二次創作小説(新・総合)

Re: 兵士と拳士の新たな物語 ( No.1 )
日時: 2025/03/22 09:57
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第1話「久々の帰郷」


【ニブルヘイム 給水塔】


・ティファ視点


「………。形は元通りだが……」
シュナ「この村には、お2人以外の方はいらっしゃらないんですね」


1度でも忘れたりしないわ、あの熱さを。
あの時……、今まで尊敬していた銀髪の英雄・セフィロスによって私は……斬られたの。
村のガイドとしてニブル山を超えたあの場所を案内したのも、私だから。
だから私は……、あそこまで道案内した事は後悔していないの。
それならまだしもクラウドは、ある病にかかって中々戻らなかった事があったから。


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「ティファ殿。この村の復旧支援ですが、こちらから寄付致しましょう!」
ティファ「エラルド侯爵こうしゃく……、ですが!!」
エラルド「何水臭い事を言いますか。リムル殿ならきっと、喜んで寄付すると言いますぞ」
ティファ「えっ?」
ガゼル「うむ。ならば我が国からも必要な分の寄付を提供しよう!」
クラウド「お気持ちは有難いが。一国の王であるあなたのご好意に俺たちが甘える訳には……」
リムル「ごめん。俺の兄弟子はこう見えてな、あんたら2人のような困っている民を放って置けない性格なんだよ」
ガゼル「ふんっ!!」
エラルド「全く。ならばハッキリとティファ殿たちに面と向かって言えばいいものを!!」

確かに、エラルド侯爵の言い分には一理あるわ。
今は復旧するまでの金額も含め、ヨウムたちがキチンと計算している。
かつては冒険者であり、リムルを盟主と認めなかったこともあったわ。
彼の言い分によって、その場にいたシオンたちがカンカンなのは言うまでもなかったわ。

2話に続きます。