二次創作小説(新・総合)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.144 )
日時: 2018/04/03 17:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

偽物騒動から早くも一週間後...

幻徳はデーリッチとローズマリーに話をしていた

幻徳
「感謝する、俺も偽物をどうにかしたいと時空を越えて来たものでな」

ローズマリー
「いえ、目的が同じだっただけですから...」

デーリッチ
「聞きたいことがあるんでち」

幻徳
「どうした?」

デーリッチ
「騒動の時ぼやいていた時空規模のプロジェクトってなんでちか?」

幻徳
「何てことはない、単なるPR活動だ」

ローズマリー
「と、言いますと?」

幻徳
「何ヵ月も前にたくっちスノーの演説があっただろう」

ローズマリー
「はい」

幻徳
「アレを見たうちの物理学者が皆が笑って過ごせる平和を作るプロジェクトなんてものを考案してな、首相である親父がそれを気に入ったんだ」

幻徳
「俺はそれの宣伝役に抜擢された」

デーリッチ
「凄いでち!きっと上手くいくでちよ!」

幻徳
「だといいがな...奴はここを異文化の国と称していたが、本当にその通りだな」

幻徳
「お前達も似たようなことをすれば盛り上がるだろう...」

デーリッチ
「たくっちスノーに聞いてみるでちか?」

ローズマリー
「そうだな...」

幻徳
「おっと、報酬を忘れるところだった...これを持っていくがいい」

幻徳は鞄から大きなプリンをテーブルに置く...それを見てデーリッチは目を輝かせる

デーリッチ
「ぬおおおー!!これはもしかしなくとも、バケツプリンという奴でちか!」

幻徳
「東都の一流パティシエに作らせた最高級の物だ...たくっちスノーに王の好みを聞いたものでな」

ローズマリー
「すいません、こんなことしてもらって...」

幻徳
「いやいや、これで済むなら安いものだ」

ローズマリー
「...?」

幻徳
「他に用事があるのでそろそろ失礼する」

デーリッチ
「また会おうでち~!」

幻徳
「用件が出来たらな」


...

幻徳
「おい、これでいいのか?」

たくっちスノー
「バケツプリンで喜んでくれたなら安いもの...だろ?」

たくっちスノー
「幸いにも王さまは石動に気をとられ君の事を覚えてない...ナイトローグを見ても何も感じなかっただけラッキーと思いなよ」

幻徳
「ぐぐ...それより、スターク...石動が生き返ったというのは?」

たくっちスノー
「本当だよ、名無しの怪物の味方では無いみたいだけど...意味深な言葉を残したんだ、時空犯罪者はどこから作られるのかって奴」

幻徳
「む...時空犯罪者か、俺たちも真剣に考えなくてはならない存在だな...万丈龍我やマガイモノ屋には?」

たくっちスノー
「話してある、何か仕掛けてこないとも限らないからそちらも用心するように」

幻徳
「分かっているさ」

<王国会議を始めるでちよー!

たくっちスノー
「はーい!...じゃ、またな」

幻徳
「ああ...」


...

ローズマリー
「はい、というわけでハグレ王国も時空規模のプロジェクトを計画することにした」

デーリッチ
「世界からハグレて困っている人たちの心の拠り所をどんどん広めるんでち!」

メニャーニャ
「時空規模...ですか、これはまた大事おおごとですね...」

福ちゃん
「私は賛成ですよ、元々ハグレ王国とは私達のように居場所を失った者達が集まって出来たもの...」

ヅッチー
「ああ!皆が笑って暮らせる...とってもいいじゃないか!」

マーロウ
「私も賛成です...しかし時空監理局はそれをどう捉えるか...」

たくっちスノー
「あっちの黒影は大喜びで出来る限り協力すると言ってくれたよ」

マーロウ
「そちらではなく...」

龍我
「名無しの怪物が来たら俺やローズマリー参謀がぶちのめしてやるさ」

ローズマリー
「私もかい?」

かなちゃん
「マガイモノキラーになってくれましたからね」

エステル
「大明神は違うの?」

たくっちスノー
「どっちかと言うとたくっちスノーキラーだからね」

かなちゃん
「確かに...」

ローズマリー
「話を戻そう、プロジェクトの第一段階は、時空にハグレ王国の名を広げることからだ」

たくっちスノー
「魔導界戦争の件で監理局を知る者からは既に有名だが...もっと他のところに知らしめないとな...」

かなちゃん
「物騒な言い方はよしなさい」


デーリッチ
「そこで大々的に分かりやすくハグレ王国を宣伝する方法を皆で考えたいけど...何か無いでちか?」

エステル
「はいはいはーい!!」

デーリッチ
「はい、エステルちゃん!」


エステル
「こういう時はやっぱスポーツよスポーツ!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.145 )
日時: 2018/04/04 06:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

デーリッチ
「なるほど...良いでちね!」

エステル
「そうでしょ!せっかくグラウンドもあるんだしさ!」

ローズマリー
「確かにこの人数なら何でも出来るもんね...よし、何をやる?」

たくっちスノー
「そうっすね...あ、サッカーなんてどうです?」

ミアラージュ
「いいわね、11人だから盛り上がるはずよ」

たくっちスノー
「相手チームにはうちのマガイモノ達を集めてきます、サッカーが得意なマガイモノも居たはずですので」

ニワカマッスル
「マガイモノ、本当に色々いるな...」

デーリッチ
「サッカーいいでちね!さっそく準備を...」

デーリッチが立ち上がろうとすると、...水色の髪をした妖精、雪乃が挙動不審になっているのが見えた

雪乃
「.....」ソワソワ

デーリッチ
「どうしたでち?雪乃ちゃん」

雪乃
「雪だるまキック...」

たくっちスノー
「えっ?」

デーリッチ
「なるほど、雪乃ちゃんの雪だるまキックとサッカーを組合わせたいんでちね!」

たくっちスノー
「ええええ!?」

龍我
「雪だるまキックをサッカーで...何だか面白そうじゃねぇか!」

たくっちスノー
「いやいや!それは無理がありますよ!」

たくっちスノー
「それってつまり、サッカーボールの代わりに雪だるまを蹴飛ばせって言ってるようなものですよ!!」

ローズマリー
「うーん...確かに時空規模の物を見せるわけだからな...」

かなちゃん
「私は良いと思いますがねぇ」

たくっちスノー
「大明神様...?」

かなちゃん
「ただ普通のサッカーをやるより、雪だるまでサッカーをする...そんな奇想天外なスポーツを公開した方が注目を浴びるのではありませんか?」

かなちゃん
「異文化の一つを見せ、それらと自然にとけ合うハグレ王国をアピールするという点でも、これはアリかもしれませんよ」

たくっちスノー
「むむむ...」

ローズマリー
「そう言われると納得できるような...出来ないような...」

デーリッチ
「それなら決まりでちね!サッカーグラウンドを作るでち!」

たくっちスノー
「しょうがねぇな...マガフォン起動!」

雪乃
「あ、ありがとう!」

デーリッチ
「雪だるまスポーツで盛り上げていこうでち!」

雪乃
「うん!」


そして...マガイモノチームとハグレ王国チームによる雪だるまサッカーの準備が始まろうとしていたのだが...

野獣先輩
「俺たち前作キャラなのに初登場が21話からってウッソだろお前」

松山
「11人もマガイモノ居たっけか」

K
「フクリュウという奴は仕事があると抜けられなくて...」

龍我
「代わりとしてマガイモノキラーの俺か...それはともかく」

メル
「よう」

石動
「おーっす!」

龍我
「なんでマスターと協力しなくちゃならねぇんだ... 」

石動
「いいじゃんスポーツぐらいさ、気を抜いていこうぜ?」

メル
「安心しろ、名無しの怪物は放置してきた」

Sonic.exe
「だろうな」

<ハァッ☆

龍我
「...たくっちスノーが連れてくるサッカーの上手いマガイモノは?」

ビャッコガンナー
「そろそろ来る頃合いっすけど...」

「ハァァァァッ!!」

時空の渦を抜けて、巨体のサッカー選手が降りてくる

ビャッコガンナー
「やっぱりお前か~!紹介するよ、こいつはサッカーの天才ガニアン・フースバルだ、球技の世界の試合はどうしたんだ?」

ガニアン
「あんなのそこらのテレビに載る程度で、これは時空規模なんだろ?ファンタジスタ・ガニアンの名が広まるなら軽い試合など抜けてやるさ!」

龍我
「蹴るのはサッカーボールじゃなくて雪だるまだが大丈夫か?」

ガニアン
「ノープログレム、どんな物でも地平線の彼方まで蹴っ飛ばせるぜ!」

石動
「ところで、肝心なあいつは?」

野獣先輩
「それなんすけど...」

...

ローズマリー
「い、痛い!引っ張らないで!」

たくっちスノー
「マガイモノキラーになったんだからこっち側だ!」グググ

デーリッチ
「ローズマリーはハグレ王国のブレインでち!」グググ

石動
「ローズマリーという女を巡って取り合いだ」

野獣先輩
「あのさぁ...」

Sonic.exe
「もしもしミスター海斗か?マガイモノの力持ってるし代わりにお前来い、さもなければアイアムゴッド」


【マガイモノチーム】
たくっちスノー
Sonic.exe
野獣先輩
ビャッコガンナー
万丈龍我 (マガイモノキラー)
マガイモノ石動
メル・ルメール
K
松山那雄宏
ガニアン・フースバル
戦場海斗

【ハグレ王国チーム】
デーリッチ
ローズマリー
エステル
雪乃
サイキッカーヤエ
ヅッチー
かなづち大明神
ニワカマッスル
マーロウ
ジュリア
クラマ

かくして、世界初の雪だるまサッカーが幕を開くのであった!!

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.146 )
日時: 2018/04/04 09:02
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

審判マガイモノ
「プレイボール!」

ローズマリー
「それ野球じゃねぇか!」

石動
「もらいっ!!」

デーリッチ
「あっ、取られたでち!」

石動
「本気で行くぞ...蒸血!」

【ミストマッチ...コブラ...コ・コブラ...ファイヤー!!】

石動はスチームガンでブラッドスタークの体へと変貌する

ブラッドスターク
「よっし!」

エステル
「ちょっと、変身とかあり!?」

たくっちスノー
「異文化ならこっちだって負けちゃいない!」

ブラッドスターク
「そういうわけ...ほーら、パスだ!」ドカッ

野獣先輩
「やりますねぇ!...ところでこれどうまってドリブルするんすか」

たくっちスノー
「そりゃお前、上手く蹴飛ばして...」

野獣先輩
「はぁ...まぁやってみますかね、ホラホラホラ!!」


野獣先輩は雪だるまを蹴り上げ、ゴールへと向かっていく


たくっちスノー
「いいぞー!どんどん進めー!」

龍我
「サッカーなんだからお前も動けよ!」

たくっちスノー
「リーダーは前半遊ぶものなんだよ」

sonic.exe
「遊ぶどころか動いているようにも見えないが」

たくっちスノー
「肉眼で捉えられないだけで実は高速で無駄に動き回ってる」

松山
「言い訳してねぇでテメェも動けっての!」ガスッ

松山に背中を蹴られ、慌ててたくっちスノーは走り出す

たくっちスノー
「...ったくわがままなんだからさ!田所、こっちにパスだ!」

野獣先輩
「しょうがねぇなぁ...ほらよ!」

たくっちスノー
「よし!ここからリーダーである自分がロングシュートを...」

クラマ
「もらったッ!」

クラマは空中から雪だるまを奪い取る

たくっちスノー
「何ィ空から!?」

クラマ
「手は使っていないから良いだろう...参謀!」

ローズマリー
「ああ!」

たくっちスノー
「まずい!どうにかボールを奪い取れ!」

野獣先輩
「マガイモノキラーに近付くとか冗談は止してくれ」

Sonic.exe
「サッカーで死ぬなんて御免だ」

ローズマリー
「流石にそこまでやらないよ...」

たくっちスノー
「ディフェンダー!参謀を止めろー!」

松山
「うおおおおーーーっ!!」

K
「君には悪いけどここで足止めさせてもらうよ!」

ローズマリー
「うわっ...後方にパスだ、雪乃!」

雪乃
「おー!」

たくっちスノー
「雪だるまキックのプロが来るぞ!どうにか弾けゴールキーパー!」

ビャッコガンナー
「お任せ!」

雪乃
「必殺、カタナシュート!」

雪乃が蹴った雪だるまは、鋭く真っ直ぐにゴールへと飛んでいく!


たくっちスノー
「おいディフェンダー仕事しろ!」

Sonic.exe
「嫌だ」

松山
「アレ喰らったら絶対死ぬぞ」

野獣先輩
「マジで亡くなったらどうしよう...」

K
「というかお前もディフェンダーだろ」

たくっちスノー
「そうだった!くそーっシュートブロックだ!」

雪乃
「無駄だよ!」

たくっちスノーは地面から黒い触手を生やし壁を形成するが、乱回転する雪だるまは触手を容易く切り裂く

たくっちスノー
「おい、あれ本当に雪だるまかよ!?」

ヅッチー
「雪だるまと言ってもスポーツ用らしいからなぁ」


たくっちスノー
「来るぞビャッコガンナーッ!!死なない程度に全力で止めろ!!」

ビャッコガンナー
「うおおおおっ!!パンツァーナックル!!」


ビャッコガンナーはロケットパンチで雪だるまを弾く

ニワカマッスル
「あれアリなのかよ!」

Sonic.exe
「ロボットがロケットパンチを使えるのは基本だろ」

ブリギット
「おっそうだな」

マリオン
「そうなのか」

たくっちスノー
「ナイスだ!よーし今度こそ自分が!」

ヅッチー
「サンダーッ!!」

たくっちスノー
「魔法使うんじゃねーっ!!」

野獣先輩
「あーもうめちゃくちゃだよ」

松山
「なんだいつものメイドウィン小説か」

ブラッドスターク
「良いじゃねぇの賑やかで」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.147 )
日時: 2018/04/04 10:38
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

デーリッチ
「ヅッチー、パスでち」

ヅッチー
「おう、決めろよ相棒!」

デーリッチ
「タイガーモード!」

ブラッドスターク
「おお、リーダーが動き出したぜ!」

たくっちスノー
「よーし、ガニアン行け!」

ガニアン
「よーし!」


ヅッチー
「サッカーの上手いマガイモノか...」

雪乃
「一体どんな力を...」


たくっちスノー
「そういえば聞いてなかったけど、ガニアンお前チームでのポジションは何だったの?」

ガニアン
「攻めるも守るもどちらでもだ!」

たくっちスノー
「お、おう」

ガニアンの巨体がデーリッチの行く手を阻む...

デーリッチ
(ぐぬぬ...どうやって突破するか...)

たくっちスノー
「つっこめー!」

ガニアン
「響け!ガニアン・ファンタジスタ!」

デーリッチ
「おわっちょちょ」

龍我
「雪だるまと一緒になって避けてやがる...」

たくっちスノー
「器用だなあいつ」

ガニアン
「うおおおおおおーーっ!!ボールを寄越せ!!」

デーリッチ
「た、助けてでち!!」

ガニアンは地面を足で踏み荒らしながらデーリッチに迫っていく!

エステル
「ゴリラが女の子に迫っている...」

かなちゃん
「事案みたいな言い方しないでください!」

ヤエ
「でもなんだか大人気ないわね...」

たくっちスノー
「ある意味スポーツマンシップだが...」

ガニアン
「ゴールが見えてきたぞ!」

たくっちスノー
「マジか!どうにか雪だるまを手に入れろ!」

松山
「ていうかもう蹴っちまえ!王様もろとも!」

ガニアン
「ファンタジスタシューーーット!!」

デーリッチ
「うおあーーーっ!!」

ガニアンは雪だるまの前のデーリッチごとキックで蹴り飛ばす

野獣先輩
「うわ、マジでやりやがったっすよあいつ」

Sonic.exe
「Gとか凄そう」

ローズマリー
「皆戻れ!雪だるまよりデーリッチを助けることを優先するんだ!」

デーリッチ
「と、止めて!止めてーーっ!!」

かなちゃん
「ど、どうしましょ、選手が前では金槌を振るわけにもいきませんし...」

ニワカマッスル
「待ってろデーリッチ!俺が受け止めてやる!」ドドド

デーリッチ
「ぬおーー!!」

ニワカマッスル
「とおおおおおおーーーーっ!!」


マッスルはラグビーボールの要領で横からデーリッチを掴み地面に下ろす

ニワカマッスル
「タッチダウン!」

ヤエ
「ナイスよマッスル!」


雪乃
「雪だるまは任せたよ!ゴールキーパー!」

かなちゃん
「お任せあれ!必殺ギガトンハンマー!」

大明神は持っていた金槌で雪だるまを押し返す


たくっちスノー
「サッカーってなんだっけ」

野獣先輩
「22人で何か蹴ってりゃなんでもサッカーでしょ」

Sonic.exe
「サッカーファンに謝れ」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.148 )
日時: 2018/04/04 14:31
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「互いに一点も取れずか」

デーリッチ
「それぞれのキーパー強いでちからね」

ビャッコガンナー
「近付く雪だるまは百獣砲でぶっぱなしてやるぜ!」

かなちゃん
「私の金槌に吹っ飛ばせないものはありませんからねぇ!」


Sonic.exe
「おっとフォワードも侮るなよT...?その気になれば風穴開けてやることだって」

ヅッチー
「お?タケミナカタバーストすっか?」

ローズマリー
「君たちは普通にサッカーが出来ないのか...?」

エステル
「無駄よ...あいつらの辞書に普通なんて言葉がないことくらい分かっているでしょ」

ローズマリー
「知ってるけどさ...まったく、こんな調子でアピールなんて出来るのかなぁ」


デーリッチ
「おりゃーー!必殺タイガーヘッドバット!」

エステル
「私だって!フレイム込みのオーバーヘッドキック!」

雪乃
「溶ける!溶けちゃうから!!」

ヤエ
「サイキック...バインドっ!」

ジュリア
「超能力はハンドにならないのか?」

ニワカマッスル
「一応、手は使ってないよな...」

ガニアン
「ディフェンダー!早くボールをこっちに回せ!」

松山
「無茶言うんじゃねぇ!」

野獣先輩
「アレ止めるとなると手を使わざるを得ないゾ」

メル
「もう自分帰っていいか?」

ブラッドスターク
「スチームブレードはハンドに含まれるのか~?」

ビャッコガンナー
「たくっちスノー様!俺の右腕取ってください!」

Sonic.exe
「何故ロケットパンチなのに戻ってこない」

たくっちスノー
「ガイ◯ングのパンチだって戻ってこないし...(震え声)」

ワーワーガヤガヤ

ローズマリー
「...あれ、雪だるまどこだ?...あ、あった」

ローズマリー
「向こうは...」チラッ

ローズマリーはグラウンドの向こう側を確認する...向こうは雪だるまの事も忘れ攻撃合戦となっていた

ローズマリー
「ど、どうする?(小声)」

かなちゃん
「気を取られる方が悪いです、ゴールしてしまいましょう(小声)」

ローズマリー
「それもそうだね(小声)」


デーリッチ
「あっ!そういえば雪だるまは!」

ガニアン
「あ、忘れてた!イマドコ?」

Sonic.exe
「あっちだ」

ローズマリー
「じゃあ行くよ!!マガイモノ奥義!」

野獣先輩
「あっ、おい、待てぃ、待てぃ、待って(必死)」

エステル
「マリーストップ!今私たちもいるから!そこで大技はまずいから!」

ローズマリー
【グラセ・アンド・フラム!】

ローズマリーが蹴った雪だるまは氷と炎に包まれる!


たくっちスノー
(アカン)

野獣先輩
「超次元サッカーかな?」

ヅッチー
「なぁこれヅッチー達も巻き込まれないか?」

デーリッチ
「だ、誰かマガイモノ奥義使えないでちか!?」

ガニアン
「まだマスターしてない...」

たくっちスノー
「ノーザンクロスティーも言うほど強い技じゃない...」

Sonic.exe
「お前ヘルアンドヘブン使えないのか」

ビャッコガンナー
「それ虎じゃなくてライオンじゃ....」

雪乃
「あーもう目の前だよー嫌な予感するよー」

ボーーーーーン!!

「「「へもげーーーーーっ!!!」」」


ローズマリー
「...よし!」

エステル
「よし、じゃねぇ!!」

数日後...

デーリッチ
「無事に全時空に放映されたそうでちよ!」

ローズマリー
「ていうかアレ...よくよく考えれば全時空に公表されるのか....なんか今になって恥ずかしくなってきたよ...」

福ちゃん
「そんな面白い事になってたなら私も仕事すっぽかして参加すれば良かったわ~」

クラマ
「福の神様は仕事してもらわないと困るんですよ、立場的に...」

たくっちスノー
「お待たせ~」

デーリッチ
「どうだったの?」


たくっちスノー
「マガイモノ王国の奴等は皆参謀のところで腹抱えて笑ってたよ」


ドカッ

「へもげっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デーリッチ王は凄い人だ

暴力を使わずにハグレという差別的な立場を塗り替えてきた人だ

デーリッチ王は不思議な人だ

世界を大好きになってもらうために笑顔を産む事を欠かさない人だ

そんな王さまに憧れているからこそ、今の僕が存在している

プロジェクトは絶対に成功させる