二次創作小説(新・総合)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.200 )
日時: 2018/04/08 21:58
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
『「すいませんでしたっ!!!」』

放送から数分後...たくっちスノー二人はデーリッチに頭を下げている

たくっちスノー
「自分が、黒影剣を見たいなんて言うから!!」

たくっちスノー
『いや...俺があいつを生き返らせたからっ!!』

デーリッチ
「えっと...落ち着くでち」

たくっちスノー
『でもっ...!!』

ローズマリー
「...たくっちスノー、世界を壊す行為をしていたのは奴だけじゃないんだったな」

たくっちスノー
「え、ああ...基本、奴等の気分で消していたよ」

ローズマリー
「どっち道こうなる運命は避けられなかった...以上だ」

たくっちスノー
「え?...」

ローズマリー
「何をしているっ!そんなことをしている場合はない!」

ローズマリー
「奴を止める手を考えるんだ、土下座はその後にでも好きなだけしろ!」

たくっちスノー
『....っ!!』

たくっちスノー
「...王さま、緊急会議を!」

デーリッチ
「了解でち!」

...


デーリッチ
「か、会議を始めるでちよっ!」

龍我
「なんつーか...やべぇことになった」

ローズマリー
「ああ...はっきり言う、このままではこの世界はもちろん、我々の元の世界や他の関係ない世界を含めた...全てが滅ぶ!」

レプトス
「ひえええっ!!ど、どうすれば...!?」

たくっちスノー
『手はある!』

たくっちスノー
「マガイモノは劣悪な物でも作るのには時間が掛かる、マガイモノ軍団はこの間東都によって蹴散らされた」

たくっちスノー
『.....あの時空の監理局がどんな状態かは知らないが、わざわざ出来ることが限定されるマガイモノをありったけ使う辺り...』

シノブ
「向こうも追い詰められている、ということですね」

たくっちスノー
『ああ、奴にそこまでの戦力は残されてない...と思う』

たくっちスノー
「あるとするなら、形を形成されていない、黒い液体...」

エステル
「え?あの状態でも動けんの?」

たくっちスノー
「バカいえ!僕らがそんな感じだよ!」

ローズマリー
「かといって油断は出来ない...腐っても時空を守る組織だからな...」

マリオン
「しかし...標的は全世界と言うが何処から狙ってくるんだ!?」

ヅッチー
「そんなのうちに決まってるだろ!ずっと恨んでたんだぞ?」

デーリッチ
「何よりつるぎちゃんがいるでち...絶対ここを狙ってくるでち」

メイドウィン
「...相手は時空規模なのに、よく戦う意思が固められるな、皆」

メイドウィン
「勝てるかもわからないのに...」

デーリッチ
「負けると思ってるんでちか?」

メイドウィン
「そういうわけじゃ...」

デーリッチ
「メイドウィンさん、デーリッチ達は勝ち負けだとかそういうことを話してるんじゃないでち」


デーリッチ
「デーリッチ達は未来を守るために立ち向かわないといけないんでち!」

デーリッチ
「...この先、まだまだデーリッチはやりたいことが沢山あるんでち」

デーリッチ
「偉くなって、皆から尊敬されて左うちわな生活を送れるようになるためにも...デーリッチはまだ生きたいんでち!」

デーリッチ
「だから...抵抗するんでち!!」


メイドウィン
「...ははは!息子二人が気に入るわけだよ!」

メイドウィンは立体画面を写し出す


たくっちスノー
『それって撮影用の...父さん!まさか今の全部放送してたの!?』

メイドウィン
「ああ、激励にはなっただろうよ!」

福ちゃん
「貴方ねぇ...」


かなちゃん
「...皆さん、この世界に複数の時空の乱れが!」

プリシラ
「もう来ましたか...かなちゃん、何処から現れた?」

かなちゃん
「ハグレ王国の正面だよ!」

たくっちスノー
「....!」ダダダ

ローズマリー
「待てたくっちスノー!一人で行くな!」


たくっちスノー
「僕が守るんだ...この王国を!!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.201 )
日時: 2018/04/08 22:47
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ハグレ王国の前近く

黒い液体人間
「アアア...」

人の形をした液体がぞくぞくと歩く

たくっちスノー
「やっぱりか...」

たくっちスノー
「この状態なら戦闘能力は無くても、早い段階で作れるよなぁ...ま、再生はしないけどね」

たくっちスノーは刀を引き抜き、液体人間に迫っていく

たくっちスノー
「僕は責任を果たす!じゃあああああっ!!」ドドドド

液体人間
「アアアアッ!!」

たくっちスノー
「くそっ!!うおおおおっ!!ちくしょうっ!!」


たくっちスノー
「あのストーカー親父め!!」ズバッ

たくっちスノー
「何が愛しているだ!あんな自己満足の愛に剣さんは苦しめられたのか!?」

たくっちスノー
「何がつるぎちゃんだいすきだ!!空っぽの愛のために時空監理局は生まれたのか!?」



たくっちスノー
「僕は...あんな奴の奴隷になるために生まれてきたのか!?」

たくっちスノー
「はははははは...僕は、失敗作...奴隷にもなれない失敗作....」


たくっちスノー
「あっははははははは!!」



たくっちスノー
「うあっはははははは!!なぁ黒影!?僕たち親子だよねぇ!!」

たくっちスノー
「空っぽの愛と罪を背負いながら死なない呪いを味わっていくんだよ!!」


たくっちスノー
「一生、誰からも愛されないまま!!」


たくっちスノー
「けどな...僕の今後ろにある王国は違う」

たくっちスノー
「沢山の愛と好きが結束しているんだよ!!」




たくっちスノー
「滅びるのは僕とお前だけでいいっ!!聞こえてるのか黒影、いやカーレッジッ!!」




「聞こえてますよー、すっごい響きましたよ」

たくっちスノー
「えっ...」

液体人間
「....」

たくっちスノー
「ノーザンクロスティー!!」

液体人間
「」

たくっちスノー
「今の声は...」

かなちゃん
「もう、貴方は目を離すとすぐ遠くに行くんですから...本当に子供ですね」

たくっちスノー
「大明神様!」

デーリッチ
「たくっちスノー!」

ローズマリー
「勝手に遠くへ行くな!」

福ちゃん
「たくっちスノーさ~ん?」

龍我
「置いてくんじゃねーよ!」

たくっちスノー
「皆!?どうして...どうして来るの...助ける理由なんて無いのに...」

かなちゃん
「理由なんてない?本当にそうですか?」

たくっちスノー
「だって、こうなったのは自分のせいだし...自分は悪人だし...ハグレ王国に所属してもいないし...どうして!?」

デーリッチ
「そんなの決まってるでち...今のたくっちスノーはそれらの条件がどれらも含まれてないからでちーーっ!!」


たくっちスノー
「な、なんで...」

ローズマリー
「くらえ、マガイモノ!!」

デーリッチ
「ほあちょーっ!!」


かなちゃん
「たくっちスノー、言ったじゃありませんか、嫌いなのはあくまで昔の貴方だと」

かなちゃん
「むしろ私、今の仕事熱心な貴方好きですよ?」

たくっちスノー
「...まぁ、元気は出ましたよ」

かなちゃん
「気遣いなんかじゃありませんよ...貴方は肝心なときに背負い込むんですから、もう」

たくっちスノー
「ヤエさんの時だって自分が向かおうとしたのを貴方が止めたんじゃないですか...」

かなちゃん
「背負い込むのは止してください...もう少し誰かに頼ってもいいんですよ?」

たくっちスノー
「頼るって一体誰に...」

かなちゃん
「おやおや...今までの事をよ~く思い出してみてください」




「貴方はマガイモノ屋として...沢山の世界の沢山の生き物の悩みを全力で解決しました」


「そして、助けられたは皆...この世界を守るため、戦っているんです!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.202 )
日時: 2018/04/09 07:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ハグレ王国の裏側...

液体人間
「アアッ!」

クラマ
「くそっ!もうこんなところから侵入してきやがって!」

柚葉
「ここは虫だろうと何だろうと通す気はない...ふっ!」

柚葉は素早い剣技で、クラマは天狗烈風脚で液体人間を倒していくが、次々と召喚されていく

クラマ
「くそっ、これじゃキリがねぇ!」

柚葉
「他の村や街でもこんなのが大量発生してるそうだ」

クラマ
「...ぐっ!でも俺達がやらなきゃなんねぇんだ!」


「お前らだけじゃあねぇぜ、月輪火熊ッ!!」

ボオオッ

液体人間
「ギャッ!!」

クラマ
「この技は...グリースリー!!」

グリースリー
「へっ、久しぶりだなぁマガイモノ屋」

クラマ
「お前...時空監理局に逮捕されてたんじゃなかったのか!?」

グリースリー
「んなもんとっくに脱獄したさ...だが、せっかく燃やす世界を勝手に消されちゃたまれねぇ、今回ばかりは協力してやるぜ」

クラマ
「...ちっ!よそ見してねぇで自慢の炎を使え!」

グリースリー
「おっといけねぇ...燃えちまえマガイモノ!!」

「炎だったら負けないわよ!フレイム!!」

遠くからの炎がグリースリーの物と合わさってどんどん燃えていく

後ろから召喚士三人組が魔法を唱えていた

エステル
「ひゅー!今日はイケてるわね!」

メニャーニャ
「先輩、あまり調子に乗らないように 」

シノブ
「どんどん的が増えていくわね、マジックウォーター貯め買いしててよかったわ」

クラマ
「召喚士の皆!」

シノブ
「...だけじゃないのよ、おいで」

「...ああ、その、俺も協力したくてな」

柚葉
「...レイリー!」

レイリー
「柚葉...」

エステル
「ここは私たちに任せて、クラマはたくっちスノーの所に行って!」

クラマ
「分かった!」

...

~サムサ村~

液体人間
「アアッ!」

ムニャウ
「お前も大変にゃむね...あいつと関わったばかりに」

ネメシア
「いえ、これも仕事ですので!」

ムニャウ
「やれやれ...んで、そっちも」

ミトラ
「はい...」チラッ


ムカデ人間
「世界に全昆虫公認ムカデ展覧会を開催するまで死ねるかーーっ!!」

ハチ人間
「我らハチ人間の栄光を取り戻すまで果てぬ!!」

ムニャウ
「お前も面倒なのと関わっちゃったにゃむ」

ミトラ
「ええ...本当に...」

ネメシア
「一体貴方に何があったんですか...」

ミトラ
「思い出したくありません...」

トウロウ
「思い出したくないことの一つや二つはあると思いますわ」

ミトラ
「一番思い出したくないのは貴方関連の事なんですよっ!」

ネメシア
「...?」

ムニャウ
「...?」

イリス
「ヘイ、夢見屋...ボサッとしている場合じゃないぞ」

ムニャウ
「ああ、あの中の一部が冥界に行くかもしれんにゃむな」

イリス
「世界が滅ぶとか、そういった事はともかくとして...冥界にまで入られると面倒なことになる」

イリス
『手繰る魂のイリスの力...見逃すんじゃないぞ』

ムニャウ
「へっ、見逃せるものじゃないにゃむ、そいつは」

ミトラ
(何この二人怖い...昆虫人間もヤバイ...帰りたい...)

...
~妖精王国~

ビャッコガンナー
「パンサーミサイルッ!」ババババッ

ヘルラージュ
「あわわ...キリがない!」

ミアラージュ
「攻撃を止めちゃダメよヘル!あいつにこの世界が滅ぼされてもいいっていうの?」

ヘルラージュ
「そんなのやだよぉ!」

キャサリン
「まぁミア様をガチで怒らせたんだ、簡単なことでは引き下がらない事ぐらい分かっている...本当のゾンビの力を思い知らせてやるよっ!」

ビャッコガンナー
「トモダチの世界を守るため...融情勇者は進み続けるぜっ!」

たくっちスノー
『エンペラーソード!!』ズバッ

ヘルラージュ
「リニュ前さん!?」

たくっちスノー
『俺はあいつと違って設定を失ってないからな...くそっ、ロストメイドウィンめ、バイカイザーにしてフルボトル持っていきやがって...あっ』

ミアラージュ
「...気にするなってローズマリーも言っていたでしょう?遅かれ早かれあの様子ならああなってたわよ」

たくっちスノー
『...ビャッコガンナー、俺の他にも援軍がいるんだ』

ビャッコガンナー
「え、マジ?」

ヘルラージュ
「お姉ちゃん、空を見て!」

ミアラージュ
「何?...ええっ!?」

スザクセイバー
「とあーーーっ!!」

ミアラージュ
「あんた...スザクセイバー!?」

スザクセイバー
「世界の危険を聞き付けて、ロボット養成所から出撃してきました、兄さん!」

ビャッコガンナー
「おおなんか丁寧になってる!」

たくっちスノー
『兄弟勇者ロボの力ここにあり...ビャッコガンナー!スザクセイバー!合体だ!』

ヘルラージュ
「えっ、合体!?」

スザクセイバー
「合体が出来るのですか!?」

ビャッコガンナー
「やれるだけやってみようぜ!とあーっ!」

スザクセイバー
「はい、兄さん!...はあーっ!」

「白虎!」
「朱雀!」
「「聖獣合体!」」

ビャッコガンナーのパーツが分かれ、スザクセイバーにくっついていく


グレートスザクセイバー
『「友情!正義!希望っ!グレェェェェェトッ!!スザクセイバァァァァァァ!!」』

ヘルラージュ
「かっこいい~」

ミアラージュ
「目を輝かせてる場合じゃないわ...私達も行くわ!」

たくっちスノー
『ミス・ミアラージュ、やけに気合い入ってるな』


キャサリ
「ああ、ラージュ家を敵に回したことを後悔させるつもりらしいからな」

ミアラージュ
「ええ、それに...まだヘルのウェディングドレスを見ていないのに未来を消されてたまるものですか!」

ヘルラージュ
「お、お姉ちゃん!?」

...

たくっちスノー
「これ...皆...」

かなちゃん
「これは貴方が助けてきた物の結晶です」

かなちゃん
「貴方は今まで悪いことをしてきたかもしれない、ですが...今の貴方は、こうやって貴方以上の悪と立ち向かっている」


かなちゃん
「下ではなく前を向きなさい!」

たくっちスノー
「....すいません、その話はまた後で聞きます」

かなちゃん
「ですから...」


たくっちスノー
「今は...黒影、いやカーレッジを倒すことを優先するべきかな」

デーリッチ
「...でち!」

たくっちスノー
「聞いてくれ、黒い液体人間はまだ未発達状態...メイカーが死ねば形を形成できなくなる」

福ちゃん
「止めるにはあの人を倒すしかないということね...」

クラマ
「福の神様!」

福ちゃん
「クラマ君!あっちはどう?」

クラマ
「どうにか皆が押さえているが...このまま増え続けたらどうなるか...」

たくっちスノー
「急いだ方がいいかもしれん...王さま!キーオブパンドラを貸してくれ!」

デーリッチ
「こ、これでちね!」

たくっちスノー
「はっ!」

たくっちスノーはキーオブパンドラにマガイモノの体液をかける

たくっちスノー
「これでキーに時空監理局の座標が登録するれたはずだ」

ローズマリー
「出来ればもう少し綺麗な方法で...」


たくっちスノー
「では、行きますよ...かなちゃん様!」

かなちゃん
「えっ、今かなちゃん様って...」

たくっちスノー
「あ、えーと...やっぱダメでしたか?」

かなちゃん
「...いいえ」



デーリッチ
「キーオブパンドラ!」


デーリッチ達は時空監理局のある時空間へとワープする...

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.203 )
日時: 2018/04/09 09:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

デーリッチ
「ここが...時空監理局!?」

ローズマリー
「何なんだここ...埃まみれで明かりも付いていないじゃないか」

たくっちスノー
「数ヵ月でここまで汚くなるとはねぇ...」

福ちゃん
「本当に誰もいないのね...」

龍我
「...いや、何かいるぞ」

たくっちスノー
「え?」

龍我が指差した先には、一部が錆び付いてガタついたロボットが


たくっちスノー
「かなちゃん様、アレ確か警備用のロボットでしたっけ?」

かなちゃん
「ええ、メンテナンスは大変ですけど便利なんですよね」

デーリッチ
「誰もいなくなったから使い物にならなくなったんでちかね?」

たくっちスノー
「そうかもな...」

警備ロボットはデーリッチ達を見ると腕を動かして機関銃を吹き出し、たくっちスノー達は壁際へと避難する

たくっちスノー
「前言撤回、今にも壊れそうだがめっちゃ機能してるわ」

デーリッチ
「おわーーっ!?」

福ちゃん
「大明神さん、あれが何個ありますか?」

かなちゃん
「ふーむ...500機くらいですかねぇ広いもので」

ローズマリー
「そんなにあるのか...」

龍我
「...へっ!じゃあ誰かがぶっ壊してやらないといけないわけか!」

かなちゃん
「ば、万丈さん?」


龍我
「血が騒ぐぜっ!!」

かなちゃん
「ちょ、ちょっと!」

龍我は警備ロボットの方へと駆け出し、次々と破壊していく

龍我
「オラオラッ!!」


ローズマリー
「もう少し静かに、一応忍び込んでるんだから!」

龍我
「コソコソするのは向いてねぇんだよ!なぁ海斗!」

海斗
「おうよ!」

時空の渦から海斗がひょこっと顔を出す

デーリッチ
「いつのまに!?」

龍我
「たくっちスノー追いかけてるときに電話したら来た!」

海斗
「こいつらは俺と万丈さんがどうにかするんで!皆は先に!」

デーリッチ
「だ、大丈夫なんでちか...」

龍我
「たかがポンコツだ!100だろうと500だろうと関係ねぇ!」

たくっちスノー
「...死ぬなよ!」

龍我
「マガイモノだから死なねぇよ!」

たくっちスノー
「海斗君の方に決まってるだろ!?」


クラマ
「局長室ってどこか分かるか、元局長」

たくっちスノー
「こっちだ!」

...

龍我
「さて...本気出すぞ!」

海斗
「おーう!モード魔害者っ!」

龍我
「俺も!!」

『クローズドライバー!!スーパーウェイクアップ!クローズヒートドラゴン!』

龍我海斗
「「変身ソウルチェンジ!!」」

【all SOUL!!】

『ウェイクアップ・リベンジャー!!クローズレイジング!!ヤベーイ!アツーイ!』

オールソウル
「あれ?なんだその変身?」

クローズレイジング
「マガイモノになって手に入れた新しい力...なんだが、あまりにも惨いからたくっちスノーはあまり使うなって言うんだよ」

オールソウル
「へぇ...」

クローズレイジング
「おっと!ボサッとするなよ...敵はどんどん来るからよ!」

オールソウル
「ああ!」

...そして、局長室では


たくっちスノー
「鍵が掛かってるか...くそっ、プロテクトも違うものに変わってるな」

デーリッチ
「任せるでち!キーオブパンドラ!」

デーリッチは鍵を使いロックを開ける

かなちゃん
「それ、本当に便利ですねぇ...」

クラマ
「この先にあいつがいる...」

たくっちスノー
「ここで...っ!!終わる!!」

デーリッチ
「...今度こそ決着をつけるでち!」

ローズマリー
「ああ!」

...

ビルド
「はああっ!でやっ!」

ナイトローグ
「フンッ!ハァッ!!」

ブラッドスターク
「ほーらよっと!」

名無しの怪物
「ウグッ...!」

デーリッチ
「あれ、もう交戦中でちか?」

デーリッチぁ扉を開けると、ビルド、ナイトローグ、ブラッドスタークが名無しの怪物相手に攻撃をしていた

ビルド
「あ、遅いよハグレ王国!」

ローズマリー
「な、何故ここに...?」

ナイトローグ
「あんな姿見せられてはこちらも黙ってはいられなくてな」

ブラッドスターク
「そうそう!だから裏口を通って潜入したわけよ!」

福ちゃん
「裏口...」

名無しの怪物
「む、無駄なんだから...世界は消える!マガイモノによってな!」

名無しの怪物
「監理局は...都合の悪いものは...皆消えてしまえ!また新しく時空を作って、今度こそちゃんとしたつるぎちゃんを作って会うんだよ!!」

ローズマリー
「お前...」

デーリッチ
「名無しの怪物...いや、カーレッジさん、見くびらないでほしいでち」

名無しの怪物
「何...!?」

デーリッチ
「誰かのワガママでおとなしく消されるほど、私は温情ではないでち」

デーリッチ
「それに...貴方が管理してきた数百数千数万の世界は...その程度で滅ぶほど単純な存在ではない」

デーリッチ
「貴方は全てを棄てた、その結果孤独になった」

デーリッチ
「でも私たちは未来を掴むため、【たった一人】を倒すために協力している」

名無しの怪物
「....!?」



ローズマリー
「まだ気付かないのか?お前の敵はハグレ王国ではない」


かなちゃん
「私達の住む...時空全てを敵に回したんです!」

ブラッドスターク
「心の無いマガイモノは、生き物には絶対に敵わない...だよなぁ、マガイモノの王!」


ブラッドスターク
「お前は喧嘩を売る相手を間違えたんだよぉ!」

たくっちスノー
「そう...生き物を人形としか思わないお前が、デカい絆で結ばれたハグレ王国を狙おうなんて考えてた時点で...敗北は約束されてたんだ!!」

福ちゃん
「貴方を倒せば、全て終わります!」

名無しの怪物
「うああああああああ!!!つるぎちゃんは僕の物なんだ!!」

福ちゃん
「物じゃない...私たちは生き物だ!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.204 )
日時: 2018/04/09 13:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ビルド
「ていうか、なんであんたが仕切ってんだよ!」

ブラッドスターク
「まぁまぁ」

ナイトローグ
「元はと言えば俺たちの件も貴様が...」

ブラッドスターク
「まぁまぁまぁ」

名無しの怪物
「心が無いマガイモノは...たくっちスノーだってそうだろう!そういう風に作られたんだから!」

たくっちスノー
「そんな気はしてたよ!剣さんの話を聞いてそれが確信に変わった!」


たくっちスノー
「ただ何かをやらせたいだけなら、そりゃ心なんて必要ねぇわなっ!!」

たくっちスノー
「自分が言えた口じゃねーが、お前は好き、というのを全然分かってねーよ!!」

名無しの怪物
「わかってるよ!僕は人目見たときから...つるぎちゃんが好きだったよ!そのために神を喰らい、つるぎちゃんの全てを...思い通りにしたかった!」

ローズマリー
「それで剣さんが苦しんでいてもか...そんな自分勝手に振り回されて!」

名無しの怪物
「自分勝手の何が悪いの!?他人の考えている事なんて分からないじゃん!!」

名無しの怪物
「じゃあ、何をしたいんだ!!何をされたいんだ!?」

名無しの怪物
「一字一句説明してくれないとね、分かんないんだよ、人間は!!」

名無しの怪物
「何をしたら喜んでくれるか最初から分かっていたらこんなことしないよ!そんなことが伝えられない皆が悪いんだ!!」

ビルド
「この自分勝手野郎!人生はそんな単純なカリキュラムで組まれていない!」

ナイトローグ
「全能の神という甘い蜜を吸い苦労もなしに生きてきた貴様には分からないだろうがな!」

ブラッドスターク
「よっしゃいくぜ!」

名無しの怪物
「うあああああ!!」

ブラッドスターク
「戦闘用マガイモノでもないお前が勝てるかよ!」

ナイトローグ
「ハッ!」

【フルボトル!スチームアタック!】

ナイトローグとブラッドスタークはスチームライフルで名無しの怪物を時空間に吹き飛ばす!

ビルド
「よし...俺も!」

『ボルテックフィニッシュ!!』


ビルド
「接続先をハグレ王国にしておいた!」

ブラッドスターク
「見せ場は譲ってやるぜ!」

ローズマリー
「まったくもう...行くよ!」


...


ヘルラージュ
「お姉ちゃん!空からまた何か来てるよ!」

ミアラージュ
「今度は何...えっ」


名無しの怪物
「ああああああああああああああ」


エステル
「名無しの怪物!?なんで空から...」

クラマ
「うりゃああああああ!!」

デーリッチ
「じゅわあああああああ!! 」


エステル
「...なんであいつらも空から出てきてんの?」


たくっちスノー
「我が魂はハグレ王国と共にありいいいいいいっ!!」

クラマ
「叫んでる場合かよ!?」

たくっちスノー
「一度でいいからいってみたくて...」

クラマ
「お前...感情が高ぶると設定を真似出来るって万丈から聞いたが」

たくっちスノー
「うん!むっちゃ高ぶってるよ!」

クラマ
「...なら、ぶっつけ本番でもやれるか!」

たくっちスノー
「おう、まずはクラマから!」


「『天 狗 烈 風 脚』」

名無しの怪物
「うおばああああああああ!!」

蹴り飛ばされ、怪物の勢いが増していく

クラマ
「ほら、次だ!」

たくっちスノー
「えっ、次って誰!?」

福ちゃん
「私よ~!」

たくっちスノー
「いやいやいや!!ゴールデンハンマーってどうやって出すんですか!」

福ちゃん
「真似できるんでしょう?念じておけば...」

たくっちスノー
「そんな適当でいいのか僕の能力...ゴルディオンハンマー!!あっ出た!」


福ちゃん
「ゴールデンハンマーっ!」

たくっちスノー
「光になれえええええっ!!」

名無しの怪物
「ぐげびゃああああああ!!」

どんどん...どんどん..


たくっちスノー
「あの、もう姿見えなくなってるんですけど」

福ちゃん
「やりすぎたかしらねぇ」


デーリッチ
「最後は任せるでち!」

ローズマリー
「あの子の...マガイモノキラーの力を今ここに!」

たくっちスノー
「頼むよ二人とも!もうオーバーキルかもしれないけど!!」

たくっちスノー
「...いや、今度はキラーの力で完全に消滅させちまえ!魂すら残さずに!」

ローズマリー
「任せろ!マガイモノ奥義!」

デーリッチ
「デーリッチ流必殺!」

ローズマリー
【グラセ・アンド・フラム!】

デーリッチ
「スーパーデーリッチ覇王拳!」


二つのエネルギー弾が名無しの怪物へと向かい...爆発し、黒い液体が空から飛び散っていく

クラマ
「やったのか?」

ローズマリー
「まだだ...はっ!!」

ローズマリーは小さい氷の弾丸を飛び散った液体へと向けて、消し飛ばしていく


ローズマリー
「カーレッジ・フレイン...いや、名無しの怪物、お前は華々しく散らせるつもりも、苦しませるつもりもない...誰にも相手にされないほど、忘れ去られるほどに空しく孤独に消えろ!」

...全ての液体が凍り付き砕けた頃には、既に景色がはっきりと見え始めた

福ちゃん
「終わったわね」

クラマ
「ええ」


デーリッチ
「...あのー、たくっちスノー」

たくっちスノー
「何よ」

デーリッチ
「終わったのはいいけど、これってデーリッチ達はどうやって下りればいいんでちか?」

たくっちスノー
「...そういや、そうだな」


福ちゃん
「えっ.....」

ローズマリー
「.....」


「「「あいつら~~~~っ!!」」」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.205 )
日時: 2018/04/09 15:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...名無しの怪物が亡くなり、時空監理局が完全に機能停止してから早くも一ヶ月


エステル
「デーリッチ、マリー!退院おめでとう!」

ローズマリー
「心配かけたねエステル」

デーリッチ
「あー、ようやく病院生活からおさらばでち!」

デーリッチ
「どこにも歩けない生活は堪えた!もう絶対スカイダイビングなんてやらないでちよ!」

エステル
「あんたねぇ...あんな高いところから落ちてきて全治一ヶ月の足の骨折で済んだだけでもラッキーと思いなさいよ!?」

ローズマリー
「それもそうだよ」

デーリッチ
「ぬぬぬぬ...」

エステル
「それに...あんたらは一ヶ月の自由と引き換えに、沢山の人間の永遠の自由を掴み取れたのよ」

ローズマリー
「あれから、世界に変化は?」

エステル
「マクスウェルによると異常はないってさ、時空犯罪者もあまり見なくなったし」

ローズマリー
「そうか...奴は天気、災害、事件などを調整していると言っていたが...」

エステル
「一ヶ月も何も起きない辺り、対して必要の無いことだったのね...」

デーリッチ
「でもこれで、勝手に消される心配はなくなったんでちね!」

ローズマリー
「ああ...監理から解放されて、またいつものように平和が戻ってきた...と」

デーリッチ
「...そういえば、たくっちスノーはどこでちか?」

エステル
「それが...」

ローズマリー
「...まだ、元には戻ってないのかい?」

エステル
「ええ...」


『黒い液体人間はまだ未発達状態...メイカーが死ねば形を形成できなくなる』

『バカいえ!自分達がそんな感じだ!』


エステル
「あいつまで死ぬなんて想像出来なかったわよ...結果的にあいつの柔らかい体液がクッションになって、二人の体は無事で済んだのよね...」

ローズマリー
「...今度は完全に滅んだから、こんなことになったのか」

デーリッチ
「エステルちゃん...あの液体はどうなったでちか?」

エステル
「大明神の所よ...あんたらも見に行ったら?あいつのためにも」

ローズマリー
「分かった...顔ぐらいなら見ておかないとな」


...

ポコポノポコ...

妖精王国の地下...

かなちゃん
「たくっちスノーさーん?聞こえてますかー?」

大明神はあの後、誰もいなくなった監理局からマガイモノ装置を取り出し、液状化したたくっちスノーを入れては定期的に話をしていた...彼がマガイモノを作る過程のように


かなちゃん
「あれから一ヶ月になりますね」

かなちゃん
「一ヶ月...30日、短いようで結構長いんですよ?」

かなちゃん
「一ヶ月もあればメイドウィン小説が一本終わるくらいは長いんです」

かなちゃん
「...ふふ、貴方とは色々ありましたねぇ」

かなちゃん
「時に殺しあい、時に助け合い...不思議な事ばかりでしたよ」


かなちゃん
「最初に会った頃はあんなにも消えてほしいと思っていた貴方が、ここまで変われるとは...」


かなちゃん
「.....貴方は好きなものを守るために戦いました」

かなちゃん
「でもそのまま帰ってこないのは許しませんよ」

かなちゃん
「またマガイモノになってくださいよ」


かなちゃん
「ねぇ...」


かなちゃん
「私にあの男と同じ事をさせるつもりですか?」

かなちゃん
「私は嫌だから...ね」

かなちゃん
「また、来ますから.....おやすみなさい」




「か...」

かなちゃん
「...えっ?」

「か...さ」

大明神が振り向いて装置を見ると、黒い液体は形を形成していく

かなちゃん
「えっ...ええっ...嘘みたい...」

「かなちゃ..ま」


はっきりと...


たくっちスノー
「かなちゃん...様...」

かなちゃん
「たくっちスノーさん...」

たくっちスノー
「...えっ、あれ...なんで僕、体が...」

たくっちスノー
「それにこれ...マガイモノ装置...」


かなちゃん
「...恐らくですが、貴方は完全なマガイモノになったんですよ、ようやく!」

たくっちスノー
「...これは、かなちゃん様が?」

かなちゃん
「はい」

たくっちスノー
「どうして、僕を生き返らせたの...?」

かなちゃん
「どうして...ですか、怒ったりしません?」

たくっちスノー
「はい、今回だけは」



「あ、貴方が好き...だから」



「...ありがとう、母さん」


たくっちスノーは装置から降りて大明神に近づき、そっと唇を...



「...ってこらっ!自然な流れでキスしようとしないっ!」

「ええっ!?母親にキスしたっていいじゃないですか!」

「私の場合はそういうわけにはいきませんよっ!するなら手にしなさい、手にっ!!」

「ええ!?」


彼はバッドエンドをぶっ壊したそうですよ

リアルワールドの言葉でもあるそうじゃないですか?終わり良ければ全て良しって


皆が幸せ、それでいいじゃない


名無しの怪物?もちろん彼だって幸せだった

死ぬ間際までね

...

デーリッチ
「...ん?皆!!あれ!」


かなちゃん
「おーい皆!」

たくっちスノー
「.....ふふ」

デーリッチ
「たくっちスノー!」


たくっちスノー
「皆...」


デーリッチ達は取り戻した、平和な日々を、愛を、日常を

絆が失われない限り...この平和は終わりはしないだろう


「ただいま!」


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【CAST】
『ざくざくアクターズ』
デーリッチ
ローズマリー/マガイモノキラー コールドローズマリー
エステル
メニャーニャ
福の神(福ちゃん)
クラマ
柚葉
ジュリア
イリス
ハオ
ティーティー
こたつドラゴン
ウズシオーネ
ベル
アルフレッド
マーロウ
クウェウリ
ニワカマッスル
サイキッカーヤエ
雪乃
ドリントル
マリオン
ヅッチー
プリシラ
かなづち大明神/かなちゃん
ヘルラージュ
ミアラージュ
キャサリン
レプトス
マクスウェル
リューコ
リリィ

『仮面ライダービルド』
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ/マガイモノキラークローズレイジング
氷室幻徳/ナイトローグ
原作版氷室幻徳/仮面ライダーローグ
石動惣一/ブラッドスターク

『ロストヒーロー計画』
戦場海斗パラレル

『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』
マジンガーZERO

『オリジナルキャラクター』
ネメシア
ムニャウ
ミトラ
リンネ
ブキヨー
充作
ムカデ人間
ハチ人間
アリ人間クロヤマ
レイリー・ヒルーストン
フロード・ヒルーストン
シャドー・メイドウィン・黒影
アルバイツ・シュトゥディー
グミラ・ジーメルスタイン
オーレ
フワット・ピッチョ

ロズムント・トレザート
グース
桜井彩月
ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマン
リーン・メイドウィン・緑風
黒影剣

『マガイモノ』
たくっちスノー
リニュ前たくっちスノー
名無しの怪物カーレッジ・フレイン
グリースリー
トウロウ
モンドミミック
融情勇者ビャッコガンナー
メル・ルメール
星技勇者スザクセイバー
フクリュウ
恐竜マガイモノ
ニセデーリッチ
ニセヅッチー
ニセメニャーニャ
ガニアン・フースバル
マスターマジンカイザー
SWAPデーリッチ
SWAPローズマリー
FELLローズマリー
アイアンヴェノム
宇宙海賊キャプテン・グリーン
マガイモノライダービルドクローン

「元ネタ」
『はむすた』様より【ざくざくアクターズ】

「スペシャルサンクス」
シャドー様
Mirura@様
ルルミー様
驟雨様
花音様
彩都様
ここまで読んでくれた貴方

『作者』
ロストメイドウィン


...

「え、えーと...かなちゃん様?それとも...母さん?」

「どっちでもいいですよ」

「じゃあ、かなちゃん様で」



ZERO
【......】

ゲッターE
「.....」


「彼らの喧嘩はいつになったら収まるんですか!?」

「知りませんよ!...まったく、一難去ってまた一難ですね」


この話はここで終わるが、たくっちスノーの旅は永遠に終わりはしないだろう

【ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 END】