二次創作小説(新・総合)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.149 )
日時: 2018/04/04 15:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ある日の事...

たくっちスノー
「依頼達成~ってか」

クラマ
「危なかったな...あと少しであの世界の牛が絶滅しそうだったなんて」

福ちゃん
「私の部下である家畜の神とたくっちスノーさんの作った農家のマガイモノがいればもう安心ね」

クラマ
「これで奴等も懲りればいいが...」

たくっちスノー
「なんか報酬でステーキ肉いっぱいもらっちゃったけど」

龍我
「全然懲りてねぇじゃねぇか」

福ちゃん
「あらあら...あっ、明日お休みを取りますね」

たくっちスノー
「あ、いいよ...その次は万丈ね」

龍我
「おう」

休み...マガイモノ屋のメンバーにも休みの日があるのだ

週の特定の曜日に、一人が休む...そして三人で乗り切る時期もある...のだが


その翌日、福の神が休みの日の事

クラマ
「福の神様は休みかぁ...」

たくっちスノー
「でもあの人、ハグレ王国とは別で神としての仕事もあるわけでしょ?多忙だねぇ...」

クラマ
「いや、今日はそれも休みの日なんすよ」

たくっちスノー
「そうなの?じゃあ福の神様にとっては久しぶりの休日?」

クラマ
「そうなるな...」

龍我
「あの人の休日か...」

たくっちスノー
「.....」

たくっちスノー
「気になるなぁ...福の神様が普段どんな休日を過ごしているのか...なぁ?お前も気になるだろ?」

クラマ
「ない!」

たくっちスノー
「正直になれよ~」

クラマ
「...あーもう!気にならないと言えばウソになる!」


たくっちスノー
「それなら....」

クラマ
「やめろやめろ!お前の言いたいことは分かるんだよ!福の神様を観察する気だろ!?」

クラマ
「それに巻き込まれたら...間違いなく福の神様に...」

クラマ
「やるなら二人で勝手にやれ!俺は抜け...」

クラマが振り向くと、そこにはたくっちスノーしかいなかった

クラマ
「あれ?万丈...」

【エルフの王国に依頼行ってくる、万丈龍我】

クラマ
「逃げやがった!!」

たくっちスノー
「さぁさぁ!福の神のプライベートを覗きに行こう!」

クラマ
「嫌だっての!大体マガイモノ屋の仕事はどうするんだ...」

たくっちスノー
「じゃあこうしよう!自分はお前に福の神のプライベートを探る依頼を出す、報酬はお前の望むものだ」

クラマ
「い、依頼だと...」

たくっちスノー
「なぁ...やってみないか?最近、依頼は殆ど片付いて退屈だしさ...」

クラマ
「.....っ!!」


そして...

福ちゃん
「♪~」

デーリッチ
「あっ、福ちゃんおはようでち!」

福ちゃん
「おはよう!」

デーリッチ
「バッグをもっているけど、どこかへお出かけでちか?」

福ちゃん
「そうなの、久々に休みをとれたから...」


...

クラマ
「受けちまった...」

たくっちスノー
「まぁまぁ、君だって男なんだし素直なのは良いことだ」

クラマ
「男でも女でもない奴に言われると腹立つっ...!!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.150 )
日時: 2018/04/04 16:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

福ちゃん
「...」

クラマ
「しかし、福の神様の休日か...有意義に過ごしているに違いないが...」

たくっちスノー
「...お、福の神様はあそこに行ったみたいだ」

クラマ
「え?何処?」

たくっちスノーが指差した先は....


~ゲームセンター~

クラマ
「げ、ゲーセン...何か意外...」

たくっちスノー
「まぁ仕事詰めなんだし遊びたくもなるでしょ!太鼓の◯人とかやってるかもしれないし」

クラマ
「ていうか、福の神様どこ...あっ、あそこ!」

たくっちスノー
「あそこ?あんな隅っこで一体何を...うわぁ」

そこには筐体のボタンを弄っては硬貨を入れる福の神の姿が

ジャラジャラ

福ちゃん
「~♪」


たくっちスノー クラマ
「「メダルゲームやっとる....」」


クラマ
「あのしま◯らの隅っこにありそうなキャラクターの...」

たくっちスノー
「上手くボタン押したらメダル手に入る奴...なんでそんなのやってるんだよ、他にも色々ゲームはあるのに」

クラマ
「ギャンブルよりはマシっすけど...」

福ちゃん
「!」グッ


クラマ
「あ、ガッツポーズした」

たくっちスノー
「当たったんだろうなぁ...」

クラマ
「メダルゲームで嬉しそうな顔をする福の神様なんて見たこと無い...というか言っても信じてもらえない」

たくっちスノー
「貴重な体験じゃないか、目に焼き付けておこう」

クラマ
「ああ...」

...

クラマ
「まだ出ないんですか...」

福ちゃん
「...」チラッチラッ

たくっちスノー
「今度は人目を気にしてるみたいだな...気配隠せ!」

クラマ
「ああ...今度は普通の奴だといいけど」

福の神は誰も見ていないと分かると、メダルの詰まった箱を遠くに置きのれんを潜っていく


クラマ
「ん?のれん?福の神様一体何を...」

たくっちスノー
「ああ...あれ、プリクラだよ」

クラマ
「プリクラ!?帝都で人気の写真撮ってデコるアレ!?」

たくっちスノー
「そう、アレアレ...最近ハグレ王国でも始まって女子達が虜になってるとは聞いたが...あんな年頃でも女なんだな」

クラマ
「やめろ聞かれたらどうする!」

たくっちスノー
「へーきへーき」

...

福ちゃん
「う、うう...どうしよう」

福ちゃん
「流行ってるからってついやっちゃったけど...やっぱり恥ずかしい...」

福ちゃん
「で、でも...処分するのも流石に...」

ティーティー
「おお、こんなところで...」

福ちゃん
「ひゃっ!!?...ティーティー様、まさかこんなところで会うなんて...」

ティーティー
「お互いになぁ...わしはハオの奴に行きたいとせがまれてな、こうして奴と財布の見張りをしている」

福ちゃん
「ははぁ...」

ティーティー
「で、そちらは?」

福ちゃん
「あ、えっと!私は休みが取れたのでちょっと遊びに...ははは」

ティーティー
「おおそうか...」

ハオ
「ティーティー様!次これやりたいハオ!」

<私のパンチを受けてみろ!

ティーティー
「む、パンチングゲームか...一回だけじゃぞ?お主も一緒にどうじゃ?」

福ちゃん
「わ、私そろそろ別のところに行こうかなと思ってたんで...また誘ってください、それでは!」

ティーティー
「お、おーい!そんなに急ぐと転ぶぞ~!...奴にしては想像できんほどの慌てぶりじゃったな」



クラマ
「見なかったことにしよう」

たくっちスノー
「でも可愛かったよな、慌てるあの人」

クラマ
「黙ってろ...福の神様の為にも...この事は内密に....」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.151 )
日時: 2018/04/04 22:31
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

福ちゃん
「...あら、もうお昼なのね」

...

たくっちスノー
「お昼ご飯を食べに向かったな」

クラマ
「どこへ行った?」

たくっちスノー
「この方角は...帝都だ!」

福ちゃん
「ここね...!」

帝都に着いた福の神は、裏通りの店へと入っていく

クラマ
「なんだあの店?」

たくっちスノー
「さぁ...入ってみるか?」

クラマ
「待て!広さ的に間違いなくバレる...食べ終えるまで待った方が」

たくっちスノー
「心配は無用だ!」

【connect please!】

たくっちスノーは魔方陣からパックを取り出す

たくっちスノー
「マガイモノ王国お手製の食事も出来る変装パックだ!」

クラマ
「...これでバレないのか?」

たくっちスノー
「自分だって別世界行くとき使うけど全然バレないもん!」

クラマ
「そうか...なら安心だな」ペタペタ

...

店の中は店主一人で殺風景だが、それなりに客が居るように感じられた
カウンター席の奥に福の神も座っていた

たくっちスノー
(ラーメン屋か...)

クラマ
「隣いいですか?」

福ちゃん
「どうぞ」

クラマ
(本当に俺だって気付いてないな...念のためカツラも付けておいて良かった)

店主
「...注文は?」

たくっちスノー
「えーと、チャーシュー麺」

店主
「悪いけど無いね」

たくっちスノー
「え、無い?」

店主
「味噌チャーシューならあるだべ」

福ちゃん
「ここのお店は味噌ラーメンが主流なんですよ」

たくっちスノー
「へぇ...じゃあそれで」

クラマ
「俺は普通の味噌、ネギは多めで」

店主
「へい、味噌ラーメンに味噌チャーシューと」


たくっちスノー
「...しかし珍しいっすね、味噌ラーメン主体のラーメン屋なんて」

店主
「あっしは味噌が好きなんでさぁ」

たくっちスノー
「あー!好みなんすねぇ...ん?味噌?」

福ちゃん
「ここの拉麺屋は雑誌には載ってないけど美味しいって風の噂で聞いてね...一度でいいから立ち寄りたかったの」

クラマ
「へぇ」

福ちゃん
「お二人さんは?」

クラマ
「ええと...まぁ...同じです」


たくっちスノー
「ちょっとつかぬことをお聞きしますが、この店の名前は...」

店主
玄風亭げんぷうていさ、あっしの名前が玄風なんで玄風亭よ」

たくっちスノー
「玄風亭...玄武...まさかな」

福ちゃん
「んん?」

玄風
「へい、そちらの客の味噌ラーメンと、こっちの味噌ラーメン...それに味噌チャーシュー麺だ」

たくっちスノー
「おー!頂きます」

クラマ
「...」ズズズ

たくっちスノー
「おお!美味しい!!」

福ちゃん
「噂通り...」

玄風
「うちの味噌は思いを込めて念入りに作りやしたからね」

たくっちスノー
「こんな旨いのに、なんでこんな裏通りに?」

玄風
「仕方ないんでありやす、あっしはハグレと呼ばれる者故にあまり目立つことは許されなくて...こうやって帝都の裏に店を作ることを許してもらっただけでも感謝しないといけやせん」

たくっちスノー
「ああ...そうなんだ、ごめん」

玄風
「いんや、あっしは気にしやせんで」

クラマ
「ふむ...」ズズズ

福ちゃん
「それにしても、本当に美味しい味噌ですね」

玄風
「あっしのおやっさんと一緒に作った宝物ですけぇね」

クラマ
「おやっさん?」

たくっちスノー
「...!」

玄風
「ええ、なんでもあっしとラーメンっちゅうもんを作りたいてぇ言い出して、一緒になってラーメン修行なんかもしたんでさ」

たくっちスノー
「...」

玄風
「あっしのことをゾウガメなんて呼んで...互いにダメダメだったけど...こうやって自慢の味噌を作れるまでになってなぁ...」

クラマ
「おやっさんはどうしたんでさ?」

玄風
「あっしが味噌ラーメンを広める旅に出るのを見送ってくれましたんで...おやっさんに食わせても恥ずかしくない味噌ラーメンを作るのがあっしの夢!」

玄風
「...ってすまんねぇ、何しろ久しぶりの客なもんで話し込んでしまったわ」

福ちゃん
「いえいえ...立派ですよ!」

たくっちスノー
「...ふふっ」


クラマ
「ごちそうさま」

玄風
「へい、味噌ラーメン一杯400G、味噌チャーシュー麺一杯510G、そちらのお客さんはネギ追加したから420Gでありやす」

たくっちスノー
「はい、これ...」

クラマ
「気が向いたらまた来るぜ」

玄風
「まいど~...ん?お客さん」

玄風はたくっちスノーの肩を叩き呼び止める

たくっちスノー
「ん?なんだい?」

玄風
「これ、10000G札...おつり...」

たくっちスノー
「ああいらないよ」

玄風
「ええ?」

たくっちスノー
「それくらい貴方の味噌ラーメンが旨かったって事!」


玄風
「あの顔...どこかで見覚えが...」



たくっちスノー
(元気にやれてるみたいだな...僕は不器用だからこれくらいの気遣いしか出来ないけど...頑張れよ、ゾウガメ!)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.152 )
日時: 2018/04/04 23:07
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

福ちゃん
「ん~!お腹も膨れたし次は...」

福の神は帝都の服屋へと入っていく


クラマ
「次は服屋に入った...」

たくっちスノー
「福だけに?」

クラマ
「つまんねぇこと言ってないで追うぞ!」

たくっちスノー
「何だかんだで君もノリノリになってきたね... 」

クラマ
「バレないと分かったら何でも出来そうな気がしてきた!」

たくっちスノー
「いい感じに吹っ切れてきてるな」

...

福ちゃん
「うーん...こういうのは私には派手すぎるかしら?」

クラマ
「福の神様も赤とか着るのか...」

たくっちスノー
「お前から見て、どういう風が似合うと思う?」

クラマ
「うーん...俺的にはやっぱり白が見慣れてるからなぁ、白でシュッとしたああいうのか?」

たくっちスノー
「なるほどねぇ」ニヤニヤ

福ちゃん
「.....よし」

福の神は複数の服を持って試着室へと入る

たくっちスノー
「おお...イメチェンが見れるぞ」

クラマ
「き、気になる...!!」

ガラッ

福ちゃん
「水玉は...おばさんっぽいかな」

ガラッ

福ちゃん
「胸元開けるのは...っやっぱり恥ずかしい!」

ガラッ

福ちゃん
「う、うーん...」


たくっちスノー
「苦戦してるね」

クラマ
「普段おしゃれとかしないお方だから...」

たくっちスノー
「お前的には何が似合うと思う?」

クラマ
「そうだな...やっぱ福の神様といえば白だし、ああいうのかな...」

クラマは白いワンピースを指差す

たくっちスノー
「ほーう、任せとけ!」

たくっちスノーはパックを別のものに変え服装を服屋の店員と同じものにする

たくっちスノー
「こちらの服なんていかがでしょう?」

福ちゃん
「あら...ちょっと失礼」

福の神はワンピースを手に取り...

ガラッ

福ちゃん
「ど...どうです?」

たくっちスノー
「おー!似合ってますよー!」チラッ

クラマ
(お、おお...いい。)

クラマ
(...って、何ときめいてるんだ俺は)

福ちゃん
「これ、気に入ったわ...買ってこうかしら」

たくっちスノー
「ありがとうございます~」

福の神が着替えるためにまた試着室へ入っていき、その隙にたくっちスノーはクラマの元に戻った


たくっちスノー
「やるじゃんクラマ!」

クラマ
「べ、別に...俺の選んだ奴をたまたま福の神様が気に入っただけだし...」

たくっちスノー
「そろそろ夕方、万丈も帰ってくる頃だしこれくらいにしておくか!」

クラマ
「お、おう...バレてないよな? 」

たくっちスノー
「ぜーんぜん、バレてませーん!!」

二人はパックをゴミ箱に捨て、ハグレ王国の方へと走っていく...



福ちゃん
「へぇ...そういうことだったの」


その瞬間と掛け合いを、福の神は見逃さなかった

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.153 )
日時: 2018/04/05 06:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

その夜...

福ちゃん
「万丈さん、エルフの王国の依頼って何でしたの?」

龍我
「エルフの女王から直々にな...金庫を守ってくれと言われたんだ」

福ちゃん
「まぁ、あの人から直々に...」

龍我
「中々大変だったけど楽しかったぞ、あんたは休日、楽しめたのか?」

福ちゃん
「...ええ、それはもうね」ニヤリ

龍我
「ん...?」

福ちゃん
「じゃあ私銭湯に言ってくるから留守番頼むわね~」

龍我
「任せろ」

...

女湯にて...

福ちゃん
「ふふふ~もう二人も入ってる頃ねぇ」

『おい松山!!それは流石にまずいって!!』

『うるせぇ!!この国には女がたくさんいるんだ!覗かずに入られるか!』

『や、やめめめめめろ!!怒られるのは嫌だぞ!』

ドドドドドドドドド

『やめろ穴開けるな!!』

『お前も止めろクラマ!!』

『ダメだすげぇ力だ!』

『よしまずはお前が覗け!』

『ええっ嫌ですよ!』

『じゃあクラマ!』

『うおおおおおおやめろ引っ張るな!』

福ちゃん
「あらあら...」

しばらくすると、壁に小さな穴が出来...瞳が写る


『ど、どうだ...?』

『...で、でかいっ』

『はわわ...』

『どれくらい?』

『Eカップくらい...』

『シノブかな?』

『バカいえ、シノブはFはあるだろ...俺にも見せろ』

福ちゃん
「えい♪」

プスッ

福の神は穴に指を突っ込む

『ギャアアアアアアアッ!!』

『松山ーー!!松山の目が!!』

福ちゃん
「開け、パンドラの門」

『えっ?』シュンッ

『クラマ!?』


クラマ
「な、何ががぼぼっべっばぼっべ!!」

クラマは突然女湯に転送され、浴槽に沈む

福ちゃん
「あっごめんなさい、そこ大明神さん専用の浴槽でとっても深いの...ほら、手を」

クラマ
「ごぽっ...うっ」



クラマ
「...って、なんで女湯に!?」

福ちゃん
「たくっちスノーさんの召喚魔法の真似をしただけですわ」

クラマ
「ま、まずいですって俺がここにいるのは!」

福ちゃん
「大丈夫よ、今は誰もいないから...ねぇ、クラマくん?」

クラマ
「...な、何です?」


福ちゃん
「今日、私の後を付けてましたね?」

クラマ
「ええ!?そ、そんなわけないじゃないっすか...」

福ちゃん
「ほんとかしら?」

クラマ
「.....ッ!」

福ちゃん
「ウソついて後々に延ばすより今ここで正直になった方がいいわよ?」ニッコリ

クラマ
(え、笑顔がこええ!)

クラマ
「す、すいません...全部見てました...たくっちスノーの依頼という名目で」

福ちゃん
「ぜ、全部!?」

クラマ
「具体的にはメダルゲームやってる辺りから...」

福ちゃん
「ええ!?...じゃあアレも見てた?」

クラマ
「アレって...ああ、入るところと出るところを...」

福ちゃん
「~~~~ッ!!」カァッ

クラマ
(そんなに恥ずかしかったのか、プリクラ...)

福ちゃん
「ひ、ひとまずクラマ君に対しては後にして...もう戻っていいですよ」

クラマ
「魔法で戻してくれないんですか!?」

福ちゃん
「自分の足で戻りなさいっ!」

クラマ
「ひえっ...!!あっ、福の神様!!」

福ちゃん
「な、何?」

クラマ
「似合ってましたよ、あのワンピース」

福ちゃん
「っ!...早く行きなさい!」

クラマ
「はいっ!」ダダダ

クラマは急いで銭湯から離れていく


『きゃーっ!なんで女湯から出てきてるんでち!?』

『こ、これには深いわけが!』

『やだーっ!クラマ君のヘンタイ!』

『ごごーっ!』


福ちゃん
「...もう、クラマ君ってば」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


福の神様にボッコボコにされて前が見えねぇ

今日は日記...休日にしようかな