二次創作小説(新・総合)

スマホに買い換える話 ( No.509 )
日時: 2022/07/01 19:13
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

朝、愛用してるガラホを片手に麻琴が言ってきた。


麻琴「月音ー、携帯の塗装剥がれたから携帯ショップで新しいのに買い換えたいんだがついてきてくんない?」

月音「ちょっと待て」


何で私にそれを言ってくる?
え、窮奇は既にスマホだから言いにくい?
だから最近までガラホ使いだった、今はスマホ使いの私に言ったの?
えぇー…どうしろと…。
あ、引き継ぎしたい中のデータはパソコンに移してコピーしたんだ…。
そこはパソコン使えないというか持ってない私との違いか…。


月音「というかどんだけ剥がれたんだよ」

麻琴「こんぐらい」


見せられたガラホは……うーん、見事だな。
蓋に当たる部分側、あの画面とかついてる部分の外側。
そこの塗装が剥がれ、透明になっていて見事に中の基盤的なのも見えている。
あぁ、これは買い換えるわなと納得した。


麻琴「まぁ、一番の理由は提供サービスって言えばいいのか?とりあえずガラホだと見れないし、処理が重いのか表示されないサイトや動画が増えてきたからってのがあるが」

月音「お前それウチと同じ理由……とりあえずちょっと待ってて。他にも人呼ぶわ」


スマホの機種関連に強くて、アプリに関しても助言してくれそうな人…。
あ、あの二人ならいいかな?

スマホに買い換える話 2 ( No.510 )
日時: 2022/07/01 19:17
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

見本のスマホを選びながら話をする十代コンビを眺めつつ、コーヒーのとこに置いてあった飴入れから取ってきた飴を包装紙から出して食べる。


永夢「ちょうど休みだから良かったですが……休みじゃなかったらどうする気だったんですか?」

月音「その時は違う人呼ぶ気でした。私も今持ってるのが初スマホだから詳しくないんで、なるべく詳しい人を」

永夢「だからって何でソウゴくん?」

月音「人間であり年齢が十代で、スマホに詳しそうな人……って考えたらソウゴとニコしか浮かばなかったんです…ニコは用事があるからと断られました…」


他の人達はどうだったっけとなったしなぁ…。
遠い目をすると、永夢がなんとも言えない表情をした。


麻琴「これどうやったら待ち受け画面に戻るんだ?」

ソウゴ「それはこうやって…」

麻琴「ふーん………戻らない」

ソウゴ「やり方がちょっと違ったからね、こう…」


レクチャーしてんなぁ…。
小さくなった飴を噛み砕きながら、窮奇にメールする。
内容は「見本でスマホ選びなう」。


月音「それから、スマホの料金設定やら何やらの時に一緒に聞いてほしいです……私には呪文にしか聞こえないんです…」

永夢「あぁ、うん…いいですよ」

月音「ありがとうございます…」


どうしてもどっかの国の魔法の呪文にしか聞こえないんだよ…。

スマホに買い換える話 3&後書き ( No.511 )
日時: 2022/07/01 19:22
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

ホームボタンがあるスマホに買い替えて契約し、館に帰ってきてから。
順一郎さんからメールが来ておつかいを頼まれたソウゴが先に帰り、今は永夢がアプリについて教えてる。
使わないアプリはアンインストールしたり、欲しかったりするアプリはインストールしたりとするやり方とか。
よく動画を見るというので、動画系のアプリも教えようとしたみたいだがそれはネットで調べたブラウザ版のを使うからと断れていた。


永夢「そういえばさ、麻琴ちゃん。よく動画見るって言うけど何を見てるの?」

麻琴「最近主に見てるのは面白いことが起こってる時の動物系だが……あ、ウチの能力的に使えそうだなってのがあったからそれもだな。そっちは見るってより、聴くだけど効果とか調べて本来の効果より簡素にして分かりやすくなるようにしているところだ。聴くだけでも楽しいし」

永夢「へぇ……なんか言い方的にアニメか何かっぽいね。どういうの?」

麻琴「アニメじゃなくてゲームだな。「アルトネリコ」シリーズというんだが、それのうた魔法で…」


アルトネリコかぁ。
……やったことはないけど、久々に詩魔法のやつ聴こうかな…。


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後書き





ぽんと浮かんだので書いた、短いお話。
時系列的にはシンフォギア編の直前辺りです。
ちなみに麻琴のガラホ塗装剥がれは実際にリアル私に起こったことです……すぐにスマホにしたのではなく、白いガラホを経由してからですが、自分は。
それではまた次回にて!