二次創作小説(新・総合)
- Re: 兵士と拳士の新たな物語 ( No.2 )
- 日時: 2025/03/23 09:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「敵軍の狙い」
【亜空間の本部】
・デゲス視点
「くそっ! くそっ!!」
デゲス「ゴマー様……」
ゴマー「あの元ソルジャーとSeeDの若き小僧め。あいつらがいなければ、美人2人を捕らえられたのに!!」
「ふんっ。詰めがあまいようだな……」
『タブー様!!』
タブー「デゲス。急いで奴らを『あの大会』へ招待して来い!!」
デゲス「はっ!!」
禁忌神・タブー様、この方も少し前の大会でマリオたちによって倒された存在だろう。
私もまた、ゴマー様には大変恨みを買われてしまった。
まさか生まれたての魔人であるあのクウが、新たな大魔王になるなどと……!!!
しかし奴らの方は2手の場所に身を潜めているな、此処から近いとしたら…クリミア国辺りだな。
他ならぬタブー様からの初任務を今、私自ら遂行して来よう。
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【クラッシュ3の世界 アクアクの家】
・マリオ視点
「いいか。今から此処へある魔人がやって来る!」
メーア「要するにクランチ。そいつに殺意があったら、片っ端から倒せばいいのね?」
クランチ「敵意があるならな…。しかしそいつは弟の話によると、殺意は全くないらしい」
ネス(ネルさん次元)「つまり。ボクたち別次元の戦士だけじゃなく、他のみんなを『あの大会』へ招待するかも知れないんだね?」
ヒナタ「ええっ。出番が無いものは恐らく待機でしょうね!」
マリオ(ネルさん次元)「くそっ。俺はやる! そして……、そしてルイたんを………!!」
クロノ「駄目だよ? ボクの目が黒い内はそんな勝手は許さないから……」
W683側の3人『…………。女剣士さん側のクロノ、マジで怖い………』
そうだね、別次元のボクが僕の知ってるルイージに手を出すなら……クロノは分かっているんだ。
『あの大会』が開始する前の前哨戦として、別次元のボクを彼と聖人ヒナタが叩き直す事も可能だ。
しかし、皆の知ってる僕はクロノやヒナタと同じ側のスーパーヒーローだからね。
家の外に連れ出された別次元のボクを今、2人の英雄はお仕置きしようとしている。
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『スッ……』
「そこまでだ!!」
クロノ「あ………、アリンス副大魔王様」
アリンス「クロノにヒナタ。アンタたち2人の気持ちは分からなくはないけど、例の大会とやらの前にお仕置きをするのはあまりにも危険だ」
ヒナタ「『例の大会』という事は…、もしや?!」
アリンス「ああ。その知らせを今からあの男が伝えに来るからね!!」
ゼルダ「まさか。久々の『あの大会』が……!!」
アイク「ああ。俺たちは出る確率は高いぞ、ゼルダ!!」
ゼルダ「はいっ、アイクさん!!」
デゲス「あの。いい雰囲気の所で済まないが、姉上たちは一旦中に戻ってくれ!」
『は………、はいっ………』
まさか、デゲスがこちらに来るなんてね。
確かにメーアも言っていたけど、本当に殺意があるなら…コイツを倒さなきゃいけないけど。
今のデゲスからは…、その気配は感じない。
アリンス副大魔王様の言うように、彼がこちらに来たのはスマブラX大会の開催の知らせだった。
彼が持ってきたそのチラシからすると、ゴマーが標的と見ているクラウドとスコールの名がそこに載っていたんだ。
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「あの。開催場所はボクの知ってるあの場所かい?」
デゲス「はいっ。その場所に行く方だけど……、私から抜擢する4人の戦士を発表しましょう!」
『………。ゴクリ………』
デゲス「まず。荒廃された動物園ステージ……、そこの出場者の1人目は……光の勇者…クロノ・アトランティア!!」
クロノ「………。えっ?!」
デゲス「残る2人の出場者は……『スマブラ四天王』マリオと黒い天使・ピット……!!」
マリオ「まさか、僕と黒いピットが……!!」
ブラックピット「ああっ。そこは多分、最初は俺かアンタがクロノを庇って捕まるんだろうぜ……」
デゲス「本来ならな。しかし今回は、タブー様からの指示でそのステージを4人にして貰ったぞ!!」
要するにこの大会は、タブーが自ら提案した事になるんだね。
あの大会から数年が経過しているけど、黒いピットとクロノは初体験だ。
当時そこで大活躍したネスとポケモントレーナーのレッドが2人の元に来て、分かりやすく説明をする。
今回レッドポジションが今から抜擢されるその人だとすると、手持ちポケモンが違ってくるね。
レッドの時はゼニガメだったけど、その人の最初はリザードンの可能性が充分に高い。
その最後の代表者に選ばれたのが……ゼルダだったと言う事になったのは、予想外でもあった。
3話に続きます。