二次創作小説(新・総合)

実食 七番&八番の料理 ( No.260 )
日時: 2020/04/20 19:12
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。

5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。

4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。

3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。

2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。

1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。

0・料理をするな。



※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう


お題「ご飯に合うもの」


役割

固定審査員
月音、大道克己、トライアル一真、門矢士

挑戦者兼ランダム審査員
乾巧、剣崎一真、ヒビキ、野上良太郎、フィリップ、如月弦太朗、葛葉紘汰、桐生戦兎、小野寺ユウスケ、ワタル、辰巳シンジ、剣立カズマ、尾上タクミ、芦河ショウイチ、天堂ソウジ、アスム

伝言
ツクヨミ

成分分析&解析
ザルバオルタ

司会
常磐ソウゴ、明光院ゲイツ

医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
ドクターマリオ(柊様から)

戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
左翔太郎、照井竜
海東大樹
リュウガ
モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス
万丈龍我
十二神将
オリキャラ組
駆紋戒斗
薬研藤四郎(柊様から)



克己「そろそろ終わりだな…!」

月音「……本当にそうかな?」

克己「えっ」

実食 七番&八番の料理 2 ( No.261 )
日時: 2020/04/20 19:13
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

会場を出てタクミと入れ替わりで現れたのは、ワタルだった。
………薄々とだが予想してることがもし、本当だったら…。
……頼む、カズマかシンジの料理が来てくれ!
アスムにトラウマは持たせられないんだ!!


ワタル「あの、何で月音さんは祈ってるんですか?」

克己「俺も分からん…」


うん、こっちの予想が合ってたらヤバイものなだけだから…気にしないでください…。


ゲイツ「持ってきたぞ」


と、ゲイツが七番の料理を持ってきた。
……ん?


士「鍋だな」

トライアル一真「クロノスウォッチはちゃんと使われてるね」

ワタル「でも何で鍋?」


土鍋とか、そういうのじゃなくて普通の金属製の鍋。
いや、本当に何で?
とりあえずテーブルの上に鍋敷きを敷いてから鍋を起き、クロノスウォッチのボタンを押して時間を動かす。
それから蓋を開けたら…。


月音「ハヤシライスのか…」


美味しそうな匂いが漂う、少し赤みが強い茶色のもの……ハヤシライスのルウだ。
食べるのは人生で二回目だな…。


ツクヨミ『伝言を読むわね。「カレーもいいかと思ったけどユウスケがやりそうだから、ハヤシライスにしたよ。何回か知り合いに毒味……味見させたから、不味くはないと思う!今回はトマトを多めに入れたから」…はっきりと毒味って、書かれてるんだけど』


ユウスケを呼び捨て…しかも作りたいものがちゃんと作れてる……あ。
………安らかに眠れ、七番。


克己「今度は合掌か」

ソウゴ「どうしたんだろ…」


気にするな。
ルウを盛りつけたご飯にかけて、私だけは無言のままで完食してから評価へと移った。





総合評価 ☆5


月音の評価 ☆5
人生で二度目のハヤシライスはすっごく美味しかったです。
カウンセリングの手配はいつでも歓迎しますから…。

大道克己の評価 ☆5
やっと☆5が出てきて本当に嬉しかったが……次を考えると微妙な気分に。
いや、美味かったから一時的にそれを忘れることは出来たが。
というか月音の評価用紙には何でカウンセリングって字が……そういうことか、察した。
あー、うん…手配してもらっとけ…。

トライアル一真の評価 ☆5
ハヤシライスとか初めて食べた、美味しかったよ。
トマトの酸味があまり無かったから、すごい食べやすかった。

門矢士の評価 ☆5
この味はお前が作ったものか、よく分かった。
なんか月音と大道が不穏なことを書いてるのが気になるが…。

ワタルの評価 ☆5
すごく美味しかったです、ありがとうございます!
……ただ、月音さんと克己さんのが気になりますが…。
何でカウンセリング…?





評価を書き終えてワタルが試食会場を出るのを見届けてから。


ツクヨミ『月音さん、カズマさんが倒れたって連絡が!』

士「なっ!?」


ああ、やっぱり…。
心配ではあるが、今の私には非情な判断しか下せない。


月音「……分かりました、カズマは医療班のところに送ってください。あと一人で終了ですし、発表もあります。その後に彼が倒れる“状況を作り上げた犯人”を締め上げますので」

ツクヨミ『…分かったわ』


ツクヨミが頷き、今はそこで終わる。

実食 七番&八番の料理 3 ( No.262 )
日時: 2020/04/20 19:14
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

重苦しくなった空気を払拭するため、私達は挑戦者側の推測をする。


月音「一番は相棒と検索というところから考えるにフィリップですね、あいつなら教わったり知ったばかりの料理を作るのはあり得ますし。二番は弦太朗、ミラクルクッキングですがプロレベルとはいかないところから彼になります」

克己「三番は芦河だな……酷い目に遭ったとしか言えない。ソウジが今まで見たことがない表情をしてたが…」

士「安心しろ、俺も見たことなかった。四番は良太郎、仮面ライダーで不運といえばあいつだしな……だが、舌や気分的には救われた。五番は……消去法で鎧武か?」

トライアル一真「六番は焼き肉をやろうとしてたことから戦兎だね。で、七番は今は食堂勤務なカズマ!…………こっちに料理が出た人で、唯一の☆5で何故か倒れたけど」


七番までの推測をし、そこで黙ってしまう。
いや、だってさ?


月音「………私が知る限りで、初めてのパターンが来ましたね」


ミラクルクッキングと奇跡料理。
今まで見てきた他元世界での料理対決の中で、初めて起こった。
最後がメシウマ組の☆5料理やポイズンクッキング、クトゥルフ……もとい生物料理、普通、激辛料理というパターンはあった。
あったが、最後の料理がミラクルクッキングか奇跡料理というのは初である。

しーん、と静かになる試食会場。
司会の二人やツクヨミ、ザルバオルタも黙ってしまう。


シンジ「……僕、死ぬのか?」


と、リ・イマジネーションの龍騎の変身者である辰巳シンジがやってきた。
ソウゴはなんとも言えない顔をしながら料理を取りに行った。


トライアル一真「死にはしないよ。恥ずかしさとかで精神的には死ぬかもだけど」

シンジ「えっ」


えーと……あー……。
腐男子の貴利矢と翔太郎、海東、リュウガがいるしなぁ…。
無事に終わるためにも、ただの☆4で終わってほしいなぁ。


ソウゴ「持ってきたよー」


戻ってきたソウゴが、八番の料理をテーブルに置く。
無言でクロッシュを取ると…。


士「肉味噌か」


そう、肉味噌だ。
だが、ここですぐに気づく。


月音「これ、よく我が家で作るタイプですね」

トライアル一真「確かに…」


挽き肉以外に乱切りの茄子やピーマンも入ったタイプの、何故か私の家で作るものだ。
……そういえばどう作るのか聞かれたことあったなぁ、レシピとか。


ツクヨミ『伝言は「前に月音さんから教わった記憶があったので、肉味噌を作ってみました!……奇跡効果が出たらごめんなさい」とあったわ……体質は仕方ないのに…』

ゲイツ「前に八番が作ったクッキー食ったら、何故か羽が生えたことあったな…」

ソウゴ「あったね…」

士「そこの司会二人、不安を煽るな」

ザルバオルタ『調べたが危険物は入ってないぞ』


士が司会コンビに突っ込んでから肉味噌を食べた。
……あー、美味しい…。
ショウガと味噌に少し砂糖を入れるという、シンプルなのに飽きが来ないこれが好きだよ…。





総合評価 ☆4


月音の評価 ☆4
まさか前に私が教えたものを作るとは…夢にも思わなかったです。
茄子やピーマンは入れずに挽き肉だけで一回、これを作ると楽なんですよね…おにぎりの具とかにしていいし…。

トライアル一真の評価 ☆4
月音が作ったのとは違った味で美味しかった。
月音の場合はショウガが少し多いけど、八番のは味噌が少し多めかな?
あとこれ、作ってから少し時間を置いたもの?
茄子に味が染み込んでて良かったよ。

大道克己&門矢士の評価 ☆4
お前、月音にレシピとか聞いてたのか…。

辰巳シンジの評価 ☆4
肉味噌って味つけに酒を使う場合もあるけど、これは無い感じで食べやすいね。
おかずとしても良し、ご飯に乗せても良し。
それにこれがあると「もう一品欲しいな」って時に使えるから便利。

実食 七番&八番の料理 4 ( No.263 )
日時: 2020/04/20 19:16
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

僅かに警戒しながら評価を書き終えた時。
奇跡効果が現れた。


月音「………うん、違和感がすごいし、初めて見たのが自分のとか考えたことが無かったな…」


立ち上がって全員に背を向けてから、確認したが……うん…。
見たくなかったかな?

私は髪の長さや色はそのままに身長が克己くらいまで伸びて、胸の膨らみは無くなって股間にブツが生えた……いわゆる男体化をした。


克己「………」

トライアル一真「同じ効果だね」


絶句してる克己は身長が大幅に縮んで胸に大きな膨らみがあるし、体の線も丸く柔らかなものになってるし顔立ちも母親の大道マリアに似たものになったことから女体化だろう。
トライアル一真の方は身長は……十五センチくらい縮んで胸は小振りな膨らみが生え、細身ながらも体の線は柔らかなもので中性的な顔立ちになってるので、こちらも女体化らしい。


士「……だいたい分かった。今回も奇跡料理になったか」


死んだ目の士の頭と腰……腰?
とりあえず頭と腰には狼の耳と尻尾が生えている。
あの尻尾をもふもふしたい。


シンジ「あー……こう見ると僕って、まだマシな状態か…」


固定審査員組を見たシンジは十歳くらいの子供になった。
確かに、マシな状態だよね。


月音「うわ、克己の胸でかっ。GかHくらい?」

克己「揉むな!」

ゲイツ「ジオウは見るな」

ソウゴ「ゲイツに目隠しされてるから見えないよ…」


思わず克己の胸を揉む。
自分の胸を見てぺたぺた触ってから、トライアル一真がハイライト無しの目で克己を見たのは……そっとしておこう。
台風が来たからな。


翔太郎「月音だけでなく大道とトラ一真も性転換とは…!月音、どっちか押し倒せ!!いや、そのまま女体化大道の胸を揉み続けててもいいぞ、そのまま描くから!!トラ一真はそのまま月音に後ろから抱きついて首筋を舐めるとかしてくれ!!」

海東「やぁ、士、まさか君に狼の耳と尻尾が生えるとはね。その姿のまま魔王君を襲ってくれないかい?むしろ襲え!もちろん写真とか撮るさ!」

貴利矢「やべぇ、自分の理想がここにあった。女体化した大道とトラで百合百合してほしいし、男体化した月音とショタ化した辰巳でショタおにかおにショタしてほしいし、狼耳尻尾な門矢にはソウゴとゲイツを侍らせてほしいし。天国か?とりあえずまずは門矢と辰巳でおにショタを!その次に男体化月音による女体化大道と女体化トラの三人でレッツプレイで!」

リュウガ「ゲイツがジオウを目隠ししてるのもいいな、「お前が見るのは俺だけでいい」みたいな独占欲みたいなのを感じる!だがそこに割って入ってほしい気持ちがある!あ、辰巳、このメイド服着てから門矢に向かって「ご主人様」って言ってくれないか?」

エボルト「うんうん、いいねいいね~、このカオスっぷり!さぁトラ、この巫女服を着て月音を誘惑しよう!そうすれば既成事実も作れるぞ!!あー、でも女体化組のどっちかとショタ化辰巳のおねショタも捨てがたい…!」

克己・士・シンジ・ゲイツ「てめぇら、マジでふざけんなよ…」

月音「青蓮、ソウゴ、私達は会場から出ていましょうか。あ、エボルトは捕まえといてくださいね」


トライアル一真と準純粋組なソウゴを連れて避難。
ぶちギレたカオスクラッシャー組には一言告げておく。

実食 七番&八番の料理 5 ( No.264 )
日時: 2020/04/20 19:17
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

試食会場からは激しい戦闘音がするが無視。
途中でツクヨミを拾い、移動した先は挑戦者控え室。


トライアル一真「月音、何でここ?」

ソウゴ「なんか中も騒がしいし…」

月音「麻琴に頼んでたことがありましたからね。様子を見るに頼んで正解でしたが」

ツクヨミ「頼んでたこと?」


頭上に疑問符を浮かべる三人に微笑んでから、構える。
そして……そのまま思いっきり、扉を蹴破る。
今は最強ステータスなことと本気の蹴りをしたからか、扉は木っ端微塵になった。
後で直せばいいや。


麻琴「あー……月音とトライアルか?」

月音「いえす」

トライアル一真「そうだよ」

アスム「やっぱり……すみません、また…」


気にするなとアスムに伝えてから私は、床に転がるものを見る。


月音「で?これはどういうことかな?葛城巧」

葛城「いや、その…」


桐生戦兎の正体かつ、別の存在な天才物理学者であり…もう一人の仮面ライダービルドの変身者、葛城巧。
麻琴の手を覆う黒の手袋から伸びる糸で拘束された彼は青ざめる。
この野郎、マジで殴りたい。


月音「まぁ、予想はつきますが……裏回でしょう?」

麻琴「当たりだ、月音」

月音「やっぱり……誰か、説明してくれませんか?」


仕方ないので葛城を椅子にして座ると、挑戦者組は互いを見てから……すぐに説明してくれた。

実食 七番&八番の料理 後書き ( No.265 )
日時: 2020/04/20 19:17
名前: 月詠 (ID: Uj9lR0Ik)

後書き




「というわけで表側は終了!次回は裏回です!」

トライアル一真「ラスト奇跡理想とか今まで見たことないよ…俺達が知る限り…」

「これもトランプ神のお導きだから……さて、料理紹介です」

トライアル一真「七番はハヤシライスだよ、トマトがたっぷり使われてるけどあまり酸っぱくないから食べやすいよ!ちなみに伝言の毒味は気にしないでね!」

「八番は味つけとかが少し変わった肉味噌ですね。味つけに使われてるのはシンプルに味噌とショウガ、少しの砂糖です。挽き肉に茄子とピーマンが入ってますがこれはこれで美味しいですよ、リアル私の母が作る肉味噌はこのタイプですね」

トライアル一真「また次回~」