二次創作小説(新・総合)

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.110 )
日時: 2018/09/04 16:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

そしてカリギュラでは、『エデン』と『戦場海上』に対する会議が開かれていた


たくっちスノー
「失礼します」ガチャ

海斗
「雪さん!どうやってここに?関係者以外は...」

たくっちスノー
「身元を明かしてエデンを追ってたって言ったら通してくれたよ」

海下
「はぁ...」

水晶
「.....」

海斗
「雪さん、俺達は聞きたいことが山ほどあります」

海斗
「前だって結局貴方のことは全然知らないままでしたし」

たくっちスノー
「そういえば、詳しい説明をしてなかったよな...まぁあの時はそんな暇もなかったしな」

たくっちスノー
「いいよ、まず何を聞きたい?」

海斗
「まず...マガイモノの拒絶する力について」

たくっちスノー
「うん、まずそこだよな...海上の手に渡った以上君達にも説明しないと」

たくっちスノー
「先に言っておくと、マガイモノの全貌は未だ明らかになっていないんだ...だからある程度主観も入る」

たくっちスノー
「まず、あの黒い液体だけど...これは自分達マガイモノの肉体を形成するもの」

たくっちスノー
「切られても燃えても突き抜けても、この液体が光より速い速度で再生していくんだ」

たくっちスノー
「光速細胞分裂みたいな?」

たくっちスノー
「そしてこの液体はかなり自由で、見た目だけはイメージするだけで好きな形に出来るんだ」

水晶
「形だけ?」

たくっちスノー
「うん、能力とかは思い通りにいかない」

たくっちスノー
「で、ここからが本題...拒絶する力はその名の通り」

たくっちスノー
「あの液体は再生能力も高いけど、敵を瞬く間に喰らうバクテリアのようなものでもあるんだ」

たくっちスノー
「とは言っても死に至るほどは自分ほどで、普通の奴等は拷問に使ってるって噂だけど...」

たくっちスノー
「だから自分も最大限もしもの時にしか使わないようにしてるんだ」

海斗
「あれ、俺もちょくちょく雪さんに触りましたよね?なんで俺には発動しないんですか?」

たくっちスノー
「慣れるとコントロール出来るようになるんだ、自分が作ったマガイモノは大体親しい人には発動しないように伝えてある」

海斗
「なるほど...」

たくっちスノー
「それで...まぁ、分かってるよ、エデンのことだろ?」


たくっちスノー
「...まいったなぁ、自分が抱えた問題だから君らを巻き込みたくないのに」