二次創作小説(新・総合)
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.176 )
- 日時: 2018/04/07 11:01
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ある日...たくっちスノーはマガフォンで通話をしていた
たくっちスノー
「もしもし?アイアンヴェノムはどうだった?...そっか、頑張ったか」
たくっちスノー
「ご苦労様...ゆっくり休んでね」
ピッ
たくっちスノー
「...ふぅ」
ガチャッ
デーリッチ
「たくっちスノー、おはようでち!」
たくっちスノー
「ああ、おはよう...」
デーリッチはマガイモノ屋の仕事が来なくなって以降、毎朝挨拶だけはしてくれるのだ
デーリッチ
「まだ仕事が来るのを待ってるんでちか...?」
たくっちスノー
「だって、それが自分の役目だからね...また何か来たら皆に知らせなきゃならないし」
デーリッチ
「辛くないでちか?少しは休んだ方が...」
たくっちスノー
「休む方が、自分にとっては辛いんだ」
デーリッチ
「.....」
たくっちスノー
「あ、そうそう...黒影がお前を探していたぞ、リニュ前の方のあいつが」
デーリッチ
「メイドウィンさんがでちか?わざわざ呼ぶなんて一体何が...」
たくっちスノー
「宇宙に関連する人をなるべく集めてだってさ」
デーリッチ
「...?分かったでち」
たくっちスノー
「皆には自分から伝えておくからさ!頑張れよ~!」
...
~もう一つの時空監理局~
メイドウィン
「久しぶりだな、皆」
デーリッチ
「久しぶりでち!」
メイドウィン
「たくっちスノーは元気か?」
ローズマリー
「元気...と言って良いのだろうか」
メイドウィン
「...まあそれは後にしておいて、他には誰が来てくれたの?」
デーリッチ
「あー、宇宙に関するメンバーをちゃんと連れてきたでちよ!」
「ふむ、ここが時空監理局の内部か...いかにも警察って感じじゃな」
「規模は小さいが...設備はしっかりとしているな」
時空の渦から金髪の女性と紫髪の少女が出てくる
メイドウィン
「また女の子なのか...」
マクスウェル
「局長、ハグレ王国は人口の七割が女性だ」
メイドウィン
「マジで!?」
ローズマリー
「えっと、紹介しますね...こちらは遠い星の王女のドリントルさん」
ドリントル
「ドリンピア星出身じゃ、よろしくな」
デーリッチ
「それでこっちは、星の守護者ことマリオンちゃんでち!」
マリオン
「デーリッチに頼まれた以上、何だってやるぞ」
メイドウィン
「うわぁすげぇな...」
ローズマリー
「それで、何故条件付きで我々に?」
メイドウィン
「そちらには馴染みのある言葉らしくてさ...宇宙海賊」
ドリントル
「宇宙海賊じゃと?」
メイドウィン
「ああ...情けないことに、時空監理局は宇宙海賊とやらに手を焼いているのさ」
マリオン
「なるほど...詳しく聞かせろ」
メイドウィン
「合点!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.177 )
- 日時: 2018/04/07 13:58
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
メイドウィン
「最近、君らの星もある銀河に謎の戦艦群が現れた」
メイドウィン
「奴等は『宇宙海賊グリーン』と名乗り、豊かな星から自然を奪っては荒野にしているらしい」
ドリントル
「むむむ...なんと卑劣な...」
メイドウィン
「当然うちとしても黙ってはいられないのだが...恥ずかしいことに時空はさんざん飛び回っているが宇宙に行ったことはないんだ」
ローズマリー
「それで私達を頼ってきたと...」
メイドウィン
「情けない事にな」
マリオン
「なるほど、マリオン達に宇宙海賊を潰せということか...容易いな」
メイドウィン
「えーと王女様、宇宙海賊を相手にした経験は?」
ドリントル
「任せろ、わらわは一時期レジスタンスを結成しデーリッチらと共に宇宙海賊とやりあったぞ」
メイドウィン
「うわめっちゃ心強い!助かるよ!」
ローズマリー
「放置してたらここを狙われるかもしれませんからね...よし、やりましょう!」
メイドウィン
「ありがとう...俺達も可能な限りサポートするよ」
マクスウェル
「待てよ局長!宇宙海賊グリーンは150ものの戦艦の大群なんだぞ!?たった数人の女で何とか出来るのかよ!?」
マリオン
「マリオンも戦艦を持っているぞ」
ドリントル
「中にはロボットも乗っていたな」
メイドウィン
「たくっちスノーに宇宙系のマガイモノをある程度用意...」
マクスウェル
「真面目に答えた僕がバカみたいだ」
デーリッチ
「また宇宙に出るんでちね...!!」
ローズマリー
「ワクワクしてる場合じゃないよ...」
メイドウィン
「たくっちスノーの話通り明るい奴だな皆」
マクスウェル
「能天気の間違いじゃないか... 」
メイドウィン
「実力は高いだろ?」
マクスウェル
「それはそうだが...ぐぐぐ、僕はこんな奴等に負けたのか...」
そして...デーリッチ達はマリオンの戦艦に乗り、宇宙へと向かっていた
マリオン
「全速前進!目標、宇宙海賊グリーン!」
ドリントル
「宇宙に行くのも何ヶ月ぶりだったかなぁ...」
ローズマリー
「ええ...しかし、やれるのでしょうかこの人数で...」
海斗
「心配ないって!俺もついてるし!」
マリオン
「ローズマリー、戦いは人数ではない、質だ」
ドリントル
「じゃが油断は出来んぞ、奴等がどのような技術を使うかも...」
デーリッチ
「...皆、あれなんでち!?」
デーリッチが指差したところには、無数の近未来感溢れる乗り物の群れが...
マリオン
「アレが宇宙海賊グリーンか!」
ドリントル
「待て、決めつけるのは早い...ひとまず話をしてからじゃ、スピーカーはあるか?」
マリオン
「ここだ」
マリオンはボタンを押し、ドリントルに向けてスピーカーを伸ばす
すると、向こうの乗り物もメッセージを送ってくる
【えー、未確認物体に告ぐ、我々は攻撃するつもりはない、素性を明かしなさい、どうぞ】
デーリッチ
「敵じゃないみたいでちね」
ローズマリー
「一応、返事しておいて」
ドリントル
「うむ」
【こちらは、銀河十八番ドリンピア星の者である、どうぞ】
【ドリンピア星...そんな遠く離れた星の民がどうしてここに?どうぞ】
【ワープのに近い技術によるもの...と解釈してほしい、そちらの素性も赤してほしい、どうぞ】
【はい、こちらは宇宙警察リーンであります、どうぞ】
デーリッチ
「宇宙警察リーンって...」
ローズマリー
「紛らわしいっ!」
【失礼、我々は宇宙海賊を探しているもので勘違いしてしまった、どうぞ】
【それはこちらも同じだ、今映像を送るのでそちらも頼む、いじょう】
プツッ
会話の後に、宇宙船のパネルに映像が写し出された
「なるほど...確かにドリンピア星第一王女のドリントル様本人で間違いないようだ」
ドリントル
「うむ、そちらもご苦労様じゃ」
「いえいえ、宇宙の安全を守るのは我々の役目ですから」
デーリッチ
「でもアンラッキーでちね...似たような名前の宇宙海賊が現れて」
「全くですよ...何せうちのボスの名前がリーンなもので...」
デーリッチ
「リーン...ひょっとして、フルネームはリーン・メイドウィン・緑風だったりしないでちか?」
「そうですが...」
デーリッチ
「もしかしたらその人、知ってるかもしれないでち!」
「ええっ!?」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.178 )
- 日時: 2018/04/07 14:21
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...しばらくすると、宇宙警察の映像から見知った顔が
「あっ、デーリッチ!ハグレ王国だったんだ!」
ローズマリー
「リーンさん!」
マリオン
「デーリッチ、宇宙警察のトップとどこで知り合った?」
デーリッチ
「うちのイベントで実況してたでち」
マリオン
「それでいいのか...」
「なんですって...ボス!また他の星でサボってたんですか!」
リーン
「ご、ごめん...」
ローズマリー
「どういうことです?」
「うちのボス、正義感はあるのですが勝手によその星にいって遊んだりするので...」
リーン
「だって見たことのない面白いものがあるんだし!」
海斗
「アレでもメイドウィンなんだよなぁ...」
リーン
「君達も宇宙海賊を倒そうと?」
マリオン
「ああ、近くに我々の星もあるものでな」
リーン
「なるほど、なら俺達宇宙警察も力になろうかなぁ...」
「...近くで謎のエネルギー反応!無数の宇宙船がワープしてくる可能性大!」
リーン
「とか言ってたら来たよ」
デーリッチ
「えっ、どこからでち!?時計から見て何時の方向!?」
リーン
「えーと...3時だね」
マリオン
「東か!」
マリオンが進路を変えると、大きな穴が複数現れ、そこから無数の毒々しい戦艦が...
リーン
「アレが宇宙海賊グリーンだよ!」
ローズマリー
「グリーン要素ゼロじゃねぇか!!」
ドリントル
「署長みたいに名前が緑なのかもしれぬぞ」
海賊戦艦はマリオン達の戦艦を見ると主砲を向け始める
「ボス!攻撃命令を!」
リーン
「まだ主砲は使うな!ネオパルス砲で迎撃せよ!」
「了解!」
海斗
「こっちも攻撃した方が良いんじゃないか?」
マリオン
「何かに掴まれ!」
海斗
「えっ、突然何...うわっ!?」
戦艦はスピードを上げ、海賊戦艦の隣へと接触していく
マリオン
「...海斗、そこの緑のボタンを押せ!」
海斗
「えっ...これか?」カチッ
マリオン
「発射!」
ズギュゥゥゥンッ
海斗がボタンを押すと、戦艦からレーザー砲が開き、海賊戦艦を突き抜けていく
ローズマリー
「何これ!?こんな武装この戦艦にあったっけ!?」
マリオン
「24サンチ三連装陽電子衝撃主砲塔という物だ、たくっちスノーが付けてくれた」
リーン
「三連装陽電子衝撃主砲塔!?ヤ○トとかにあるアレ!?」
ローズマリー
「あいつ、人の戦艦に変な武装を...」
ドドドドドド
それを見た他の海賊戦艦は機関銃を飛ばしてくる
デーリッチ
「狙われ始めたでちよ!?どうにかしてマリオンちゃん!!」
マリオン
「ボスが沈めば収まる話だ...ドリントル、この戦艦の運転はできそうか?」
ドリントル
「うーむ、大型宇宙船の操縦は初めてじゃがどうにかやってみるぞ」
マリオン
「ありがとう...海斗、すまないが今度はこっちのレバーを上に」
海斗
「こう?」グイッ
マリオン
「最終兵器射出!」ウィーン
海斗がレバーを引くと、マリオンの座っていた席が上へと上がっていく
リーン
「えーーっ!?ちょ、あの子宇宙服着ずに外に出ちゃったけど!」
ローズマリー
「アンドロイドなのでそこら辺は大丈夫らしいです」
リーン
「あっ、俺と同じか...」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.179 )
- 日時: 2018/04/07 15:26
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マリオン
「宇宙海賊グリーン...大自然を荒らし世界を荒野に変えた不届き物め」
マリオン
「星の守護者マリオン...これより審判を開始する...はっ!!」
マリオンは海賊戦艦へと向かっていき、次々と戦艦を爆発させていく
デーリッチ
「相変わらず本気のマリオンちゃんは凄まじいでちね...」
ドリントル
「星の守護者に掛ければ宇宙海賊の撃墜など朝飯前というわけか...」
海斗
「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
リーン
「幼女が強いのは宇宙の常識だよ、覚えといて」
「ボス!我々も何かやらないと宇宙警察の立場がありませんよ!」
リーン
「そりゃそうだけど...おーいマリオンとやら!撃墜は勝手だけど船長は殺さないでくれよ!」
マリオン
「分かっている、破壊しているのは戦艦の武装だ」
リーン
「じゃあついでにロケットエンジンや動力炉も上手く壊してくれるかな」
マリオン
「よし...ローズマリー、青色のレバーを下に引いてくれ」
ローズマリー
「えっ...これかな?」
ギュゥゥゥゥゥンッ!!
マリオン
「それもたくっちスノーが付けてくれた粒子砲という物だ」
ローズマリー
「むっちゃ魔改造されてんじゃねぇか...」
ドリントル
「わらわの宇宙船も奴によって変な武装付けられてるかもしれぬな...」
デーリッチ
「たくっちスノーなら...やりそうでち」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「ぶぇっくし!」
たくっちスノー
「な、なんだ...?まだ春なのに」
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しばらくすると、マリオンが戦艦に戻ってきた
マリオン
「全ての動力炉を破壊した、これで奴等は攻撃も出来ないしどこにも逃げられない」
海斗
「俺、ハグレ王国だけは敵に回さないようにするよ...」
リーン
「こんなのを二度敵に回したたくっちスノーってどれだけ愚か者だったんだ...」
ローズマリー
「たくっちスノーもマガイモノ手配を断るはずだ...」
デーリッチ
(マリオンちゃん、その頃まだいなかったでちけどね)
ドリントル
「ふむ、それでわらわ達はこの後どうすればいい?」
「ボス、どうなさるおつもりで?」
リーン
「今のあいつらは何も出来ないし、死ななかったら何したっていいよ!」
デーリッチ
「宇宙警察なのにローズマリーみたいな事言ってるでち...」
海斗
「えっマリーさんってそういう人なの!?」
ローズマリー
「誤解を生むような発言はやめてよ!」
リーン
「えっ、でもそこのローズマリーさんって暗殺ギルドのブラックリストでしょ?」
ローズマリー
「暗殺ギルドのブラックリストって何!?なんで宇宙にまで知れ渡ってるんだ!!」
ドリントル
「マリオン、船長のいる戦艦はあの大きな船じゃ」
マリオン
「よし皆、何かに掴まれ」
デーリッチ
「なんか嫌な予感...」
マリオン
「つっこむぞっ!!」
デーリッチ
「やっぱりいいいいいいい!!」
ボーーン!!
「どうします?ボス」
リーン
「まぁあそこまでやれるんだし、簡単には死なないでしょ」
リーン
「彼女達はうちの元・時空監理局代理局長のお墨付きだしね」
「えっ...あれがですか!?」
リーン
「そう...俺ある考えがあるんだけど、乗っかるつもりはあるかい?」
「何なりと」
リーン
「...ま、その話は奴等が全部片付けてからだ、こっちも仕事に向かうよ!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.180 )
- 日時: 2018/04/07 16:58
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マリオン
「デーリッチ!...無事か!デーリッチ!」
デーリッチ
「んん...はっ!!」
海斗
「うぐぐ...」
デーリッチ達は気が付くと宇宙船で横になっていた...
マリオン
「すまない...衝撃の事を考慮していなかった」
海斗
「シートベルトとかないのかよ、ここ...」
デーリッチ
「う、うーん...宇宙海賊は?」
マリオン
「もうドリントルとローズマリーが中へと向かっている、私達も早く合流しよう」
デーリッチ
「分かったでち!」
...
「よくここまでやってきた、オレは宇宙海賊キャプテン・グリーン」
ローズマリー
(あれ、名前のわりにはまともそうな海賊だぞ)
ドリントル
(いや、奴がおかしかっただけじゃろう...)
ローズマリー
(そ、そうだよな...)
「我が宇宙艦隊を一網打尽にしたのはやはりお前達ハグレ王国だったか...」
ローズマリー
「...何?お前達はハグレ王国を知っているのか?」
ドリントル
「まさかこんな早い段階で宇宙規模にまで知り渡るとはな...」
C・G
「星の海を渡り、世界を渡っていけばいずれハグレの星に来るだろうとは思っていたが...」
ローズマリー
「...ま、まさかお前も名無しの怪物...メイドウィンの遣いか!!」
C・G
「ご名答、オレは海賊マガイモノ...銀河のどこかにお前達の星があるとミスター・クロカゲに言われ...片っ端から潰していた所だ!」
ローズマリー
「お前...!!」
C・G
「ミスター・クロカゲはお前達の破壊を望んでいる...オレはその思いに答えるのみだ」
ドリントル
「貴様はそれでいいのか?」
C・G
「海賊とは略奪、破壊、侵略の三つの力がある...オレは奴のやりたい事に最も適したマガイモノである」
C・G
「必要なものは守り...不要な物は切り捨てる、それが『監理』だ」
C・G
「お前達はこの時空で...不要だ!」
ローズマリー
「ふざけるな!そちらの都合でそんなこと決められてたまるか!」
ドリントル
「キャプテン・グリーン、貴様の命運も尽きた...宇宙警察も時期にそちらに来るじゃろう」
C・G
「...オレだって海賊の船長として、生き物として誇りがある!例え船が使い物にならなくとも、最後まで足掻くつもりで」
「マリオンエレキテル!」
ボンッ
マリオンの手から放つ稲妻が扉をふきとばす
デーリッチ
「ローズマリー、遅れてごめんでち!」
海斗
「こいつが海賊か...一気に片付け...」
ドリントル
「なぁ、ちょっと待って、あれ...」
デーリッチ
「あれって何...あっ」
ドリントルが指を指した先には、先ほどマリオンが吹き飛ばした扉がガラスを割り引っ掛かっていた
マリオン
「し、しまった」
海斗
「あのー...宇宙船って、穴空いたらどうなるんすか?」
ドリントル
「そりゃお主、船の中の空気や重力が抜けていくんじゃぞ、詮を抜いた浴槽のようにな」
ローズマリー
「ということは、つまり...」
...
デーリッチ
「逃げるでちーーーーーっ!!」
ローズマリー
「うあああああーーーっ!!」
バチンッ!
デーリッチ達は慌てて宇宙船へと戻っていく...その瞬間、扉がガラスから外れ、穴がむき出しになる
C・G
「何...オレは失敗したか、しかしまだクロカゲには手がある...さらばだ、ハグレ王国...」
海斗
「なんか引っ張られてる感覚だ!!」
ドリントル
「急げ!!」
...
~マリオンの宇宙戦艦~
リーン
「あー、お帰り、船からキャプテン・グリーンが宇宙に放り出されてたから何事かと思ったよ」
ローズマリー
「分かってたならなんとかしてくださいよ...」
リーン
「悪い悪い!あの程度では死なないと思ってたからさ!」
ローズマリー
「まったく...」
リーン
「それに面白いメッセージも聞き取れたしさ!これをあっちこっちに撒けばきっと面白いことになる!」
ドリントル
「こやつ...本当に宇宙警察か?」
「宇宙警察と言っても、自称であって何かの公認ってわけじゃありませんけどね」
デーリッチ
「え...じゃあつまり」
リーン
「うん!君と同じで気分で作ったんだよ!」
マリオン
「はぁ...そんな気はしていたが」
リーン
「今回の件は本当に助かったよー!お礼は必ずするから!」
リーン
「あ、そうそう...君らも黒影に会うなら伝えてくれないかな?」
『お前と敵対するメイドウィンはたくっちスノーだけじゃないんだぞーってな、ははは』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「王さま達、緑風に会ったの?」
「.....ああ、あいつも時空監理局だよ、話を聞く限りだと『元』みたいだけど」
「それで自分なりの正義を考えるために技組ってメカニック集団とつるんで宇宙警察やってんだってさ」
「...に、してもまさか緑風もな、あいつの世界はとっくに滅んでるから、心の奥で恨んでるのかもなぁ」