二次創作小説(新・総合)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.121 )
日時: 2018/03/30 22:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ある日のこと。

エステル
「なんじゃこりゃああああああ!?」

たくっちスノー
「ファッッッッッッ!?」


メニャーニャ
「先輩...どうしたんですか朝っぱらから大声を出して...は?」


メニャーニャが見た光景...それは...

エステル
「私の体がシノブになっとる...」ボイン

メニャーニャ
「ボインになることをシノブになるって言うのやめましょうよ」

エステル
「え、いやちょっと、普通驚く所でしょ、エステル先輩のバストが急に増えるとか変でしょ」

メニャーニャ
「驚きませんよ、別に増えたの先輩だけじゃありませんし」

エステル
「え、嘘?例えば?」

メニャーニャ
「.....」ジー

エステル
「そういえばあんた、胸にパッドでも入れたの?」

メニャーニャ
「死ねッ!!!」

エステル
「痛い痛い痛い!!捻るな、人の乳を捻るなっ!!」

そして別のところでは...

ヅッチー
「なぁかなちゃん、これお前の仕業か?」

かなちゃん
「違うよ!!なんでもかんでも私のせいにしないでくれない!?」

ヅッチー
「でも、こういうことするのってかなちゃんぐらいだろ?」

かなちゃん
「ま、まぁ確かに否定はしませんが...それにしても、巨乳ヅッチーもけっこうたまりませんね、触りたい...」

ヅッチー
「またセクハラを理由に妖精王国から追い出してやろうか?」

かなちゃん
「そ、それは勘弁!」

プリシラ
「そうよ、ヅッチーの膨らみは私のものなんですから」

ヅッチー
「かなちゃんじゃないなら原因は何なんだよ、早く元に戻ってくれ...」

プリシラ
「えー?私はこのままで良いと思うんだけどなー」さわさわ

ヅッチー
「触るなよ、触りたいなら自分のGカップでも触ってればいいじゃん」

プリシラ
「あーん、ひどい!」

ヅッチー
「肩こるんだよこれ...服は着づらいし...」

マガイモノ屋でも...

クラマ
「何かよくわからないんだが、ここの女が皆変なことになってるみたいだ」

龍我
「変って、具体的にどんな?」

クラマ
「そ、それはその...アレだよ」

龍我
「アレじゃわかんねぇだろ」

福ちゃん
「クラマく~ん、ちょっと来てくれないかしら~」

クラマ
「は、はいただいま!...お前もいずれ分かるよ」

龍我
「おう...」


福ちゃん
「それで、この依頼の事なんだけど...」プルプル

クラマ
「は、はい...」チラッ

福ちゃん
「他にも依頼はあるけど、これは...」プルンプルン

クラマ
「.....」チラチラッ

クラマの視線は、ちょっとしたことで揺れる福の神の胸に寄っていた

クラマ
(で...でかいっ!!元々大きい方とは思っていたが...ABCDEFG...H、Hカップはあるよなこれ)

福ちゃん
「ちょっとクラマ君聞いてるの? 」

クラマ
「は、はいっ!」

福ちゃん
「...ふふ」

福ちゃん
(あらあら、クラマ君ったらむっつりなんだから...)

クラマ
(い、いかんいかん...今は大事な仕事の話をしているんだ、胸じゃなくて顔を見ないと...でも気になる...)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.122 )
日時: 2018/03/30 23:28
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「もしもし黒影?」

メイドウィン
「どうしたー?」

たくっちスノー
「世界がとんでもないことになってて...時空犯罪者によるイタズラの可能性がある、調べてくれない?」

メイドウィン
「イタズラ?具体的にどんな?」

たくっちスノー
「...その、女の子の、胸が膨らんでるんだよ」

メイドウィン
「えー?単なる成長期じゃね?」

たくっちスノー
「そうじゃないんだよ!!全員大きくなってるの!王さまもローズマリー参謀も女性が皆!」

メイドウィン
「あー!あの国は女の子が多いから映えるだろうねー!ははは」

たくっちスノー
「笑ってんじゃねーよ!一番止めてもらいたいの自分なんだ!10分おきに胸が出てきたり無くなったりするんだぞ!」

メイドウィン
「でも俺なー、ロリ巨乳とかけっこう好きなんだけどなー」

たくっちスノー
「ロリじゃなくても巨乳好きだってことは息子の自分がよく分かってますよーだ!もう父さんは宛にならないし切るね!」

メイドウィン
「おう、頑張ってなー」

メイドウィン
「良かったなリニュ前、お前だけがおかしくなったわけじゃないみたいだ」

たくっちスノー
『あ、ああ...とりあえず海斗を止めろ!俺の胸を触ってくるんだよ...』

海斗
「うわぁ...むっちゃ柔らかい」モミュモミュ

たくっちスノー
『あっ...や、やめろ!!』

別世界の時空監理局は、ハグレ世界同様巨乳化したリニュ前たくっちスノーの胸を海斗が背後から揉みしだいていた

マクスウェル
「落ち着け...落ち着け...たくっちスノーは男、たくっちスノーの人格は男だ...よーしよし脳内をリフレッシュだ」

メイドウィン
「うちの組織もなかなかカオスなことになってるなぁ、ネメシアが今日休みなのは残念だよ」

たくっちスノー
『このヘンタイ!』

メイドウィン
「けっこうたまらないね」

マクスウェル
「おいそこの妻子持ち」

...

こたつドラゴン
「う、ううん...擦れて痛いじゃん...」

リューコ
「よう、こドラ...」

こたつドラゴン
「あっ、リューコ...怪我はどう?」

リューコ
「エリートなめんな、あの程度どうってことはない...それよりお前はどうなんだよ」

こたつドラゴン
「う、うん...皆のおかげでどうにかなったじゃん」

リューコ
「そうか...」

こたつドラゴン
「ありがとう、リューコ...私をここまで連れてきて」

リューコ
「お前は生きなきゃいけねぇからな、この国のためにも」

こたつドラゴン
「リューコ...」

リューコ
「で、傷跡とかは出来てないよな?」

こたつドラゴン
「へ?で、出来てないよ...」

リューコ
「嘘つけ、あんな怪我で出来てねぇわけあるか...ほら出てこい!!」

こたつドラゴン
「だ、ダメ...今はぁっ!!」

こたつドラゴンはリューコに掴まれ、無理矢理こたつから引っ張り出される

...その衝撃で、胸が大きく揺れる

リューコ
「....なっ」

こたつドラゴン
「こ、これ見られるの恥ずかしいから...そ、そんなに...見ないで...」

リューコ
「...おい」

こたつドラゴン
「え、なに...ひゃっ!!」

モミモミモミモミ

リューコ
「柔らけぇなぁ...お前の乳」

こたつドラゴン
「あっ、やだっ...りゅうこっ...だめだよっ...お客さん来ちゃうじゃん...」

リューコ
「お前のそのデカいのみてたら...なんだか苛めたくなってきた...」

こたつドラゴン
「そ、そんな理不尽...」

リューコ
「たっぷり...苛めてやるよ...」

こたつドラゴン
「...うん」




ウズシオーネ
(リューコ×こたつドラゴン...むふーっ!)

Sonic.exe
「シオーネ、仕入れ終わったぞ...ん、どうした?」

ウズシオーネ
「あ、いえいえなんでも~?」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.123 )
日時: 2018/03/31 01:15
名前: mirura@ (ID: PY/2rZoc)

ミルラ「・・・・犯人、誰?」←半分竜化

ミラ「巨乳キャラに何かしら恨み持ってるからってそれを他者に向けるな!」

ネメシア(休みで良かったです・・・・・)



こ、こんにちは・・・・←元に戻った

・・・・巨乳キャラには恨みがあるんです。色々。
ゼネイラからミルラになった要因の一つでもあります。

セクハラという言葉を聞いて「I don’t know」って叫ぶレベルなんです私は・・・

はぁ・・・・・
どうなるんでしょうね・・・・
更新頑張ってください。


ミルラ「犯人誰だろう・・・・」←刀所持

ジング「作者、刀没収します」

ミルラ「そんなことしたら仮死状態になる・・・・」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.124 )
日時: 2018/03/31 08:05
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

ロストメイドウィン
「...まさかとは思うが、ミルラ氏はちっぱ

たくっちスノー
「それ以上言うな!殺されるぞ!!」

ロストメイドウィン
「そうなのか」

たくっちスノー
「今回ばかりは自分としてもどうなるかさっぱりだ、何せお題箱から送られてきたネタだからね...まぁ完全ギャグでどうにかやるよ」

コメント感謝だよ!

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.125 )
日時: 2018/03/31 08:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「つーわけで監理局は役に立たないからうちでなんとかするしかないみたいだ」

龍我
「うちでって...原因も分からないのにか?」

たくっちスノー
「この状況を楽しんでいる以上しゃーないしょ」

クラマ
「ああ、俺も早く元通りになってほしい...仕事に差し支える...」

福ちゃん
「クラマ君...」ギュー

福の神はクラマを抱き締め、その大きな胸をクラマの背に押し当てる

クラマ
「福の神様...止めてください、誰かに見られたら殺されかねないので」

たくっちスノー
「ご褒美みたいな光景になってるぞ」

龍我
「これって大明神の仕業じゃねぇのか?」

たくっちスノー
「本人が否定してるよ、身に覚えが無いんだと」

クラマ
「本当にそうなんすかね...大明神って水着が見たいだけで女神に願いを叶えてもらいに行くほどくらいっすから」

福ちゃん
「色気の為ならどんな無茶でもするお方ですものね...」

そんな事を話していると、マガイモノ屋の扉が突然大きく開き、少年が飛び出してくる

「「ちょ、ちょっと匿って!!」」

たくっちスノー
「な、なんだなんだ!?」

...

龍我
「誰だこの二人」

福ちゃん
「道具屋のベル君に...ゴーストハンターのアルなんとか君」

アルフレッド
「アルフレッドです...」

クラマ
「お前達が来るまでは、この国では貴重な男性だったよ...」

たくっちスノー
「で、その男二人がなんで匿ってほしいって?」

ベル
「そ、その...今日起こった異変の事なんですよ...」

福ちゃん
「ああ~なるほどねぇ...思春期の男の子には目に毒よねぇ」

アルフレッド
「ジュリアが僕に押し付けてからかってくるんだよ...姉さんの視線も怖いし早くどうにかしてください!」

たくっちスノー
「...それは依頼ということ?」

ベル
「お願いします!僕の作った薬をあげますので!」

アルフレッド
「ぼ、僕も出来る限りの事をするから!」

たくっちスノー
「わ、分かった...」

...

たくっちスノー
「...とは言っても、一体何をすりゃ良いんだか」

龍我
「こんな事する方法ってあるのか?」

福ちゃん
「それを調べてほしいって頼まれたのよ、しっかりやらないと」

クラマ
「え、ええ...あの、福の神様は一番前を歩いてください」

ベル
「はわわ...」

アルフレッド
「だ、ダメだダメだ...こんな状況をジュリアに見られたらからかわれる...」

たくっちスノー
「自分としても胸が増えたり縮んだりするのは気持ち悪くてたまらんよ!」

福ちゃん
「大丈夫よ、大きくなってない女の子としてミアちゃんの付き人のキャサリンちゃんを連れてきたから」

キャサリン
「そういうこった、鼻の下伸ばす心配は無用ってな」

龍我
「お前は変化してないのか?」

キャサリン
「オレは人形だからな、そもそも膨らむ乳なんてない」

たくっちスノー
「膨らんでるであろうミアラージュが羨ましいって思ったことは?」

キャサリン
「...ちょっとだけ」

福ちゃん
「あらあら」

キャサリン
「な、なんだよ別にッ!!いいから行くぞ!!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.126 )
日時: 2018/03/31 17:28
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「さて、まずどこから調べるか」

キャサリン
「心配要らねぇ、ミア様がある程度は調べて下さった」

たくっちスノー
「ありがてぇ...何か分かったことある?」

キャサリン
「ああ...ミア様によると、こういう複数人がまとめての奴はマジックアイテムの類いによるものを使用した可能性が高いそうだ」

アルフレッド
「マジックアイテムというと、呪われた物とか?」

キャサリン
「そんなのより胡散臭い物だよ...絵本とかであるだろ?どんな願いでも1つだけ叶えてやる~的な」

福ちゃん
「打出の小槌?」

キャサリン
「和風に言えばそうなるな...ただ、そんな都合のいい物でも無さそうだが」

たくっちスノー
「だよな、ノーコストで願いが叶うわけがない...もし何があったら...」

クラマ
「急いだ方が良いかもしれないって事っすか」

たくっちスノー
「うちのマガイモノ使ってマジックアイテム調べさせるか...マガフォン!」

キャサリン
「そういや残りの男...マッスルとマーロウとやらはどうしたんだい?」

アルフレッド
「マッスルさんはいつも通り美人の女の子に見とれてるんじゃないかな」

ベル
「マーロウさんは娘に不純な目的で近付く輩を潰すって目を光らせちゃって...」

アルフレッド
「うん、あの顔は怖かったよ...本当に人を殺しそうで...」

福ちゃん
「あの人はやるときはやる方ですからね」

龍我
「殺した動機が被害者が娘のおっぱいに見とれていたからとか、娘が可哀想な事になるな」

クラマ
「そういやマッスル先輩てマーロウさんの娘さんに気があるんでしたっけ」

ベル
「あれ、これ思ったより大事では...?」

龍我
「話の流れからしてマッスルがいつ殺されてもおかしくねぇ」

キャサリン
「これはさっさと解決したほうがいい、殺人事件が起こっちまう前に」

たくっちスノー
「ああ...ありがとう、うん、助かるよ」ピッ

キャサリン
「どうだった?」

たくっちスノー
「オカルトグッズが大好きなマガイモノに調べてもらったら、確かに昨日この世界でマジックアイテムが使用された反応があるそうだ!」

龍我
「おお!やるじゃねぇかマガイモノ!」

たくっちスノー
「...ただ、三つもあるみたいなんだ」

福ちゃん
「三つ...世界に三つと考えると多いのでしょうか...」

たくっちスノー
「まぁ近くに集めてくれるそうだし、調べてみる価値はあるかも」

...そして、時空の渦から物が三つ落ちてくる

綺麗な紅茶のティーポット、玉、そして魔方陣の本...

たくっちスノー
「道具屋から見てどれが怪しいと思う?」

ベル
「道具屋じゃなくても全部怪しく見えますよ...」

龍我
「じゃあティーポットでいいだろ、こういうのは磨いたら何か起きるだろ」

アルフレッド
「それってランプじゃ...」

福ちゃん
「とにかくやってみるわ...クラマ君、ハンカチ」

クラマ
「はい」

福の神がティーポットを磨くと...紅茶と何かが飛び出てくる!

「よくぞ伝説のティーポットを探し当てた...褒美に願いを1つだけ...」

福ちゃん
「あれ?ティーティー様?」

ティーティー
「む、何じゃお主らか、どうやってティーポットを?」

...ティーポットから出てきたのは、紅茶の神であり同じくハグレ王国在民のティーティー

クラマ
「というより、なんであんたティーポットから出てきてるんです?そんなランプの魔神みたいな神でしたっけ?」

ティーティー
「...実はな、この間ハオの奴に」

ハオ
(ティーティー様はどんなカミサマなのハオ?そういえば聞いたことなかったハオ!)

ティーティー
「と言われ何も言えなかった...わしは福の神やポッコの奴と違い、世界樹の守り神としてではなく、単体の神様として何もしていなかったと実感してな...」

アルフレッド
「それでこんなことを...」

ティーティー
「ダメ元のつもりだったが、わりと上手くいくものでつい...願いは神の力でどうにか叶えているんじゃが」

福ちゃん
「いえいえ...それよりティーティー様、昨日誰かの願いを叶えました?」

ティーティー
「ああ、昨日は確か...寒い雪国で呼ばれて暖かい物が欲しいと頼まれ、全ての家に暖炉を...」

クラマ
「ならハズレか、次行こうぜ」

ティーティー
「...一体何があった?」

たくっちスノー
「あの、実は...」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.127 )
日時: 2018/03/31 23:33
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ティーティー
「ふむ...そんなことが」

たくっちスノー
「早く元に戻さないと遺体が出るどころか増えるかもしれない」

キャサリン
「じゃ、次は玉か...こいつはどうすればいいんだ?」

龍我
「いでよ、シェ◯ロン!」

クラマ
「絶対ちげぇよ!!」

福ちゃん
「そうだとしても一個じゃ呼べないですよ!?」

龍我
「そうだよなぁ」

ベル
「...いえ、これってもしかしてセットなんじゃないですか?」

キャサリン
「セット?」

アルフレッド
「...ふむふむ、どうやらベル君の言うことは正しいみたいだよ、これを」

アルフレッドは魔方陣の書のあるページに指を指す

龍我
「読めるのか?」

アルフレッド
「仕事柄こういったものによく目を通すものでね...簡単な単語なら解読出来るかも」

ベル
「さすがゴーストハンター...黒魔術関連も精通してるんだ」

アルフレッド
「どうやら本によると召喚に捧げるアイテムにこの玉を必要とするものがあるらしい」

ティーティー
「ふむ...古代の召喚術じゃろうか?」

龍我
「呼び出してみろよ」

たくっちスノー
「待て、この世界はハグレのゴタゴタのせいで召喚するとき検問とか厳しいんだぞ?」

龍我
「その時はその時だ!やってくれアル何とか!」

アルフレッド
「わ、分かった...ハァッ!」

アルフレッドが魔方陣に玉を乗せて呪文を唱えると、突然空が黒に染まる

キャサリン
「おいなんかやべぇぞ」

アルフレッド
「凄い魔力を感じる...とんでもない物が出てくるぞ!!」


【フハハハハハ....遂に私の封印が解かれたか...!!】

魔方陣から複数の腕と共に巨大な悪魔のようなものが飛び出してくる...

ベル
「な、何あれ!?」

たくっちスノー
「SAN値減りそう」

【我こそは邪神トニトゥルス...この世の全てを稲妻で焼き尽くす者なり...!!】

福ちゃん
「トニトゥルスですって!?」

クラマ
「福の神様、知ってるんですか!?」

福ちゃん
「千年も前に無数の雷を放ち国を1つ滅ぼしたと言われる落雷の神...」

たくっちスノー
「召喚の本じゃなくて、神の封印を解く本かよ!!傍迷惑だな!!」

トニトゥルス
【長かった...千年という年月は...とても退屈だった...】

トニトゥルス
【人間め...今一度、私の雷で全てを破壊してやる!!】

ゴロゴロゴロゴロ!!

辺り一面に雷が落ちる

クラマ
「うわっ...くっ、なんて力だ!」

福ちゃん
「危ないクラマ君!」

福の神はゴールデンハンマーでトニトゥルスの雷を弾く

トニトゥルス
【貴様は...フクか、千年経っても変わらないな】

福ちゃん
「あいにくだけど、今の私にとっては不名誉な言葉よトニトゥルス...」

トニトゥルス
【千年でどんな心変わりがあったかは興味ないが...貴様という存在は私にとって、害悪なのだ!】


トニトゥルスは指に稲妻を収束させ、福の神に放つ!


龍我
「あぶねぇ!!避けろ!!」

福ちゃん
「大丈夫」

福の神は手刀1つで収束電撃を弾く

たくっちスノー
「えっあの人強くね?」

クラマ
「強いっすけど?」

福ちゃん
「今度はこちらから行かせてもらうわ...もう一度封印されなさい!!」ブゥン

トニトゥルス
【グオオオオッ!!】

福の神は袋からもう1つゴールデンハンマーを取りだし、トニトゥルスを本へと押し込んでいく!

ティーティー
「まさか無理矢理封印される気か...!?」

トニトゥルス
【グアアアアア!!フク、貴様!!】

トニトゥルス
【上っ面だけ善人になったところで、貴様の犯してきた罪は何も変わらぬぞ...!!】

福ちゃん
「分かっている、いつだって忘れはしない、私とあの子の過ちを...」

トニトゥルス
【ならば...何故...】

福ちゃん
「何故...そうね、貴方の落雷で焼かれたくないものがここにあるから」

トニトゥルス
【フクが...?そんなことを...?わからない...理解でき...ない...】


トニトゥルスは本と一緒に潰れて、そのまま消失した。

福ちゃん
「...少しやりすぎちゃったかしら?」

たくっちスノー
「邪神を倒しやがった...」

龍我
「すげぇ...」

福ちゃん
「...でも、結局マジックアイテムはあの件とは関係なかったみたいね、他の方法を探しましょう」

ベル
「邪神のインパクトで忘れてたけど、そういえば巨乳はまだ直ってないんだった!」

キャサリン
「アテが外れたか...どうすっかなぁ」

...

龍我
「なぁティーティー」

ティーティー
「どうした?」

龍我
「あの邪神が言ってたこと...福の神の罪って...」

ティーティー
「...絶対にハグレ王国の連中にその話はするんじゃないぞ」

龍我
「えっ?」

ティーティー
「忘れろ、わしも聞かなかったことにしてやるからな...」

龍我
「...お、おう」

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結局、僕は何も掴めずに巨乳異変を解決できなかった...しかし、翌日になると皆の胸は元通りになっていた。

大明神様は『一種の時空の乱れ』って言ってたけど...本当にそうなのかはもう確かめようがない。

まぁ、元通りになって良かった...


...罪、か。

会いに行こう、海斗君に。

僕の犯した罪を話すために


海斗君と戦うために