二次創作小説(新・総合)
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.114 )
- 日時: 2018/03/29 23:15
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「医療の世界は散々だったよ」
クラマ
「ていうか、あいつの薬使うのこええんだけど、大丈夫かこれ?」
たくっちスノー
「フクリュウによると、普通の薬になんかブレンドしただけらしいか...」
福ちゃん
「それ余計に不安になっちゃうやつ!」
龍我
「はぁ...マガイモノってとんでもないのばっかだな」
たくっちスノー
「お前が言うか」
龍我
「俺は元人間だ!一緒にすんな!」
こたつドラゴン
「あ、あのさ...」
福ちゃん
「あっ...こどらちゃん、もう角は大丈夫なの?」
こたつドラゴン
「うん...もう痛まないよ」
たくっちスノー
「良かった...あ!いやいや...王さまから聞いたんだけど、角を殴られたんだって?」
こたつドラゴン
「うん...」
クラマ
「下手すりゃ命に関わるところだったんだろ?一体誰がそんなことを...」
龍我
「お前、誰かに恨み持たれたりとかしてたのか?」
こたつドラゴン
「そういうのは無いけど...多分、私に来て欲しくなかったんだと思う」
クラマ
「来てほしくなかった?」
こたつドラゴン
「これ...」
こたつドラゴンは一枚の手紙を見せる...それはこう書いてあった
『ドラゴン交流会』
たくっちスノー
「交流会?」
こたつドラゴン
「う、うん...ドラゴン交流会は竜人が集まって...その、婚カツ?するイベントなんだけど」
龍我
「合コン的な?」
こたつドラゴン
「多分そんな感じじゃん...」
たくっちスノー
「でも君に参加してほしくないって思うやつがいるのか?」
こたつドラゴン
「...この手紙を送ってきたの...リューコなんだ...」
クラマ
「え、あいつが?どういう風の吹き回しだよ」
龍我
「リューコって誰だよ」
福ちゃん
「上位種の竜人で、昔こどらちゃんを苛めてたらしいの...」
こたつドラゴン
「ある一件でハグレ王国がリューコと戦って以来...妙に絡んできて怖くて...」
龍我
「...確かにそれは怖いかもしれねぇが、今回ばかりはマガイモノ屋でもどうしようもならねぇよ」
福ちゃん
「私たち、ドラゴンじゃないものね...」
こたつドラゴン
「あっ...うん、分かってたから...」
たくっちスノー
「...いや、行っておいでよ万丈!」
龍我
「はぁ!?」
こたつドラゴン
「ええっ!?で、でもドラゴンじゃないじゃん!」
たくっちスノー
「マガイモノだし、そこは誤魔化せるっしょ!!」
龍我
「そういう問題かよ!!」
福ちゃん
「え、ええ...では、依頼として発注するということになりますの?」
たくっちスノー
「そうだね、それでいい?」
こたつドラゴン
「う、うん...報酬は帰ってきたら用意するから...」
龍我
「無視かよ!?」
たくっちスノー
「プロテインあげるから...」
龍我
「...しょうがねぇな!」
福ちゃん
(ちょろい)
龍我
「交流会の時間は何時からだ?」
こたつドラゴン
「お昼じゃん...つまりあと三時間...」
龍我
「余裕はあるな、じゃあ行ってくる」
たくっちスノー
「気を付けてー...」
...
龍我がいなくなった後、マガイモノ屋は雑談を始めていた
たくっちスノー
「えっ、リューコってたまにハグレ王国に来てるの?」
クラマ
「ああ、バレないようにコソコソとな」
たくっちスノー
「なんで...?」
福ちゃん
「マリーさんいわく、さっき言っていた戦いの件で見方を改めたっぽいみたいよ」
たくっちスノー
「...本当に?」
コンコン
たくっちスノー
「あれ、誰か来たのかな...どうぞ」
「随分久しぶりじゃないか?」
たくっちスノー
「...なっ、お前は!!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.115 )
- 日時: 2018/03/30 10:23
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
龍我
「ここが交流会の会場か...」
こたつドラゴン
「まず、受付を済ませておかないと...」
龍我
「受付?」
こたつドラゴン
「うん...ここで竜人であることの証明をしなくちゃいけないみたいじゃん」
龍我
「竜人であることのって..俺この世界の竜人の事はさっぱりだぞ」
こたつドラゴン
「とりあえず翼を生やしておけば...」
龍我
(翼...マガイモノの体を変える奴って俺にも出来るかな)
龍我
「おおりゃあああああ!!」
龍我が気合いを出すと、背中から大きな翼がボンッと生えてくる
龍我
「お、案外やってみれば出来るものなんだな」
こたつドラゴン
「そだね」
龍我
「てか、なんでお前こたつ担いでんの?」
こたつドラゴン
「私のアイデンティティみたいなものだし...外出る時に入ってるわけにもいかないじゃん...」
龍我
「まぁそうだけどよ...さて、どんな竜人がいるんやら...フクリュウやネメシアみたいなのだったらいいが」
「おう、やっぱり来たか...」
龍我
「...おい、誰か近づいてくるぞ、ひょっとしてあいつか?」
こたつドラゴン
「うわっ、リューコ...」
リューコ
「...なんだよそいつ」
龍我
「色々あってな、同行を頼まれたんだよ」
こたつドラゴン
「べ、別に親密な関係とか、そういうわけじゃないじゃん」
リューコ
「そうか、どうでもいいからさっさと来い」
こたつドラゴン
「や、やっぱり怖い」
龍我
「待て、聞きたいことがある」
リューコ
「はぁ...なんだよ?手短にしろ」
龍我
「昨日、こたつドラゴンが殴られて角にヒビが入ったんだよ」
リューコ
「それが?」
龍我
「お前、こいつを苛めてたんだろ?もしかしたらと思ってな」
リューコ
「なんでわざわざ角なんか狙うんだよ...大体昨日はハグレ王国には来ていない」
こたつドラゴン
「そうだよ、それに昨日は背後から突然殴られたんだ...リューコだったらそんなコソコソせずに正面からやってくるだろうし」
リューコ
「今ここでやってやろうか?」
こたつドラゴン
「ひっ!」
龍我
「おい」
リューコ
「冗談だ...ほら、さっさと来い」
こたつドラゴン
「うう...」
龍我
「...」
...一方、マガイモノ屋
「ごきげんいかがかな、マガイモノの王」
たくっちスノー
「お前は...石動!」
石動...「石動惣一」
フィフティ・シリーズの件で、名無しの怪物を連れてNPG計画を実行しようとした者
クラマ
「石動...?知り合いか?」
たくっちスノー
「知り合いもなにも...自分と万丈はこいつに散々引っ掻き回されて、とんでもない目にあったんだからな!!」
石動
「覚えてくれてたんだ!嬉しいなぁ...ま、俺みたいに喫茶店を作ってた辺り相当だよな」
たくっちスノー
「忘れるものかよ、お前...もう復活したのか?」
石動
「まーな、名無しの怪物が生き返ったとなると奴を吸収し同一体のマガイモノとなった俺もすぐに復活するのは必然ってワケよ」
福ちゃん
「つまり貴方は彼の仲間...ということ?」
石動
「仲間?いやいや、その気になれば時空ぶっ壊す奴とつるむわけないじゃん、NPG計画を使う上でもうあいつは不要だからな」
たくっちスノー
「お前...まだアレを諦めてなかったか!」
石動
「本当は他にもまだまだ...いや、それはいいか」
石動
「まぁ、とにかく俺はあいつの味方ではない」
クラマ
「ならどうしてここに来た?」
石動
「お前達に警告しに来た。」
たくっちスノー
「警告?」
石動
「俺みたいな時空犯罪者が、どうやって作られてるか考えたことあったか?」
たくっちスノー
「...えっ?」
石動
「はい終わり、万丈の所行ってくるから後は自分で考えるんだな、チャオ!」
石動は煙を巻いて消えていく
たくっちスノー
「...石動、何が狙いなんだ?」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.116 )
- 日時: 2018/03/30 12:00
- 名前: mirura@ (ID: PY/2rZoc)
ミルラ「薬かぁ・・・・・」
ミラ「竜神は自然回復だからね。多少の傷は気にしない」
ジング「しかし、腕や翼を損失した場合は神創樹や白竜様の力が必要です」
レウォル「リリィ・・・意外と重要な役目を持っているんだな」
こんにちは!
薬の副作用って・・・・恐ろしいですね。
塗り薬は飲めないですよ・・・明らかに。
ちゃんと使えって、こういうことなんですね・・・・
・・・一応、何とかなったんじゃないですか?
まぁ、一応。
よ、良かったじゃないですか・・・
そして久々に石動さん・・・・
どうなることやら!
更新、頑張ってください!
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.117 )
- 日時: 2018/03/30 13:45
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Miruraさん
たくっちスノー
「薬の服用には気を付けよう!」
ロストメイドウィン
「どうでもいいが子供は可哀想だよな、粉の苦い薬飲まされて」
たくっちスノー
「うん...おくすりのめたねがもっと早く発売されてたら良かったのに」
ロストメイドウィン
「何故石動が?」
たくっちスノー
「元々福ちゃんメインの牙組の続編を書くつもりだったんだよね...それの名残」
コメント感謝だよ!
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.118 )
- 日時: 2018/03/30 13:49
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
龍我
「うっわ、竜だらけじゃねーか...」
リューコ
「竜人が集まる会なんだから当たり前だろうが」
こたつドラゴン
「お、おおお!万丈見て!ご飯はバイキング式じゃん!」
龍我
「おお!肉めっちゃあるじゃん!!」
リューコ
「おい!!」ゴスッ
こたつドラゴン
「グフッ」
龍我
「ゲフッ」
リューコはバイキングの皿へ駆け出す龍我とこたつドラゴンの肩を掴み、そのまま背中を膝うちした
リューコ
「てめぇら食うことしか頭にねぇのか!?」
龍我
「良いじゃねぇか別に...」
こたつドラゴン
「リューコ...なんで私に招待状送ったのさ」
リューコ
「竜人が集まるんだぞ、この世界に何人竜人が居るか知っておいた方がいいだろ」
こたつドラゴン
「エリートとして?」
リューコ
「さぁ、どうだかな」
龍我
「竜人...となると多分...居た!」
ネメシア
「ええと...あっ、万丈さん!」
龍我
「やっぱりお前も来てたのか!」
ネメシア
「局長に行ってみないかと言われて来たものの、知ってる人がいなくて心細かったんですよ...万丈さんこそどうして...」
龍我
「まぁこっちも色々あってな...」
こたつドラゴン
「万丈って竜人の知り合いが居たんだ」
龍我
(竜人じゃなくて竜神なんだけどな)
リューコ
「ふーん...見た感じドラゴンには見えないがよ」
龍我
「フクロウになったりするからな」
こたつドラゴン
「竜人なのにフクロウとはこれいかに」
ネメシア
「い、色々あるんです...私の世界は...」
リューコ
「ま、いいか。」
竜の四人はテーブルに座り、食事をする
ネメシア
「なんだか...私たちの席やけに注目されてませんか?」
こたつドラゴン
「多分リューコじゃないかな...多分この世界に住むなら耳に入ってると思うんだ、リューコの戦歴...」
リューコ
「闘技場の奴等を薙ぎ倒したくらいじゃねぇか」
こたつドラゴン
「最大八人グループ勢の奴をたった一人で勝ち上がったじゃん、こっちだって八人だったのに」
龍我
「なるほどなぁ...確かにそりゃすげぇよ」
リューコ
「くっだらねぇなぁ...」
こたつドラゴン
「...あのさリューコ、お願いがあるんだ、交流会終わったら...私と戦ってほしいんじゃん」
リューコ
「...はぁ?本気か?」
こたつドラゴン
「あっ...もちろん私一人じゃリューコの相手にはならないことはよく分かってるけど...お願い」
リューコ
「お前からそんなことを言うようになるなんてな...変なものでも食ったのか」
こたつドラゴン
「そんなんじゃないよ、ただちょっとした...」
「あ、いたいた...ようやく見つけたよ」
龍我
「...ッ!!この声は!!」
ネメシア
「えっ...えっ!?」
こたつドラゴン
「まさか、もう来たの...えっどこから!?」
リューコ
「はぁ?」
「遠くに行ってたからどうしたかと思ったよ...それじゃ」
「死 ん で く れ な い か な」
龍我
「...離れろ!真上からだ!」
ネメシア
「ひゃっ!」
その瞬間、天井が崩れ歪な恐竜に乗りながら名無しの怪物が姿を表す!
名無しの怪物
「今度はこいつだよ!あの赤いのは躊躇いや迷いがあったけど、恐竜なら食べることにしか頭がないし殺しきれる!」
恐竜マガイモノ
「シャアアアアアアア!!」
こたつドラゴン
「遅かった...」
リューコ
「おい!説明しろ!」
こたつドラゴン
「リューコ、ごめんね...奴の狙いは私だよ」
リューコ
「説明になってねぇよ!もっとしっかり...」
こたつドラゴン
「さぁ来い時空監理局...私は逃げも隠れもしない!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.119 )
- 日時: 2018/03/30 16:35
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
恐竜マガイモノ
「シャアアアアアアア!!」
こたつドラゴン
「...ッ!」
名無しの怪物
「角に関してはよくやったと思ったのになぁ...たくっちスノーが近くに通りかかったもんだから...」
こたつドラゴン
「やっぱりあの時殴ってきたのは時空監理局だったんじゃん」
名無しの怪物
「たくっちスノーが来なかったら根本まで切り取ってたんだけどなぁ」
こたつドラゴン
「どうして狙ったかは...ヘルちんの件で分かっているよ、今度は私を狙いに来たんだよね?弱いと判断してさ!」
名無しの怪物
「うん、そうだね...まずは君だけでも殺してやろうかな、つるぎちゃんの邪魔をするものは...何も要らない!!」
恐竜マガイモノ
「シャアアアアアアア!!」
こたつドラゴン
「くっ...こいつ...!」
リューコ
「下がってろ!お前なんかが敵う相手でもねぇだろうが!」
こたつドラゴン
「いくらリューコの頼みでも、それは...」
リューコ
「いいから下がってろ!!ウォアアアアアアアア!!」
リューコは雄叫びを上げ、巨大な赤い竜の姿になり、恐竜マガイモノに突っ込む
リューコ
「この野郎!!」
こたつドラゴン
「私だって!」
ネメシア
「こ、これってどういうことなんですか!?」
龍我
「後で説明する!」
こたつドラゴン
「万丈は他の人の避難をお願い!」
龍我
「任せろ!お前も来てくれネメシア!」
ネメシア
「は、はい!」
リューコ
「何やってる!?お前も早く逃げろよ!!」
こたつドラゴン
「出来ないよ...これは私の問題なんだ、ここで逃げるわけにはいかない!!」
名無しの怪物
「狙いはあの緑だけだ...といっても、聞かないか」
恐竜マガイモノ
「アアアアアアアア!!」
こたつドラゴン
「...ッ!負けてたまるものか!」
...
龍我
「他に竜人はいないか?」
ネメシア
「もう大丈夫だと思いますけど...」
石動
「お、居た居た!おーい万丈!」
龍我
「お前は...マスター!!」
ネメシア
「貴方...どうして!?死んだはずでは...」
石動
「そりゃお前、あいつが生き返ったから...」
龍我が無言で石動の胸ぐらを掴む
龍我
「あの時の事は今でも忘れてねぇぞ...今度は俺が地獄に送ってやろうか?」
石動
「あー落ち着けって!今はそれどころじゃないだろう?黒影はどこだ?」
ネメシア
「あちらですけど...」
石動
「よーし後もうちょっと!」
龍我
「あ、おい待ちやがれ!!」
名無しの怪物の元へ駆け出す石動を、龍我達が追いかける...
...
リューコ
「なんだよあの竜...潰しても潰しても再生しやがってよ...」
こたつドラゴン
「はーっ、はーっ...」
リューコ
「...こっちの体力が尽きる前にやらねぇと」
こたつドラゴンは満身創痍だった
ヘルラージュの時と違い、迷いのない怪物で、そのうえ味方は数少ない為...こドラ達の方が推されていた
名無しの怪物
「さて、そろそろかな...もうちょっと上手くやって、恐竜」
恐竜マガイモノ
「シャアアアアアアア!!」
リューコ
「お前だけでも逃げろ」
こたつドラゴン
「いやだよ」
リューコ
「おい...おい!!分かってんのか!これ以上やるとお前死ぬんだぞ!さっさと逃げろ!!」
こたつドラゴン
「嫌だよ...今ここで逃げたら、あの頃の...ハグレ王国に来る前の私と変わらなくなっちゃう...」
こたつドラゴン
「リューコにバカにされてたような...何も出来なかったあの頃と...」
リューコ
「お前...」
こたつドラゴン
「ハグレ王国があったから、私は変われた、ダメダメだった私が...変われたんだ!」
こたつドラゴン
「こんな奴なんかに...ハグレ王国を消されてたまるものか!!」
こたつドラゴン
「私は...ハグレ王国に...救われたんだから!!」
傷だらけ、血まみれの足でどうにか立ち上がるも...もう限界に見えた
こたつドラゴン
(カッコつけちゃったなぁ...もう死にかけなのは自分でも分かってるのに....)
名無しの怪物
「...うるさいっ!!つるぎちゃん作りを拒絶する物はいなくなってしまえ!!」
名無しの怪物の触手が迫る
リューコ
「こドラ!!」
こたつドラゴン
(だけど...ハグレ王国を守りたいって思うと、不思議なくらい...)
ビュンッ
名無しの怪物
「あっ...」
こたつドラゴンは軽く動き、名無しの怪物の触手を掴む
リューコ
「あいつが...かわした?」
こたつドラゴン
「負ける気がしないじゃん」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.120 )
- 日時: 2018/03/30 17:28
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
こたつドラゴン
「...うりゃっ!!」
名無しの怪物
「うおっ!!」
こたつドラゴンは触手を引っ張り、恐竜マガイモノから振り落とした
恐竜マガイモノ
「.....」
名無しの怪物
「やばいやばい、すぐに戻らないと...」
恐竜マガイモノ
「グルル...」
名無しの怪物
「そうそう、餌として見られるからなぁ...知能が低いのを作れとは言ったけど、攻撃しない奴にしてくれよ...」
リューコ
「こいつ!!」
名無しの怪物
「うぐあっ!!」
恐竜マガイモノによじ登る名無しの怪物をリューコが吹き飛ばす
こたつドラゴン
「リューコ...」
リューコ
「あーーーったく!!お前が逃げないのにこっちが逃げるのはプライドが許さねぇんだよ!さっさと逃げてりゃ良かったものを!」
リューコ
「死んだら承知しねぇぞ」
こたつドラゴン
「分かってる」
名無しの怪物
「もう...なんでこう上手くいかないの!」
こたつドラゴン
「なんでもかんでも...上手くいかないから世界というのは面白いんじゃん」
こたつドラゴン
「管理する側の束縛人間には...分かんないかもだけどね」
名無しの怪物
「このっ!!俺は!!俺はつるぎちゃんと一緒になるんだ!それを邪魔するお前達は消えろ!」
こたつドラゴン
「こっちだって...ガッ、ハグレ王国の邪魔をしないでほしい!」
名無しの怪物の放つ触手を掴み、ぶん投げる
名無しの怪物
「ううっ!」
リューコ
「隙が出来た...やるなら今しかねぇぞ!」
こたつドラゴン
「わかった...これが最後の攻撃になりそう...」
こたつドラゴンは両手に力を集中させる
こたつドラゴン
(前にデーリッチに教えた覇王拳...当時はどうして私は使えないのだろうと不思議に思っていたけど...今ならやれる気がする!!)
こたつドラゴン
「アーマードドラゴンの究極奥義...龍琥覇王拳ーーーッ!!」
恐竜マガイモノ
「グォアアアアアーーーーッ!!
名無しの怪物
「え、何...?ぐふっ!」
こたつドラゴンの放つエネルギー波が、二つのマガイモノを粉々にする
こたつドラゴン
「はぁはぁ...やった...」ガクッ
リューコ
「こドラッ!!」
名無しの怪物
「な、なんで...弱いはずなのに...何者なんだよ、君は」
こたつドラゴン
「私は...対した存在じゃないよ...」
こたつドラゴン
「ただの国民だよ...でっかくて、夢の溢れる...最高の国のね」
名無しの怪物
「...アテが外れちゃったなぁ」
こたつドラゴン
「誰が弱いとか、必死に探しても無駄だよ...お前の自己中な考えでハグレ王国を潰そうと考えるなら...こっちは絶対に負けないんだから...」
こたつドラゴン
「何を連れても...倒してやるじゃん...」
名無しの怪物
「まぁ、いいや...この状態なら死んだようなものだし...新しい竜人の求人でも漁ったらと伝えておいてね」
名無しの怪物
「今行くよつるぎちゃん」
リューコ
「待ちやがれ!!」
名無しの怪物は液状化して消えていく...
こたつドラゴン
「スヒュー...スヒュー...」
リューコ
「ちっ...死ぬんじゃねぇぞ!!」
リューコはこたつドラゴンを握りしめ、空高くへと飛んでいった...
石動
「おーい黒影...ありゃ、もう終わってたか」
龍我
「おい、マスター!」
ネメシア
「はぁはぁ...あれ、誰もいない...」
石動
「ああ、どうやら終わっちまったみたいだな...見ろよこの黒い跡と血をよ」
龍我
「血...こドラは何処だ!?」
石動
「そいつはどこのどいつかは知らんが、赤い竜がなんかを担いでいったのは見たぞー」
龍我
「...ネメシア、俺はこドラの所にいく、後には任せた!」
ネメシア
「あっ...はい!」
石動
「俺もやることは無くなったし帰るか」シュワッ
龍我は慌てて外へ向かい、石動は煙を巻いて消えていく
ネメシア
「あっ...消えた、ひとまず局長に報告を...」
...数日後
こたつドラゴン
「...あ、あれ?」
デーリッチ
「こ、こドラちゃん...気が付いたでち? 」
こたつドラゴン
「う、うん...なんでデーリッチがここに
デーリッチ
「み、皆ーーー!!こドラちゃんが意識を取り戻したでち!!」
こたつドラゴン
「ちょ、ちょっと...どうしたの!?」
デーリッチ
「う、うわわわああああん!!良かったでち!!良かったでち!!」
こたつドラゴン
「で、デーリッチ...そんなに泣かないでよ...」
ローズマリー
「こたつドラゴン!!」
こたつドラゴン
「あっ...ローズマリー...私どうしてたの?」
ローズマリー
「...君はあれから数日も眠り続けてたんだ」
こたつドラゴン
「えっ」
ローズマリー
「怪我が酷すぎていつ死ぬかも分からないって帝都の医者は言ったが...たくっちスノー達が資力を尽くして傷を治し、後は目覚めるのを待つのみだったんだ...」
こたつドラゴン
「そうだったんだ...あのね、実は」
ローズマリー
「リューコから全てを聞いたよ...よく頑張った、とも言いたいけど...あまり無茶はしないでほしい...」
ローズマリー
「とにかく、君が生きててくれて良かった...デーリッチは君が目覚めるのをずっと待ってたんだよ」
デーリッチ
「うわーーんっ!!」
こたつドラゴン
「...ねぇ、ローズマリー」
ローズマリー
「なんだい?」
こたつドラゴン
「私、ハグレ王国の国民になって本当に良かったと思うじゃん...」
ローズマリー
「...私もそう思うよ」
デーリッチ
「こどらちゃん...早く元気になってでち!!」
こたつドラゴン
「うん...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
龍我
「リューコ...だったな」
リューコ
「...」
龍我
「こドラの奴、目を覚ましたってさ」
リューコ
「...そうか」
龍我
「あいつ、お前にありがとうだってよ」
リューコ
「...あいつに伝えておけ、早く傷を癒して私のところに来いって」
リューコ
「...なんか辛いことあったら、私を呼べってな」
龍我
「分かった」
リューコ
「そうか、あいつには守りたいものがあるんだな...」