二次創作小説(新・総合)

結果発表 ( No.331 )
日時: 2020/09/30 16:32
名前: 月詠 (ID: tO5N9Mr.)

評価用紙を束ねながら、士と克己を見る。
ちなみに八番の奇跡料理の効果は切れ、元の姿に戻ってる。


月音「せめて着替えてきましょうよ…」

克己「問題ないからいいだろ」

士「色が変わったくらいだしな」

月音「空気に触れて黒くなってきてるから言ってるんだよ」


赤黒く染まった服の二人にツッコミを入れる。
シンジとゲイツは着替えてきたというのに……まったく…。
というかNEVERの服は元から黒いのに、さらに赤黒くなるって何なのさ。
少し呆れながら館内放送用のマイクの電源を入れる。


月音「これより第二回料理対決の結果発表を行います。まずは総合評価が五の方から……と、いきたいですがアクシデントがありましたので、先に特殊評価の三番と裏回を開催しやがったエボルトと葛城巧、てめえらからだ。三番はとっとと来い」


途中から素を出して話すと周りをが苦笑していた。
何で苦笑する?


トライアル一真「何で先に特殊評価と裏回の元凶から?他元世界だと最後辺りに呼び出すのに」

月音「まぁ、そうですが……精神衛生的に悪すぎるものはさっさと済ませて、最後はあっさりと終わらせたいじゃないですか?」

トライアル一真「なるほど」


納得してくれて何よりだよ。

結果発表 2 ( No.332 )
日時: 2020/09/30 16:38
名前: 月詠 (ID: tO5N9Mr.)

三番……つまりはあの惨劇の製作者である芦河ショウイチが現れると。


ソウジ「よし、殺す」

トライアル一真「落ち着いて」


目が本気なソウジがキレてた。
即座にトライアル一真が羽交い締めしたからなんとかなったが。
エボルトと葛城?
あいつらなら医務室から戻ってきた麻琴が投影した赤い布で足の爪先から口元までグルグル巻きだよ…。
あれ、Fateシリーズに出てくるマグダラの聖骸布だよな…。
ちなみにエボルトには私が作った、変身とか星喰いの力とかを封印する呪符をキョンシーみたいに貼り付けてる。


ショウイチ「いきなりだな!」

月音「あのクトゥルフを考えると当然だと思いますよ」


ソウジから評価用紙を奪い、ショウイチに渡す。
受け取ったショウイチがそれを読んで……。


ショウイチ「評価がKILL!?どういうこと」

月音「あ、そういうのいいんで。“WARP”」


魔法でお仕置き用の、前回の料理対決でエボルトを個人待機させてた部屋に送り込む。
直後、トライアル一真から解放されたソウジが生身でクロックアップしてんのかと思うスピードで、その部屋へと向かった。
さて……裏回開催者コンビを見る。
私の視線に気づいた麻琴が口元だけ解放した。
……………首から下は完全にグルグル巻きだけど。


月音「何で裏回をやった?」

葛城・エボルト「面白そうだから」

幻徳・龍我「少し俺と話をするぞ」


あ、二人がキレた。
“ワープ”で裏回開催者コンビを捕まえていなくなった二人を見送りながら、そう思った。


月音「……えー、次は総合評価が五の七番の方、試食会場に来てください」


気にしないようにしよう。
そう思って七番を呼び出した。

結果発表 3 ( No.333 )
日時: 2020/09/30 16:47
名前: 月詠 (ID: tO5N9Mr.)

現れたのは、まだ若干顔色が悪く少しふらつくカズマだ。
評価用紙を持って待機してたワタルは涙目になっている。


ワタル「本当にすみません!」

カズマ「ワタルのせいじゃないから……悪いのは裏回を開催した二人だから………あの二人は変身してからぶん殴るけど、あとで」


ワタルの頭を撫でながら、そう言うカズマだが……最後辺り、かなり小さく呟いたな。
今の私、最強ステータスだから聞こえたけど。
二人は評価用紙の交換を行う。


カズマ「カウンセリング、かぁ………うん…あとでお願いしよ……」

ワタル「そうしてください…」


なんとも言えない表情の二人を見て、思わず苦笑しながらマイクを手にする。


月音「次は総合評価が四の八番、来てください」


そう伝えると。


アスム「すみません、もう来てます…」


既にアスムがいた。
思わず驚いて全員で凝視してしまった。


カズマ「ここまで付き添ってくれたんだ、大丈夫って言ったんだけど…」

アスム「ふらついていたので心配しまして…」

全「あぁ……」


思いっきり納得した。
シンジがアスムと評価用紙を交換する。
ここは最高評価と、評価が高めの二人だから安心出来る。
……ミラクルクッキングと奇跡料理だけど。


アスム「あの、本当にすみません……また奇跡料理になってしまって…」

シンジ「俺もまた違うの作ったから気にしないで。パフェとご飯は合わないのは自覚してたし…」


お互いに苦笑する二人。
和やかに終わってるのを見ながら次を呼ぶことにした。


月音「次は総合評価が三の一番と二番、四番、六番の方々は来てください」


一気に減ったなぁと思いながらマイクの電源を切った。

結果発表 4 ( No.334 )
日時: 2020/09/30 16:55
名前: 月詠 (ID: tO5N9Mr.)

現れたのはフィリップと弦太朗、良太郎、戦兎の四人だった。
彼らの前に巧とヒビキ、剣崎、タクミが立って評価用紙を交換する。


フィリップ「なるほど、何もつけたりかけたりしない場合もあるのか…」

巧「まぁ、唐揚げは下味とかでちゃんと味付けされるからな…。冷や汁はネットで缶詰め使うやつあったから、それで探してみろ。俺もそれ見て作ったからな」

フィリップ「缶詰めか………分かった、調べてみるよ」

ヒビキ「あらー……しょっぱかったか…ごめんね?かけるルウとか試してみるよ」

弦太朗「そうしてください…」

良太郎「えと、火傷は大丈夫です…巧がフォローしてくれましたし…」

剣崎「そっか、良かったぁ」

戦兎「ちょっ、普通って何よ!?普通って!」

タクミ「普通は普通ですよ」

戦兎「何でよ!?」


あぁ、うん、和やかだなぁ。
思わずほっこりとしてしまった。
戦兎に関してはスルーだが。


月音「最後は総合評価が一の五番の方、来てください」


人数が少なめだからか、早く終わるなぁと思いつつ最後の一人を呼んだ。

結果発表 5&後書き ( No.335 )
日時: 2020/09/30 17:03
名前: 月詠 (ID: tO5N9Mr.)

紘汰がやってきてユウスケと評価用紙を交換した。
当然のことだが。


紘汰「やっぱり味が無かったか……ごめん…」

ユウスケ「気にしないで、忘れてたんだなって俺達も分かってたし」


そこに書かれてたコメントに落ち込んでいた。
うちでは各々が基本的に味付けせずに野菜炒めに好きな調味料をかけて食べてたんだが、やっぱり味付けした方がいいのか。
近いうちに調べようと思いつつ、口を開く。


月音「それではお仕置きですが……総合評価が二以下の方々は調理場の片付けと掃除をお願いします。これにて第二回料理対決を終了します。お疲れさまでした!」


そう言うとお疲れさまという声や、はーいという返事があった。
とりあえず、無事に終わって良かったよ。


――――――


後書き




「一年以上かかった料理対決も終了!逃走中も書かなきゃ…」

克己「シンフォギア編もな」

「あれが一番、時間かかりそうなんですよね…」