二次創作小説(新・総合)
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.20 )
- 日時: 2018/05/02 22:28
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第四話】
『もしもょぅじょ勉強会』
リナックスの宿題を手伝うことになったアレックス
他にも、勉強会はあっちこっちで...?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アレックス
「あー...暇だなぁ」ゴロゴロ
レナックス
「ちょっとアレちゃん、休日だからってそんなにゴロゴロしないでよ」
アレックス
「だって暇だしー!魔王がなんか悪さしてるわけじゃないしー」
レナックス
「はぁ...魔王が絡まないとあんたって本当にニート状態なのね...」
レナックス
「そんなに暇ならリナの宿題手伝ってやりなさいよ」
アレックス
「えー、なんで俺が?」
レナックス
「口答えしないの、あんただってお兄ちゃんなんだから」
アレックス
「しょうがないなぁ」
...
リナックス
「うーん、うーん...」
アレックス
「ようリナ!兄ちゃんが宿題見てやろうか?」
リナックス
「え?」
アレックス
「本音を言うと俺すっごい暇なんだよ!いいだろーー!」
リナックス
「うっざ...まあいいよ、分かんないんだし」
アレックス
「おーどれどれ...」
...一方、ウィンドⅠの病室で
たくっちスノー
「この二分の一に一分の二をかける事で2×1と1×2で同じ数値となり1となる、こらが逆数だ」
ウィンドⅠ
「わぁ、凄いですマスター!」
ヒールⅢ
「逆数なんてタネが分かれば小学生でも解ける問題じゃないか」
たくっちスノー
「だからこそ今ここでウィンディに教えてるんじゃないか、簡単なことぐらいなら自分にも教えられる」
ウィンドⅠ
「もっと色々教えてください、こんな体じゃ学校にもいけないので...」
ヒールⅢ
「ウィンディ..」
たくっちスノー
「じゃあ次は小数点の計算をしてみよう」
ウィンドⅠ
「はい!」
...
リナックス
「ねー、兄ちゃん、この問題分からない」
アレックス
「ん?これは漢字の読みか」
【『恍惚』なる闇】
アレックス
(読めねぇ...!!)
一方魔王城
ニンニン
「おーい闇殿、そなたのあの名前って何て読むのでござったか」
恍惚なる闇
「あれは『こうこつ』って読むのですよ、物事に心を奪われてうっとりする様という意味を持っています」
ダーエ
「VIPRPGを見た奴の殆どが『これ何て読むんだ?』って疑問にたどり着くと思う」
恍惚なる闇
「確かにそうかもしれませんね...」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.21 )
- 日時: 2018/05/02 23:24
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
アレックス
(とりあえず『つるつる』って言っておいたが...)
リナックス
「これは?」
アレックス
「ん?こんどは漢字を書く問題か...」
【エンリュウ】
【ファルコン】
【ブライアン】
アレックス
「いやわかんねーよっ!!」ガタッ
リナックス
「うわっ!?びっくりした」
アレックス
「あの三馬鹿に漢字とかあったの!?その事実に驚き隠せないんだけど!?」
リナックス
「そんなに?」
アレックス
「えーっと、まぁ格闘家のエンリュウはまだ分かるよ、あいつのことだから袁劉とかそういう漢字だろう、うん」
リナックス
「書けねぇよ」
アレックス
「でもファルコンとブライアンは名前英語のくせになんで漢字あるんだよ!」
リナックス
「負唖留児とかそんな感じの」
アレックス
「一昔のヤンキーかよ!」
...
フレイムⅢ
「.....(ささっ)」
ブライアン
「ん、どうした?フレイム...国語の問題?」
【この読みの漢字を答えなさい】
ブライアン
「なんだこの問題wwww俺の名前に漢字とかねーからwwwww」
フレイムⅢ
「......」
ブライアン
「てか、誰だよこの問題集作った奴...出鱈目ばっかりじゃないか」
...
リナックス
「いいの?適当で」
アレックス
「いいんだ!あんな奴らの漢字の読みが分からなくたって何も困らない!」
リナックス
「お、おう...大丈夫か私の宿題」
アレックス
「ってか、宿題なんてあるんだな、知らなかったよ」
リナックス
「兄ちゃんは宿題とかないの?」
アレックス
「え?俺学校行ってた記憶ないwwwww」
リナックス
「兄ちゃん」
アレックス
「この話はやめよう!うん!やめやめ!」
リナックス
「ん...学力無い兄ちゃんでもこれなら解けるよね」
アレックス
「うわー露骨に俺を馬鹿にし始めたぞこの妹」
【スターライトⅠの契約に必要なものを答えなさい】
アレックス
「ライチの契約ー?」
リナックス
「兄ちゃん、ライチのマスターでしょ?何か知らないの?」
アレックス
「ライチと契約する上で何か必要だったかなぁ...ま、本人呼び出せばいい話か」
ライチ
「はいよぅ!ライチ参上!」
アレックス
「なぁライチ、お前って契約する上で何か必要なのか?」
ライチ
「そういえばそうだね、アレックスは勇者の一族だから特別に一発契約したんだども」
リナックス
「契約には何が必要なの?」
ライチ
「えーと...」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.22 )
- 日時: 2018/05/03 10:54
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
~魔王城~
魔王の部屋に突如メビウスが上がり込んでくる
メビウス
「親父!宿題手伝ってくれ!」
魔王
「えっどうしたの急に」
メビウス
「いいから!」
魔王
「えー...勇者は来ないし別にいいけど、なんで私?恍惚とかに教えてもらえばいいじゃん」
メビウス
「あいつスイッチが入るとポエム入って頭に入ってこないんだよ」
魔王
「後でキツく叱っておく」
魔王
(宿題か...むーちゃんには父親らしいことをあまりしてやれなかったからな、たまには悪くないだろう)
魔王
「いいぞ、どこが分からないんだ?」
メビウス
「えーと、これ」
魔王はメビウスを椅子に座らせ、問題集を確認する
【ワイバーンには加工すると風邪薬に出来る部分がある、それは何処か?】
魔王
「あー、これは角だよ」
メビウス
「角?でもドラゴナスに角は無いだろ?」
魔王
「見えないところで定期的に抜いてるそうだ、まぁ爪みたいなものだね」
メビウス
「へー...じゃあこれは?」
【ダークエルフの弱点を答えなさい】
魔王
「えーと確か...ある呪文が苦手だったな」
メビウス
「呪文?魔法じゃなくて?」
魔王
「うん、唱えるだけでいいんだ」
メビウス
「マジか!実用性ある?」
魔王
「うんあるある、その呪文は...」
...
~アレックス宅~
ライチ
「で、私の契約方法はまずこれだね」
ライチは一つの書類を渡す
アレックス
「なんだこれ?」
ライチ
「もし魔法を使って何かとんでもない事が起きても魔法具現化は責任に問われません的な書類」
リナックス
「あー、ゲームの利用規約とかにあるアレだね」
アレックス
「俺そういうの飛ばすからよく分からん...」
ライチ
「んで、次に捧げ物を...」
アレックス
「捧げ物!?」
ライチ
「激レア光魔法だぞ!それくらいはやってもらわんと」
リナックス
「そんなことしてるから兄ちゃん以外に契約者いないんじゃ」
ライチ
「アアアアアアアアーーーーッ!!」
アレックス
「で、何がいるの?」
ライチ
「え?気分で変わる」
リナックス
「気分で変わる...っと」
アレックス
「...なんか、怖いんだけど、もし俺が勇者じゃなかったら何を請求するつもりだったんだ?」
ライチ
「多分左目とかそういうのじゃない?」
アレックス
「こわすぎるわ!!」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.23 )
- 日時: 2018/05/03 21:55
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
夕方...
レナックス
「ただいまー」
アレックス
「おかえり姉貴、今までどこ行ってたんだよ」
レナックス
「いいじゃないのどこ行ったって、それより宿題はどう?」
アレックス
「ああ...リナの宿題だったらどうにか終わったよ」
レナックス
「そう...どうだった?暇潰しにはなったんじゃないの?」
アレックス
「まあな、もう二度とやりたくないけど」
リナックス
「お、姉ちゃんお帰り、今夜何?」
レナックス
「おーリナちゃん、今夜はすき焼きよー」
リナックス
「うおーよっしゃ!」
アレックス
「...なぁ、姉貴」
レナックス
「どうかしたの?」
アレックス
「リナって学校行ってたんだな、俺知らなかったよ」
レナックス
「そういえばあんたは知らなかったわね」
アレックス
「つーか、ここら辺に学校ってあったっけか?」
レナックス
「あるっぽいよ」
アレックス
「見たことないんだけど」
レナックス
「そりゃこの村や王国には無いっぽいし」
アレックス
「じゃあどこなんだよ...」
レナックス
「ま、そんなことより今はすき焼きよ」
ライチ
「おっしゃーすきやき!」
レナックス
「あんたはネギでもかじってなさい」
ライチ
「oh...」
~ヒールⅢの病院~
たくっちスノー
「やっべ、もう6時じゃないか」
ヒールⅢ
「面会は終了だ、さっさと帰れ」
たくっちスノー
「はいはい、結構厳しいねぇ...そいじゃ、またなウィンディ」
ウィンドⅠ
「はい!...また明日!」
ヒールⅢ
「待て、お前明日も来るつもりか」
たくっちスノー
「いいじゃんマスターなんだし」
ヒールⅢ
「ウィンディの体の事も考えろ」
たくっちスノー
「あ、ああ...すまん、じゃあ溜まってるゲームでもやるかな...」
ウィンドⅠ
「あっ...」
ヒールⅢ
「あいつの体にも毒だからな、あまりマスターを困らせるんじゃないぞ」
ウィンドⅠ
「先生...ごめんなさい」
ヒールⅢ
「...なんだ、その、この病院の患者はお前ぐらいで、私も暇だ、だからちょっと教えるくらいなら...」
ウィンドⅠ
「...ふふ、いいですよ先生」
...
~魔王城~
ダークネスⅢ
(本当に使えるの?)
メビウス
(親父が言ってたんだから間違いないさ!)
ダーエ
「あー今日も一日ヘレンフォルダですっきりするか!」
メビウス
「やらないか!」
ダーエ
「え?やらないか?」
ゴメス
「やらないか!」
ダーエ
「なんでや!!」
<アーーーッ!!
ダークネスⅢ
「...多分ダークエルフじゃなくても効くわよあれ」
メビウス
「だな...」
ゴメス
「めでてぇ!!」
ダーエ
「どこがじゃい!!」
END