二次創作小説(新・総合)
- Re: 新米創造神の新たな冒険譚 ( No.4 )
- 日時: 2025/02/11 08:43
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「諦めが悪い冒険家」
【シロップ村 カヤの屋敷】
・バッツ視点
「いや〜。まさかルフィが先にゴールインするとはなぁ〜」
「まあな。俺もプロンプトからその話を聞いてさ、今までにないダメージを受けたよ」
「でもよかったですよね。ルフィさんには今後とも、ナミさんと頑張って頂きたいですから♪」
『……………。その危機感のない天然さ、まさにカヤらしいよ……』
「???」
俺はピカチュウと宛のない旅を続けながら、色んな場所を見て回っている。
ティナは今、ゾロとレナがいるシロップ村に来ていて…レナとは久々に顔を合わせていた。
彼女の故郷・タイクーンは現在、レインとフィーナ夫妻が引き継いでいるらしい。
しかも、俺もラミリス以上に驚いたけどね。
無愛想なゾロの為に、レナはアイツを変えようとするなんてなぁ。
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『パリーン』
「や〜っと見つけたぜ、バッツさんよ?」
「要はアレだろ? いい加減ティナから離れろって件だけど、そいつは無理な相談だね」
「はっ?! それは……、どう言う事なんだよ?」
「初めはそう思ったけどよ。海上レストラン・バラティエに行った時、ゼフのおやっさんに喝を入れられてね。それ以降俺は、ティナを手放せなくなっちまったんだよ…!!」
「…………。あの人は何で、こんな奴に助言したんだよ……」
『どっちも変わってない(ですね)、はは……』
何と言うか、ロックが俺を探し回っているのは色々な情報を得たからかも知れない。
魚人島でロックはフカボシ王子やしらほし姫から俺の事を聞いて、それで徐々に苛立ちをしていたらしいけど。
逆に俺はサンジやロビン、ゼフ料理長に背中を押して貰っていたんだ。
このまま1人と1匹で旅をするより、2人と1匹で自由気ままな旅をする方が安全だ…とね。
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「おいロック。バッツに用がある時は、前もって玄関から入って来い!!」
「………。うっせぇな! とっくに俺の用事は済んだ、今から帰るとこだったんだよ」
「そっか。それなら、よかった!」
「あっロックさん、お茶とかは?」
「あ〜また今度にします。急いで戻らないと、俺の『大切な恋人』からイターイお仕置きが待っているので…(汗)」
「そう……。分かったわ、あまりその人に心配を掛けてはいけませんよ?」
「…………。ハイ………」
ルフィは俺を助けに…こうして駆けつけたって事は、ナミはアイツの恋人と一緒にいるって事だよなぁ。
一部始終聞いていたウソップが何かを閃いたのか、専用のスケッチを取り出し…素早く描き終える。
あ〜成程、さっき言っていた恋人と言うのはエアリスの事だったのか。
確かに俺もティナを好いているから、人ごとじゃないって感じはするんだけどね(滝汗)
3話に続きます。