二次創作小説(新・総合)

実食 一番&二番 ( No.487 )
日時: 2022/05/04 23:21
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。

5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。

4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。

3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。

2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。

1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。

0・料理をするな。

※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう


お題「冷菓」


役割

固定審査員
月音、大道克己、レモンドール、ハットキッド

挑戦者
キャロル・マールス・ディーンハイム、風鳴翼、御劔燐、呉島貴虎、トライアル一真、ロールケーキ味クッキー、ドロシー・ウェスト、宝屋ミカ、八雲みたま、キッド

ランダム審査員
エルフナイン、天羽奏、ツキト、呉島光実、剣崎一真、勇敢なクッキー、東堂シオン、夜焔累、環いろは、レッドサン

伝言
ツクヨミ

成分分析&解析
ザルバオルタ

司会
城戸真司、リュウガ

医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
フィーネ

戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
立花響、雪音クリス
紫藤悠姫、終夜麻琴、窮奇


月音「さぁ、始まりましたよ!」

レモンドール「帰りたい」

月音「私も正直帰りたい」

レモンドール「なら帰りましょ?」

月音「ダメです」

レモンドール「ダメかぁ…」



※このシリーズは2021年05月頃に開始しています。

実食 一番&二番 2 ( No.488 )
日時: 2022/05/04 23:24
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

他元世界からのゲストがいるという、こちら側としては初の試み。
あとは仕上げだけだろうけど、不安なので調理場に耳を傾けてみた。


「あとはこれをかけて…」

「ねぇ、何作ったの?いくら先輩契約者とはいえそれは許さない」

「アイスだが?」

「なんか色が……」

「鮮やかで綺麗でしょ〜?」

「どうやったんだ、これ」


すごい不穏なのが聞こえた。
思わず頭を抱えたくなったが、なんとか堪える。
代わりに帽子を被った茶髪の少女に声をかけた。


月音「えーと……ハットキッド、で合ってますか?今更ですが本当に大丈夫ですか?」

ハットキッド「そうだけど、大丈夫って何が?」

月音「固定審査員になったことです。今回は激辛とかポイズンとかミラクルとかいないからまだいいですが、クトゥルフは確実なのでトラウマになりますよ」

ハットキッド「んー、大丈夫じゃない?」

レモンドール「心配するくらいならやらなければいいのでは?」

克己「それはそうなんだが…」

真司「今回は呉島さんが提案者だから、多分忘れた頃にやらされるよ」

リュウガ「俺が言うのも何だが、あいつもこの次元世界だとキャラ崩壊激しいからな…」

ザルバオルタ『大丈夫なのか、この次元世界』


ちょっと分からないですね。

実食 一番&二番 3 ( No.489 )
日時: 2022/05/04 23:30
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

まぁ、そんなこんなで話してたけど前日入りしてるし、冷やしたり固めたりであとは盛り付けだけだからね。
料理はすぐに終わり、ランダム審査員が入ってきた。


光実「本当に兄がすみません!」

月音「一番手が光実ですか。気にしてませんよ、開催する方向に進めちゃった私と克己が悪いので」

克己「気づいたら流されたからなぁ…」


入ってきて真っ先に謝罪してきた光実にはそれしか言えなかった。
ほんと、何で流されたんだ、自分達…?
気づいたら開催することになったから後戻り出来なかったしなぁ。
レモンさん巻き込んでやったけど。


真司「まぁ、ほら、光実くんも座って」

レモン「こうなったら美味しいものに当たるのを祈りましょ」


苦笑した真司が促し、レモンさんが手招きする。
確かに美味しいものに当たりたいよね。


光実「はい…」

ハットキッド「そういえば飲み物、結構熱めの麦茶だね」

真司「今回は冷たいのばっかりだから熱めのにしたんだ、お腹壊さないように。麦茶なのはただのお湯ってのもなぁってなって」

ハットキッド「あー、なるほど」

リュウガ「持ってきたぞ」


ハットキッドが納得していると、クロッシュを取りに行ったリュウガが戻ってきた。
それをテーブルに置いてリュウガは司会席に戻る。
立ち上がってクロッシュの蓋を掴む。


月音「オープンです」


蓋を開けて適当な場所に置いて中身を見る。

中にあったのは、五本の長方形のアイスキャンディー。
基本の色は白で、白に近い何かと赤い三角っぽい何かがゴロゴロ入っているっぽい…見える色的に。
持ち手部分なのか割り箸が刺さっている。


克己「パレタか」

ハットキッド「パレタ?」

克己「どこの国だったかは忘れたが、そこだと学校にも出るくらいにはメジャーなアイスらしい。果物がぎっしり入ってたり、サリグリアやクリームチーズで作られたりとかで人気…らしい。この間アイスについてフィリップが検索しまくっていた」

ハットキッド「へぇー」

レモンドール「フィリップの名前による納得の深さが桁違いなんじゃが」

光実「フィリップさんだから…」

月音「フィリップですからねぇ」

真司「フィリップくんだからなぁ」

リュウガ「怒涛のフィリップだからの三連発だな」


だってフィリップだし。


ザルバオルタ『解析が終わったぞ。白い理由はヨーグルトを使っているからだな』

ツクヨミ『伝言もあるわ。「夏にたまに弟に作ってるのを選んだ。まずいと言われたことはないから大丈夫だとは思う」ってある』

光実「弟持ちは二人いますが、兄さんじゃないから安心して食べれます」


ものすごく安心した表情で言う光実に思わず苦笑した。
とりあえずクロノスウォッチのボタンを押してからアイスキャンディーを配ってから自分も席に戻り、それを一口かじってみる。


月音「あ、美味しい。ヨーグルト部分はちょっと甘さ強めだ」

ハットキッド「いちご入ってる、これ!」

レモンドール「バナナもあるねぇ、どっちも少し酸っぱかったり、そんなに熟してないのか甘さ控えめだからかちょうどいいよ」

克己「しょっぱなから安心して食えるのは本当に助かる…」

光実「僕としても兄さんのが出なくて良かったです…」


まぁ、それは確かに。





総合評価 ☆4


月音の評価 ☆4
ヨーグルト部分が個人的にも食べやすくて美味しい味でした。
前から思ってるんですが、あなたのロードローラーどうなってるんです?

大道克己の評価 ☆4
変な質問してる月音は無視してくれ。
ヨーグルト使ってるから栄養的な面でもいいな、これ。
夏になったら弟やお前の熱中症とかにも気をつけろよ。

レモンドールの評価 ☆4
いやー、美味しかったです。
これで終わりですよね?
え、違うの?(´・ω・`)ソンナー

ハットキッドの評価 ☆4
アイスおいしかったよ、ありがとー!
この次もおいしいの出るかなぁ?

呉島光実の評価 ☆4
あなた程じゃなくてもいいんですが、何でこの世界の兄さんは料理の腕前があれなのかと本気で疑問に思いました。
これ、作り方教えていただきたいのですが大丈夫でしょうか?

実食 一番&二番 4 ( No.490 )
日時: 2022/05/04 23:35
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

少し複雑ながらも嬉しそうにしながら光実が試食会場を出る。
すれ違うように入ってきたのは、ガングニールの装者の一人であり歌姫である天羽奏。


月音「あ、奏だ」

レモンドール「二連続で月音さんのとこの人ですね」

月音「ランダム審査員、私側とレモンさん側の一人ずつ出して二人制にすれば良かったかな…」

レモンドール「選出大変だからやめて」

奏「真顔だなぁ」


真顔で言い放ったレモンさんに苦笑する奏はランダム審査員席に座る。
その間に真司が冷菓を取りに行った。


克己「天羽は誰のが来てほしいとかあるか?」

奏「もちろん、翼のかな?……ちゃんと出来てるか不安な部分あるけど」

ハットキッド「そうなの?」

奏「家事が苦手だから……でも簡単なのもあるから、ちゃんと作れる、はず…うん……」

月音「ちゃんと作れるって信じてあげて」

克己「相方のお前が信じてやれよ…」

レモンドール「目ぇ逸らしてる…」

リュウガ「だんだん声も小さくなってる…」


なんとも言えない表情をする奏に苦笑してると、クロッシュを持った真司が戻ってきた。
テーブルに置かれたそれの蓋を掴んで開けると…。


月音「……?ビール?」


人数分の、小さなジョッキみたいなのに入った、ちょっと黄色みが強いビールがあった。
泡もちゃんとある。
え、何でビールがあんの?
思わず困惑しながらクロノスウォッチのボタンを押して時間を動かし、ビールを配る。
スプーンもあったからそれも配ったけど………どうしよう。
私、酒とか嫌いなんだが…炭酸も…。


ザルバオルタ『解析終わったぞ、ビールに見えるがこれ実際にはリンゴジュースだな。他にゼラチンやレモン汁成分が出てる』

ツクヨミ『伝言には「ビール風ゼリーっていうののレシピ見つけたから作ってみた、月音の好きなリンゴジュースにしたよ!アルコールはないから安心して」ってあるわ』

月音「ん゙っ」


作ったのが誰か察してしまって変な声が出た。


レモンドール「あ、分かったんです?」

克己「俺も分かった。うちサイドだな」

ハットキッド「泡の部分がしゅわしゅわするー」

奏「甘みが強いジュースだったのか、ちょうどいいくらいだね」

リュウガ「描いていいのか?」

真司「真顔で聞いてくんな」


周りの声を無視して、ゼリーを食べる。
あ、柔らかめだ、これ。





総合評価 ☆3


月音の評価 ☆3
蓋を開けたらビールだったから、最初軽く混乱した。
解析したらリンゴジュースだから食べたら食べたで、見た目からの味の連想でやっぱりちょっと混乱したよ。
でも美味しかった。

レモンドールの評価 ☆3
なんか月音さんのタメ口をこうやって文字で見れると思わなかった…。
柔らかめに作られてるからか、食べやすかったです。
好みとか把握してるんです?

大道克己の評価 ☆3
レモンドールの質問に答えるなら、把握してる最中らしいぞ。
飲み物は完全に把握してるのは知ってる。

ハットキッドの評価 ☆3
泡がしゅわしゅわしてて、黄色いところがつるんってしてておいしかったよ!
これ面白いねー。
見た目がビールみたいだから、なんかお酒をゼリーにして食べてるみたい!

天羽奏の評価 ☆3
初めてゼリー見た時、何人か戸惑ってる表情でちょっと面白かったよ。
リンゴジュース使うのは、ビールと色合いが似てるからかね?
泡もリンゴ味だったから、これもジュース使ったんだろうなぁって思ってる。

実食 一番&二番 後書き ( No.491 )
日時: 2022/05/04 23:40
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

「めっちゃ時間かかりましたが、実食編スタートです!」

克己「本当に時間かかったなぁ」

「なかなか書けなかったんです…。今回出たのは一番がヨーグルトアイスです、ヨーグルト部分は甘みが強めの甘酸っぱさです!一口サイズになったいちごとバナナがごろっと入ってるので、かじった位置などで食感や味の加減が変わります」

克己「二番はリンゴゼリーだ、見た目はビールっぽいがビールじゃない。泡部分がしゅわっとするが、炭酸感はないから苦手な奴も食えるぞ。柔らかめだから、硬めが好きなやつは苦手かもな。甘みが強いリンゴジュースだったのか、砂糖がなくてもちょうどいい甘さだ」

「次回はいつになるか分かりませんが、ではまた次回!」