二次創作小説(新・総合)
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.27 )
- 日時: 2025/05/04 15:05
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
笑「おはよう!」
知「おはよございます」
情子「相変わらずね!」
黄色い歓声「キャアアア!」
支「何があったのかしら?」
経子「おはよう、みんな!」
笑「経子さんおはようございます!」
知「あの黄色い歓声は何ですか?」
経子「あれは、モデルの銀次美子!高1のモデルよ!確か中1からモデルの仕事を始めたって言ってたかしら・・・」
相「ええ、そうですよ!」
笑「あっ、相おはよう!」
情子「何であんたが知ってるの?」
相「知ってるも何も、あの人は私の実の姉ですから!」
全員「ヘー、ええっ!嘘!似てない!」
相「どこにツッコンでるのよ!」
第27話・相の姉!モデル美子の意外な悩み!
部室
笑「美子さん、きれいだった!」
支「うん、美人でスタイルもよくて・・・」
情子「長身で優しそうで・・・」
知「経子さんによると頭もよくて、運動神経もそれなりにあって・・・」
植「まさに、女子の憧れだね!」
相「あっ、そう!」
援「何ふてくされてるの?」
相「美姉はいいなあ、みんなにキャア、キャア言われてみんなから注目浴びて・・・」
好「じゃあ、お前はビルで綱渡りでもしたらどうだ?」
相「そのキャア、キャアじゃないわよ!注目の意味も違うわよ!喧嘩売ってる?」
笑「やったら!」
情子「ちょっと、似合ってるかも・・・」
経子「むしろ、それしかないんじゃない?」
相「どういう意味よ!」
笑「そういえば、相のお姉さんなのに何で名字が違うの?」
相「芸名よ、げ・い・め・い!」
笑「何で?」
相「まあ、一応実家暮らしだから家族に迷惑かけたくないからって、変えたそうよ」
情子「家族に迷惑じゃなく、家族が迷惑かけたときに飛び火を浴びないためじゃないの?」
相「誰が迷惑をかけるか!」
笑「いや、自己中の相なら・・・」
支「石にされた相さんなら・・・」
笑「あり得ない訳では・・・」
支「ないですよね!」
相「うるさい!そこ2人!」
ダークside
フランド「アンハピの作戦は失敗しました」
秘書「そうですか・・・」
フランド「ついでに言うと、グレーは完全にカラーズの一員となり、我々を裏切った模様です!」
秘書「その辺は大丈夫でしょう、ディファレント様は、まとめて始末すると言っていたので・・・、ただ、アンハピに忠告しなさい!あなたの信頼は落ちている、挽回したければ行動で示せ!と」
フランド「分かりました」
ところ変わって
水上家
美子「はあ・・・」
相「ただいま!」
相の母「お帰りなさい、おやつあるから手洗ってお姉ちゃん呼んで来て!」
相「はーい」
ガチャ
相「美姉、おやつあるって!」
美子「分かった、後で行く」
リビング
相「いただきます!」
ガチャ
相の母「お姉ちゃん、大丈夫?顔色悪そうだけど・・・」
美子「平気、平気!おやつありがとう!」
相の母「そう、でもあんまり無理しないようにね!」
美子「大丈夫!誰かさんと違って規則正しい生活を送ってますから!」
相「それ!どういうことよ!」
美子「そのまんまの意味よ!ろくに部屋の片付けもしない、宿題もサボる、朝寝坊は当たり前でいつも遅刻ギリギリ、休みの日は友達に起こされる!これのどこが規則正しい生活なの!」
相「ぶー!本当にお姉ちゃんは羨ましいね、みんなから注目浴びて、お母さんからも贔屓な扱い受けて!私は背も低くてダメなただの負け犬ですよーだ!」
相の母「相!お姉ちゃんに文句があるならまず自分が変わりなさい!」
次の日
相「ってことがあったのどう思う?」
笑「みんな、せーの!」
全員「100%、相が悪い!」
相「少しは慰めなさいよ!」
情子「慰める要素がないわ!」
知「同情の余地すらありません!」
経子「むしろ美子が可愛そうだわ!」
部室の外
美子「いいなあ、相は・・・」
ある日
美子「ねえ相!」
相「何美姉?」
美子「今度、この会場でファッションショーをやるの!」
相「それを見に来てってことね?」
美子「それもそうなんだけど、あなたの友達も誘ってくれたらいいなあって・・・」
相「来るかどうかわからないけど、一応聞いとくね」
美子「あと、その服なんだけど・・・」
相「ああ、分かってるわよ!」
次の日
笑「ええっ!ファッションショーの会場に招待!」
支「しかも、美子さんが着る服を相さんが作る?」
相「まあ、頼まれたから仕方ないって思ってね!やるからには真剣に考えないとね!」
経子「それだけ、美子から深い信頼を貰っているってことね!」
相「まあ、服、もといファッションには誰にも負けてないって思ってるから!」
経子「まあ、信頼されてるのは服だけのようだけど・・・」
相「別にいいじゃないですか!」
笑「でも、サイズとかは?」
相「あたしを誰だと思ってるの?銀次美子の実の妹よ!姉のスリーサイズから身長・肩幅・足のサイズなど、ファッションに関するものは全て覚えてるもの!なんなら笑、あんたに合う服を今ここで作ってあげてもいいわよ!」
笑「そんなこと出来るの?」
相「ええ、1時間もあれば服の一着や二着簡単よ!まずはそこに立って動かないで!」
植「メジャー貸しましょうか?」
相「いらないわ!」
全員「ええっ!」
情子「いや、メジャーないとわからないでしょう」
相「うーん・・・、よし!」←メモを取る
1時間後
相「出来たわ!」
全員「おお!」
笑「でも、サイズ合ってるかな?」
相「そんなに言うなら着てみなさいよ!」
着替えて・・・
笑「おお!ピッタリ!」
相「どう?着心地は?」
笑「最高だよ!」
相「なんたって、実は言うと美姉がファッションショーで着る服の半分はあたしが作った服なのよ!」
全員「ええっ!そうだったの?」
相「半分って言っても約40%だけど・・・」
笑「それでも凄いよ!」
情子「それよりもメジャーなしで服作るって!」
相「あたし、見ただけでその人の身長・肩幅・股下・足のサイズ・脚の長さ・太もも・スリーサイズ・腕の長さ、まあ体の服に関係するサイズ全てをメジャーなしで見たまんまで分かるわ!」
植「凄い!」
知「いや、怖い・・・」
一方その頃
美子「はあー・・・、相はいいなあ」
経子「何がいいの?」
美子「経子!何でさっき部室で・・・」
経子「ドア越しにあなたが見えて、立ち止まって、数分したら行っちゃったから後を付けてきたのよ!それで何か思い詰めてたようだけど、どうしたのかしら?」
美子「実はね・・・」
ファッションショー当日
司会「これよりファッションショーを開催します!」
美子「はあ〜・・・」
回想
社長室
美子「何でしょうか?」
社長「あなたが数ある服の中から妹さんの服を選ぶのはなぜ?別に責めてる訳ではないの!ただ、先方からクレームが来てね・・・」
美子「妹のデザイン、サイズ、動きやすさ(歩きやすさ)、季節感、あらゆることを想定して作ってくれる妹に信頼を寄せてるからです!普段は喧嘩してますが、ファッションについては私はあの子を信じてます!自分がモデルに成れなくても、自分の作った服を私のため、全国の人のため、あの子の創作意欲だけは、私は信じてるんです!」
社長「それだけ、妹さんのことが好きなのね!」
美子「好きというか?信頼してるというか・・・」
社長「さっき言ったように責めてる訳ではないわ!あなたの好きにしなさい!」
美子「はい!」
その後
モデルA「あれが、数ある服の中から実の妹の服しか着ないモデル銀次美子よ!」
モデルB「確か実家が服屋さんらしいわよ!」
モデルC「ってことはただ家族の店の宣伝のためにモデルになったんじゃないの?」
モデルD「何でプロのデザイナーじゃなく、妹というド素人の服しか着ないのかしら?」
モデルA「その服で、ランウェイを歩くなんて頭おかしいんじゃないの?」
マネージャー「気にしなくていいわよ!」
回想終わり
美子「相は生意気、でも服に関してはいつも私のため、着る人のためを思って作ってくれた!私が妹の服を着るのはあの子の服は凄い!プロのデザイナー顔負けだと伝えたいから着てる!そもそも他のデザイナーと違って本当にサイズが正確だし・・・、着心地もいいし、あれしか私着れないわ!」
アンハピ「いい鴨見ーっけ!」
美子「誰?」
アンハピ「その感情よ石にしてしまえ!フィーリングブロック!」
美子「ああ!」
ランウェイの前
笑「今の声は?」
相「美姉!」
ムカンシーン!
観客「キャアアア!」
経子「みんな!こっちよ!」
知「私と望さんで、他の人達を誘導します!」
望「皆さん、押さない、駆けない、しゃべらないですよ!」
笑「みんな、いくよ!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
ムカンシーン!
アンハピ「来たな、カラーズ!」
相「あんた、あたしのお姉ちゃんを元に戻しなさいよ!」
アンハピ「戻せと言われて、戻すバカがどこにいる?」
サポート「パートナー、一回落ち着いて!」
スマイル「そうだよ!パートナーだって石になった経験者なんだから、普通に抜けれないの分かってるでしょ!」
パートナー「いや、抜け方は、あの状態じゃ分からないし、あんたは普通に抜けてるじゃない!しかも全然効かないし・・・」
パッション「笑は抜け方を知っただけよ!」
ヘルプ「そこ!揉めてないで、さっさと・・・」
ナチュラル「皆さん、倒し方知ってますよね?」
パートナー「そうだった、美姉!美姉の悩みは何?」
美子(相はいいなあ、頼れる友達ができて・・・、私にはこういう人がいないから・・・)
パートナー「えっ、そうなの?」
美子(私には相談できる同級生が少ない、っというか、相は友達と楽しく過ごしているのに、私にはそういう人がいない、だからそんな相が羨ましかった!)
アンハピ「クー、なんだ!その理由は!」
パシーン!
パートナー「姉の想いを否定されたくない!美姉はあたしが救う!そしてあんたも倒す!」
フォームチェンジ!アクアパートナー!アクアピンクバージョン!あたしが頼れる相棒よ!フォローパートナーショック!
ムカンシーン「ホワワワワ・・・」
アンハピ「畜生!」
ビュン!
美子「あれ?私は?」
相「美姉!」
経子「そんなに私は頼りないかしら?」
美子「相、経子!」
相「マネージャーさんから聞いた!あたしの服を着てる理由・・・、ありがとう!」
経子「悩みなら、昨日のように私にぶつけなさい!いくらでも聞いてあげるわ!」
美子「2人共・・・、ありがとう!」
次回予告!オーディションまであと2週間を切った、追い込みにはいったカラーズは必死に練習を重ねる!
そんな中、アンハピに新たなカードが渡され、カラーズにピンチが訪れる!
次回ナンバーカラーズ!
新たなカード!アンハピの新しい力!