二次創作小説(新・総合)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.82 )
日時: 2018/03/24 21:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

翌日...

クラマ
「福の神様にむっちゃ絞られた...」

龍我
「あんな力業すりゃな...」

クラマ
「お前にだけは言われたくねぇよ...今度そういうことやったらハグレ王国の大学に送り込むって言われた」

たくっちスノー
「なんだ勉強で済むのか、甘い方じゃないか。」

龍我
「『貴方の羽千切り取って手羽先にしますよ』とか言われるよりはマシだな」

クラマ
「冗談じゃねぇ!福の神様がそんなことをするはずが....」

クラマ
「するはずが...うーん」

たくっちスノー
「あの、はっきり言い切ってくれないと逆に怖くなるんですけど」

龍我
「そういえば例の福の神は?」

クラマ
「もうちょっとすれば帰ってくると思うが...ん?」


「よう。」

マガイモノ屋の扉を開け、少女が出てくる

クラマ
「ここの扉を開けてくるなんて珍しい依頼人だな」

たくっちスノー
「いつも呼び出してるからね...って」

「久しぶりだな、たくっちスノー...」


龍我
「あれ...おい!お前まさか、メルか!?」

『メル』

【帽子世界】の元メイドウィン、現マガイモノにして、たくっちスノーの義姉になっていた人物

クラマ
「知り合いか?」

龍我
「こいつも、前に仕事でな...」

クラマ
「なるほど、ネメシアって奴と同じ系か」

龍我
「まぁそんな感じだ」

たくっちスノー
「ああ...久しぶりだね、『メル』」

メル
「自分の事をメル姉ともルメールとも呼ばなくなったんだな」

たくっちスノー
「僕は時空監理局を辞めさせられたし、君はメイドウィンではなくなったからね」

メル
「そうかよ.....」

たくっちスノー
「貴方にとっても僕と一緒に来るのは危険だからね...新しい局長って決まった?」

メル
「いいや...自分は局長になる気はねぇし、あのヘレンって奴も他の奴らと一緒に辞表叩きつけた」

龍我
「お前は辞めないのかよ?」

メル
「しょうがねぇだろ、自分もあのマクスウェルって奴と同じで帰る所はもう無いんだから」

たくっちスノー
「それに関しては本当にごめん...」

メル
「謝ることじゃねぇだろ、そんな辛気臭せぇ話より依頼だ依頼。」

クラマ
「あ、おう...どうぞ」

福ちゃん
「ただいま...あら、依頼人が来てたの?」

たくっちスノー
「あ、ちょうど来たところなんで」

...

メル
「で、今回うちが頼みてぇのがこの世界に逃げ出した時空犯罪者を取っ捕まえるのを手伝ってほしいんだ」

龍我
「なるほど、いつもやってたことだな」

福ちゃん
「旅をしてるとやっぱり会う物なの?」

龍我
「ああ、旅に出た先にいつも時空犯罪者が現れてな...その度にぶっ倒してやった」

クラマ
(いつも...?どんな世界にも何かやばいことを考えている奴らがいるって事か?)

たくっちスノー
「...そんなにいなくなったの?時空監理局。」

メル
「ああ、ぶっちゃけちまうともう100人前後しかいねぇ」

たくっちスノー
「えっ、まだ百人も残ってんの!?」

メル
「何言ってやがる...何万、何億、何兆ものの人間がいなくなってんだぞ」


たくっちスノー
「その事は良いよ、で...どの辺りに時空犯罪者が?」

メル
「その前に、お前達に会わせたい奴がいるんだよ」

福ちゃん
「会わせたい人?それは一体...」

メル
「まぁ、時空を越える犯罪者とやりあうわけだからな...大きなお世話かもしれねぇが戦闘が得意な奴を連れてきた」

メルが扉を開けると、そこには...

たくっちスノー
「...えっ?」

「ああどうも!なんか犯罪者を捕まえるのを任されちゃった...あれ?」


メルに呼ばれた少年は、たくっちスノーが覚えていた....いや、見間違えるはずのない存在



たくっちスノー
「な、なんで君がここに...海斗、君...」


現れたのはたくっちスノーにとってのヒーロー。


戦場海斗その人だった。

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.83 )
日時: 2018/03/24 21:40
名前: mirura@ (ID: PY/2rZoc)

幽霊って怖いんでしょうか・・・・

ミラ「・・・・・・」

イルマ「(何故私を見るんだ・・・・)」

ミラ「幽霊によるんじゃない?」


こんにちは!

今回、なんか凄い解決法でしたね・・・
どさくさに紛れすぎな何か。ですね。

日記なんて、読まれれば皆そうなりますよ。
以前、勝手に日記を読んだルルミーにパンチをくらわせた事だってありますし。

レウォル「嘘だ、完璧にアッパーカットだったぞ」

ミルラ「水狼、ちょっと黙って?」


他作者さんからの依頼はまだ二つ残ってますね!
どーなる事やら!
更新、頑張って下さい!

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.84 )
日時: 2018/03/24 23:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

たくっちスノー
「幽霊キャラって面倒なのしかいない」

クラマ
「オチが浮かばなくてあんな形になってしまった」


たくっちスノー
「日記って読まれたくないものなのかなぁ?自分日記書いたことないから分かんないや」

Sonic.exe
「ウズの奴は交換日記で漫画書いているらしいが、中々読ませてくれなくてな...」

たくっちスノー
「へぇ、いいなぁ日記に漫画なんて...」


コメント感謝だよ!

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.85 )
日時: 2018/03/24 23:16
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

海斗
「えっ?」

たくっちスノー
「本当に...本当に海斗君なのか!?」

福ちゃん
「たくっちスノーさん、この子を知っているの?」

たくっちスノー
「知ってるも何も...前に話していた惹かれていたヒーローって、海斗君の事だよ!!」

龍我
「何ィ!?」

海斗
「...?えっ、誰だっけ?」

たくっちスノー
「...えっ?」

メル
「たくっちスノー、こいつは別の世界...アナザーワールドって言えば良いか?そこから連れてきたんだよ」

たくっちスノー
「...あー!なるほど、そういうことだったのかー!はははは!」

海斗
「...?どうかしたの?」

たくっちスノー
「君が気にする事じゃないから、お構い無く!ね!」

海斗
「え、ええ...」

福ちゃん
「皆、ローズマリーさんとデーリッチちゃんが」

ローズマリー
「時空を越えた犯罪者と戦うと聞きまして...」

たくっちスノー
「ああ、それがな...」

...

ローズマリー
「なるほど...」

メル
「お前たちとしてもこの世界にそんなやべーやつを放置出来ねぇだろ?」

ローズマリー
「確かにそうだけど...その時空犯罪者というのは一体どんな人なんです?」

海斗
「アマゾンブラザーズって呼ばれてるんだけど...」

たくっちスノー
「えっ、アマゾンブラザーズってあの?」

海斗
「あれ、知ってたんだ?」

たくっちスノー
「ま、まあな...アマゾンブラザーズは闇商人の兄弟でな...裏物だったり違法なアイテムを売りさばいてるんだ」

ローズマリー
「なるほど...確かにそれは被害が出る前に何とかした方がいいな」

クラマ
「よし、その依頼引き受けた、で報酬は...」

メル
「...報酬に関してはまた後程考える、じゃあ頼んだぞ」

たくっちスノー
「待って、メル。」


たくっちスノー
「これはどういうつもり?」

メル
「...何の事だよ」

たくっちスノー
「海斗君だよ...何故、わざわざ彼を連れてきたの?」

メル
「.....」

たくっちスノー
「答えてよ」

メル
「.....姉らしいこと、何も出来なかったな。」

たくっちスノー
「ねぇ、待ってってば!!」

何も言わずメルは時空の渦を抜ける


たくっちスノー
「...メル姉。」

海斗
「あ、えーと...誰でしたっけ?」

たくっちスノー
「ああ...自分はたくっちスノーだ」

海斗
「変な名前だなぁ」

たくっちスノー
「ははは、自分でもそう思うよ!」

龍我
「そんなことより、そのアマゾンブラザーズって奴をぶっ潰しに...!!」

たくっちスノー
「まぁ待てよ...自分達はもう時空監理局じゃなくなって居場所の特定は出来ない、だから出てくるのを待つしかない」

龍我
「た、確かにそうだけどよ...」

海斗
「アマゾンブラザーズはいつ動くんだ?」

たくっちスノー
「深夜だよ...それまでゆっくりしようか」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.86 )
日時: 2018/03/25 12:54
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

深夜までハグレ王国でゆっくりすることにした海斗。

ビャッコガンナー
「おおおおおおーーー!!君が戦場海斗か!!」

海斗
「え?俺を知ってるの?」

たくっちスノー
「自分の知り合いは皆君の事を知ってるよ」

ビャッコガンナー
「たくっちスノー様がよく話してくれたからな!」

海斗
「へぇ...俺ってそんな有名だったかな?」

たくっちスノー
「そうだよ...自分は君に助けられたことだってあるんだし」

海斗
「へぇ...」

龍我
「なぁ、お前の世界ってどんな感じなんだ?」

海斗
「えっ俺の世界?」

龍我
「ああ、俺は時空の旅人やっててな...もしかしたらお前の世界にも立ち寄るかもしれないだろ?」

海斗
「あー、確かにな...えっと、俺の世界はヒーロー組織と呼ばれる物が沢山あるんだよ」

龍我
「ヒーロー組織?世界の平和を守る的な奴か?」

たくっちスノー
「大体そんな感じだよ...海斗君はその中でも一番規模の大きい『カリギュラ』っていう組織に入ったんだよね?」

海斗
「本当によく知ってるなぁ...カリギュラに入るために俺はここまで頑張ってきた、もちろんカリギュラに入ってからも精一杯ヒーロー活動を続けて、パーフェクトヒーローなんて呼ばれるようになっちゃって」

たくっちスノー
「パーフェクトヒーローっていうのは?」

海斗
「えーっと、なんでも『一年間で一番人を救い、人を守り、人を助けた』人物に送られる賞だそうで...まぁ、名前だけの賞ですよ、俺はまだまだそれほどじゃないです」

たくっちスノー
「賞を貰ったことを素直に喜ぶべきだと思うがなぁ」

海斗
「そりゃ貰えたのは嬉しいけどさ...まだ俺は強くなれるし、まだやれると思うから」

たくっちスノー
「うんうん、それでこそ君だよ」

龍我
「ヒーロー組織かぁ...俺も行ってみてぇな、きっと平和そうだしさ」

たくっちスノー
「...自分は勧めないよ」

龍我
「えっ」

たくっちスノー
「あの世界を...今でも許せはしない」

海斗
「.....?」

たくっちスノー
「あ、ごめん...君の街を侮辱するような言い方しちゃって」

海斗
「あ、いやいや!あんまり気にしてないから大丈夫だって!」

たくっちスノー
(.....ふふ、別の世界でも海斗君は変わらないな)

そして、出発まで一時間前となった時...

たくっちスノー
「さて海斗君、君に会わせたい人物があるんだ」

海斗
「俺に会わせたい人...ですか?」

たくっちスノー
「ああ、君の事を知らせたら是非会いたいとね...開け、パンドラの門!」


たくっちスノーは召喚魔法である男を呼び寄せる

「お、お前...海斗!?ありえない...!!」

たくっちスノー
「紹介しよう、彼は辰馬木黄葉たつまきもみじ、君みたいにヒーローをやっている男だ」

黄葉
(前の世界だと敵だったけどな...)

海斗
「へぇ...貴方もヒーローなんだな!」

黄葉
「あ、ああ...まさかまたお前の顔を見るなんてな。」

海斗
「え?前に会ったことありましたっけ?」

黄葉
(...たくっちスノー、これは一体?)

たくっちスノー
(君は元々別の世界から来たし、君の世界には海斗君はいなかったんでしょ?逆パターンがあっても変じゃないさ)

黄葉
(なるほど...)

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.87 )
日時: 2018/03/25 16:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

そして、深夜11時...帝都の西側。

デーリッチ
「こ、こんな夜遅くに叩き起こされるとは思ってなかったでち...」

たくっちスノー
「我慢してくれ、自分も眠いんだ」

龍我
「ぐおー...」

クラマ
「万丈の奴はまだ寝てやがるし」

ローズマリー
「本当にこの場所にアマゾンブラザーズが?」

海斗
「あの人によるとそうらしいです」

黄葉
「まさか、奴らが時空越えてたとは...」

たくっちスノー
「時空犯罪者ってわりとあっさり時空越えるからなぁ...不思議なことに。」

海斗
「あの万丈って人はどうやって時空越えてるんです?」

たくっちスノー
「監理局の技術を使ってたんだってさ」

龍我
「それは最初近くだけだ、今は戦兎が作った特別な装置で移動している」

デーリッチ
「うわっ!?いつのまに起きたでち!?」

龍我
「マガイモノにとって睡眠は趣味みたいなものでよ、起きるタイミングとか調整できるみたいなんだよ」

海斗
「へぇ...あっ静かに、奴らが来る!」

福ちゃん
「えっ...本当に!?」

物陰から向こうを覗くと、そこには黒いフードを付けた男がポケットから物を取り出していた...

ローズマリー
「うわぁ、いかにもだな...」


たくっちスノー
「この光景を見るのは二度目だよ...」


デーリッチ
「やーいやいやい!そこのいかにも怪しそうな人!」

たくっちスノー
「...あっ、やっぱりお前か!アルファソウル!」

海斗
「お前達がアマゾンブラザーズだな!?」


アマゾンアルファソウル
「いらっしゃ...何!?お前は戦場海斗!?死んだんじゃなかったのか!?」

たくっちスノー
「お前、姿を見せないと思ったら時空犯罪者だったんだな!」

アマゾンアルファソウル
「そ、それにお前はあの時の...くそっ!時空監理局だったのか!」

龍我
「元、が付くけどな...覚悟しやがれ!!」

たくっちスノー
「違法なヒーローソウルを他所の世界に売りさばいた罪は重いぞ!」

アマゾンアルファソウル
「俺たちを数ヵ月前と同じと思ったら大間違いだぜ...来い、兄貴!」

アマゾンオメガソウル
「ウアオオオオオオ!!!」

デーリッチ
「な、なんだか強そうでち...」

龍我
「あれなんか...仮面ライダーに似てるな」

黄葉
「ヒーローソウルという物を使ってるからな」

福ちゃん
「ヒーローソウル?」

たくっちスノー
「仮面ライダーの力が込められた特殊なアイテムで、海斗君はそれを使って変身する...アマゾンブラザーズが売っているのは変身者の体を考慮しない危険な物なんだよ!」

龍我
「仮面ライダーの力を悪用とは聞き捨てならねぇな...俺が本家本元の仮面ライダーって奴を見せてやる!」

『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』

黄葉
「ああ...行くぞ!」

『ハリケーンニンジャ!』

海斗
「あれっ...なにそれ!?」

黄葉
「ちょっとした異界の技術だ!」

龍我 黄葉
「「変身!」」

『ガッチャーン!レベルアップ!マキマキ竜巻!ハリケーンニンジャ!!』
『ウェイクアップバーニング!ゲットクローズドラゴン!イエーイ!』

クローズ
「よっしゃあ!」

風魔
「フン...」

海斗
「嘘みたいだ...ヒーローソウルを使わない、本物の仮面ライダーだ!!」

たくっちスノー
「こんな体験は君の世界では見られないから目に焼き付けておくんだぞ?」

デーリッチ
「ま、待って待って!主役はデーリッチだから!こっちだって負けないでちよ!」

アマゾンアルファソウル
「覚悟しろ!ヒーロー!!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.88 )
日時: 2018/03/25 18:17
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

アマゾンアルファソウル
「仮面ライダーの相手は兄貴に任せるか」

アマゾンオメガソウル
「ヒャアアアアアア!!」

オメガソウルは両手のヒレを向けてクローズと風魔に襲い掛かる!!

クローズ
「危ねぇ!」

風魔
「ちぃ...たくっちスノーから聞いていたが、本当に理性の欠片も感じられない...」

アマゾンアルファソウル
「違法ヒーローソウルの副作用だ、これを付けている間は精神に異常をきたす上に、付けていないとストレスが溜まっていく依存成分が付いている...!!」

ローズマリー
「まるで麻薬だ...そんなものをこの世界に広めようとしたのか!!」

アマゾンオメガソウル
「ヒャアアアアアア!!」

アマゾンアルファソウル
「俺たちはもう後戻り出来ねぇ...もっと、もっと広げてやるんだ!!」

風魔
「コントロールの効かない物ほど恐ろしいものは無いと言うが...」

クラマ
「はっ!それなら技を避ける程度の考えだって出来ないだろうな...天狗烈風脚!!」

クローズ
「くらえ!」

アマゾンオメガソウル
「ウアアアッ!!」

オメガソウルはクラマとクローズの連撃に押され倒れそうになるが、どうにかふらつきながら立ち上がる

アマゾンアルファソウル
「ちっ、兄貴の奴...早めにフォローいれといた方がいいか」

デーリッチ
「タイガーヘッドバット!!」

ローズマリー
「フレイムⅢ!」

福ちゃん
「ゴールデンハンマー!」

アマゾンアルファソウル
「ちっ...海斗だってそうだが、こいつただのガキじゃねぇな...この野郎!」

アルファソウルは素早い身のこなしで攻撃をかわしたり、受け流す

アマゾンアルファソウル
「ハァハァ...さっさと終わらせるぞオオオオオ!!!」

福ちゃん
(もしや、彼は...!)

【バイオレント スラッシュ】


アマゾンアルファソウル
「死ねエエエエエエエッ!!!」

たくっちスノー
「させるか!!」

ザシュッ!

アルファソウルの肥大化したヒレを体で受け止める

デーリッチ
「た、たくっちスノー!?大丈夫でち!?」

たくっちスノー
「全然痛くない!...海斗君頼むよ!」

海斗
「うりゃあああああ!」

アマゾンアルファソウル
「ウゲエエエエエ!!」

海斗の飛び蹴りでアルファソウルは吹っ飛ばされる


クローズ
「お前、変身しねぇのかよ?」

海斗
「あれくらいなら変身しなくても何とかなるさ!」

ローズマリー
「君ちょっと強すぎじゃない?」

たくっちスノー
「ま、まぁ昭和ライダーも大体生身で戦ってたしさ...(あっちは改造人間だけど)」

アマゾンアルファソウル
「うあああ...まだだ...なぁ?兄貴...」

アマゾンオメガソウル
「ウオオオ...オオオ...!!」

福ちゃん
「...皆さん、彼を早めに沈めないととんでもないことになるかもしれません」

海斗
「そうなの?」

ローズマリー
「福ちゃん、とんでもない事って?」

福ちゃん
「すぐに分かります...」

アマゾンアルファソウル
「ハアアア...兄貴!早めに...早めにぶっころ...へへ..」

アマゾンオメガソウル
「ウウ.....」

福ちゃん
「もうやめなさい...貴方自身も気付いているのでしょう?もう限界だと。」

アマゾンアルファソウル
「な...何ヲ...」

福ちゃん
「さっき貴方は違法な物を使うとどんどん精神が蝕まれていくと言いました...貴方の兄は、その成れの果て...」


アマゾンアルファソウル
「そウだ.....アレ?そうだったカ?」

福ちゃん
「...貴方自身も、もう兄と同じような状態になろうとしている」

アマゾンアルファソウル
「はぁ...はぁ...黙れ...俺はまだやれ...うっ!!ウアアアアアアア!!」

福ちゃん
「.....」

アマゾンアルファソウル
「お、俺、オレハ...オレハ、ヒーローソウルヲ...バラマイテ...ナニヲシタインダ?」

アマゾンアルファソウル
「アアソウダ、アニ...兄貴...アレ?アレ?アニキッテナンダッケ?」


アマゾンオメガソウル
「...ア、アアア....」


海斗
「こ、これが、副作用か.....?」

風魔
「ヒーローから逃げている内に、ここまで浸食されてしまっていたのか...?」


アマゾンアルファソウル
「アアアア?オマエダレダ?...ハアアアアアアアア!!」


デーリッチ
「ど、どうするでち...?」

福ちゃん
「...彼を、楽にしてあげましょう」

たくっちスノー
「ああ...もうそれしか方法がない」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.89 )
日時: 2018/03/25 22:27
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「...悪く思わないでくれよ、アマゾンアルファ!」

デーリッチ
「...チェンジ!タイガーモード!」

たくっちスノー
「マガイモノ奥義...!!」

風魔
「フィニッシュだ...!」
『キメワザ!』

クローズ
「うおおおおお!!」
『ヒッパレー!ヒッパレー!』

『hurricane critical finish‼』
『ミリオンヒット!』
【ノーザンクロス・ティー!!】
福ちゃん
「ゴールデンハンマー!」
デーリッチ
「デーリッチ覇王拳!!」
ローズマリー
「フレイムⅡⅩ‼」
クラマ
「天狗疾風脚!」
海斗
「うりゃああああ!!」

複数の技がアルファソウルの元に...

アマゾンアルファソウル
「アアアア...?」

アマゾンオメガソウル
「ッ!!!ウオアアアアアアア!!!」

その瞬間...オメガソウルが咄嗟にアルファソウルの目の前に駆け寄り、全ての攻撃を浴びた

アマゾンオメガソウル
「ウアアアアアアア!!」

アマゾンアルファソウル
「ア...?」

クラマ
「何!?理性が無いはずの兄が...」

デーリッチ
「か、庇ったでち...」

アマゾンオメガソウル
「アア.....」

アマゾンアルファソウル
「...エエ?ナンデ...?」

アマゾンオメガソウル
「...ハハ、シン...パ、イラ..ナ...」

アマゾンオメガソウル
「オレ...マモ...ル...」

アマゾンオメガソウル
「デモ..ツカ..レタカラ...少し...休むよ」

アマゾンアルファソウル
「...アニ、キ?」





アマゾンオメガソウル
「おやすみ、弟。」

アマゾンアルファソウル
「......」

オメガソウルはゆっくりと倒れ込み、そのまま動かなくなった。

龍我
「ど、どうなった...!?」

福ちゃん
「...!」



福ちゃん
「お兄さんの方は...たった今亡くなりました」

海斗
「そうか...」

ローズマリー
「赤い方ももう戦うことは出来ないだろうし、時空監理局を待つのみか...」

龍我
「...なぁ、これで本当によかったのか?」

たくっちスノー
「...多分良かったと思うよ、最期にオメガは正気に戻ったんだし。」

アマゾンアルファソウル
「.....。」

黄葉
「理性を失ったはずの兄が弟を庇ったのは本能なのか...それとも弟を想う兄の心か...分からないままだな」

ローズマリー
「ああ...」

たくっちスノー
「なぁ海斗君...アマゾンズってさ、最初の戦法はオメガが荒々しく、アルファが利己的な格闘という戦いかたをするんだが...」

たくっちスノー
「途中からアルファはオメガのように狂暴になり、逆にオメガはアルファのように冷静に戦うようになるんだ...これも、そうだったのかな?」

海斗
「さぁ...よくわかんないよ」

たくっちスノー
「はは、そりゃそうか、この話はこっちだと初めてだもんな」

デーリッチ
「...さぁ、帰るでち」

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アマゾンブラザーズ...及びアマゾンアルファソウルは時空監理局に連行されていった。

連行されるときの彼はさながら脱け殻のようだったという...

理性が完全に無くなったのか、それとも兄を失ったショックか...

そうそう、海斗君がハグレ王国に滞在したいと言い出した

流石にそれはまずいのでリニュ前の黒影のいる時空監理局に送らせておいた


...ああ、分かっている

あれは海斗君であるが、海斗君じゃない

戦場海斗はもう死んでしまった。

彼に僕の思いを押し付けるのは...酷だろうから。

そういえば...リニュ前の黒影からうちの局長が誰になったのか調べてもらったら...とんでもない事が明らかになった



名無しの怪物...父さんが時空監理局に復帰したそうな