二次創作小説(新・総合)
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.68 )
- 日時: 2018/03/22 10:20
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
リニュ前たくっちスノーと和解してすぐの事...
たくっちスノー
「あー、久々にマガイモノ屋に帰って来たなー!」
福ちゃん
「調子も取り戻したみたいで良かった良かった!」
クラマ
「一ヶ月前はあんなおかしかったのにどうやって調子取り戻したんだ?」
たくっちスノー
「時空間を漂っていたら夢の中で亡くなった大事な人と出会ってね...」
『しっかりしろよ!同じようなことで苦しんでるのは貴方だけじゃないんですよ!』
『でも貴方なら止める事が出来るはず!こんな所で一人で苦しんでる場合じゃない!』
たくっちスノー
「って怒られちゃってさ...で残りの数日どうするかを時空間で考えた結果、時空監理局を捨てることにしたんだ」
クラマ
「なるほどな」
たくっちスノー
「こんな決断を出来たのは、誰かが居てくれたおかげだよ...ん?万丈電話だよ」
龍我
「え?...ああ、万丈だが...ああ、分かった...」
ビャッコガンナー
「お帰り、たくっちスノー様!」
たくっちスノー
「お前も心配かけてごめんよ、自分はもう大丈夫だから...」
ビャッコガンナー
「あ、そうそう...たくっちスノー様宛に手紙が...」
福ちゃん
「またですか...今度は誰から?」
ビャッコガンナー
「例の悪い方のたくっちスノー様からです」
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別の時空の『俺』へ
あれからそっちはどうしてる?
と言っても...時差みたいな物はあるしもしかしたらあまり経っていないかもしれないな
俺の時空だとあれから一年経った。
メイドウィン...いや、父さんはあれだけの事をした俺を『ちゃんと罪を償うのであれば』という条件付きで許してくれたんだ
今俺はしたっぱとはいえまたこっちの時空監理局で働かせてもらっているんだ...
時空監理局の素性を聞いていたら、自分が今までやってた事がバカみたいに感じてな...俺がここまで変われたのもお前のおかげ、本当に感謝してるよ
...ああ、もちろん忘れてはいない
俺がお前の父親を生き返らせてしまったことだろ。
改めて、俺はとんでもないことをしてしまったんだと実感したよ、あいつ...絶対当時の俺以上の事をやらかすだろう
もちろん俺にだって責任感というものはある、力になれる事があればなんでも言ってほしい、こんなことで許してくれるわけじゃないとは分かっているからさ...
あと、辛いことがあったらうちの父さんに会いに来いよ、父さんも構わないって言ってるから...
じゃあな、俺に幸せを教えてくれてありがとう
『リニューアル前』らしいたくっちスノーより。
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たくっちスノー
「あいつ...」
福ちゃん
「...とりあえず、これでリニュ前の事は解決しましたね」
クラマ
「ええ...まさかこいつまで善人になろうとするなんて」
たくっちスノー
「あっちは大丈夫だって、黒影良い方だし」
龍我
「たくっちスノー、時空監理局からだよ」
たくっちスノー
「やっぱりか」
龍我
「代理組長クビだってよ」
クラマ
「全時空に悪評振り撒いたものだからな、無理もねーよ」
たくっちスノー
「自分は事実しか言ってないから良いさ別に...これでマガイモノ屋に専念出来るしね」
龍我
「そうか、やっぱりお前もやめる気だったか」
龍我
「俺も辞めることにした」
たくっちスノー
「えっお前も!?」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.69 )
- 日時: 2018/03/22 11:18
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
その頃...妖精王国では
ヅッチー
「えっ、かなちゃん監理局辞めたのか!?」
かなちゃん
「ええ、自分から辞表叩きつけてやりましたよ」
ヅッチー
「クビになったんじゃなくて!?」
かなちゃん
「流石にクビになるような事はしていませんから!」
ヅッチー
「...それって、やっぱりあの演説がきっかけ?」
かなちゃん
「そうだね...今時空監理局は必死になって弁解しているけど、かえって墓穴を掘るばかりさ」
かなちゃん
「まぁ失礼だけどあの黒影さんが作った組織だしこんなものだよ」
かなちゃん
「それに...私は嫌だからね、この世界が知らないところで何者かに滅ぼされるなんて...それを止められないなんて」
ヅッチー
「かなちゃん...」
かなちゃん
「監理局はたくっちスノーさんの言ったことは真実とは限らないと言いますが、嘘だとも言い切れない」
かなちゃん
「そんな怪しい所に監理なんかされたくないだろうさ」
ヅッチー
「かなちゃんはそう思ったんだな」
かなちゃん
「いや、私以外にもわりと居て沢山の人が辞めていってるんだ」
ヅッチー
「なるほど...」
かなちゃん
「さーて、数ヵ月ぶりに暇になったし、エステルさんの下着でも拝みに行きますかね」
エステル
「自然な流れでセクハラへ持ってこようとすんな!!」バキッ
かなちゃん
「ほひーん!!」
ヅッチー
「エステルお前どこから来たの!?」
...
たくっちスノー
「なるほどね」
龍我
「俺の世界は俺が守る、監理局なんかに未来を決められてたまるか!」
たくっちスノー
「他の世界の激励のつもりだったけど...監理局が次々やめていくのは想定外だったよ」
クラマ
「監理局とやらも腐った人間ばかりじゃないってこったな...」
たくっちスノー
「そうだね...あー気が軽い!もう一日に1億ものの資料に判子押す生活とはおさらばってか!」
デーリッチ
「た、大変でち!大変!!」
福ちゃん
「デーリッチちゃん、一体どうしたの!?」
デーリッチ
「マクスウェルが帝都で暴れてるんでち!」
クラマ
「さっきの奴がか!?一体どうして!?」
福ちゃん
「まさか、またシノブさんを倒すために大々的なテロを...!?」
たくっちスノー
「仮にも召喚士だし、監理局の特権を利用してとんでもない物を召喚するとか...?」
デーリッチ
「いや、『給料が五割減らされた!!』とか叫んでいたでち」
たくっちスノー
「単なる八つ当たりじゃねーかっ!!」
龍我
「で、どうする?俺たちにはもうあいつを捕まえる権限はねぇぞ?」
たくっちスノー
「確かにもう時空監理局ではない...でも、この世界を荒らすのは個人的に許せないんでな!」
たくっちスノー
「行こう、福の神様!マクスウェルを止めに!」
福ちゃん
「ええ!」
デーリッチ
「あっ、こら!主人公はデーリッチでち!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.70 )
- 日時: 2018/03/22 13:58
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「マクスウェルの奴は何処だ!?」
メニャーニャ
「居ました」
メニャーニャが指を指した先には、「給料増やせ」と描かれた旗を持って暴れまわるマクスウェルの姿が
マクスウェル
「うおああああああ!!」
ローズマリー
「うわぁ...本当に八つ当たりしてる」
デーリッチ
「どうするでち?」
たくっちスノー
「どうするって...」
メニャーニャ
「えー、マクスウェルに告ぐ、マクスウェルに告ぐ、こんな馬鹿みたいな真似をしていないでおとなしく拘束されなさい」
マクスウェル
「メニャーニャ...誰がおとなしく捕まるかよ!どうせ捕まったらまた死刑にされるんだろ?」
メニャーニャ
「察しが良いですね、貴方に対する罪は消えたわけではありませんし」
エステル
「ていうか、あんたは時空監理局辞めてなかったのね」
マクスウェル
「辞めなかったんじゃなくて辞められないんだよ!時空監理局以外に居場所が無くてな!」
たくっちスノー
「そういえば監理局に居たのは特別処置みたいなものだったね...」
マクスウェル
「罪人たくっちスノーを捕らえてキャリアアップを狙ってたのに、あいつは勝手に改心するし、給料は二割追加どころか五割も減らされるし、同僚はお前の演説で恐れをなしたり見切ったりで次々とやめていったり!」
エステル
「うわ、けっこう散々ね...」
たくっちスノー
「ごめんね?自分クビになっちゃってもう給料に口出し出来ないんだよ」
マクスウェル
「元はと言えばお前が余計なことをしたからこんなことになったんじゃないか!!」
マクスウェル
「時空監理局が世界をどこまで監理しているのか分かっているのか?」
デーリッチ
「え?どれくらいなんでち?」
たくっちスノー
「え、知らない...普段は資料とにらめっこの生活だったから」
マクスウェル
「天気、災害、事件、気象、生き物の生体...これらを目盛り弄っているんだ」
たくっちスノー
「なるほどな、要するに生命が生まれてから絶滅するまでを目盛り1つで操作してたわけね」
ローズマリー
「やっぱりそういう感じなんだ!」
たくっちスノー
「ほーんじゃあ...余計に潰したくなってきたね」
マクスウェル
「あっしまった!奴にいいネタを提供したようなものじゃないか!」
エステル
(こいつ、本当にドジっ子ね...)
マクスウェル
「ああ...くそっ!ここでお前を倒して、時空監理局の信用を取り戻し、給料を取り戻す!」
デーリッチ
「うごーっ!!さっきから聞いてれば勝手に暴れて監理がどうとかワガママが過ぎるでち!」
デーリッチ
「デーリッチの生活は誰にも指図されないでち!」
マクスウェル
「うるせぇ!誰のおかげで毎日が平和で入られると思っている!」
ローズマリー
「他人に決められた平和と滅亡なんて誰が望むものか!...たくっちスノー、私たちも腹が立ってきたよ」
たくっちスノー
「よし!覚悟しろマクスウェル!!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.71 )
- 日時: 2018/04/04 22:25
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マクスウェル
「はははは!!消えろ!消えてしまえ!!」
マクスウェルは魔法を唱え、炎をあっちこっちに振り撒く
エステル
「うっわ!こいつ本当に滅茶苦茶やりだした!」
たくっちスノー
「早く止めないと面倒なことになりそうだな...」
デーリッチ
「前と違って生身だし、抑えるのは簡単そうに見えるけど...」
ローズマリー
「旗持って暴れてたぐらいだからね...魔法も牽制のつもりで当てる気は無いみたいだし」
マクスウェル
「うおおおおおお!!僕の給料返せ!お前が捕まらなかったらこんなことにはならなかったんだ!」
たくっちスノー
「なんて理不尽な!」
メニャーニャ
「話の流れからして、交渉で済みそうですけど...先輩、何か持ってません?」
エステル
「落ち着きなってマクスウェル、ほら500Gあげるから」
マクスウェル
「いらねぇよ!小学生の小遣いじゃあるまいし!」
エステル
「何をー!?私この年になって1000Gしか貰ってないのに!」
マクスウェル
「18歳が小遣いせびってんじゃねぇよ!」
福ちゃん
「時空監理局の給料って一体どれくらいですの?」
たくっちスノー
「さぁ...自分は賃金管理もさせてもらえなかったからな」
マクスウェル
「20万だよ20万!一ヶ月でな!」
デーリッチ
「20万!?プリン何個買える!?」
エステル
「したっぱで協会の給料の何倍も!?」
たくっちスノー
「ズルくない!?自分なんて局長になってから一円も貰ってないのに!代理とはいえ仕事してんだから自分だって欲しいよ!!」
マクスウェル
「知るか!!」
たくっちスノー
「わ、分かった!まとまった金が欲しいんだな!?マガイモノ屋としてどうにかしてみるよ」
福ちゃん
「そ、そんな勝手に...というか貴方クビになってますよね?どうやって資金を...」
たくっちスノー
「マクスウェル!ちょっと待ってろ!」
マクスウェル
「はあ?」
たくっちスノー
「も、もしもし?...え?なんで電話番号知ってんのって?それはいいから!あのさ...」
二分後...
たくっちスノー
『待ったかな、用件ってなん...ま、マクスウェル!?』
マクスウェル
「なっ...お前!!」
たくっちスノー
『ま、待って待って!!俺はお前と交渉をしにきたんだ!』
マクスウェル
「こ、交渉だと?」
たくっちスノー
『あっ...デーリッチ達も来てくれないか?うちの父さんが会いたがっているんだ』
ローズマリー
「あの人が?」
...そして、別世界
メイドウィン
「久しぶりだな、ハグレ王国の皆!」
福ちゃん
「お久しぶりです!あれから味覚は良くなりましたか?」
メイドウィン
「そりゃもう!たくっちスノーに医療が発達した世界を教えてもらって、ばっちりさ!」
メイドウィン
「ベロを弄くった後にご飯を食べたら、今までにない感じがして...これが味なんだなってようやくわかったよ、これも気付かせてくれた皆のおかげだよ」
ローズマリー
「いえ...」
マクスウェル
「それで?僕に渡したい物って?」
たくっちスノー
『あー!そう、そうだったな!父さん、良いだろ?』
メイドウィン
「ああ...マクスウェル、もし良かったらうちの方の時空監理局に移らないか?」
マクスウェル
「何、そちらに?」
メイドウィン
「ああ...流石に20万は払えないけど...定時制、残業なしの保険つきで10万はどうかな?」
エステル
「なにこれ、むっちゃホワイト企業じゃない」
マクスウェル
「完全連休二日制か?」
メイドウィン
「もちろん」
デーリッチ
「完全連休二日制って何でち?」
メニャーニャ
「毎週土曜と日曜に休めるルールです」
マクスウェル
「あそこよりよっぽどいい環境だ、よし、こっちに移ろう」
たくっちスノー
「よし!これで解決だな...助かったよ、リニュ前」
たくっちスノー
『いや、こんなのでいいのなら何なりと...』
ローズマリー
「それで、私たちを呼び出したのってお礼を言う為だけで?」
メイドウィン
「もちろんそれだけじゃない...君らの時空の時空監理局に関してさ」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.72 )
- 日時: 2018/03/22 18:36
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
メイドウィン
「今回の件は俺たち別世界の時空監理局の耳にも入っている」
メイドウィン
「正直ビビったよ...時空監理局ってあんな風にもなるんだなってね」
メニャーニャ
「こちらは違うとでも?」
メイドウィン
「ああ、こちらだと時空監理局が出来てまだ一年ちょっとしか経っていないから、そんな大規模な事は出来ないよ」
たくっちスノー
『ああ、やることと言ったら精々悪い奴を倒すぐらい...ま、お前や俺が想像していたような組織だよ』
ローズマリー
「なるほど...」
メイドウィン
「なぁたくっちスノー...あ、別世界の方な、あれってやっぱり事実なのか?」
たくっちスノー
「ああ、大明神様もそれなりの地位だったし聞けば知ってると言うよ」
ローズマリー
「かなちゃんが...そうか。」
たくっちスノー
「特に、時空監理局が設定を...剣さんを生き返らせる為だけの物だというのははっきりと事実と言える、監理局にとって知られたくないという点でもね」
エステル
「あいつ、どんだけ恋人好きなのよ...」
メイドウィン
「思ったより深刻だな...でも、デーリッチ達が気にすることはないよ」
デーリッチ
「え?」
たくっちスノー
『これは俺たち時空監理局の問題であって、お前達は関係の無いことだからな...この件に最大限関わらせないように努力したいと思う』
メイドウィン
「まぁ要するにだ、君たちはいつも通りで構わないってことさ」
福ちゃん
「なるほど...」
メイドウィン
「というより、いつも通りで居てほしいんだ...」
たくっちスノー
『俺が生き返らしてしまった名無しの怪物と呼ぶあいつも...しっかり考えていかないとなぁ』
たくっちスノー
「じゃあ、またね」
メイドウィン
「ああ、そちらも頑張って!」
デーリッチ
「帰ったらプリンでち!」
たくっちスノー
「おー!仕事仕事ー!時空監理局じゃなくても大変ってな!」
メイドウィン
「ははは...」
...
メイドウィン
「で、実際のところどうだ?」
たくっちスノー
『向こうの監理局は、寿命が来ただとか言ってGD-mj8の世界を壊したそうだよ』
メイドウィン
「崩壊の引き金は?」
たくっちスノー
『隕石だ』
メイドウィン
「そうか...何が時空のバランスを正すだ、お人形遊びがしたいだけじゃないか」
たくっちスノー
『世界を箱庭に見立てたお人形遊び?俺が言うのも難だけど随分贅沢だな』
メイドウィン
「...ああ、勝手に世界を壊したり、好き放題して弄っていいはずがない」
たくっちスノー
『.....』
デーリッチ
「守りたい」
たくっちスノー
「守らなくちゃならない」
メイドウィン
「必ず守る。」
『守るんだ、私たちの世界を』
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日記を書くのは一ヶ月ぶりだ
何か定期的な習慣をつけた方がいいって福の神様に言われたばかりなのになぁ...
僕は今日で時空監理局をクビになった
でもこれでいい、後悔はない。
何から何まで決められるなんて何か気持ち悪い。
出来事にはいつか終わりが来る。
でも、その終わりを誰かに決められるのは嫌なんだよ