二次創作小説(新・総合)
- 対決 三番の料理 ( No.246 )
- 日時: 2020/04/06 13:52
- 名前: 月詠 (ID: G1aoRKsm)
採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。
5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。
4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。
3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。
2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。
1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。
0・料理をするな。
KILL!・殺意を抱きました。
※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう
お題「ご飯に合うもの」
役割
固定審査員
月音、大道克己、トライアル一真、門矢士
挑戦者兼ランダム審査員
乾巧、剣崎一真、ヒビキ、野上良太郎、フィリップ、如月弦太朗、葛葉紘汰、桐生戦兎、小野寺ユウスケ、ワタル、辰巳シンジ、剣立カズマ、尾上タクミ、芦河ショウイチ、天堂ソウジ、アスム
伝言
ツクヨミ
成分分析&解析
ザルバオルタ
司会
常磐ソウゴ、明光院ゲイツ
医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
+?
戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
左翔太郎、照井竜
海東大樹
リュウガ
モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス
万丈龍我
十二神将
オリキャラ組
駆紋戒斗
+?
克己「おい、この「+?」って…」
月音「救援が来ました…」
克己「うわぁ…」
※今回も第三者sideです。
- 対決 三番の料理 2 ( No.247 )
- 日時: 2020/04/06 13:53
- 名前: 月詠 (ID: G1aoRKsm)
クトゥルフが現れてから十五分ほど。
通信が途絶えたツクヨミは何度も心配そうにコダマスイカライドウォッチを起動させる。
だが、映像通信が行われない。
ツクヨミ「どうしたら…」
焦りながらも待機していた部屋を出る。
と、何故か玄関のチャイムが鳴って……。
――――――――――――
試食会場は今、とんでもないことになっていた。
あまりにも強い刺激臭が漂っているせいで生身である神将達や麻琴や月音、肉体変化系の仮面ライダー達の嗅覚が麻痺している。
TウィザードFS「分裂しやがって…」
ツキトの変身するウィザード・フレイムスタイルが呟く。
翼の生えたナメクジのようなクトゥルフ――――翼ナメクジは五秒に一体のペースで分裂し、増えていく。
舌打ちしながらも分裂体を倒していく。
一体一体はそれほど強くなく、一撃で倒せるほどの弱さだが数が多くなって厄介なことになっている。
朱雀「結界に閉じ込めておけないしな…」
バランス良く攻撃と守護の両方が出来る天后も含め、守りの神将達は非戦闘員が多い医療班の防御に向かった。
攻撃の神将達も結界を張ることは出来るが、完全に閉じ込めるのに向いてるかと言われると首を傾げてしまう。
五つの目がある魚のようなクトゥルフ―――――複眼魚に、背後から近づくのは乾巧が変身する仮面ライダーファイズ。
そのまま殴りかかるが空振ってしまう。
すぐに体勢を整えて舌打ちし、気づいたことを全員に伝えた。
ファイズ「おい!あいつの目、尻尾にもあんぞ!!」
Rファイズ「え……つまり、目が六つ…?」
リ・イマジネーションの仮面ライダーファイズに変身した、尾上タクミの言葉に全員が一瞬固まる。
が、更なる新しい情報がもたらされる。
R龍騎「ちょっ、この鳥の蛇、すごい伸びるんだけど!?」
六合「しかもやたら頑丈だな……!」
羽根じゃなくて鱗を生やして蛇の頭を持った鳥のようなクトゥルフ―――――蛇鳥からの凄まじく伸びた蛇の攻撃を、ドラグシールドで防ぐ、辰巳シンジの変身するリ・イマジネーションの仮面ライダー龍騎。
何度か近づき、六合が銀槍で攻撃するのだが蛇鳥を貫くことが出来ず、弾かれてしまう。
分裂する翼ナメクジ、後方すらも見えるらしきビームのようなものを放つ複眼魚、やたら硬くて頭が伸びる蛇鳥。
一体だけでも厄介なクトゥルフが三体。
本当にとんでもない状況である。
- 対決 三番の料理 3 ( No.248 )
- 日時: 2020/04/06 13:54
- 名前: 月詠 (ID: G1aoRKsm)
仮面ライダーに変身した、ゲイツの手甲部分に同化したザルバオルタは静かにクトゥルフ達を見ていた。
その理由は観察し、解析しているからだ。
ザルバオルタ『解析が完了したぜ』
ゲイツ「本当か?」
ザルバオルタ『ああ、あいつらは…』
ザルバオルタがそう言った瞬間。
ジオウ「ゲイツ!」
数体の翼ナメクジの分裂体に囲まれ、ジカンギレードで対応していた常盤ソウゴの変身する仮面ライダージオウが叫ぶ。
それに反応するように殺気を感じ、その方向を見た。
翼ナメクジの分裂体だけでなく、複眼魚からのビームのようなものまでがこちらに向かってきている。
慌てて防ごうとするが、既に不可能なほどに迫っており…――。
「甘いぞ!せぇぁらっ!!」
低い声が聞こえ、同時に見慣れない人物が素早く分裂体を斬り裂いた。
さらには薬に使われるカプセルが投げられ、代わりとなってビームのようなものにぶつかって融けた。
ゲイツ「……は?」
ジオウ「ゲイツ、大丈夫?」
ゲイツ「あ、ああ…」
戦いながらも全員の視線は、低い声の人物やカプセルの投げられてきた方向へと向く。
声の主である人物の方は、紺色の制服か隊服のようなものを着ていて、その上に戦国武将の鎧の一部みたいなのをつけた少年が短刀を片手に立っている。
カプセルが投げられた方は、試食会場の出入り口にツクヨミととともに大きな丸い鼻の、医者の格好をした男性がいた。
誰なのかと全員が訝しんでいると、ハンカチで口と鼻を覆うツクヨミがどこからか拡声器を取り出し、説明する。
ツクヨミ『その人達は柊さんという人から送られてきた救援よ。本当は片方は医療班の方に行かせるべきか考えたけど……戦えるということで、まずはこっちに連れてきたわ』
月音「確かにドクターマリオさんは戦える医者ですが…」
薬研「よぉ、俺は薬研藤四郎ってんだ。よろしく頼むぜ、旦那方」
ドクターマリオ「ボクはマリオ。よろしくね」
月音の小さな声でのツッコミは誰にも届かず、少年―――薬研藤四郎と男性―――ドクターマリオが自己紹介をした。
- 対決 三番の料理 4 ( No.249 )
- 日時: 2020/04/06 13:56
- 名前: 月詠 (ID: G1aoRKsm)
救援が現れたことで全員に精神的な余裕が少し生まれる。
それはゲイツも同じことだった。
ゲイツ「ザルバ、さっきは何を言おうとした?」
ザルバオルタ『あぁ……あいつらは水と氷が弱点だ!』
不思議と試食会場に響いたザルバオルタの言葉に、ほぼ全員がある三人を見た。
レンゲル、エターナル、TウィザードFS。
共通点は三人とも、すぐにでも水か氷を操る力を持っていること。
視線を受けた三人は理解したように頷き、TウィザードFSは青の指輪――ウォータードラゴンリングを指に填めると、バックルへと翳す。
『ウォータードラゴン!ジャバジャババシャーン、ザブンザブーン! 』
蒼のスーツとロングコート、宝石の魔法使い……ウィザード・WDへとスタイルチェンジした。
嫌な予感でも感じたのか、クトゥルフ達は三人へと狙いを定めるが…。
薬研「せいっ!」
燐「邪魔はさせねぇよ?」
青龍「ふ…っ!」
他の者達が攻撃し、気を引き付けさせる。
その間に水、氷の力を持つ者達が動く。
『アイスエイジ!マキシマムドライブ!』
『トリガー!マキシマムドライブ!』
エターナルはアイスエイジとトリガーのツインマキシマムドライブを発動させ。
『ブリザード、プリーズ!』
『スペシャル、プリーズ!』
TウィザードWDは冷気を発してクトゥルフ達を一瞬で凍らせ、尻尾を生やし。
『バイト』
『ブリザード』
『ブリザードクラッシュ』
レンゲルはコンボを完成させる。
そして……。
三人の必殺技が、クトゥルフ達に放たれた。
- 対決 三番の料理 5&後書き ( No.250 )
- 日時: 2020/04/06 13:58
- 名前: 月詠 (ID: G1aoRKsm)
シャワーを浴びたり、嗅覚を正常に戻してから審査員達は評価用紙に書き込む。
総合評価 KILL!
月音・大道克己・トライアル一真の評価 KILL!
どうやったら一つの料理から色以外は共通してない複数のクトゥルフを生み出せるんだよ?
門矢士の評価 KILL!
戦兎や自分の世界の八代に謝ってこい。
天堂ソウジの評価 KILL!
(何も書かれていないが破かれ、セロハンテープで継ぎ接ぎ状態で直されている)
――――――――――――――
後書き
「とどめが浮かばなくて遅くなりました、本当にごめんなさい!ドクターマリオさんと薬研さんの出番が少なくてすみません!」
克己「一年近く経ったな、おい」
トライアル一真「とどめのシーンも簡略化されてる…」
「どうしても浮かばなかった……今回から次回予告は書きません、めんどくさくなりました…」
克己「お前な…」
「クトゥルフ紹介は………本編にある通りとしか。これにて今回は終了、また次回に、です」