二次創作小説(新・総合)
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.91 )
- 日時: 2018/05/23 17:54
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十五話】
『繁殖!!イクサー6』
たくっちスノー
「試練にしては、随分と不気味じゃないか」
「立ち入り禁止と言っただろう?来るのには早かったんだよ...まぁ、死んでくれるならありがたいが」
黒
「あれは...黄や縁のようなマガイモノとかいう奴か」
「そう...クトゥルフの成分を取り入れた宇宙のマガイモノ、名付けてイクサー6!」
イクサー3
「6?あたし達イクサーは3番までだよ、4と5はどうしたの?」
白
「え?4は居るじゃん、黒人で男性型の」
紺
「あの人はイクサーと関係ありませんから!」
たくっちスノー
「レシピ的に考えて1+2+3=6...って事だろう」
イクサー6
「.....」
たくっちスノー
「随分趣味の悪いマガイモノだな」
「お前だってそうだっただろう」
たくっちスノー
「まあね、否定はしないよ」
「ある意味では、アグリー十元倶でも最強だろう...」
イクサー3
「イクサー6っ!戦っちゃダメだよ!そいつ悪い奴なんだよ!」
イクサー6
「.....」
イクサー3の言葉にも耳を傾けず、イクサー6はイクサーソードを構える
イクサー3
「こらーっ!あたしはお前のお姉様なんだぞーっ!」
たくっちスノー
「成分使われてるしどっちかというと母な気もするけど」
「無駄だ、イクサー6に物事を考えるほどの思考はない...マガイモノメイカーである俺の操り人形だ、やれ!」
イクサー6
「.....」
イクサー3
「そんな...」
black
「マガイモノ、ということは...たくっちスノー」
たくっちスノー
「はい!【ノーザンクロス・ティー!!】」
たくっちスノーは魔方陣を描き、イクサー6を凍らせる
たくっちスノー
「マガイモノを殺せるのは、成分を吸収できる自分と、マガイモノキラーと呼ばれるものだけ...」
たくっちスノー
「同族殺しはイクサー1さんからしても自分としても嫌なんでね、こういう手を取らせてもらったよ」
イクサー3
「...大丈夫かな」
たくっちスノー
「冷やしただけだ...用が済めば解凍して、再教育させ立派なソルジャーに...」
「ふふふ...甘い!甘いぞたくっちスノー!偉大なるマガイモノの王が聞いて呆れる!」
たくっちスノー
「甘くて結構だ、痛いのは嫌なんでね」
「そうかい...なら嫌でも痛がらせてやろう!!」
ガサガサッ!!
紺
「大量のマガイモノ反応!」
たくっちスノー
「マガイモノ...?クトゥルフじゃなくて...?」
イクサー1
「まさか...」
「そう、そのまさかだっ!!」
草影、木の影、茂み...至るところから、先程のようなイクサー6が飛び出してくる
「ある男は言った...戦いは数だと!!」
【クトゥルフマガイモノ イクサー6軍団】
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.92 )
- 日時: 2018/05/23 22:20
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー6
「「「.....!!」」」
ダメタル
「くっ...こいつ!」
黒
「一斉攻撃だ、行くぞ」
たくっちスノー
「ちっ...やるっきゃないか!!」
カァオッ!!カァオッ!!カァオッ!!
バババババババ
ボーピー!
イクサー6
「「「!!」」」
ガガガッ!ビシャッ!!
ダメタル達の攻撃を浴びたイクサー6達は黒い液体になり飛び散るが、すぐに別のイクサー6が飛び出す
ダメタル
「なんて数だ...」
ザンシャイン
「マガイモノ...前の、怪盗ボーイの時と同じ種族だったか」
たくっちスノー
「ええ...前のような『心の無いマガイモノ』です」
black
「まずいな...心の無いマガイモノは再生に時間がかかるとはいえ、仕留めることが出来ないのは事実だ」
サビィ
「あの凍らせる奴って、もう一度出来ないっすか?」
たくっちスノー
「あの数じゃ無理だ!」
イクサー3
「それじゃあどうしようもないじゃん!」
菖蒲
「何か弱点は無いのか...」
白
「ヘッドショットしたら死んだりしない?」
たくっちスノー
「まずマガイモノは生き物じゃないから生も死もないよ...黒い何かの集合体だし」
たくっちスノー
「でも弱点ね...残念だが今は...」
イクサー1
「...何か手があるのですか?」
イクサー6
「「「....!!」」」
イクサー6達の攻撃を避けながら、たくっちスノーは話を続ける
たくっちスノー
「生と死の存在しないマガイモノを殺す...いや、消すことが出来るマガイモノが居る」
たくっちスノー
「対マガイモノ用マガイモノ...その名は『マガイモノキラー』」
紺
「マガイモノキラー...その人ならあれを止められるんですか?」
たくっちスノー
「止められる...けど、別の時空の渦が近くにあるこの場所じゃ、空間が不安定でマガイモノキラーを呼ぶことが出来ない!!」
たくっちスノー
「時空の渦を閉じようにも、イクサー6の群れ...八方塞がりだ」
黒
「時空の渦は二つ以上作れないのか?」
black
「ああ...無理矢理介入させてるからあまりにも穴開けすぎると爆発する」
サビィ
「ば、爆発!?」
たくっちスノー
「ふっ!」ザシュッ
たくっちスノーは手刀てイクサー6達を蹴散らす
たくっちスノー
「こうやって倒しても気休めにしかならない...何か手はないのか?」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.93 )
- 日時: 2018/05/23 23:03
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー6
「「「「!!」」」」
イクサー3
「お姉様にそっくりのマガイモノがどんどん増えてくよ!」
たくっちスノー
「あーーー!やばい!!マジやばい!!」
black
「いかん、想定外の出来事でたくっちスノーのメンタルが折れ始めた」
黒
「相変わらずの紙メンタルだな」
ガング
「昔からティー君はピンチになると焦るタイプだからねー」
システマー
【たくっちスノー様落ち着いて!深く深呼吸!】
イクサー1
「...あの、ちょっといいですか?」
たくっちスノー
「ひふーひふー...はい、なんでしょう」
イクサー1
「マガイモノ、及びマガイモノキラーになる方法を...教えて下さい」
たくっちスノー
「えっ、どうして...」
たくっちスノー
「...まさか貴方、本気ですか!?」
イクサー3
「お姉様...マガイモノになるの?」
イクサー1
「ええ、他に方法が無いのであれば...仕方ありません」
白
「マガイモノってそんな簡単になれるの?」
たくっちスノー
「...イクサー1さん、前にも話しましたが生きた状態でマガイモノ、それもマガイモノキラーになる事例はたったの一人だけです」
たくっちスノー
「その万丈龍我も、特定のものに対する強い怒りが奇跡を起こして生まれたようなもの...僕はあまりオススメ出来ません」
ゾンビ娘
「万丈自体も人間ではないしな」
黒
「それをいったらこいつもクトゥルフだろ」
イクサー1
「...この状況を打破出来るのであれば、どんなリスクだって背負います」
イクサー1
「彼女達が私から作られたというのであれば...私が彼女達の過ちを止めます」
イクサー1
「イクサー1として...クトゥルフの戦士として!」
イクサー3
「お姉様... 」
black
「...」
サビィ
「ひー!どんどん増えていく」
たくっちスノー
「くそっ!決断する暇もない!...後々後悔しないでくださいよっ!」
イクサー1
「それで、マガイモノになる方法は...」
たくっちスノー
「マガイモノの体に触れて、共鳴すれば誰でもなれます...極限状態の時しか見たことありませんが」
イクサー1
「...つまり」
たくっちスノー
「僕の体液を浴びてください」
black
「なんだろう、言葉の響きに凄く変態的な感じが」
ゾンビ娘
「」ザシュッ
black
「oh...」
イクサー3
「...あたしもやる!一人より二人の方が...なれる確率も上がるよ!」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.94 )
- 日時: 2018/05/24 06:54
- 名前: mirura@ ◆TUtCohvFvY (ID: PrIvPbQU)
こんにちは!
イクサーさん、マガイモノに・・・・
って、イクサー6多すぎですよ。普通に怖いですよ。
同じ姿の敵がわらわらいるって何か怖いですよね。
マガイモノキラーってかなちゃん様・・・?
あの人、確かそうでしたよね。
イクサーさんもああいう風にマガイモノ倒す様になるんでしょうか。
どうなるんでしょうね!
更新、頑張ってください!
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.95 )
- 日時: 2018/05/24 09:50
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Miruraさん
たくっちスノー
「現在マガイモノキラーはかなちゃん様、万丈、K、ローズマリーさんの四人だけ、この中でかなちゃん様は唯一マガイモノにならずマガイモノキラーになった人です」
ロストメイドウィン
「そういえばローズマリーはマガイモノになったままだな」
たくっちスノー
「あっ」
ロストメイドウィン
「あっじゃねぇ」
たくっちスノー
「まぁイクサーさん達クトゥルフは寄生出来るからなぁ...1さんと3さんにその能力があるかは知らないけど」
ロストメイドウィン
「女ばかりキラーになって万丈の肩身が狭いな」
たくっちスノー
「いつか男性のマガイモノキラーも作りたい...」
コメント感謝だよ!
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.96 )
- 日時: 2018/05/24 09:51
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「分かった...行くよ、マガイモノの力を、貴方に!!」
たくっちスノーは右腕を千切り、黒い液体を漏らす
イクサー達はそれらを手に...
イクサー1
「うっ...!!」
イクサー3
「ううっ...痛い、痛いよっ...!!」
たくっちスノー
「肉体構造を大きく変化させるから...内部から潰されてるようなものだ、痛いだろう」
たくっちスノー
「でも、お願いだ...耐えてくれ!!」
イクサー1
「...ッ!!」
痛み。
骨が潰れ、皮膚が内部から溶け、内蔵が黒い液体に包まれ溶ける
それがどれ程の痛みなのか、たくっちスノーには分からない
しかし...不安だった
たくっちスノー
「...死なないでくれ!」
イクサー3
「う...ううっ...気持ち悪い気分...体がちょっとずつ動かなくなってる...」
イクサー1
「体の感覚が...少しずつ無くなっていく」
ゾンビ娘
「おい、マガイモノ化ってこんなやばいのか」
black
「まぁ大雑把に言えばスライムのようになるようなものだからな...」
たくっちスノー
「だから『なる』のはあまりオススメしなかったんだ...」
イクサー6
「「「!!」」」
イクサー6達が再生し、たくっちスノー達の所に...!!
イクサー3
「あっ...!!」
たくっちスノー
【ノーザンクロス・ティー!!】
ピキーン
たくっちスノー
「くっ...マガイモノを守るのは僕の使命だ!!」
イクサー3
「ぐっ..」
たくっちスノー
「二人とも、大丈夫ですか!?」
イクサー3
「う、うん...痛いの和らいできた」
紺
「敵...マガイモノとクトゥルフの反応、新しいイクサー6が現れます!」
ザンシャイン
「まだ出てくるのか!?一体何人...」
紺
「反応の数、8790人....」
サビィ
「は、はっせん!?」
紺
「あと五分ほどでこのエリアに全員収集します」
ダメタル
「まずい...それだけの数が来たらいくら俺達でも...」
たくっちスノー
「なんでそんなに...量産型マガイモノなんて聞いたこと無い!!」
黒
「おい、後ろ」
たくっちスノー
「え?うし...しまった!!イクサー1さん、3さん!!」
溢れ出たイクサー6達が、イクサーソードを...
イクサー3
「イクサァァァボムッ!!」
イクサー6の体が粉々に吹き飛ぶ
ダメタル
「...間に合ったのか!」
イクサー1
「これが...マガイモノキラーの力」
イクサー3
「よーし形勢逆転だ!覚悟しろ、お姉様の偽物!」
たくっちスノー
「た、耐えきった...マガイモノの拒絶する力を耐えきって、物にした...これが、生きるマガイモノキラー...!!」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.97 )
- 日時: 2018/05/24 10:58
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー3
「なんだか今まで出来なかった事が出来そうな気がする!」
イクサー1
「やってみなさい」
イクサー3
「いっくぞー!かかってこーい!」
イクサー3は亜空転移でイクサー6の後ろに詰めより...
イクサー3
「イクサー...バックボム!!」
たくっちスノー
「うおっ...バックドロップボムだ!!」
ゾンビ娘
「何故にバックドロップ」
イクサー3
「とりゃああああああ!!」
イクサー3が次々と絞め技、投げ技でイクサー6を潰していく
亜区里
「あやつ...突然プロレス技主体になりおったな」
black
(そういえばイクサー3の中の人って女子プロレスラーだったか...)
ゾンビ娘
(なんでファイトスタイルが中の人に寄るんだよ)
black
(まぁ、マガイモノだし...)
イクサー3
「イクサーブリーカーッ!!」ガガガバキッ
イクサー3
「イクサーラリアートッ!」
たくっちスノー
「ううっ...勝ててるのは良いけど...相変わらず痛々しい...」
ダメタル
「文字通り千切っては投げ、千切っては投げの状態だからな...」
黒
「一体一体倒しててもキリがない、一気に蹴散す必要がある」
イクサー3
「早く言ってよー!」
イクサー1
「ここは私が...」スッ
イクサー1はイクサーソードを構え...
イクサー1
「はっ!」
亜空移動で瞬く間に切り裂いていった
イクサー6
「.....」
ザンシャイン
「は、速い...私でも見ることが出来なかった」
イクサー1
「これが、マガイモノキラー...不思議と、体が軽く感じる」
イクサー3
「お姉様、腕だけ見切れてるよ」
たくっちスノー
「スピードが早くなってる...亜空転移並みの斬り筋、音も立てずに敵を倒している...」
black
「さながら、静と動のマガイモノキラーといったところか」
イクサー3
「こいつらはあたし達に任せて!」
イクサー1
「いきましょう、イクサー3!」
イクサー3
「はい、お姉様...イクサーパワーボムッ!!」
イクサー達はイクサー6の群れを一網打尽に消し飛ばしていく
紺
「イクサー6、次々と反応が消えていきます!」
システマー
【マガイモノキラーは始めて見ましたが...恐ろしいものですね】
キリマ(オ)
「黒い液体でべとべとだよ...」
キリマ(マ)
「あれはすぐ消えるので心配ありません」
遠くから、イクサー3の声が響く
「おーい!こっちに出口があるよ!」
ガング
「えー本当ー?」
「ほんとー!抜け穴があるよー!」
ダメタル
「よし...早めに脱出しよう」
black
「ああ、今はここから抜けることを優先だ」
たくっちスノー
「...自分とシステマー、あとキリマさんは残るよ」
キリマ(オ)
「え、なんで?」
たくっちスノー
「ここのどこかにマガイモノを作る装置があるはずだ、それを止めたら自分もすぐ向かう」
システマー
【たくっちスノー様、機械に弱いですからねぇ...】
たくっちスノー
「おだまり!...大丈夫、すぐ戻ってくるから!」
「やくそくだよー! 」
たくっちスノー
「ああ!」
システマー
【皆さん、別のキリマをよろしく頼みます】
菖蒲
「任せろ」
ダメタル達は声のする方へ走り、抜け穴を抜ける...
ザンシャイン
「出られた...みたいだな」
ダメタル
「ああ...さて、出口を探...」
ダメタル
「こ、ここは...!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】
ダメタル
「また、ここに来れるなんてな」
白
「見て、鋼鉄刑事特集だってさ」
黒
「どれ....ん?メタル、ここ三人になっているが」
ダメタル
「...ああ、それか、鋼鉄刑事はチームを組んでいたんだ、特撮だと俺がリーダーで」
「...メタル、君なのかい?」
次回、スーパーダメタル英雄嘆
【栄光!ポリタンチーム】
ダメタル
「お前も変わらないな...クリス。」