二次創作小説(新・総合)
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.120 )
- 日時: 2018/05/26 13:21
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第二十話】
『心の無い紛い物』
石動
「ありゃ、ゼットエンド負けたのか」
富男
「...ば、バカな!?ゼットエンドはオモチャの世界の犯罪王だぞ!!」
石動
「ん、どれどれ...ははあ!black-snowが居たのか!こりゃ一本取られたな」
富男
「black-snow....なんだ、それは!?」
石動
「時空に生きるメイドウィンの中ではランキング100の中に入り込むくらい強い奴だ」
石動
「おっと、これは単なる100じゃないぞ?アニメやゲームの数だけメイドウィンがある、すなわち一万、いや軽く1億を越える数のメイドウィンがいる」
石動
「ダメタル世界のメイドウィンはまだ見たことがないが、お前が想像しているより遥かに強い、ってことは付け加えておく」
富男
「余計なお世話だ...」
石動
「ははは、試練で人間をオモチャやクトゥルフにするはずだったんだろ?全人類を捕まえても、肝心なあいつらがやられなきゃ意味無いか」
石動
「えーとファットマン、エストパルク、イクサー6、クリスポリタンにゼットエンド...やっば、こっちもう半分はやられてるじゃん!」
石動
「えーと残りは...4人か、お前を含めて十元倶だからな」
富男
「このままでは俺の計画が...」
石動
「そういや、あんたは亜区里逆間へ復讐をしたいそうだが、そりゃまたなんで?」
富男
「聞きたいのか?」
石動
「スポンサーなら聞く権利くらいはあるはずだぞ?」
富男
「...惣一、俺はオモチャ作りの才能がないわけじゃない」
石動
「ほんとかよ?」
富男
「ああ...俺はただ...」
『金にならないことはやりたくないだけなんだよ』
...
亜区里
「さっき、せがれにオモチャ作りの才能はあったのかと聞いたな」
チヒロ
「はい」
亜区里
「...才能自体はあったよ、ワシから見ても悪くないと言い切れるほどのオモチャを、奴は作れた」
亜区里
「だが、奴は金の亡者だった...目先の金にのみ拘わった結果、経営が傾いて最悪破産しそうに...あいつめ」
ダメタル
「金の亡者?どういうことだ」
亜区里
「メタルポリタン、バーストギアというオモチャの話をワシにしたな」
亜区里
「聞き覚えがあり、調べてみたが...バーストギアを作ったのは富男だった」
ダメタル
「あいつがバーストギアを!?」
亜区里
「バーストギアは少し遊ぶだけでオモチャが壊れ、使い物にならなくなるのだろう...富男があんなミスをするはずがないとバラしてみたところ...」
亜区里
「奴は『わざと』壊れやすいように設計していたんだ...!!」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.121 )
- 日時: 2018/05/26 15:19
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
石動
「へー、ぶつけ合うミニ四駆!」
富男
「そう...『バーストギア』だったか、著作権をよその会社から格安で奪い、ギリギリ子供が怪我しないレベルの武装で、数回遊んだらダメになるような素材で作り上げた...それがバーストギアだ」
石動
「プライドとかないんだな、お前」
富男
「プライド?最低限商品として売れるだけマシだと思ってほしいよ」
石動
「そんなすぐダメになるようなポンコツ売ったら、クレーム来るだろ?」
富男
「クレーム?金があるだろ金、文句言う暇あったら買い換えればいいだろ、たったの800円だぞ?」
石動
「がめついねぇ~!そんなに金が大事なんだ!」
富男
「そりゃそうだろ、俺だって使いたいことがあるからな、ゴルフに、プールに、カラオケに...!!」
石動
「ふーん、遊ぶ金欲しさって奴ね」
富男
「俺がオモチャを作ったんだ、俺の金だぞ?子供が遊ぶオモチャで稼いだ金で俺も遊ぶ、それの何が悪いって言うん...だっ!!」ドンッ!!
富男
「なのに親父...亜区里逆間は...!!『貴様にオモチャを作る資格など無い!!』と社長の座を奪い取った!!」
富男
「社長が金を求めて何が悪いって言うんだ!!」
石動
(使い方じゃないかな~)
石動
(でも...こいつは利用できそうだ)
...
亜区里
「と、そういう奴だった」
ダメタル
「なんと言うか...自業自得だな」
白
「『手段』が『目的』になっちゃいけないって奴かな」
black
「そういうことじゃないと思う」
たくっちスノー
「リアルワールドも大変なんだな...」
亜区里
「自分の世界の事じゃないか」
たくっちスノー
「リアルワールドの知り合いってあまり居なくて...」
ガング
「お金かぁ...そんなにお金って欲しいかな」
ゾンビ娘
「金がないとオモチャは作れないぞ」
ガング
「材料費は考えるけど...自分で使うっていうのが理解出来なくてねー」
チヒロ
「ガングさんがお金使ってるところ見たことないです...」
リューウェン
「無欲というのも、逆に不気味だが...」
亜区里
「どうだかリューウェン、元々お前はいつの間にか作られた商品用じゃないオモチャだ、特にお前みたいな精巧品を作れるなど...」
ガング
「やだなー社長、本当にお金なんて興味ないんだってば」
ガング
「僕が好きなのは、あくまでオモチャ作り...なんだよ」
黒
「...おい、このエリアは通ってなかったよな?」
たくっちスノー
「ん?」
扉の先には...『パペットエリア』と書いてあった
たくっちスノー
「ここはまだ見ていないな...よし、行こうか皆」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.122 )
- 日時: 2018/05/26 16:16
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
パペットエリアの中は、沢山のマネキンと人形が戸棚に並んでいた
ダメタル
「人形...か」
サビィ
「俺たちフィギュアとは似て異なる存在っすね」
白
「こういうのって突然動いたりするよね」
黒
「変なこと言うな、口縫い合わすぞ」
ゾンビ娘
「マネキンの他に指人形、操り人形に着せ替え人形まであるな」
リューウェン
「む...日本人形まである」
イクサー3
「どれもよく出来てるね」
亜区里
「うむ...こういう人形は子供はもちろん大人も喜ぶだろうな」
チヒロ
「...あれ?ガングさんガングさん」
ガング
「え?何々?」
チヒロ
「あれ見てください」
たくっちスノー
「ん...あれって!!」
奥のガラスケースには...青くてブリキ人形が展示されていた
ダメタル
「おい...このブリキ人形って!!」
ザンシャイン
「知り合いなのか?」
紺
「ええ、確かガングさんに初めて会ったとき、社長を連れてきた...」
black
「ブリキ君...だったか」
たくっちスノー
「お、おいブリキ君!しっかりしろブリキ君!28号!」
ガング
「どうしたのかな...電源切れてるの?」
チヒロ
「...あっ、思い出した...これは...」
サビィ
「どうしたっすか?」
チヒロ
「これまでの数年間...ガングさん、僕にオモチャ作ってくれましたよね?」
ガング
「うん、何かを見て思い付いたオモチャ...大体はチヒロ君にあげてたね」
たくっちスノー
「へぇ」
チヒロ
「ここにある人形...覚えてる...これ、ガングさんが僕に...」
たくっちスノー
「え?」
ガング
「あー...そういえば、ブリキ君以外にも見覚えのあるオモチャもあるね」
ダメタル
「...何!?」
亜区里
「これを、ヘボ職人が作った...!?」
「そうだ、これは全部...お前の物だ」
「そうそう」
たくっちスノー
「...!!この声は!!」
パペットエリアの天井から...双子の少女が降りてくる
ゾンビ娘
「お前は...黒と白のマガイモノ!!」
ガング
「えーと...何て名前だっけ」
たくっちスノー
「オウとエンだよ!」
ガング
「あーそうそう!」
黄
「...はぁ、生みの親に名を忘れられるとはな」
縁
「しゃーないよ自称なんだし」
ガング
「どこ行ってたの?ブリキ君はなんでガラスケースに」
黄
「どこ...か、そんなことを聞く暇はない」
縁
「アグリー十元倶の敵になったんだからちょっと死んでね」
ガング
「ほて?」
【人形姉妹 黄&緑】
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.123 )
- 日時: 2018/05/26 17:10
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
黄
「縁」
縁
「はいはい」
緑は黄の両腕を取り外し、チェーンソーのようなアームを取り付ける
黄
「オリジナル!これが私の新たな力だ!」ブオオオオオオンッ!!
黒
「ちっ...やはり狙いは私か」カァオッ!!
黄のチェーンソーアームが届く前に、黒はKARASAWAでアームを撃ち抜く
黄
「ちっ...!!」
黒
「人形風情が私に勝てると思うな」
白
「見かけないと思ったら、十元倶になってたんだ」
縁
「あのガングっておっさんは探さなかったの?」
白
「びっくりするくらい話題を出さなかった」
縁
「マジか」
白
「マジマジ」
ダメタル
「確かにそうだ...言わなかった俺達も俺達だが、忘れていたのか?」
ガング
「無くしちゃったのかなとは思っていたけど」
黄
「無くした...か」
たくっちスノー
「ガング君、今の言い方は良くなかったよ」
ガング
「え?」
黄
「...まぁ、いいさ」ギリッ
black
「お前達もアグリー十元倶に入ったのか」
縁
「黄がどうしてもオリジナルとケリ付けたいって言うからさ」
黄
「ああ...偽物相手の不戦勝など、私のプライドが許さんのでな」
亜区里
「...ヘボ職人、お前も面倒なマガイモノを作ったものだ」
ガング
「僕はただ...黒さんが綺麗だからお人形を作りたいなって思っただけで...」
黄
「...そうだ、そういうのが気に食わないんだ」
ガング
「ええ?」
黄
「何かとオリジナル!オリジナル!オリジナル!貴様の頭はオリジナルを見ることしか頭に無いのかっ!!!」
ガング
「な、何、突然機嫌悪くなったよ!?」
たくっちスノー
「あー、なるほど」
ダメタル
「そういうことだったのか」
ザンシャイン
「どういうことです」
ダメタル
「嫉妬だ」
ザンシャイン
「ああ...」
ダメタル
「いいかザンシャイン、何かと比較されて言われることほど屈辱的な事はない」
イクサー1
「貴方がそうだっただけでは...」
ダメタル
「...否定はしない」
ガング
「嫉妬?オモチャが?」
たくっちスノー
「...ガング君、彼女達はオモチャである以前に、『心のあるマガイモノ』生き物なんだ」
たくっちスノー
「黄は意思を持ち、君に振り向いてもらいたくてこうやって敵になっているんだ」
たくっちスノー
「ガング君、僕は君の友達であり...マガイモノなんだ、分かってくれ!!」
ガング
「...?」
黄
「いいんだ、マガイモノの王」
たくっちスノー
「...黄」
菖蒲
「なんだか、あいつに同情してきたな」
イクサー3
「どうにか、止める方法は無いのかな...」
黄
「オリジナル...お前を倒せば、ガングは...父さんは私の事を見てくれるはずなんだ!!」
黒
「お前...」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.124 )
- 日時: 2018/05/26 18:11
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ザンシャイン
「...メタルポリタン、彼女は一体」
ダメタル
「俺も、生まれてすぐのことは知らないものでな...」
黄
「オリジナル、私の為に...死んでくれ!!」
黒
「...ちっ!」
black
「おっと」
blackが黄の前に立ち、チェーンソーを受け止める
黄
「なっ...お前!どんな体しているんだ!!チェーンソーだぞ!!」
black
「殺す...か、さっきの話からして本気だろうな」
black
「今の私は本気を出せないが、お前を戦闘不能にすることぐらいなら可能だ」
黄
「くっ...!!」
black
「黒を殺してみろ...スクラップのアートになりたいのならな】
黄
「...何故だ、何故....」
black
「何故...か、お前にとってのガングは、黒にとっての私だから、でいいか?」
黄
「......っ」
たくっちスノー
「そういえば白さん達ってblackさんと親子関係なんですか?」
白
「秘密」
黄
「...何故だ!!何故オリジナルにはあるんだっ!!」
黄
「何故...オリジナルは...父さんに...守ってもらえるんだ...うっ、うっ」
黄は操り人形の糸が切れたように崩れ、目の部分から涙を流す
たくっちスノー
「ガング君.....君は黄が可哀想だと思わないのかい?」
ガング
「そ、そうは言っても...うーん、チヒロ君みたいにオモチャ与えたら機嫌治さないかなぁ...」
チヒロ
「ガングさん!僕だってただオモチャをくれたら喜ぶわけじゃないですからね!」
ガング
「え、えええー!?うっそぉ!?」
亜区里
「...はぁ、だから言っただろう、ガングはヘボ職人だと」
亜区里
「こいつは、オモチャの扱い以外はてんでダメなんだ、遠くの他人の喜びを願うくせに、近くの者の苦しみを気づくことは出来ない」
亜区里
「ヘボ職人、お前は職人である以前に人間だ...少し、人間らしい行動をしたらどうだ」
ガング
「うん...なんか、ごめんね」
黄
「....」
ガング
「でもね、どうにも引っ掛かることがあるんだ」
ダメタル
「引っ掛かること?」
ガング
「うん...僕はさ、しつこいようだけど、黒さんを見てお人形を作ったんだよ」
たくっちスノー
「マガイモノ!!」
ガング
「...マガイモノをね、でもさ」
ガング
「僕はその時、黒さんが双子だったなんて知らなかったんだよねー」
チヒロ
「ええっ!?」
ガング
「知ってたら、ちゃんと二人分作ったんだよー」
ザンシャイン
「一人しか知らなかった...」
black
「ということは...」
イクサー1
「これらの内、一人は...」
縁
「気付くのが...遅いんだよな」
黄
「縁?」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.125 )
- 日時: 2018/05/26 22:04
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
縁
「うん、そだよガング、あんたはあの時【私一人】しか作らなかった」
黄
「!!」
ガング
「あー、そうだったような」
イクサー3
「緑色しか作らなかった!?じゃあ、黄色いのは一体何なの?」
縁
「ああ、それ?...んじゃ、生まれる前の話をしよう」
イクサー1
「生まれる前?」
たくっちスノー
「...肉体が形成される前のことか」
縁
「そうそう、作りかけの頃から何故か意識があったんだよ私」
イクサー1
「そんなことがあるのですか?」
たくっちスノー
「うん、作るタイプのマガイモノは肉体が形成される前にも意識がある、黒い液体の状態でね」
ガング
「えー?僕そんなの入れてないよ」
たくっちスノー
「黒さんそっくりの人形を作る過程で...それに近い成分が作られたのかもしれない」
ゾンビ娘
「かもって...」
たくっちスノー
「僕だってマガイモノの事をなんでも知ってるわけじゃないんですから!」
縁
「ま、そんなことがあって...精巧に作られた黒そっくりの人形として私は作られた」
黄
「...それは、本当なのか?」
縁
「おっす」
黄
「なら...なら、私は一体何なんだ!?」
縁
「...ガングは私を作るとき、よく話をしてたね」
ガング
「うん、作ってるときは退屈だから独り言を言わないとねー」
ダメタル
「それが結果的に緑の意思を生み心のあるマガイモノにしたというわけか...」
縁
「...」
...
ガング
「君は綺麗だった...女の子が喜ぶオモチャになるよ」
ガング
「皆に愛されて、沢山の人からぎゅーってされるんだ!」
ガング
「そうやって...幸せを作ってもらいたいなぁ!素敵なお人形さん!」
緑
【...】
縁
【人形...か】
縁
【父は私を売るつもりなのだろうか】
縁
【私はここに居たいんだけどな】
縁
【...代わりがいれは、私はここに残れるかな】
縁
【代わりが、いれば....】
...
縁
「で、ガングが寝ている間見よう見まねで私そっくりの人形を作った...それが黄、あんたの正体」
黄
「つまり私は...」
縁
「ただの人形、だよ...マガイモノと思い込んでいたね」
黄
「ば、バカな...」
縁
「あんたがいれば代わりに売りに出されて、私はガングと一緒に居れると思った」
亜区里
「そんなにこいつと側に居たかったのか?」
縁
「子供が父親と側に居たくなるのは...当然の事でしょ?」
黄
「...そうだな」
ガング
「ち、父親ぁ!?」
縁
「でもまさか、黄が私のオリジナルを勘違いして劣等感持つなんてさ」
黒
「お前は私をどう思っている?」
縁
「別に?ガングはあんたを作りたかっただけだけだし、結果的に私が生まれたんだから感謝はしているよ、でも敵対心はない」
黄
「緑、私達はどうすれば...」
縁
「ガングにビンタして正直に話したら?」
緑はダメタル達を通りすぎて、パペットエリアの出口へ向かう
紺
「どちらへ?」
縁
「私は黄に付き合ってただけで戦うつもりはないからね、後はあの子に任せる」
ガング
「...えーと、縁?」
縁
「ガング、この騒動終わったら言いたいことやりたいこと山ほどあるから、覚悟しなさいよ」
ガング
「そっか」
黄
「.....」
ダメタル
「お前はどうする?」
黄
「やりたいことがなくなった...お前がオリジナルじゃなかったなんてな」
たくっちスノー
「だから言ってたじゃないか、黒を倒したあとどうするかって」
黄
「結果的に倒すことは出来なかったが...私がただの人形という衝撃から立ち直るのに、時間が掛かりそうだ」
黄
「早く行け、アグリー十元倶は残り三人、支配人を含めてのものだから残り二人だ」
黒
「...」
サビィ
「なんか、お前も大変だったっすね...」
イクサー1
「さよなら、黄さん」
黄
「ああ...また会おう」
ダメタル
「...」
ダメタル達は黄を棚に座らせ、パペットエリアを抜ける...
黄
「マガイモノ...か、なぁ緑、お前は生き物らしく生きたかっただけなんだろう?」
黄
「それをお父さんに言えばよかったじゃないか...私を作る必要なんて、無かったじゃないか...」
...
ガング
「なんか、帰ってから大変そうだなぁ」
チヒロ
「いいじゃないですか、これから生活が賑やかになりますよ」
亜区里
「寝るか食べるかオモチャ作るかの奴の生活に進展があればいいがな」
たくっちスノー
「そういや黄は支配人を含めて十元倶と言ってたな」
black
「ハーゴンか何か?」
サビィ
「二人目が石動だとすると...最後に残ったのは」
ダメタル
「ああ...もう、奴しかいない」
その瞬間、天井から銃声が響き、ダクトが落ちる
ダークメタル
「遂に来たか...メタルポリタン」
ダメタル
「もう一人の...メタルポリタン!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】
ダメタル
「お前は一体何なんだ!?」
ダークメタル
「お前こそ...お前こそ何なんだ?」
ダメタル
「何!?」
ダークメタル
「俺は...俺は今ごろ、皆に...くそっ!!」
たくっちスノー
「...!?」
ダークメタル
「俺の事が知りたいか、それはお前の事を知ることにもなる」
ダメタル
「どういうことだ!?」
次回、スーパーダメタル英雄嘆
【鋼鉄刑事の真実】
ダークメタル
「答えてみろ!!そいつの名前を!!」