二次創作小説(新・総合)
- 実食 五番&六番 ( No.519 )
- 日時: 2022/07/29 22:50
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。
5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。
4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。
3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。
2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。
1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。
0・料理をするな。
※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう
お題「冷菓」
役割
固定審査員
月音、大道克己、レモンドール、ハットキッド
挑戦者
キャロル・マールス・ディーンハイム、風鳴翼、御劔燐、呉島貴虎、トライアル一真、ロールケーキ味クッキー、ドロシー・ウェスト、宝屋ミカ、八雲みたま、キッド
ランダム審査員
エルフナイン、天羽奏、ツキト、呉島光実、剣崎一真、勇敢なクッキー、東堂シオン、夜焔累、環いろは、レッドサン
伝言
ツクヨミ
成分分析&解析
ザルバオルタ
司会
城戸真司、リュウガ
医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
フィーネ
戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
立花響、雪音クリス
紫藤悠姫、終夜麻琴、窮奇
月音「前回、扇風機やエアコンが壊れてて真夏で豪雨のせいで窓を締め切っている部屋で茹ってから、晴れて窓を開放して雨上がりで冷えた空気を取り込んだ時みたいな落差を感じた」
レモンドール「例えが独特すぎません?」
- 実食 五番&六番 2 ( No.520 )
- 日時: 2022/07/29 22:55
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
満足げなシオンが会場を出ると、その少し後に次のランダム審査員が入ってきた。
動きやすそうなラフな服装なのに何故か赤い法被も着た、眼鏡で銀髪の男性────夜焔累だ。
レモンドール「お、ルイだ」
累「さっき、すれ違った時にものすごく嬉しそうな様子でしたが…」
レモンドール「美味しいのが出たからね、四番で」
累「そうですか…」
そう言ってランダム審査員用の席に着く累。
……なるべくうちの浅倉に会わせないようにしなきゃなぁー。
たまにあいつ、ふらっとっていう感じに入り込んできてることあるし。
今は料理対決の最中だから大丈夫だろうけど。
リュウガ「今回は料理が出来る者の方が多いからわりと安全なんだがな。貴虎は除いて」
真司「食べれないだけで安全って意味もあるからね……」
クロッシュを持って戻ってきたリュウガの言葉に、真司が遠い目をする。
貴虎は……うん…。
頭を抱えそうになったけど、先に冷菓だね…。
テーブルの上に置かれたクロッシュの蓋を取った。
ハットキッド「あ、コーン付きだ!」
現れたのは、アイスを乗せる部分が四角形になっているコーンに、角錐の形に盛られたアイス。
コーン部分に薄い紙が巻かれていて、アイススタンドに挿されている。
アイスは僅かに黄色みを帯びた白色で、小さな黒い粒が見える。
バニラのアイスで、粒はバニラビーンズだろう。
クロノスウォッチのスイッチを押し、配ってから実食してみる。
自分が知ってるアイスより濃厚な味だが、口当たりはさっぱりしてる。
さっぱりしてて滑らかだ。
バニラの香りもすごいする。
レモンドール「これジェラートか、うま」
累「ということは彼女ですか…」
克己「分かるのか?」
累「まぁ、一応は…」
月音「久しぶりにジェラート食べた…」
ハットキッド「おいしいのがいっぱいでいいねぇ」
ハットキッドの言葉に思わず遠い目してしまった。
これが今回みたいなメンバーじゃなければ、わりと地獄なんだよなぁ…色々と……。
総合評価 ☆5
月音の評価 ☆5
食べてる時も言いましたが、久々にジェラート食べました。
美味しかったです!
大道克己の評価 ☆5
アイススタンドとかよく見つけてきたな、というかよくバニラビーンズ買えたな…?
予算足りたのか…?
レモンドールの評価 ☆5
あなたが作ったものみたいに平和で美味しいもの食べて終われるといいんだけどねぇ。
これからもよろしく
ハットキッドの評価 ☆5
ジェラート食べてさっぱりした!
シンプルなのもいいね!
夜焔累の評価 ☆5
美味しかったです。
- 実食 五番&六番 3&後書き ( No.521 )
- 日時: 2022/07/29 23:01
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
出て行く累と入れ替わるように会場に入ってきたのはツキトだった。
………うん。
月音「武器出すか」
ツキト「確かに第一回で僕の番でポイズンケーキ出たけど、クトゥルフを警戒しなくてよくない?」
克己「前回ちゃっかり解毒剤作って服用してから試食しに来た奴が何を言う」
ツキト「いくら不老不死とはいえ毒は純粋に苦しいし痛いから事前に服薬するのは普通じゃない?」
月音・克己「普通じゃないんだよ」
ツキト「解せぬ」
解して。
不満そうな表情でランダム審査員席に座ったツキトを見ながら切実にそう思った。
レモンドール「事前に解毒剤服用してから来るとか根本的解決じゃないんだよなぁ…」
ハットキッド「?」
リュウガ「ハットキッドは気にしなくていいから」
遠い目をするレモンさんにちょっと申し訳なくなった。
あとハットキッドは、うん、本当に気にしなくていいからね?
真司「ま、まぁ、今回は貴虎さん以外で警戒しないといけない人はもう出たじゃん?」
苦笑しながらクロッシュを持って戻ってきた真司の言葉に、思わずあー……という声が私の口から出た。
まぁ、そうなんだがなぁ…。
とりあえずテーブルに置かれたそれの蓋を取る。
ハットキッド「ゼリー……かな?」
ハットキッドが若干戸惑ってる。
いや、戸惑うわな、これは。
透明なガラスのカップに黄緑色の液体が入ったもので、スプーンが添えられてるが………透明度が高い。
四番のと似た感じかと思ったが、底の方になんか少し沈殿してるのも見える。
え、なんだこれ?
クロノスウォッチのスイッチ押して時間動かして、くば……待って、表面揺れてる!?
ザルバオルタ『解析したけど……メロンとゼラチンしかないな、というかこの液体は果汁なのか…』
ツクヨミ『伝言もあるけど……「いいメロンをもらったのでゼリーにしようと決めて絞ってから作り、時間ギリギリまで冷やしたが何故かまったく固まらなかった……すまない…」ということみたいね…』
ツキト「もしかして加熱しなかったか、加熱したけどゼラチンを溶かす分だけの全体的には少ない量でやったのかな?もしくはゼラチンが少なかったか加熱しすぎたか。今回のメロンもそうだけど、パイナップルやキウイとかはタンパク質を分解する酵素が多いから、タンパク質で出来たゼラチンだと分解されて固まりにくくなるけど…」
ザルバオルタ『ゼラチンはこの果汁の量だと適切な量だな』
ツキト「なら加熱が足りない、もしくは加熱し過ぎ。加熱が足りなかったら分解されて、し過ぎると固まるチカラが弱くなるからね」
知らんかった情報にへぇーとなった。
とりあえずゼリー未遂のゼラチン入り生搾りメロンジュースを飲むことにした。
うん、いいメロンなんだろうね?
めっちゃいい匂いするし、意外と上品な甘さなんだけど……地味にゼラチンの味が見え隠れしてる…。
総合評価 ☆1
月音の評価 ☆1
不味くはない、不味くはないんですよ?
けど、うん……ジュースになっちゃったんで…
大道克己の評価 ☆1
趣旨から外れたから、この評価だな……もしもジュースだったら、多分評価は上だったはずだから…
レモンドールの評価 ☆1
ゼラチンの味も感じられるジュースでした…
ハットキッドの評価 ☆1
えっと、元気出して?
ジュースおいしかったよ?
ツキトの評価 ☆1
僕でいいなら今度、メロンとかキウイとかを使ったゼリーの作り方を教えますね。
とりあえずまずはどう加熱したか教えてくださいね
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後書き
「六番はとある人の動画で見たものやそこのコメントが元ネタです、ゼラチンの加熱関連は調べました」
克己「いや、これ本当にただのゼラチン入り生搾りジュース…」
「動画の投稿主も驚いてましたね…。ちなみにバニラビーンズは調べたらめちゃくちゃ安く買えるところもあるらしいです」
克己「そうか………五番はバニラジェラート、シンプルだが濃厚な味わいだ。口当たりとかはさっぱりしている。香りもいいぞ」
「六番はゼラチン入り生搾りメロンジュースです、味や匂いはすごくいいです。味はゼラチンを少し感じますが気にせず飲めます」
克己「液体で出た時にスライム系のクトゥルフクッキングかと身構えたがな」
「分かる。それではまた次回!」