二次創作小説(新・総合)

Re: 新たな物語の冒険譚 ( No.34 )
日時: 2025/02/24 19:43
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第12話「不思議な魔人兄弟」


【サクラ王国 ドラム城 会議室】


・リムル視点


『コトッ』

「つまりだクゥ。俺の許可した休暇中に、何者かがバッツの命を狙ったと言うことか?」
クゥ「はい。その時レオナ様がボクに言ったんですよ、こちらにいる彼を助けて上げて…と」
リムル「そうか。………一体誰が、バッツを狙っているんだ??」
たしぎ「状況はよくありませんね。私はフリーレン様と共に、その原因を調べで見ます」
リムル「分かった。准将には俺の方から事情を話しておくよ」

いつかのバギー海賊団ではないにしても、誰がバッツを狙っているんだよ。
俺らの大事な戦力の1人を狙うとは、本当に抜け目がない連中だ。
昨夜、藤虎さんがサカヅキさんと一緒に『ある機械』を強化したそうだな。
3人の人形たちを動かせる権利があるのは、現時点でポップとレオナの2人のみだ。


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「リムル様。ご命令を!!」
リムル「スモーカー准将。急いで任務に当たってくれないか?」
スモーカー「………。つまり、いつ奴らがこちらに来るかわからない…と言うことですね?」
リムル「ああ。それと、念の為に青い髪の勇者を呼んで欲しいんだ。あいつが行くと言うなら、知恵のトライフォースを持つ『あの人』もきっと…あいつと一緒について来るだろう」
スモーカー「はっ!! この足ですぐに……、すぐに呼びに行きます!!!」

ポップの方は、何とかなりそうだけど。
問題なのはやっぱ、バッツの方だな。
ドゥーが遅れて来た時、ティナは何とか危機を脱したらしい。
彼女の傷を治療したのは、間違いなくヒナ嬢だろう。
フルボディらは相変わらずだけど、それでもヒナ嬢の右腕として動いているからな。
例の機械の使い方に付いては、サカヅキさんかイッショウ=藤虎さんの口から説明した方がいいだろうな。

13話に続きます。