二次創作小説(新・総合)

Re: マジンガーVSゲッターロボ 大決戦 ( No.3 )
日時: 2018/04/09 17:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『一日目』
【マジンガーの始まり/ゲッターの進撃】

ZEROとエビルが、互いに戦争を始める準備が整った頃...ZEROは時空間から『奴』を呼び出していた

「マジンガー陣営」

魔神研究所...

その奥で玉座に座るZEROが、マガイモノの王たくっちスノーを迎え入れる

ZERO
【ヨク来テクレタ】

たくっちスノー
「いやいやいや...何がよく来てくれただよ!時空監理局なくなって早々にとんでもないことしやがって!!」

ZERO
【アノママ引キ下ガルノハ プライドガ許サン】

たくっちスノー
「だ、だからって戦争なんて...大体、こんなに沢山マジンガー作ってるけど、お前Z以外のマジンガーは認めてないんじゃなかったのか!?」

ZERO
【ソレトコレトハ事情ガ違ウ】

たくっちスノー
「...ちなみに何種類作ったの?」

ZERO
【沢山】

たくっちスノー
「誰が乗るんだよそんなのっ!!この世界はマジンガーもゲッターも存在しないごく普通の田舎世界なんだぞっ!」

ZERO
【貴様ガ集メテクレバイイダロウ】

たくっちスノー
「そ、そんなことの為に自分を!?」

ZERO
【文 句 あ る か ?】

たくっちスノー
「い、いえ!!」

いくら奴でも、絶対的な力を持つZEROには敵わないのだ

ZERO
【適当二求人欄デモバラマケ!知能ガ高ケレバナンデモイイ!トニカク生キ物ヲ集メロ!】

たくっちスノー
「そ、そんな!!」

たくっちスノー
(こんなのと戦うなんて...ゲッターのメイドウィンってどれだけ命知らずなんだよ!)

たくっちスノーさえもZEROに対する恐怖で、この世界の生き物のことは頭に無かった

たくっちスノー
「ち、ちなみに何人くらい...?」

ZERO
【何人デモダ!!コレハマジンガーガ最強デアルコトヲ知ラシメル為ノ戦争 多イ方ガイイ!!】

たくっちスノー
「わ、分かった...時空間を検索してそんな無謀な事をやりたがる命知らずを探してみるよ!」

そしてたくっちスノーは時空間へと降り立っていく

ZERO
【新型マジンガーノテストデモスルカ】

ZEROはプロジェクトの紙を開きながら地下へと潜っていく


【No.1 スーパーマジンガーZ】

...

『ゲッターロボ陣営』

一方こちらはゲッター線研究所。

エビルはZEROより一足先に戦力を揃えていた所だった

ゲッターエビル
「立麻...ああ立麻よ...流竜馬のDNAが込められた立派なクローンよ...」

この男、永良立麻ながらたつま

ゲッターに愛された男「流竜馬」を元にエビルによって作られたクローン体である

立麻
「エビル様よ、俺専用のゲッターは出来たのか?」

ゲッターエビル
「まぁ待て、ゲッターロボは三人で乗らねばまともに機能しない...そこでお前の他に二人のパイロットを雇った」

立麻
「パイロットだぁ?こんなド田舎にんなのいたか?」

ゲッターエビル
「この世界に絞らなければいくらでも...な」

立麻
「はぁ?」

「失礼する」

「ブルルァッ!」

立麻の後ろから、細身の女性と大柄の男性が現れる

ゲッターエビル
「何々...アンデッド世界出身の形骸けいがい

立麻
「アンデッドって...ゾンビかよこいつ!!」

形骸
「腐ってるのは右足だけだ」

ゲッターエビル
「それにそっちはタウラス人の三野?」

三野
「ンモッーッ!」

立麻
「牛じゃねーかっ!!」

形骸
「牛ではない、奴は牛人間だ」

立麻
「そんなハチュウ人類みてーな!」


立麻
「ってエビル様、何の冗談だよこれはよ」

立麻
「あんた、人類以外の存在を毛嫌いしてんだろ?」

ゲッターエビル
「状況が状況だけに選んでいられるか...こちらに来い、お前たち専用のゲットマシンを用意してある」

立麻
「おっ、待ってましたってな!」

形骸
「行くぞ三野」

三野
「モモモモモッ!!」

立麻
(こんなんと組むのかよ、俺のゲッターチーム...)

Re: マジンガーVSゲッターロボ 大決戦 ( No.4 )
日時: 2018/04/09 22:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『マジンガー陣営』

たくっちスノーは誰かを連れて時空の渦を抜けてくる

たくっちスノー
「つ、連れてきました...」

ZERO
【ドンナ奴ダ】

たくっちスノー
「兜...」

ZERO
【甲児ガ!?】

たくっちスノー
「いえ、兜甲児の子孫の兜リュウジという奴です」

ZERO
【パチモン!!】

たくっちスノー
「しゃーないだろ!三分で一人取っ捕まえただけでも誉めてくれよ!」

リュウジ
「始めまして!兜リュウジです!」

ZERO
【フム...マアイイ、履歴書ヲ見セロ】

リュウジ
「えーと、これを!」

リュウジはポケットから履歴書をまとめた物をZEROとたくっちスノーに渡す

たくっちスノー
「兜リュウジ 18歳...甲児の孫か」

たくっちスノー
「えーとマジンガーZに乗ったのは8歳の頃...マジンガー歴10年か!」

リュウジ
(マジンガー歴ってなに...)

たくっちスノー
「どうかなZERO」

ZERO
【マア最初ニシテハ上出来ダナ】

リュウジ
「それで、マジンガーの新型に乗せてもらえると聞きましたが」

たくっちスノー
「ああ、完成している?」

ZERO
【アア...来イ】

ZEROはリュウジを連れて地下に降りる


...

地下には無数のマジンガーらしきものが眠っていた

たくっちスノー
「作りスギィ!」

リュウジ
「これは...」

ZERO
【貴様ニ乗ッテモラウノハ ゼロマジンガーNo.1】

ZERO
【スーパーマジンガーZダ】

たくっちスノー
(だっっっっっさ!!)

リュウジ
「凄い...どの辺がスーパーなんですか?」

ZERO
【光子力エネルギー内増量ハ「Z」ノ100倍、一度ニ使ウ使用量ハZノ1/100】

ZERO
【マタ、「ルストハリケーン」「ブレストファイヤー」「アイアンカッター」等ノ性能モ上昇シテイル】

たくっちスノー
「妥当な進化を遂げたわけね」

リュウジ
「...で、俺はこれに乗って何と戦うんです?」

ZERO
【悪ノロボット『ゲッター』ト戦ウノダ!】

リュウジ
「げ、ゲッター...」

ZERO
【イツ現レルカモ分カラナイ悪魔...早速出撃スルノダ!】

リュウジ
「ええっ!?そんな急に...パイルダーはどこです!?」

ZERO
【A-GJ室】

リュウジ
「すぐに向かいます!」

リュウジは出撃するために階段を上っていく...

ZERO
【私モ外ヲ見ニ行ッテクル 留守番ヲ任セルゾ】

たくっちスノー
「お、おう...」

..


たくっちスノー
「あーーーっ!!罪悪感すっげぇんだけど!?」

たくっちスノー
「あんなに純粋な人を騙して戦争の肩入れさせるのすっげぇつらいんだけど!?」

「なら断ればいいのに」

たくっちスノー
「そうはいってもZEROは怖くて...え?」

かなちゃん
「ごきげんよう?」

たくっちスノー
「母さ...かなちゃん様!!」

...

『ゲッターロボ陣営』

こちらの研究所の地下も、無数のゲットマシンが転がっていた

ゲッターエビル
「ご覧、これがお前達の乗るマシンだ」

立麻
「こいつが...!!」

エビルは立麻達の前に赤、黒、オレンジの三つのマシンをスポットライトで照らす


ゲッターエビル
「左からニューイーグル号、ニュージャガー号、ニューベアー号だ」

形骸
「イーグルにジャガーにベアー...これは最古のゲッターの力?」

ゲッターエビル
「出撃する前に合体テストをする...ゲットマシンに乗れ」

立麻
「おうよ!」


...

三野
「ウオオオオオオオ!!」

立麻
「どうやって合体するんだよー!?」

ゲッターエビル
「それはお前、縦一列になって...まずはイーグル号が先頭になって合体だ!」

立麻
「分かったぜ!チェェェンジッゲッタァァァァァ!!アイイイイインッ!!」

三機のゲットマシンが繋がり...赤い悪魔のようなロボットとなった!


ゲッターエビル
「これが空中用のゲッターアインだ、次はジャガー号が前に!」

立麻
「オープゥゥン、ゲット!」

形骸
「次は私に合わせろ!チェンジ!ゲッターツヴァイ!」

ニュージャガー号を先頭にして...片手がドリルのロボットが完成する

ゲッターエビル
「それがゲッターツヴァイ!最後はベアー号!」

立麻
「しっかりやれよ牛野郎!」

形骸
「オープンゲット!」

三野
「チェェェェンジッゲッタアアアアアア!!ドラアアアアアイッ!!」

ベアー号が中心となり戦車のようなロボットになる

ゲッターエビル
「ゲッタードライ...よし、完璧だ!」

立麻
「もういいだろ?外に出てマジンガーの野郎をぶっ潰してやりてぇぜ!」

ゲッターエビル
「よし、出撃せよ!」

三野
「オーープンゲットッ!!」

立麻
「チェェェェンジッゲッターアインっ!!」

ゲットマシンはゲッターアインに変形して天井を突き破っていく

ゲッターエビル
「ククク...」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一日目
スーパーマジンガーZ
VS
ゲッターアイン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マジンガーNo.1

スーパーマジンガーZ

ZEROが極限までまでマジンパワーを注ぎ込み限界近くにまで性能が上がったマジンガーZ
その性能は兜甲児の子孫が使うに相応しい出来

ゲッターロボNo.1

ゲッターアイン/ゲッターツヴァイ/ゲッタードライ

ニューイーグル号、ニュージャガー号、ニューベアー号が合体したロボット

ゲッター1~3をイビルが最大限チューンナップした特注品

Re: マジンガーVSゲッターロボ 大決戦 ( No.5 )
日時: 2018/04/09 23:15
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『対決の時』

一方、マジンガーもゲッターも知らぬ世界の住民は...


「父ちゃん、鳥が飛んでるだべ! 」

「おおー、本当だべなぁ」

「父ちゃん、なんでオラ達は空飛べないんだか?オラも空飛びたいだ!」

「...飛べるさ!いつかオラ達が飛べるようになる日がきっとくる!」

「本当だか!?」

「ああ!父ちゃん嘘つかねぇだべ!」

「ああ、いつか...大空を一緒に飛ぼうだ!」

「...で、父ちゃん?」

「なんだべ?」

「空から何か丸いのが落ちてくるだ!」

「え?あれは一体

目の前に落ちてきたものは大爆発し、親子の声をかきけす

自身が死んだことにも気付かないほどに、辺りは吹き飛んだ..


....

立麻
(や、やっべ...なんかボタン押したら爆弾落としちまった...)

形骸
「どうした?」

立麻
「な、なんでもねぇ!気にするな!」

形骸
「そろそろ魔神研究所が見えてくるぞ」

三野
「モオオオオオオオ!!」

形骸
「...プールが開く!マジンガーが来るぞ!」

「マジーン ゴー!!」

ゴゴゴゴゴゴ!!

魔神研究所の大きなプールが真っ二つに割れ、中からスーパーマジンガーZが飛び出してくる!


立麻
「出やがったな...マジンガー野郎!」

リュウジ
「パイルダーオーン!!」


リュウジの乗るパイルダーがマジンガーZの頭部へと乗り込み...魔神が動き出す


リュウジ
「あれがゲッターロボか...平和のためにも、奴を倒さないと!」

ZERO
【始マッタカ】

たくっちスノー
「ついに始まる...」


リュウジ
「いくぞ...ゲッターロボ!」

立麻
「ぶっ壊してやる!マジンガアアア!!」

ゲッターアインは高速でニューマジンガーZに迫ってくる

リュウジ
「うわっ来た...光子力ビィィィィムッ!!」

....カッ!!

マジンガーは凄まじい勢いで目から光子力を発射する!

ゲッターアインはそれを避けながら迫っていく

立麻
「あぶねぇ!!」

形骸
「立麻!ゲッターツヴァイに変われ!」

立麻
「しょうがねぇな!オープンゲット!」

形骸
「チェンジ!ゲッターツヴァイ!」

ZERO
【リュウジ エネルギーノ心配ハイラナイ 凪ギ払ウノダ!】

リュウジ
「分かった!光子力ビィィィィムッ!!」

スーパーマジンガーZは大地を荒らす勢いでビームを撒き散らす

「ギャアアアアッ!」

無論、その近くに居た野うさぎや子供は光子力に焼かれ消し炭となっていく

たくっちスノー
「うわああああっ!!やめろ!光子力ビームを使うな!!」

リュウジ
「ええっ!?じゃあ...ルストハリケーン!!」

三野
「モオオオッ!!」

立麻
「何か来るぞ!」

形骸
「あの程度ならツヴァイのスピードでかわせるっ!」


たくっちスノー
「やめろー!!ルストハリケーンも地面に放つなーーっ!!」

かなちゃん
「ど、どういうことです!?」


ルストハリケーン...それは特殊溶解液の含まれた危険な竜巻

浴びれば超合金Zすら錆び付き、大半のロボットは腐食しズタズタになってしまうものである...

たくっちスノー
「酸性雨が風に巻かれて襲い掛かるみたいなものだ!!そんなものを...」

形骸
「ゲッタービジョン!!」

ゲッターツヴァイは幻影が見えるほど早く動き回り、マジンガーを錯乱させる

リュウジ
「くっ!どうにか捕まえられないのか!?」

ZERO
【マジンキャノン...】

リュウジ
「え?」

ZERO
【マジンキャノンヲ使ウノダ...】

リュウジ
「マジンキャノン...そんな武器があるのか!!」

ZERO
【レバーヲ引ケ】

リュウジ
「こう...おお!」

リュウジがレバーを引くと、ニューマジンガーZの腰から大きな砲台が飛び出す


ZERO
【マジンパワーヲ叩キ込メ!!】

リュウジ
「マジンキャノン、発射!」


立麻
「...形骸!合図に合わせて変形するんだ」

形骸
「分かった、立麻!」


マジンキャノンのエネルギー弾がゲッターツヴァイへと迫る

形骸
「オープンゲット!」

ゲッターツヴァイは分離してマジンキャノンをかわす

立麻
「チェェェェンジッ!ゲッタァァァァァ!!アイイイイインッ!!」


ZERO
【変形ナドサセルモノカ!!】


三野
「モ?」

たくっちスノー
「あっ、マジンキャノンが...」

マジンキャノンは地面に落ちると....


チュドオオオオオオンッ!!

大爆発を起こし、辺りを焼け野原へと変えていく


「ギャアアアアアッ!!」

「ああああああああ!!」

爆発の強い衝撃波が世界に襲いかかる

たくっちスノー
「ひっ!!」

その惨たらしさに、たくっちスノーは思わず目を背けてしまう

ZERO
【マジンキャノンハ爆発ノ勢イデ敵ヲ砕クスーパー兵器! オット バリアヲ張ラナイトナ】

ビーンッ

魔神研究所は回りにバリアーを張り、衝撃波をいなす

立麻
「な、なんだこの攻撃は...くっ!ゲッター合金が押し潰されちまう!」

三野
「グッ モオオオオオ(グチャグチャッ!!)

三野の乗るニューベアー号が衝撃の勢いであっという間に潰れていく


立麻
「牛野郎ォォーーーッ!!」

形骸
「た、助けて...衝撃波の勢いで、腐った体がバラバラに...ハンドルをつかめない...イヤァァァァァーーーーッ!!」

コントロールを失なったニュージャガー号もふわふわと落下し、ゲッター線を撒き散らしながら爆発する

立麻
「ゾンビーーーっ!!」

ゲッターエビル
「立麻、撤退しろ!ゲットマシン一機ではどうにもならない!」

立麻
「.....てめえええええええええ!!」


リュウジ
「よ、よし...これで俺の勝...ち...?」

立麻
「うあああああああ!!」

リュウジがほっとしたのも束の間、ニューイーグル号がマジンガーめがけて突っ込んでくる!

リュウジ
「特攻!?で、でもあれくらいなら光子力ビームで...」

立麻
「しいいいいいいねええええええええ!!!」




リュウジ
「う、うわああああああああ!!」




ニューイーグル号は光子力ビームを巧みにかわし、スーパーマジンガーZのパイルダー目掛けて突っ込み爆発した


相討ち、互いの戦士の死亡


そんな結末から、この戦争は始まりを告げたのだ



「かなちゃん様.....奴等の攻撃による被害はどれくらいかな...」

「...そんなの、考えたくもないですよ」

「あああああああああ!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勝負の行方 引き分け

『マジンガー陣営』
兜リュウジ【パイルダーと共に爆死】

『ゲッターロボ陣営』
永良立麻【リュウジに特攻し死亡】
形骸【体が崩れ何も出来ず墜落死】
三野【マジンキャノンの衝撃で圧死】

一日目の結果は全滅で終わり。

Re: マジンガーVSゲッターロボ 大決戦 ( No.6 )
日時: 2018/04/09 23:53
名前: mirura@ (ID: PY/2rZoc)

ミルラ「目を背けて、このままでいて良いですか?」

ミラ「・・・・いいんじゃない?」

こんにちは、と言いたかったのですが、

うん、まぁ、はい、バットエンドお約束のあれですねあれ!
とにかく、一生目を背けていたいですねあはは!

ゼネイラ『勝手に壊れるなよ』

いやいやいや・・・・
次元越えすぎですよこれ。
戦闘じゃないですよこれ。
チートのぶつかり合いじゃないですか!えええ!?

・・・げふんげふん。
え、これ、勝っても負けても被害ヤバイですよ!?
序盤で被害が・・・・たくっちスノーさん、大丈夫ですかこれ!?


こ、更新、頑張ってください!

Re: マジンガーVSゲッターロボ 大決戦 ( No.7 )
日時: 2018/04/10 07:43
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『マジンガー陣営』

夕方頃...ZEROは一人でホワイトボードに書きなぐり、反省会をしていた

ZERO
【チッ 相討チカ...】

たくっちスノー
「.....」

かなちゃん
「....」

ZERO
【ヤハリ単ナルマジンガーデハ勝ツコトハ出来ナイカ 因果律操作ヲ使ウノモ何ダカ大人ゲナイシナ】

たくっちスノー
「リュウジ...」

ZERO
【奴ノ事ハ気ニスルナ 既ニ新タナ マジンガー ノ案ハ出来テイル】

ZERO
【たくっちスノー マタ明日マデニパイロットヲ見ツケテコイ】

ZERO
【サラバダ】

たくっちスノー
「どこへ行くつもりだ!?」

ZERO
【ゲッターモコノ戦イデ戦力ヲ失イ何モ出来ナイ 後々休ムコトモ出来ナクナルカラナ】

かなちゃん
(ロボットのくせに休むんですね...)


たくっちスノー
「はぁ、あいつら...勝手に関係ないところで戦争なんか始めやがって...」

かなちゃん
「止めないんですか?」

たくっちスノー
「止めれるものなら...とっくに止めていますよ!」

たくっちスノー
「ZEROもゲッターも...今までの敵とはワケが違うんだ!」


たくっちスノー
「でも、このままじゃこの世界も...」

かなちゃん
「...実際、どこまで酷かったんです?今回は」

たくっちスノー
「今回は陸の敵に当てようとしただけに、攻撃も凄まじかったよ、研究所の回りの大地は荒れて、その辺りに居た生き物はルストハリケーンや光子力ビームで跡形もなく...」

かなちゃん
「どっちが勝つんですかね、この勝負...」

たくっちスノー
「分からない...でも言えることは、どちらが勝っても世界に未来はない、ということです」


たくっちスノー
「正義のロボットが、悪を倒すためではなく最強を証明するために他の正義と戦うなんて...」

かなちゃん
「ヒーローのいない戦い、ということですね」

たくっちスノー
「はぁ...求人票をもっとばらまかないとな...」

たくっちスノーはこの先の近い未来に不安を感じながら、時空を跨ぐ...


ZERO
【今度コソ潰ス ゲッター!!】

....

『ゲッターロボ陣営』

一方エビルは、ゲッターロボ製造とは

ゲッターエビル
「立麻...目覚めよ立麻!」

ポコポコポコ...

立麻
「...俺は誰だ?」

ゲッターエビル
「お前は永良立麻、ゲッターの申し子」

立麻
「ゲッターの...」


...

ゲッターエビル
「マジンガー側も、立麻がクローン体で無数に作られていることにも気づくまい」

ゲッターエビル
「こんな素晴らしい人材をあんなことろで失ってたまるものか...」

ゲッターエビル
「まともに攻撃すら出来なかったからな...ん、そういえば魔神研究所の後ろは海か」

ゲッターエビル
「よし、それなら水中戦特化のゲッターを作り海から攻めてみるか...立麻を2号機に乗せ、パイロットは...イルカ人間!こいつを雇おう」


ゲッターエビル
「クックック...次で仕留めてやる、マジンガー!」

『エクストラストーリー』

そして...魔神研究所ともゲッター研究所とも離れた、ある村では...

「なぁ大将...ここは一体何処なんですかねぇ?」

「俺にも分からない...だが、先程の戦いも見ただろう」

「ええ...あれはゲッター」

「この村もゲッターに関わる何かがあるとするなら...俺達はやはりゲッターから逃れられない運命にあるということだ」

「...に、しては何と戦ってるか検討付かないっすね、インベーダーでは無さそうだし」

「ああ...」

「待たせたな」

「『ゴウ』!どうだったか?」

「遠くに研究所らしき建物が二つ...それぞれ正反対の方角に建っていた」

「研究所?こんなド田舎にそんなものが?」

「ああ」

「なるほど...こいつはまた、一波乱あるかもしれないな」

「『ケイ』はどこだ?」

「ケイならもう寝てるぞ」

「そうか」

「俺たちももう寝るぞ、ガイ」

「了解です、大将...」


ゲッターに導かれし者達が...エビルさえも想像できなかった者たちが介入していることも知らずに、一日が終わる...