二次創作小説(新・総合)
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.112 )
- 日時: 2018/05/25 22:47
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「このっ...こいつめっ!!」
たくっちスノー達は記憶から作り出された戦士を蹴散らすが、すぐに戦士が補充され、手も足も出なかった
サビィ
「このままじゃこっちの体力とMPが持たないっすよ!」
ダメタル
「どうにか...奴に接近する方法はないのか!?」
イクサー3
「こっのー!!イクサーブリーカー!!」グググググ バキッ
アトロス
「うっ...あああ...」
ゼットエンド
「こういう泥沼...終わりのないループ!最高だよ!!」
ゼットエンド
「こうやって俺に辿り着けないまま倒れていく姿を見るのはなぁ!!」
たくっちスノー
「...それはどうかな、マガイモノは生き物じゃない!生き物のようなリミッターも限界も無いんだ!」
black
「冷静に考えてそれはやばい...いや、イクサー6ってそういう感じだったか」
ゼットエンド
「なるほど...石動の言ってた通りだな」
ゼットエンド
「だが...体は無限でも、お前の心が耐えきれるかな?」
たくっちスノー
「何?」
ゼットエンド
「いでよ!!」
ゼットエンドは空間から、少年を作り出す
少年...『彼』はたくっちスノーに近づき、ゆっくりと口を開く
「雪、さん?」
たくっちスノー
「か...海斗...君...!!」
ザンシャイン
「海斗...?たくっちスノー、君の知り合いか?」
たくっちスノー
「知り合いなんてものじゃない、彼は...!!」
ゼットエンド
「ヒーロー、だろ?」
たくっちスノー
「!!!」
ゼットエンド
「こいつはお前を倒すための最終兵器だよ、元々これがメインで、呼び出せる奴はおまけだ」
ゼットエンド
「そして、逃げられないように細工をする!!」
ゼットエンドが右手を掲げると、たくっちスノーが床に沈む
たくっちスノー
「くっ...体が重い...!!」
たくっちスノー
「重力を...操る技か...貴様...!!」
ゼットエンド
「お前が愛し、尊敬し、心の支えとなったヒーローに殺されるがいいさ!たくっちスノーーーーっ!!」
海斗
「ふふ?」
たくっちスノー
「海斗...君...」
海斗
「....」スッ!
海斗の拳が、たくっちスノーの腹部を突き抜ける
たくっちスノー
「うぐっ...ふ、海斗君...」
ダメタル
「...どうした、たくっちスノー、何故攻撃しない!?」
たくっちスノー
「嫌なんだよ...海斗君と戦うのは」
たくっちスノー
「嫌なんだよ...彼を殺すのはっ!!」
ゼットエンド
「ククク...戦場海斗!たくっちスノーをぶっ殺せ!」
海斗
「...」コク
ダメタル
「たくっちスノー!」
ザンシャイン
「くっ...このままでは彼が!」
black
(戦場海斗...あいつが、尊敬している者か)
black
(元々素のメンタルが弱い奴にあの手を使うとは、ゼットエンドもただ者ではないな)
black
(だが、何故だ...一番不可解なのはたくっちスノーだ)
black
(尊敬するものを殺したくないのは分かる、手を出したくないのも分かる)
black
(なら何故...お前は抵抗しないんだ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】
たくっちスノー
「海斗君、聞いてほしいんだ...僕は」
海斗
「雪、さん...」
たくっちスノー
「僕は君が相手なら、喜んで死んであげるよ」
ダメタル
「よせ、たくっちスノー!!」
「返事...ようやく返せるね、大好きだよ、海斗君。」
次回、スーパーダメタル英雄嘆
【『無敵』のblack-snow】
「ゼットエンド、お前の作戦は完璧だった...ただ」
black-snow
【『オレ』が今ここに居るという最大の誤算があった】
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.113 )
- 日時: 2018/05/26 07:14
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十九話】
『「無敵」のblack-snow』
たくっちスノー
「...海斗君」
ゼットエンド
「やれ!!殴れ!潰せ!!引きぎれ!!」
ゼットエンド
「あいつの『ココロ』をぶっ壊せ!!」
海斗
「.....」
重力で押さえつけられ動けないたくっちスノーを、海斗が何度も何度も殴る
たくっちスノーの体が再生するたび、海斗は拳を叩き込む
チヒロ
「たくっちスノーさん...」
black
「このままでは本当に奴の精神が...」
ザンシャイン
「...少年!目を覚ませ!君はあの人のヒーローなのだろう!?」
ゼットエンド
「無駄だザンシャイン!!この空間から出てくる戦士は俺が作り出したもの!」
ゼットエンド
「そこにあるガキは全ての記憶を取り除いた、俺の命令に従うだけの人形だ!!」
ザンシャイン
「貴様...!!」
black
「.....たくっちスノー、おい?聞こえるか?」
たくっちスノー
「はい、なんとか聞こえてますよblackさん」
black
「お前は、なにもしないつもりか?」
たくっちスノー
「はい、例え人形だったとしても、偽物にしても...海斗君を殺すなんて、死んでもやりませんよ」
紺
「ですが、このままでは貴方が...!!」
たくっちスノー
「...海斗君、聞いてほしいんだ」
海斗
「...」
ゼットエンド
「奴に喋らせるな!首を絞めろ!!」
海斗
「...」
black
「あいつに絞められる首なんてない、外せ」
たくっちスノー
「はい」
たくっちスノーはどうにか頭を叩き、首を外す
black
「外野の事は心配するな、好きなだけ話せ」
たくっちスノー
「...うん、海斗君」
ゼットエンド
「させるかっ!!あいつを一気に...」
black
【少し黙ってもらおうか】パチーン!!
ドグシャッ....!!!
blackが足を強く床に叩きつけると、記憶の戦士達が瞬く間に全滅する
たくっちスノー
「あっ...!!」
ザンシャイン
「一瞬であれだけの数を...!?」
black
「言っただろ、心配するなと」
ゼットエンド
「何を...!!もう一度力を!!」
black
【!!】
グシャグシャ バキッ!!
ゼットエンド
「ギャアアアアアッ!!俺の腕が!!」
black-snowが右手を強く握りしめると、ゼットエンドの右腕がスクラップのように潰れる
black
「ついでだ、お前の力を逆利用する」
黒
「うp主が力を使うなんて珍しいな」
black
「まあな、『後輩』の前くらいカッコつけたっていいだろ、ほら、話してみな」
たくっちスノー
「うん...ね、海斗君、アナザーの君には話したんだけどね、僕は...時空犯罪者だったんだ」