二次創作小説(新・総合)

Re: 新米創造神の新たな冒険譚 ( No.2 )
日時: 2025/02/09 11:36
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第1話「代表者たちの緊急招集①」

【ルフィの故郷 フーシャ村 酒場】


「お〜。美味でありますなぁ、このお酒は」
「だろ? この村の村長から俺たちにと言って、特別にお裾分けして貰ったんだよ」
「リムル様。仮にもあなたは盟主なんですから、お酒はほどほどに…!!!」

ボクは『永遠の2番手』こと、緑の配管工・ルイージ。
今回はルフィさんの新たな門出を祝う為、村長さんが直々に僕たちを招待してくれたんだ。
息吹リンク君の方は、村長さんからの苦労話に巻き込まれている為…今はそっとしとこうと思う。


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「しかし。意外な展開でしたね」
「……。ええ、ルフィはもう少しこの村にいたかったらしいですけど。彼の代わりに代弁したのが、ナミさんなんです」
「そういえばさ、マキノさん!」
「はい?」
「要は……つまり。その〜……、その『ナミ』って女の人とルフィはさ、一体どんな関係なのよ?」
「詳しくは分からないんですが。聞いた話によりますと…当時はルフィと一緒に冒険した仲間の1人で、長い大冒険が終わった後も…「今度はさ。あたしとアンタの2人で、新しい一歩を踏み出そう!」と彼女が直々に言い出したんです」
『えぇーーーーー?!』

もしかしなくてもこれは、ナミさんなりの恩返しって事じゃないかなぁ。
その大冒険が終わる前夜、ナミさんは覚悟を決めて…ルフィさんに気持ちを伝えたという事になる。
ナミさんの負担を少しでも軽くする為に、彼はかつての闘いで大活躍した。
魚人帝国に関連のある事件は、当時の経験者だったハチさんから一部始終を聞いていたけど。

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「つまりだなぁルイージ。人によっては、言い出せない事もあるってものなのだぞ?」
「………。その過去の一連については、魚人島に着いた時に…ナミさんは覚悟を決めたんだね」
「そうね。私もナミさんの覚悟を見習わなきゃね、これ以上…ミリムが1人で何処かに行かないようにきちんと見張らなきゃね……?」
「ギクッ! ギクギクッ!!」

あっ……、ミリムさんって人の目を盗んでそんな事をしてたんだぁ。
それは流石に、やり過ぎな気がすると思うけど。
後でカリオンさんからキツ〜イお仕置きになっても、ボクは知らないからね。
要するに、ミリムさんが何をやらかしたにしても…ボクは助けてやらないって事だよ。
これに懲りたら、少しは自覚して欲しい所だよミリムさん……!!

2話に続きます。