二次創作小説(新・総合)

Re: 新たな闘いの物語 ( No.2 )
日時: 2025/03/02 12:52
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※アンチコメントの為、スルーします。

第1話「初めての食事」


【第3魔界 宿屋】

『カランカラーン』

「いらっしゃいませ〜!」
フリーレン「これはこれは。大魔王クウ様、この度は私やフェルンたちをお招きいただき…ありがとうございます!」
アリンス「いいんだよ。そこまで賢まなくても」
クウ「えっと。……ザイン殿は?」
フェルン「実は……、かくかくしかじかで……」
『……………(汗)』

要するに、そのザインとやらも苦労をしていると言うことだな。
彼がこちらに来れない理由は、他でもないだろう。
歳上のお姉さんとやらが、あの者にとっては必要不可欠なのだ。
まあ、そこは置いときましょう!!

-----

『コトッ』

フェルン「えっ?!」
アリンス「オープン記念としてお越ししてくれた方には、無料で配布させて頂きます!」
フリーレン「これ。アリンスが作ったの?」
アリンス「料理はね。この料理を提供したのは、私じゃないのさ!」
シュタルク「へぇ〜。まっ、せっかくだから食おうぜ♪」
クウ「さあ。お召し上がり下さい!」

しかも、外から来た客人とは言え…初めて見る顔ばかりだなぁ。
この冒険者らも恐らく、ある程度の情報を聞いてこちらに来たんだろうなぁ。
彼らが幸せそうに食べるその姿は、新米の大魔王であるボク…クゥと副大魔王・アリンス様の2人で守らなければならない。
それから数分後、今度はシンプルな客人が来店したんだ。
大臣であるグロリオからの情報に寄ると、この者たちはある学園の生徒らだろう。

-----

『バァァン…』

「アリンス様、クゥ様!!」
クゥ「どうした? 今忙しい時に」
海軍兵士①「申し訳ありません。先程クゥ様たちの住処に、泥棒が入りました!」
忍たまたち「……………ッ!!!」
『何だってーーー?!』

嘘だろ、今我が住処にはカダン王たちもいるんだぞ。
それにカダン王の依頼で、凄腕の冒険者たちを雇ったと報告があったな。
アリンス様にその者の名刺を確認すると、こやつはかなり優れているらしい。
名前は確か…、『さすらいの旅人』ロック・コールと言っていたなぁ。
よしっ、まずはこの者に向けて電伝虫を繋げよう。
とにかく今は、あの偉大なる冒険者のお手並み拝見と行くしかない!!

2話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.3 )
日時: 2025/03/02 13:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第2話「さすらいの冒険家、ロック登場①」

【第1魔界 大魔王クゥの住処】


・引き続きクゥ視点です。


『ガサガサッ……』

「えーーーん、ワタシが肌身離さず持ち歩いていたスケッチが無くなってるーーー」
アリンス「落ち着きな乱太郎。私も探すのを手伝うからさ」
乱太郎「はい、ありがとうございます…」

一体、ボクとアリンス様が不在中に何があったんだ?
まさかと思うが、前大魔王・ゴマーがマーバの瓶から勝手に脱出したということか?
いや、そんな筈はないぞ!!
しかし、犯人の目的は何だ?!
何故此処を知って、無断で盗みを働いたのか…。


-----

「ナミ少尉、お疲れ様です!」
ナミ「ありがとう。ねぇ、このスケッチブックって…眼鏡を掛けてるあなたの物で間違いはない?」
乱太郎「はい。ありがとうございます!」
ナミ「いいのよ。クゥ様、先程盗みを働いた者をルフィ大佐が捕らえました!」
クゥ「うむ。その者を連れて参れ!」
ナミ「はっ!!」


ナミ少尉は、本当に気が利くな。
今は航海士としての立場は休業し、ルフィさんたちと共にボクの住処を警備している。
ルフィ大佐のお目付け役として、花売りの娘・エアリス殿に監視を頼んだのは正解だった。
その彼女に何かあれば、ボクがあの冒険家殿に怒られてしまう!!


-----

『ちょいちょい…』

シュタルク「どうしたんだ?」
海軍兵士②「シュタルク様。実は……、果たし状が我々の元に送られて来まして…」
シュタルク「誰宛にだよ?」
海軍兵士③「はい。手紙の内容からしますと、差出人の持ち主はフリーレン様宛ですが……」
アリンス「まさか。『あの馬鹿』の仕業かい?!」
『はい……、恐らくは……(汗)』
シュタルク「あ〜……、全然懲りてねーな…」

ゴマーめ……、ボクに倒されたのが相当憎いだろうな。
しかし、果たし状とやらにはフリーレン殿をご指名しているからな。
しかし、例の助っ人がすぐそこまで来ているんだぞ。
一体何の為に、こんなことをするのかが気になるなぁ…。

3話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.4 )
日時: 2025/03/02 16:44
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

主人公枠紹介①

ロック・コール
本作の主人公で、25歳。
身長は175cmで、青いバンダナを身に付けている陽気な青年。
自称:トレジャーハンターであり、彼の職業は冒険家。
主に昼寝が好きだが、ある事情により…キノコなどの菌類が嫌いになってしまう。
過去に愛していた恋人・レイチェルの一件が立ち直れずにいたが、エアリスとの出会いで徐々に芽生え始める。
だが、恋人であるエアリスに何かあれば…本気で怒ることもしばしば。

1人称は、俺。

「おいっ。俺が不在中…エアリスを痛め付けたのはお前か……?!(ゴゴゴゴ……)」

CV :小野友樹

Re: 新たな闘いの物語 ( No.5 )
日時: 2025/03/03 08:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第3話「よくない知らせ」


【第1魔界 大魔王クウの住処】


・アリンス視点

『バァァン…』

「る……、ルフィ大佐!!」
ルフィ「お前たち。一体どうしたんだ、その傷は?」
海軍兵士②「はっ! 先程、このような手紙が……」
ルフィ「…………。マーバの婆さん、マーバの婆さんはいるか?」
「お呼びかね? 麦わらのボウヤ!」
ルフィ「緊急事態だ。大至急アリンス様にコイツを持って知らせろ!!」
マーバ「任せときな!!」

ルフィ大佐が…、かなり荒れてるねぇ。
恐らくだけど、あの兵士が持って来た手紙からすれば…人攫いの可能性もある筈だ。
先程まで『お目付け』役として活躍していた花売りの娘・エアリスが、何処にもいない。
おかしいねぇ…、私らがいた時は確かに一緒にいたんだけど。
するとマーバが息を切らしながら、こちらに向かって来たんだ。


-----

『グシャ…』

アリンス「これは…、覚悟を決めなきゃいけない時だ……!!」
フェルン「アリンス副大魔王様。手紙には何て書かれていましたか?」
アリンス「簡単に言うとね。花売りの娘が……エアリスが攫われてしまったそうだ」
ナミ「嘘っ?! 一体何処に……」
「恐らくその花売りは、かつて麦わらの兄が囚われていた『あの場所』にいる筈だ」
フリーレン「久しいね、ルッチ!」
ルッチ「お久し振りですフリーレン様。大魔王クウ様、私たち『CP0』ならば…すぐにでも駆け付ける事が出来るかと……」
クウ「……。よしっ、特別に許可をしよう。念の為、『彼』を連れて行ってくれたまえ!」
ルッチ「はっ!!」

確かに、あの娘を救出するには…冒険家のボウヤが必要不可欠だ。
ルッチの言う『あの場所』とは正に、大監獄・インペルダウン……。
何故攫われた場所がそこなのかは不明だけど、仮に…エアリスに何かあれば長く彼女の護衛をしている銀髪のトレジャーハンター…、ロック=コールが黙っていないよ。
数日前にテンペストへ招待された時に、リムル様は私とクウ様にこう言っていたんだ。


ーーーーーーーいいな? どんな事情や理由があっても、ロックを怒らせては駄目だ。ー


クウ「それとアリンス様。後は『あの者』たちの力も今回ばかりは必要ではないですかね?」
アリンス「そうだね…コホン。ええっ、確かにそうですね!!」
フェルン「分かりました。私が行って、その者たちを呼んで来ましょう!」
アリンス「あぁ。勧誘の件は頼んだよ、フェルン!」

流石は、フリーレン殿の弟子だ。
『あの者』たちと言っただけで、心当たりのある方へ向かっていく。
大監獄・インペルダウンについては、何日か前からルフィ大佐直々にインペルダウンダウン内の経緯いきさつを私とクウ様に話していたからね。
『かつて』その場所にはルフィ大佐の兄・エースが捕まっていた、そう報告を受けている。
今の大監獄では、黒足のコック・サンジが新たな看守長に任命されているからね。
その中に入るには、ロックの力が必要になる筈だ。
初めての任務だ、無事に生きて帰って来るんだよ…さすらいの冒険家=ロック・コールよ!!

4話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.6 )
日時: 2025/03/03 17:30
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

次の4話からは、BLEACHからルキアと九番隊副隊長(名前忘れましたw)が大活躍です。
勿論、ポケモンからはリコとアメジオが登場します。

次の更新まで、暫くお待ち下さい。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.7 )
日時: 2025/03/04 08:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

〜料理大会開催編での注意点〜

こちら版の料理大会編でのお題は、最高の料理です。
振る舞うキャラは、以下の10人です。

①マリベル
②ティファ・ロックハート
③勇者エイト
④シュナ
⑤ポップ
⑥サンジ
⑦スコール・レオンハート

⑨ブルマ
⑩ルキナ&ルフレ

以下のように9名とペア組は決まっていますが、皆さんの中で「このキャラをお願いします!」と言う意見がありましたら…お願いします。
それと、支援と制裁班もいたら6人位募集したいので…宜しくお願いします。

次は、各評価と審査員の紹介をします。

今回の料理対決の評価は、星5を目標としています。
その為、審査員も5人中2人のリクエスト応募となります。

名前:
リクエストするキャラ:
このキャラの出典or原典:
何故この2人にしたか:
作者に一言:

以上です、リクエストする時ですが…作者の知らない作品のキャラの応募は受け付けていないので……ご了承下さい。

リクエスト作品
(ONE PIECE/BLEACH/ハイキュー/薬屋のひとりごと/葬送のフリーレン/)

↑の作品内から、お選び下さい。
制裁班も同じく、↑の作品ないからの募集となりますので…宜しくお願いします。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.8 )
日時: 2025/03/04 20:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第4話「奪還への条件付き」


【第1魔界 大魔王クウの住処】


・クウ視点


『ペラッ』

「料理対決…か……」
海軍兵士①「はい。エアリス嬢を奪還するには、その大会を執り行う事が条件だそうです」
クウ「…………」

確かに、その大会を行うのも1つの手段だけど。
それまでに敵さんは、待っていない気がするんだよねぇ。
かと言ってボク…いや俺がこんな事で悩むのは、流石によくないかも知れないな。
そうならまずは、素晴らしい審査員を5人招待しようではないか♪


-----

『バンッ』


「だったら、名付けて今回のお題は『最高の料理』と名付けよう…♪」
パンジ「つまり。各代表者がそのお題に合った料理を振る舞い、5人の審査員に試食して貰う…」
クウ「その通りだパンジよ。グロリオ大臣、参加者は集まったか?」
グロリオ「いえ。最終ラインの部分だけ……、中々決まらなくて困っているんですが…」
『う〜ん………、⑧番目の候補者か……』


確かヒナタ隊長の話に寄ると、シュタルクの腕も中々上達はしているんだけどなぁ。
フリーレン殿に勧誘して見たが、彼女は首を振ったんだ。
つまり、退屈自体になるから参加はしないと言う事だろう。
この空白の前にスコール殿がいるが、彼もそこそこ料理は出来るそうだなぁ。
すると1人の海軍兵士がこちらに来て、電伝虫を俺に渡してくれたんだ。


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『ガチャッ』


「何だい? こっちは取り込み中の最中なんだよ」
『その勧誘の件、オレ様に任せてくれるかい? クウさんよぉ」
クウ「あっ………、あなた様はもしや?!」
ジェクト『おうよ! 急で悪いんだがアリンス様よ、オレ様の画面をそっちで映し出してくれねーか?』
アリンス「分かった、やってみるよ!」
パンジ「それ以前にジェクト。アンタは今何処にいるんだよ?!」
ジェクト『済まねぇ。丁度『バカ息子』のブリッツの試合を観戦してたんでな、もうすぐ終わる頃なんだよ…』
クウ「そちらの状況はどうですか?」
ジェクト『残念だが。完敗負けだ…、今回の大会は息子にとって最後の大会だったんだよ……』


それでも彼の息子…、ティーダ殿は本当によくやってくれましたよ。
17年と言う長い選手歴を経て、無事に引退を決意したんですから。
ここまで頑張ったんですから、今はそちらの方で充分泣いて下さいよ。
後はティーダ殿自身が、これからどうするかだなぁ。
そんな彼に1歩進ませるのも、大魔王である俺の役目でもあるからな♪

5話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.9 )
日時: 2025/03/05 08:40
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第5話「よからぬ企み」


【海軍本部 サカヅキの部屋】


・ルフィ視点


『グシャッ……』


「ぐぬぬぬぬぬ……」
ルフィ「さ………、サカヅキ元帥殿………」
サカヅキ「あのお嬢さんが…、エアリスお嬢さんが何者かに攫われたと言うのは本当か?」
ルフィ「はい。クウ様の話によりますと、これらの犯行は彼への因縁…かと思われます」
サカヅキ「よしっ。麦わらよ、まずお前さんに命ずるのはエアリスお嬢さんの救出だ! ワシんとこから『アヤツ』を同行させよう!!」
ルフィ「はっ! 有難き、幸せに存じます!」


肝心のお目付け役がいねーと、俺だっていつ好奇心旺盛になるか分からないからな。
途中でケムリんことスモーカー中将に遭遇したけど、アイツからは意外な一言だった。
「麦わら。あまり…無理をするな」と……、初めてそう言われた気がしたんだ。
爺ちゃんにも相談してーとこだけど、俺がいつか海賊に戻ると面と向かって言ったら…真正面から怒るだろうなぁ。


-----


「巡回ご苦労様です、ルフィ大佐!」
ルフィ「ああっ。それからどうだ? 捕らえた奴から誰の犯行か調べはついたか?」
海軍兵士②「はっ!! 尋問した結果、前大魔王だと名乗る者に……、今回の一件を頼まれたと仰っていました…」
ルフィ「つまり。ソイツの策にハマったのは……ギルドマスターの称号を持つユウキ=カグラザカ本人で間違いはないんだな?」
海軍兵士③「はいっ。奴は牢獄から釈放する気はないと仰っているようですが…、どう致しましょう?」
ルフィ「………。ならば、あの『女隊長』を呼べ、アイツならユウキとやらの考えも変わるかも知れないぞ」
『はっ、了解しましたっ!!』

ヒナタ・サカグチ……、今はアイツの力を借りるしか方法はねーな。
例の料理大会の開催日は段々と近くなっているからな、これは期待出来るかも知れねぇ。
俺が出ると大会所じゃなくなっちまうし、今回は抜擢された皆に任せるしかないな。
前大魔王ゴマー、お前のした事は…絶対に許さねぇぞ。
当時俺と冒険してくれた他の仲間たちには、戦闘丸のおっさんが1人ずつ声を掛けているからな。
さて、俺は他の場所を巡回しよう!!

6話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.10 )
日時: 2025/03/06 08:31
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第6話「逆の立場」


【海軍本部 牢獄】


・ヒナタ視点


『ギィィン…』

「まさかユウキ…、あなたが此処に入るなんてね……」
ユウキ「まあ。初めは面白そうな案だと思ったんだよ、敵の案に『わざと』乗る事で公になりかねないかな…と」
ヒナタ「やはり。ルフィ大佐の言う通り、彼が私を候補した理由が分かったわ」
ユウキ「えっ?」
ヒナタ「グランドマスター ユウキ=カグラザカ、あなたを本日未明から釈放します!」
ユウキ「………?! なっ……、何だって?!」

そう、『かつて』私を導いてくれたシズ先生ならきっと…こうしていたかも知れないわ。
今は例の大会を無事に開催出来るように、ユウキの力が必要になるのよ。
それにあなたは私だけでなく、リムルの事も信じている気がするわ。
だからこそ、ルフィ大佐は私を任命したのよ。
このまま自分が言った所でユウキの意志は変わらないから、私に託す…と。


-----

「ヒナタ隊長、拷問中に失礼します」
ヒナタ「どうしたの? 要件なら手短に言いなさい」
海軍兵士③「はっ! ルフィ大佐より、我が海軍本部にリムル国王陛下が到着したとの事です!」
ヒナタ「成程。つまり最終的な意志は、彼に任せればいい…そう言うことね?」
海軍兵士②「はい、左様かと……」
ヒナタ「分かったわ。すぐに向かうとルフィ大佐に伝えなさい!」
『はっ!!』

此処海軍本部では、エリート部隊やそれぞれの団体が各自の配置場所で活躍をしている。
ルフィは麦わらの一味の船長ではあるけど、今は海軍本部の大佐と言う貴重な役割を任されている。
そんな彼と肩を並べているのは、スモーカー中将…。
彼らとの出会いは多分…、ローグタウンで間違いはないわね。
その出会い方もかなりレア物…、じゃないかしら。

7話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.11 )
日時: 2025/03/06 15:05
名前: 翠 (ID: f/YDIc1r)

とっても読みやすくて最高です!
その出会いはかなりレア物…!
気になりますね🤔!
次回を楽しみにしています!

また来ます!!!

Re: 新たな闘いの物語 ( No.12 )
日時: 2025/03/06 16:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

ありがとうございます。
そう言って頂けるなんて、凄く嬉しいです。

はい、またいらして下さい。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.13 )
日時: 2025/03/07 09:09
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんにちは。
本編更新前に、追加するジャンルを入れておきます。

〜追加ジャンル〜

・Re :ゼロから始まる異世界生活
・この素晴らしい世界に祝福を
・薬屋のひとりごと
・フルーツバスケット The Final

以上です。
他にも、「この作品をお願いします!」と言うアニメがありましたら…宜しくお願いします。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.14 )
日時: 2025/03/08 06:53
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第7話「久し振りの英雄たち①」


【海軍本部 待合室】


・ルイージ視点


『ガチャッ』

海軍兵士④「では、こちらのお部屋で暫くお待ち下さい!」
「うん、ありがとう」


ボクの名前はルイージ、緑の帽子の配管工をやっています。
ボクたちスマブラメンバーは今まで通りスマブラ世界を行き来していて、時には仲間と再開したりしていた。
するとある日、兄さんがこんな事を言い出してきたんだよね。
それは、長く『弟』としてやって来たボクには分かる。
勿論一緒にいる皆も、その件については充分理解しているんだ。


-----

「ねぇ、ルイージ!」
ルイージ「どうしたの? ネス」
ネス「今回だけどさ。何故マスターハンドはボクたちをわざわざ『この世界』に連れて来てくれたんだろう……」
ルイージ「う〜ん。今までボクたちがいた『スマブラ世界』では何も心配はないから、今後は他の皆がいる此処で各自の力を充分過ぎる位に腕を磨けばいい…そういう事になるんじゃないかな?」
『あ〜……、確かに……』
リュウ「成程。確かにそれなら納得がいくぞ」
ベレス「ええっ。その期待に添えられるよう、私たちも『この世界』で頑張らないといけない」


新たな参加者・ベレスでさえも、今回の任務を把握している。
次のお声が掛かるまでボクたちはホッと一息を付けていた頃、丁度呼び出しが来たんだ。
そこに来たのは、両方の葉巻を吸う銀髪の男性。
マリオ兄さんが持って来てくれた海軍本部のリストによると、この人はスモーカー中将。
別名:白猟はくりょうのスモーカーと呼ばれているけど、ボクらに対する敵意は一切ないみたいだね。


-----

『スーッ』

「まあ。楽にしてくれ……」
『…………。はい………』
スモーカー「さて。今お前たちの手元にある海軍本部のリストには、それぞれの階級が記されているんだ」
マリオ「要するに。階級と言うのは下から上って事ですよね?」
スモーカー「そうだ。俺がいるこの場所では決められているからな」
ルイージ「えっと。ボクたちはその間…、何の階級に入りますか?」
スモーカー「まず。その人事を先に発表しよう、スマブラ四天王・マリオ。お前に任される階級は……『大尉』だ!」
マリオ「えっ?!」
スモーカー「更に。その大尉クラスの評価を持つのは、蒼炎の勇者・アイク 赤き炎の剣士・ロイ 英雄王マルスに憧れを持つ女剣士・ルキナ、伝説の軍師・ルフレ。以上の4人だ」
ルイージ「呼ばれなかった人は多分雑用やもっと下の階級…、って事ですよね?」
スモーカー「そうだな。しかしルイージ、お前は違うぞ」
ルイージ「えっ……?」
スモーカー「ルイージ。お前に任される海軍本部の階級クラスは……、『麦わら』と同じ大佐の階級だ!」
ルイージ「………。ボクが……、ボクがこの本部の大佐……?!」
マリオ「嘘っ……?! ルイージが……、僕の弟のルイージの担当する階級が大佐……」
ベレス「これは……。彼の更なる強化が楽しみだね」

確かに、今後はそうなるかも知れないね。
彼が迷いもなくボクをその階級にしたのは、これまでの評価を考えてからになるかも知れない。
中でも強いのは兄さんだから、ボクも沢山レベルアップする必要があるんだ。
後の階級クラスは曹長が2人と……、残りは雑用クラスになってしまった。
まあ……、ワリオの階級については仕方ない…気がするんだよねぇ。

8話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.15 )
日時: 2025/03/08 11:03
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

キャラ紹介

スモーカー
別名:白猟はくりょうのスモーカーと言う肩書きを持つ海軍中将。
自然系ロギアの一種である『モクモクの実』の能力者であり、ルフィたちとは何度か対峙して来た。
現在はその過去を遠ざけ、良き上官としてルフィやナミを指導している。
相変わらずたしぎには、厳しい一面もしばしば。

1人称は、俺。

「たしぎ。英雄マリオたちの前だぞ、そのトロさをいい加減治せ!!」

Re: 新たな闘いの物語 ( No.16 )
日時: 2025/03/08 20:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第8話「新たな女海兵、ティナ」


【海軍本部 女子更衣室】


・ティナ視点


「…………」
「ぶ………、ブランフォード中佐!!」
ティナ「どうしたのたしぎ中佐、そんなに息切らして……」
たしぎ「はい。スモーカーさんから伝令で、客室に『あの方々』がお見えになっています!」
ティナ「分かったわ。至急ポップ曹長に連絡を入れて!」
たしぎ「はいっ!」


初めて来た場所なのに、ヒナさん直々の命令で私は中佐に昇進してしまったの。
恋人のバッツは准将だけど、彼は相変わらず高所恐怖症になっている。
任務がなかった時、戦闘丸さんが彼を沢山見てた日があったわね。
新米の女中佐である私の前でも、彼は優しく接してくれたの。
たしぎ中佐のアポを取り、ポップ曹長と共に客室に入る。


-----

『ガチャッ』

「ティナさん………じゃなかったわ。お疲れ様です、ブランフォード中佐!」
ティナ「今……、慌てて言い変えたでしょ? ピーチ!」
ピーチ「はいっ。ベレスにもツッコミされまして♪」
『全く〜……』
海軍兵士③「ブランフォード中佐、例のふかふかコレクションです!」
ティナ「ありがとう。う〜ん、ふかふか!」
スモーカー「ポップ曹長。この娘には色んな意味で苦労してるな…(汗)」
ポップ「はい。大切な者とふかふか系には、何より弱いお方なので…(汗)」

もっともっとふかふかしていたいけど、2人からの視線は怖い。
この意味は多分だけど、「まずは。状況説明からだろ(では)?!」と……言っている感じがするわ。
ひとまず数秒のふかふかタイムは終了し、作戦会議をし始める。
現時点で大監獄の警備は更に強くなり、悪い奴らからの侵入は許されない状況になった。
そこへ海軍の軍艦で行けば早くても4日以内で着くけど、まずは料理大会を優先しないと行けないわね。


-----

スモーカー「そこでティナ。お前からの意見はあるか?」
ティナ「あまり。人目の少ない場所の方が…警備しやすいと思いますけど」
ポップ「………。あのさ、俺の村で開催はどうっすか?」
たしぎ「悪くはありませんが。逆に曹長が気まずいかと……」
ポップ「そうだなぁ。過去に1度帰ったけど、親父に拳骨喰らいましたからねぇ」
『……………(滝汗)』


それ、明らかにポップ…あなたのせいじゃないかなぁ。
1年振りの帰郷だったから、あなたのお父さんは心配していたんだと思うわ。
彼の話によると、今回は文通で連絡を取り合っているみたい。
レオナ軍曹に支えられながらも、彼は自分の本音を文通に描いていたみたい。
最新の返事だという手紙には、こう書かれていたわ。
要するに、あの人たちは経緯いきさつを既に把握しているから…今回は了諾したんだ。
任務中も兼ねて、たまには家に帰るのも有りかも知れないわね。

9話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.17 )
日時: 2025/03/10 08:33
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第9話「敵の襲来」


【海軍本部 正門】


・ルフィ視点


『ドゴォォォン…』

ルフィ「奇襲か。おい、攻撃態勢は何処からだ?」
海軍兵士④「はっ! 元帥殿の部屋から確認しました所、正面側です!!」
ルフィ「分かった。念の為ティ曹長とりんご軍曹に連絡をしろ、何があろうとも…『奴ら』への侵入を完全に阻止するんだ……!!」
『はっ!! 各部隊に通達する。全員、急いで正門前に集結せよっ!』


こういう時は、俺が焦っては行けないんだよな。
よく思い出すんだよ、パルテナの言う『あの一言に』な。
確か、「せいては、事をし存じますよ?」だったな…。要するに焦って行動をすると、敵の侵入を許してしまう…そんな意味だった気がするよ。
まるで、パルテナの『あの言葉』は爺ちゃんや生前のエースに言われた言葉その物みてーだ。
そんな時に限って、ある場所で俺は遭遇してしまったんだ。
俺の目の前には……黒いスカーフをつけている、黒髪の若き忍者と初めて会えた気がしたんだ。


-----

『チャリ〜ン……、チャリ〜ン……』

「あひゃひゃひゃひゃひゃ……、あひゃひゃひゃひゃひゃ………♪♪」
ルフィ「きり丸。ま〜たお前は半助の話無しで勝手に動いてんのか?」
きり丸「仕方ないじゃないっすか。土井先生の話はいつだって、長いっすから……」
ルフィ「…………。はぁ〜………(溜息)」
ティ「済まないルフィ大佐。これらは俺の監督不行きのせいだ……」
ルフィ「気にするなよティ。兵士からお前やりんごにも伝令があった筈だ、お前たち2人も正門に急いで向かってくれ!!」
ティ「分かった……。いや、分かりました!」


テト号の若き艦長・ティ……、コイツも今は大変な時期だと言うのに…こうして俺からの招集に応じてくれる。
すると必死でこちらに駆け付ける赤いグルグルヘアの少女・りんごと無事に合流し、きり丸を連れて正門前に向かう。
きり丸に関しては同期の戦闘丸に事情を話したから、何も心配は無用だ。
この奇襲の理由はおそらく、何かある気がするんだよなぁ。


-----

『バァァン……』

ゴマー「無駄だ。下等な海軍兵士の諸君らでも、ワシを止める事は無駄だ!」
「なら。俺たち上位魔人ならどうかな?」
ゴマー「くっ……。何だ、この大量の糸は?!」
デゲス「まさか、この技はもしやっ?!」
ソウエイ「ほう? 俺の技を見切った者がいるとはな……」
ゴマー「オーガだと……?! 貴様に問おう、この技は誰から習った?」
ソウエイ「ふっ。それを聞いてどうする? もはや、『偽りの大魔王』に勝機はない!」
ゴマー「なっ………、何だとっ………?!」
ベニマル「今ですっ!! ブランフォード中佐!」
ティナ「全てを守る力を……!! 私は負けない……、やあっ!!!」
『ごぼあぁぁぁぁぁぁぁ……』


今……、初めて思い知らされたかも知れない。
特に新米の女海兵・ティナは、何があっても怒らせては駄目だということを。
多少兵士達にダメージはあったが、軽い怪我でよかった。
奇襲は何とか阻止し、ソウエイはティナの命令で負傷した兵士たちを医務室に瞬間移動で運んでいく。
残りは人数分のたんかに乗せ、それらはヒナタとバッツが力を合わせて運んで行ったんだ。


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「ブランフォード中佐、ケアルをかけます」
ティナ「ありがとうベニマル。……これで何とかなったんだよね?」
ベニマル「はいっ。奴らの事なので、これしきでは諦めないかと……」
ティナ「そっ……、そんな………!!」
きり丸「確かにそうっすね。先程の奇襲自体が本気という感じじゃないという事は…、近々俺たちを敵さんの本拠地にご招待するかも知れませんね」
ティナ「きりちゃん……、相変わらず冷静ね」
きり丸「さてと…。ボクはそろそろ行きます、あまり長居してると……。戦闘丸さんがボクを心配しますからね」
ティナ「分かったわ。ハクロウ、彼を戦闘丸たちの所までお願い!」
ハクロウ「ははっ。勿論構いませんぞ、ブランフォード中佐!!」


彼女は俺やウソップより1つ年上だけど、今は自身の役職を認識しているんだな。
俺はティナより階級は上だけど、この光景を見ると…返ってこちらが学んだ事になるな。
階級は下だけど、歳上という立場があるから…今の彼女は彼女らしいと思う。
まあ………、闘い後の癒しクッションに包まれるのもティナのいい所だけどな。
戦闘外ならいつでもいいけどよぉ、重要な会議前はその行動自体を『なるべく』控えてくれよなティナ(汗)

10話に続きます。

Re: 新たな闘いの物語 ( No.18 )
日時: 2025/03/10 21:09
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第10話「旅人と少女」


【海軍本部 ティナの部屋】


『ぽすっ……』

「疲れちゃった……、少し寝ようかしら」


あの奇襲から数分が経過し、あとはゆっくり休息して下さいとベニマルが言ってくれたから…こうして戻って来れた。
来る途中ロックとすれ違ったけど、私の目は一切見ようとはしなかった。
それもそうよね、私はもう『過去』の恋人に過ぎないから。
これはもう、私自身が選んだ結果でもある。
疲れ過ぎて何も動けない、そう感じていたけど…やっぱり動かないと行けない気がしたの。


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『ガチャッ』


ティナ「………。バッツ………」
「休憩中にごめん。寝てたか?」
ティナ「ううん。眠れなくて……」
バッツ「そっか。さっき戦闘丸が来てさ、俺たちの為に林檎を食べやすく剥いてくれたんだ!」
ティナ「わざわざ。そこまでしなくてもいいのに…」
バッツ「あのな。戦闘丸や半助たちもそうだけど、此処の皆だってティナを心配しているんだぞ?」
ティナ「…………」


確かに、それは間違いないと思う。
こうして機会を与えてくれる事だって、中々ない事だから。
だからたまには、こうしていたいの。

11話に続きます。