしいわ。
レティスに突然連れて行かれた時、私とヤンガスは最初何の事だかよく分からなかった。
突然メーアたちのいる世界に呼び出されて、光の子らの役に立ちなさいと言われた事もある。
光の子って一体何なのよと初めはそう思っていたけど、その正体が光の一族と呼ばれる種族の生き残りであるメーアとアクトの事だったみたい。
その世界での闘いが終わってゆっくり出来ると思ったら、今度はテレシアのいる世界に呼ばれた事もある。
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「完成。ゼシカたち、積もる話もあるみたいだけど…今はご飯にしようか!」
「そうね。は〜お話してたら、お腹空いて来ちゃったわ〜♪」
「そうだもんよ。確かに、エイトの言う通りだもんよ!」
「御意!!」
メーアはもう、ディルクさんの親衛隊長を辞めてしまったかも知れないわ。
彼女の前にやっていたと言う調和の神様・コスモス様って人の容体がよくなくて、数日前にメーアが彼女の意志を引き継いだみたい。
いいえ、その逆なのよ!!
メーアは表向きは新たな創造の女神様であっても、裏では私たちと共に闘ってくれる大切な仲間よ!!
ふふっ、懐かしい仲間の事を思い出したら…急に会いたくなってしまったわ。
2話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.6 )
- 日時: 2025/01/16 08:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「久々の顔合わせ」
【FF6の世界 モブリズの村】
・ゼル視点
『リノアおねーちゃん、今日は何して遊ぶの〜?』
「はいはい。今日はわたしの出生を1からお話するから、まずはお客さん用のお部屋に皆で行こうね〜?」
『は〜い!』
ははっ。リノアの奴、相変わらず村の子供達に随分と好かれてんな〜。
オレはその頃、バッツと話がしたくなって…2人一緒に離れた場所にいたんだ。
アルティミシアがいつ目覚めるかも分からない状況の中、それらを上手く対処出来るのは当時戦った経験を持つオレたち3人しかいないからよ。
するとバッツに心配をかけられたのか、慌てて相手の方に視線を向ける。
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「あ〜悪ィ悪ィ、何処まで話したっけ?」
「SeeD選抜試験を受けて、無事に合格した後の辺りだ!」
「そうそう。シュウ先輩から撤退命令をセルフィに伝えてくれたからよ、それでオレたちは晴れて『SeeD』になったんだ」
「そうか……。そこでも、大変な任務とかあるんだろうな……」
「………。バッツ………」
オペラオムニアの世界で共闘した時、スコールが自慢げに話していたんだよな。
オレの知らない冒険譚が沢山あって、すげー悔しかったけど。
オレの勘としては、バッツのいた世界には『G.F.』とは違うシステムがあるに違いないな。
その違うシステムなら、ティナの世界もきっとそうだ。
現にティナの方は、スコール自身が彼女と話をしているからよ…この時だけは邪魔したくないんだわ。
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「……。なぁゼル……」
「んっ?」
「おれもさ。ゼルみたいに、色んな知識を『幾つか』身に付けたらさ……おれなりにティナを安心させる事が出来るだろうか?」
「う〜ん。三つ編み図書委員の『みっちゃん』がよく言っていた話だけどよ、バッツがどう思っているかによって…ティナ自身の気持ちも変わるんじゃないか?」
「………。ゼルは幸せ者だな……」
「まあな。だけど、急に『オレ調査委員会』だと言う奴らからの質問攻めは、流石に疲れちまうよ……」
『あの闘い時』の一件以降、バラム・ガーデンその物は1度も動いていないらしいからな。
オレは孤児だったけど、引き取ってくれた親父たちにいっぱい感謝しているんだ。
そして、そんなオレを好いてくれる『あの子』の分まで…オレは闘い続けなきゃ行けないんだ。
スコールやリノアもそれを配慮して、バッツたちの様子を見に行こうとアイツ直々にオレに提案してくれたかも知れないんだよなぁ…。
3話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.7 )
- 日時: 2025/01/17 08:52
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
作者がもうすぐ不在になりますので、本日分の更新が戻り次第か夜辺りになります。
続きを楽しみにしている皆様には申し訳ないですが、更新まで暫くお待ち下さい。
後、コメントや『この小説』に関するアドバイスならいつでも大丈夫ですよ。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.8 )
- 日時: 2025/01/18 07:30
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第3話「勇気の使徒と正義の使徒の初デート①」
【FF8の世界 バラム ホテル】
・レオナ視点
「ひゃ〜。確かに此処からなら、海がすげー見えるわ」
「…………」
「そうだ。お〜い、レオ……「ポップ!」んっ?」
「あたし。以前スコール君からいきなり、遠い未来の事を話してくれた事があったの」
「………。待ってろ、何か食えるやつを頼んで来るわ」
大戦時の頃、あたしはずっと『彼』の事を…大好きな恋人でもあるポップの事を頼もしい友人だとばかり考えていたわ。
バラム・ガーデンの図書館に自らの足で立ち寄った時、あたしは初めてスコール君たちがどれだけ辛い闘いをしたのかについて…思い知らされたの。
つまりキスティスが途中で割り出したのはきっと、スコール君は自分の気持ちをあたしに伝えるのが苦手…ということになるわ。
逆にポップ君なら…、面と向かってあたしにきちんと話してくれるのは何故かしら……。
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『ひょこっ』
「もしも〜し。だいじょぶ? レオナ」
「えっ?! エアリス…、どうしてあなたが?」
「うん。あなたの恋人と今、わたしの恋人がゼルの家でお話をしているの!」
「ロック君……、今近くの方に来てるの?」
「そ。だから、ポップの事はロック本人に任せようと思ってるの! だからわたしも。レオナとた〜くさんお話、したかったから…ね?」
あたしより随分歳上みたいだけど、よくスコール君が言っていたわ。
誰に吹き込まれたのか分からないらしいけど、「特に、年長者の言うことは絶対だ!」って彼らしくもない言葉が出ていたわ。
つまりマァムもダイ君も、自分の気持ちを伝える事が苦手…だったんだわ。
それ以前に、彼らのチグハグさがきっと…ティファからの影響がかなり大きいからかしら。
それから数分後、ポップが頼んでくれた商品が届き…あたしたちは"初めての女子会”をする事になったわ。
何で切ってあるパンが3枚とも半分なのかが不思議だけど、あたし的には食べれない訳ではないのよね〜。
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「そうそう。わたしとロックが此処に来る途中、銀髪の尖った人を見かけたわ」
「グロリオ君ね。彼は誰と行動していたの?」
「う〜ん。よくは分からなかったんだけど、同じように尖ってる銀の長い髪をした女竜騎士さんと一緒だった…かなぁ」
「そう……。カムイが……、一緒だったのね」
「後は。2人のボディガードとしてなのか……わたしたちと同じ人間で、彼らより少し背の高い銀髪の男の人も一緒にいたわ!」
「………ッ!!! まさか、ヒュンケルが…?!」
ヒュンケルが自ら、カムイたちのガードを引き受けたと言うことは。
彼ら3人の居場所は、何とか特定出来たわ。
カムイたちに託された任務はきっと、炎の洞窟内にいるボムを倒せと言うことね。
簡単なサポートをしたとしても、ボムの体は少しずつ大きくなる。
大爆発を起こす前に、回復魔法を1人1人に掛けて置く必要がありそうだわ。
その洞窟内で、何も変化がなければいいけど…。
4話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.9 )
- 日時: 2025/01/18 10:50
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第4話「勇気の使徒と正義の使徒の初デート②」
【FF8の世界 バラム ディン邸 リビング】
・ポップ視点
『コトッ』
「はい。お茶を2人分入れてくれたってゼルのおばさんが!」
「ありがとうございます!!」
「ったく。ウチの馬鹿餓鬼は〜、ゼルが不在だって言うのに…ロックさんを標的にするなんて(溜息)」
要するにこの人は、例の1人息子の件でかなり苦労しているんだろうな…。
まるで、第2のアバン先生みたいな人だ。
カール王国を束ねるフローラ様でさえも、大戦時の終幕の時…レオナに耳打ちしていたからなぁ。
それを聞いてマァムがかなり青ざめて、素早い行動でダイを手中にしたらしい。
その一部分を目撃したラーハルトやクロコダインのホッと一息も、安心してる感じがしたんだよなぁ。
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「あの…。ディン夫人は…ゼルのお母さんは何をきっかけでゼル本人を『養子』に迎え入れたんですか?」
「確か。ゼルは此処に引き取られる前に、何処かの孤児院にいたそうよ…」
「もしかして…。魔女イデアの家ですか?」
「ええ。その時のゼルは5歳くらいだったんだけどね、その時に叔母さんと叔父さんがそのママ先生に願い出たのよ。「お願いします。この子を…『幼い』ゼルを私たち夫婦が引き取っても構いませんか?」てね!」
「………。そうだったんですか……」
その経緯に関しては、本人と再会した時に聞いた方がいいかも知れないな。
それにしても、随分とおれを待たしてるように感じるけど。
ロックさんは一体、何処までこの女の人の1人息子を追いかけて行ってんのやら!
そろそろ痺れを切らし始めかけた時に、タイミングよくロックさん本人が帰宅したんだ。
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「ったくこのクソガキ。大の大人であるこのロック様を揶揄ってんじゃねぇっつーの!!」
「……………。ごめんなさい………」
「えっ?! あんた、またロックさんを道中困らせてたの!?」
「………。いや〜! まさか、ロックお兄さんに苦手な『菌類』自体があるなんて全然知らなかったんだよ…」
『それ以前に人様の弱点を俺(この人の前)の前で面と向かって堂々とバラすな、ドアホ!!(激怒)』
「…………。はい………」
「…………。ほんっとに、お前は相変わらず懲りないヤンチャ坊主だわ…(滝汗)」
まるで、猫猫の世界にいる高順さんと紅娘隊長その物だわ。
要は、『3人寄れば、何とか』だったけど。
肝心な言葉が出て来ねーから、後でトゥリープ教官に聞いて見ますかね。
確かあの人、ティナやフリオたちと同い年だった気がするわ。
5話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.10 )
- 日時: 2025/01/19 09:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第5話「小さな勇者の奮闘記」
【FF8の世界 バラム・ガーデン 2階 教室】
・ダイ視点
「以上。本日の授業を終わります!」
『ありがとうございました〜!!』
おれとマァムも1月の休み明けからこのガーデンの生徒になり、今日はトゥリープ教官の初授業だった。
説明は聞いていたけど、上手くノートに書きまとめれたか分からなくて…同じ席に座る先生FC(ファンクラブ)の1人が親切に教えてくれたんだ。
勿論、PC自体も初経験で…最初はどうしたらいいか悩んでいた時に……授業中に何度かトゥリープ先生が来てくれた事もあったんだ。
後は、この『予習・復習』と言う項目にあるテストの部分は今度教えてくれるみたい。
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「ダイ。学生食堂に行きましょう!」
「うん。おれ、此処の学食は初めてだよ…」
「私も一緒。でもね、シュウさんが私とあなたに言ってくれたの」
「えっ?」
「『君たち2人は本日付けから我がバラム・ガーデンの候補生とする。何か不安な相談な点は、私かキスティスに聞くように』てね!」
「あはは。シュウ先輩らしいや!」
おれとマァムのお付き合いに関しては、すでに何日か前から許されていたんだ。
今のバラム・ガーデンには、学園長のシドさんと奥さんのイデア先生が夫婦で経営しているらしい。
確か、訓練施設内の何処かに生徒たちがこっそり集まれる場所があるってサイファーから聞いた事があるな。
現にサイファーは現在の創造神であるメーア様に忠誠を誓い、彼は『創造神の右腕』とまで呼ばれている。
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『チーン』
「こっ…、これがエレベーター……」
「学生食堂は…1階か。ダイ、下の階に降りるから私にしっかり掴まってて!」
「うん。分かった、マァム!」
するとマァムは手慣れた手付きでエレベーターの方に触れていき、1のボタンを押す。
今乗っているエレベーターは決められた場所に一瞬で到着し、おれはマァムにしがみついたまま降りていったんだ。
うう……、マァムがレオナたちとベンガーナに出張していた時が懐かしいな。
その間のおれは空手ねずみのチウと一緒にマァムから聞いていたロモスの神様って場所で、真の勇者になる為の修行を付けていたからなぁ。
【バラム・ガーデン 1階 エレベーター前】
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「おっ、武闘家のお嬢さんにダイ様!」
「ビックスにジェシー、どうして此処に?」
「へへっ! 俺とジェシーはメーア様に君たち2人の護衛を極秘任務として依頼されたんだ。『いいわね? この階にマァムたちが降りて来たら、2人を目的地である学生食堂まできちんと案内するように』と言われてな♪」
「そうだったのね。後で、食後の運動用として訓練施設の方に私たち2人だけで行きたいんだけど…シュウ先輩に前もって『アポ』をお願いする事って大丈夫でしょうか?」
「任せて。それ位なら、私とビックスが何とか対処して置くわ!」
「ええっ、頼りにしてます!!」
アポ……、つまり使用許可や依頼する為に使われる言葉だね。
初めての言葉ばかりだけど、あるカンパニーの前社長さんがマァムの言っていた言葉を使った覚えがあるんだよね。
その前社長さんが何をしていたのかはバレットからある程度聞いていたけど、とても…悪い人には見えなかった気がするんだよね。
それでも……それでもおれは、バレットの気持ちを無下にしたくないよ…!!!
6話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.11 )
- 日時: 2025/01/19 14:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
使用言葉の講座
アポ
上官を初め、秩序を司る女神に依頼or出撃をしていいかの使用許可を問うために使われる。
護衛隊
ダイとマァムが滞在中のFF8の世界観を守るために雇われるボディガード。
現にツォン率いる元タークスも現在、創造神・メーアのボディガードとして彼女からの依頼を少しずつ進行中。
今は、元アバランチメンバーのビックス&ジェシーが今後ダイとマァムの護衛隊になることも。
以上です。
本編更新後に、今回のような講座をする事もありますので…ご了承下さい。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.12 )
- 日時: 2025/01/19 17:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
今後の更新内容
①バレンタインデー
②古代種の誕生日編
③純真勇者様の憂鬱 前編 後編
④スペシャルゲストの歓迎会
⑤大魔道士とパプニカ女王の新婚旅行
⑥ぱふぱふイベント
以上です。
④は多分ですが、葉月さんSideやネルさんSideとのコラボ小説も考えています。
バレンタインデー編にも、葉月さんSideやネルさんSide側も出したいと考えていますので…乞うご期待下さい。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.13 )
- 日時: 2025/01/19 22:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第6話「ある学園組の見学会①」
・きり丸視点
【FF8の世界 バラム・ガーデン 正門前】
「此処が、正門だ! この先にゲートがあるが…今回はニーダ君に道案内をお願いしてある」
憧れのニーダ先輩に逢えるなんて、夢見たいっす。
今回は授業の一環として、俺たち1年は組はバラム・ガーデンを見学する事になった。
しかも綺麗な学校でもあり、ちゃんと管理が行き届いている事もかなり凄い。
時々、よく分からない物があるけど…何度も回転してるピンクのやつは一体何なんっすかねぇ。
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「それは、『ドローポイント』って言うらしいッス!」
「つまり。『この世界』の召喚獣を装備しないと、その魔法を手に入れることは出来ないんですね?」
「流石ッスね。オレはウェッジッス、宜しくッス!」
「ボクは黒木庄左ヱ門です。宜しくお願いします!」
ウチのクラスの学級委員長は、相変わらずブレないなぁ。
ガードとして、上級生の6年生に同行して貰っているんだ。
なのに、食満先輩と潮江先輩の口喧嘩は相変わらずだ。
そろそろオレの怒りゲージがMAXになろうとする寸前で、ある人が制止してくれたんだ。
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「アンタら。今は見学会とやらの真っ最中だろ?」
「済みません。俺たち、いつもこうなんですよ…」
「喧嘩は程々にしないと、黒いバンダナを巻いてる『この少年』が悲しむぞ」
『…………きり丸………』
「……………」
「そうだな。潮江紋次郎に食満留三郎、今はしっかりと反省しなさい!!」
『はいっ、済みませんでした!』
「済まない。少しだけ、『彼』をお借りしても宜しいだろうか?」
「構わないぞ。あなたがいれば、きり丸も安心してくれるさ!」
「………感謝する!」
凄い、山田先生にちゃんと頭を下げてるなんて。
乱太郎や金吾はオレを心配してるけど、オレなら大丈夫だからさ。
例の人に導かれながら次に案内されたのは、学生寮という場所だ。
今は何人かがお昼時で不在している見たいだけど、ちゃんとした寮がたっくさんあるんだなぁ。
んっ? 男子寮にダイ先輩の名前札があそこに貼ってある。
じゃあ彼はこの時間帯、女子寮で生活してるマァム先輩と仲良くお昼タイムって事になるんっすか〜〜〜?!
7話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.14 )
- 日時: 2025/01/20 08:21
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
ネタ紹介
今回の更新は、アニメ・忍たま乱太郎やスクウェア・エニックスのゲーム「FF7 Remake」との夢のスペシャルコラボ回です。
5話でビックスとジェシーがダイ&マァム編で登場していたので、6話はクラウドとウェッジに登場して貰いました。
ティファもRemake時の姿として、本日更新予定の7話で初登場します。
彼女は料理全般担当なので、食堂の従業員という設定です。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.15 )
- 日時: 2025/01/22 08:45
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
正式カプ一覧
FF編
FF2:フリオニールXマリア
FF4:セシルXローザ エッジXリディア ギルバートXアンナ
FF7:クラウドXティファ ヴィンセントXユフィ シドXシエラ
FF8:スコールXリノア アーヴァインXセルフィ
FF9:ジタンXガーネット スタイナーXベアトリクス
FF10:ティーダXユウナ ワッカXルールー
FF10-2:ギップルXリュック シューインXレイン(FF10-2)※女性のキャラ名、違ってたらごめんなさい。
FF13:ホープXライトニング スノウXセラ
FF15:ノクティスXルナフレーナ
FFBe:レイン(FFBe)Xフィーナ ラスウェルXシャルロットorファイサリス ジェイクXリド ニコルXサクラ(FFbe)
こんな感じですね。
以下の名前がない人たちは、作者の設定で別のキャラ(オペラオムニア編など)とのCP設定になっていますので…ご了承下さい。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.16 )
- 日時: 2025/01/22 17:47
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第7話「若き黒髪少年と幼馴染と僧侶」
・引き続ききり丸視点です。
【FF8の世界 校庭】
「此処は…?」
「校庭だ。アンタ、先程の2人に少し苛立っていたからな…」
「食満先輩たちは相変わらずっすけど…、何も乱太郎たちがいる中で揉めて欲しくなかったからなぁ」
だからかも知れないと、オレは初めてそう思ったんだ。
少し遅れて来た金髪のお兄さんはきっと、オレが困っている事を察していたんだ。
山田先生にも前もって許可を貰い、今は人気の少ない校庭に来ていた。
確かに、学年によってオレたち『は組』は優等生じゃないのも事実だよ。
同じ学年だけど、い組の伝七と佐吉に何度か揶揄われる事も何回かあったからなぁ。
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「あっ、クラウド! 珍しいじゃない、男の子と一緒だなんて!」
「まあな。ちゃんと先方には許可を得ているから、心配はないよティファ!」
「そっか。あっ、私はティファ。こちらにいる彼…クラウドとは幼馴染なんだ」
「オレは摂津のきり丸。宜しくお願いします」
「おいおい。そんなとこで立ち話も疲れるだろ? こっちに来いよ!」
「そうだった。お店の途中だった! さて…きり丸くん、何を頼みますか?」
「えっと…。ティファお姉さんの得意なオムレツをお願いします!」
「分かったわ。クラウド、作るの手伝って!」
「分かった!」
さっきの男性のお陰で、オレたちは例の場所に導かれたんだ。
これが屋台と言って、切り盛りしてるのは先程の黒髪のお姉さんだった。
クラウド先輩とは幼馴染らしく、彼らのいた世界でも看板娘として奮闘していた。
この人の作るオムレツを食べてみたくなったから、初めてオーダーしたんだよなぁ。
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「彼女…、いい人だろ? だが、惚れちゃいけないぜ?」
「分かっていますよ。トモミちゃんからも、釘を押されてるんですから!」
「へぇ〜。くの一の女の子かぁ、その女の子は優しいか?」
「優しい…所も沢山ありますけど。彼女には2人の親友がいるんっすよ…」
「意外ね。私にもたった1人の親友がいるんだよ♪」
『えっ?!』
「ティファ。ザインはともかく、きり丸にはあまり打ち明けるな…(汗)」
「ごめんなさい。私ったら、つい……」
何となくだけど、クラウド先輩はオレやザインさんの為に必死でフォローをしようとしている気がするんだ。
オレには…この人たちだけじゃなく、乱太郎たちにも言えない事情があるんだ。
確かに、誰かにオレの過去を打ち解けたいと言う気持ちは少し位ある気はするんだけど。
オレの中に潜んでいる『何か』が、その気持ちを拒んでいるかも知れないんだ。
もしそうなってしまったら、オレはオレでいられなくなってしまうから……それだけは嫌なんだよ…!!!
8話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.17 )
- 日時: 2025/01/24 06:29
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
※初のバツティナ前提、ポプティナ&バツレオシナリオです。
※しかし、ラストはバツティナ&ポプレオになるので…お楽しみに下さい。
第8話「大魔道士と少女①」
・レオナ視点
【バラムガーデン 図書館】
「…………。この本、続きが気になるなぁ」
「へぇ〜。ティナって意外にも恋愛系の本とかに興味あるのか…」
「きゃっ?! ぽ……、ポップ!!」
お昼を共に滞納してからその場にいないと気づいたあたしは、ポップ君を探し回っていたの。
するとバッツ君に遭遇してしまい、訳も聞かずに訓練施設の奥にある『秘密の場所』に向かうことになったわ。
要するに、今はこっそり見守れって事かしらね。
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『シュッ』
「ご報告があります。パプニカの姫君はそちらの女性の『ナイト候補』と共に行動していると私の分身体が目撃しました!」
「レオナがバッツと…?! つまり、バッツなりに俺らを心配していると言った所だな」
「はいっ。いかがなさいますか? ポップ様!」
「いや。この際いい機会だ、たまには交代制で行動した方がいい! ソウエイとシオンは引き続きレオナたちのガードを、ベニマルとナンソウ シュナとホクソウには俺とティナのガードを頼みたい!」
「御意っ!!」
バッツ君は気付いているんだわ、今あたし達のすぐ近くにソウエイたちがいる事を。
確かにティナって恋愛もだけど、本とかの知識もないから…ポップ君がサポートしてくれると助かるわね。
後は……たまに神出鬼没のピカチュウが大人しいのが珍しいけど、そこはゼル君やアーヴァイン君の2人で上手く対処出来るかも知れないわね。
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【訓練施設 秘密の場所】
「まさか。こんな素敵な場所があったなんて…」
「ああ。俺もさ、中々ない機会だったから…レオナと話がしたかったんだよ」
「あたしと?!」
「ああ。まずはお互いの恋人について、話し合おうじゃないか!」
「そうね。………ポップ君たちが動き出したら、あたしたちも行きましょうか?」
「そうだな……」
返事が素直じゃないのは、彼にとってティナはそれ以上に大切だという事だわ。
以前ファリスから話は聞いていたけど、彼の過去を打ち解けたのは元の世界で旅をした仲間のみらしい。
勿論、ティナのことも全て察してる訳ではないけど。あたしは彼だけじゃなく…ティナの事も支えて上げたいと思うわ!
そうよ、今のあたしはポップ君の妻なんだから…少しはポップ君にも息抜きは必要よ。
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・ポップ視点
「ほい。冒険物が読みたかったんだろ、さっき三つ編みの子に話を聞いたら…『ある古の物語』が2冊程入荷していたらしいぜ♪」
「あっ。メーア様とテレシアちゃんの物語だ♪」
「えっ?! 読まなくても分かるのかよ?」
「ええっ。1つは『闇竜と世界樹の城』を元に書いたお話、もう1つは『双子の王と予言の終わり』を元に描いた冒険物だからね♪」
「………。なあ、1つ聞きたかった事があるんだけどよ」
「どうしたの?」
「その。アンタの騎士…バッツの事を、少しずつでいいからよ、俺に教えてくれないか?」
「勿論。ポップの方こそ、レオナちゃんのこととか色々教えてね♪」
「おうっ!」
恥ずかしいから嫌と、否定されるかと最初は思った。
俺は知りたかったんだ、いつもティナと一緒にいる気ままな旅人…バッツがどんな強い戦士なのかを。
ティナとはスピンオフで何度も共闘しているらしいが、それらも多分…俺やレオナにとっては知らない物語と言えるだろうな。
その為に俺はバッツと前もって相談し、こうして機会を許してくれたのかも知れないんだ。
9話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.18 )
- 日時: 2025/01/24 07:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
*この回では、アーセルが初登場します。
第9話「大魔道士と少女②」
【FF8の世界 バラムガーデン 2階 教室】
・引き続きポップ視点です。
「此処が、教室だ!」
「スコールから聞いたわ。いつもこの場所で朝のホームルームが行われているんだって」
「そうだなぁ。……バッツだけじゃなくて、スコールって奴とも『随分』と親しいのかよ…」
「まあね。……だけど、恋人がいる人にあまり近付いたら駄目だってラムザに言われてるから」
「……………」
また知らない奴の名前が来た、今度は別世界の冒険者の男か何かなのか?!
スコールって奴はラーハルトから話は少しずつ聞いてはいたが、好きな奴の前でしかはっきり話さないタイプらしい。
要するにあいつは、リノア以外の奴らとあまり仲良くなりたくない……ということか。
しかし、ティナに打ち明けると言うことは…リノアと『何処か』似た部分があるって事になるんだろうな。
-----
「ティナ〜、『まみむめも』!」
「うん。『まみむめも』、セルフィ!」
「…………? どんな合図なんだよ、あれは」
「あれは。セルフィの故郷・トラビア式の挨拶なんだよ〜」
要は、『こんにちは』って意味だろうな。
そんな難しい挨拶じゃなくて、普通の挨拶にしろっての!
すると俺は背の高いやつに導かれながらも、一緒に話し始める。
何故此処に俺らがいるのかを、アーヴァインたちは先に感じていたんだ。
コイツの恋人・セルフィとは確か、ガルバディア・ガーデンで再開したらしい。
つまり、この2人は孤児院で数日間一緒だったのか…。
-----
「ポップ。キミがレオナ姫以外の女の子と一緒にいるって事は、ボディガード兼護衛をしているのかい?」
「……。まあな、そんな所だ!」
「成程。ティナもセフィと同じくらいに魔力高いからねぇ、ボクが心配しなくても…キミが彼女の側にいるなら……心配する必要はないか」
「……………」
それは、初めから分かっていたからな。
恐らくティナには、生まれながらに秘めている『ある力』が加わっているんだ。
その力とは、魔導の力だ。
ドワーフ国の英雄王…ガゼル=ドワルゴン国王からも俺に、ティナの臨時ガードを頼むと前もって言われているからな…。
その人はリムル陛下の兄弟子で、1度はそれを確認する為に剣を交えた事があるらしいからな。
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『ピリピリピリ…』
「シオンか。何事だ?!」
『申し訳ありません。そちらから外をご覧ください!!』
「………っ?! な………、何なんだよこりゃあ!」
「おいおいおい。まさかの、『あの時以来』の襲来かよ〜」
「なっ………、何だって?!」
『ポップ様。我々もすぐにそちらへ向かいますので、暫しの我慢を!』
「分かった。そっちも気を付けろよ、シオン!」
『はっ!!』
アーヴァインは初めから察していたんだ、再びガーデン側と敵さんとの闘いが始まると。
キング・ゴマーの目的は、ダイを奴ら側に引き渡す事だ。
確かにダイは近い内に恐ろしい存在になるが、その点は大丈夫だ。
今ダイとマァムサイドには、メーア様の緊急命令によって帰還したスコール班がいるんだ。
それだけじゃなく、フェルンと魔王カリオンも臨時のガードとして…彼女たちの側にいるからな。
よっしゃ、長き闘いの幕開けだぜ!!
10話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.19 )
- 日時: 2025/01/25 04:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第10話「各フロア内の防衛戦 前編」
【FF8の世界 バラムガーデン 訓練施設】
・グロリオ視点
「くっ!! ゴマーたちは空からやって来るぞ!」
「慌てないで。いいわね、まずはこの施設内の防衛対象でサイファーとシュタルクを前衛にし。2人の護衛をサンジとウルフ・オドネルに一任するわ!」
『はっ!!』
「OKだぜ、メーアちゃん!」
「承りました、メーア様!」
「ではメーア様、私と共にこちらへ!!」
「うんっ!!」
メーア様の指示は、的確な判断だ。
恐らく、キング・ゴマーの真の目的は俺たちと共にいる未来の勇者・ダイ様を攫うことだろう。
その理由はハッキリしていないが、近い内に何らかの理由で封印した魔女アデルを復活させる為かも知れないな。
しかし、アデルは一時期的に封印されたんだよな…? 何故奴らは、そいつを突然解放する気になったんだ?!
何なんだ……、何かが引っ掛かるぞ。
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「グロリオ、メーア様!!」
「リムル国王陛下、ガゼル王!」
「少しばかりですが。我がドワーフもあなた方に全力を尽くしますぞ、メーア様!!」
「お願いがあるの。中でも戦闘が長引くのは2階の廊下の可能性があるわ、そこをドワーフ王国に防衛して貰いたいの!」
「メーア様からのご命令、しっかりと承りましたぞ!!」
「グロリオはどうする?」
「はい。私は引き続きメーア様の補佐に入ります、その代わりあなた様の補佐にはベジータとスノウ・ヴィリアースに事情をお話しして置きましたので!!」
「分かった。そっちもしっかり、メーア様に全力を尽くすように頼むぞ!」
「はっ!!」
あの熱血&冷静な武闘派コンビなら間違いなく、リムル様のお役に立つかも知れないぞ。
後は……学生食堂のとこも、安全とは言えない状況だな。
他の心配事に集中していると、バッツがこちらに向かって……ゆっくりと倒れ込んで来たんだ。
彼の背後にはレオナ姫がいて、奴はこの状況になるまで防衛し続けていただろうな。
すると、先に目を覚ましたレオナ姫がこちらに視線を向いたとすぐに察したんだ。
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【バラムガーデン ホール内】
「………。うっ………、くっ………」
「バッツ………。こんなになってまで……闘い続けていたのか……」
「バッツ君。ゴマーの放ったダークイミテーションたちを何体か蹴散らしながら、道中の間…あたしを必死で守ってくれたの……」
「つまり。今は隊長クラスのモンスターはいないってことね?」
「はいメーア様。『今の所』はですが…、数分の内に隊長クラスのモンスターを解き放つかも知れません!!」
「教えてくれレオナ姫。その隊長クラスのモンスターたちを解き放つまでの時間は、およそ何分までが限度なんだ?!」
「最高でも40分位が『かなり』の限度よ。その点はバッツ君が直々に依頼をしたから、問題はないわ!」
『ホッ……、ひとまずは安心だな(ね)……』
経緯に関して俺なりにおさらいすると、襲撃があった直後…バッツはレオナ姫を安全な場所に移動してから1人でダークイミテーションらと闘っていた。
これだけボロボロの状況でも、ポップ陛下の想い人を守り通しながら闘うのは中々出来ない事だ。
つまりだ、ダイたちはスコール班と共に校庭の防衛対象に入っている可能性も高いぞ。
学生寮付近の防衛ラインには、ベニマルとソウエイが死守をしている筈だ。
後かなり危険区域だとすると……、2階の教室辺りか?!
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「その役目、俺たちに任せてくれないか?」
「あなたたちは確か…『別次元』のマリオ、それに無一郎たちまで!」
「大体の状況はこちら側としても理解しています。要するにキング・ゴマーとやらが、『こちら側の世界』で起きていると言う今回の主犯なんでしょうね…」
「ああっ。奴の最重要目的は俺たち側と一緒にいる幼き勇者・ダイを連れ攫う事だ、それは何としても阻止しなければならない…」
「よしっ。大将たちの防衛には俺とデデデが行くよ、お前…いえメーア様たちには弟のルイージをお願いします!!」
「分かったわ。医療班として、そちら側のドクマリを残して行って欲しい!」
「はいっ。ではマリオさん、俺たちは教室の方を死守しましょう!」
「ああっ!!」
どうやらあの団体チームこそ、『カオスの日常〜大丈夫ではない〜』次元の連中だろうな。
マリオとやらは俺の『知ってる方』のマリオと違い、傷ついた仲間を守り通せるかも知れないな。
それをすぐに悟った別次元のドクターマリオは早速、負傷しているバッツの出張治療に取りかかり始める。
今は各フロア全体が戦闘状況になっているから、使用自体が完全に不可なのも当然か。
例の隊長クラスのモンスターが注入されると言うその時間帯までに何とか、防衛出来ればいいがな……。
中編に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.20 )
- 日時: 2025/01/25 12:32
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
〜次回予告〜
再び『あの闘い』がまた、襲来しようとしている。
そこへ突如現れたのは、別次元のファイター・マリオ一行だった。
しかし、グロリオはすぐに悟っていた。
闘いが始まる状況の中で、例の『腐れ』共も何人か現れるかも知れない…と。
そいつらは、魔力の高い女子を標的にしていた。
現に負傷中のバッツに代わり、ある炎の力を宿す勇敢な勇者が今…動き出そうとしていた。
果たして。その行方は、いかに?!
次回第2章:目覚めた時の魔女 後編
アイク「アルティミシア。俺とゼルダがいる限り……アンタの思い通りには、絶対にさせないさ!」
第2章の11話に続きます。