二次創作小説(新・総合)
- 実食 九番&十番 ( No.554 )
- 日時: 2023/08/13 07:59
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
実食 九番&十番
採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。
5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。
4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。
3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。
2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。
1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。
0・料理をするな。
無・一緒に謝罪行脚しような。
※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう
お題「冷菓」
役割
固定審査員
月音、大道克己、レモンドール、ハットキッド
挑戦者
キャロル・マールス・ディーンハイム、風鳴翼、御劔燐、呉島貴虎、トライアル一真、ロールケーキ味クッキー、ドロシー・ウェスト、宝屋ミカ、八雲みたま、キッド
ランダム審査員
エルフナイン、天羽奏、ツキト、呉島光実、剣崎一真、勇敢なクッキー、東堂シオン、夜焔累、環いろは、レッドサン
伝言
ツクヨミ
成分分析&解析
ザルバオルタ
司会
城戸真司、リュウガ
医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
フィーネ
戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
立花響、雪音クリス
紫藤悠姫、終夜麻琴、窮奇
月詠「これでラスト実食!」
レモンドール「長かったなぁ…」
- 実食 九番&十番 2 ( No.555 )
- 日時: 2023/08/13 08:04
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
エルフナインが試食会場から出て、すぐに私は他の審査員達を見る。
月音「さっきまで出てきたものの傾向や伝言での口調から考えるに、残りはそれぞれ両サイド一人になりましたが…」
レモンドール「うちのは大丈夫だと思いますが…」
克己「問題はうちの元凶なんだよなぁ…」
ハットキッド「また目が死んでる」
気にせんといて。
ただ、うちのが先に来る確率がやたら高いのが不安になっただけで…。
剣崎「……月音と克己とレモンドールさんの目が死んでないか?」
ツクヨミ『まだクトゥルフが発生してないことから察して…』
剣崎「あぁ…」
どうやら九番目のランダム審査員だったのか、剣崎が入室してきて私達を見るなり首を傾げていたがツクヨミの言葉で納得していた。
納得しちゃうのか……そうか……。
剣崎「とりあえず今はどんな感じ?」
克己「ちょうどどっちも残り一人ずつってところだ」
レモンドール「無事に終わらない可能性が高そうで嫌だ…」
ごめんなさい。
言葉には出さずに謝ってると、警戒しているのか二人で冷菓を取りに行っていた司会コンビが戻ってきた。
真司「それなんだけど大丈夫そう!」
リュウガ「上手くやれば被害は出ないぞ」
二人がそう言って、テーブルの上にクロッシュを置いた。
どういうことだと思いながらも蓋を開けると、そこにあったのは審査員の人数分のバニラアイス。
ラーメン屋でよく見かける器に、少し歪んではいるが丸く盛りつけられていてスプーンが添えられている。
月音「………なるほど、被害なくなりましたね!食べよっか!」
レモンドール「無くなってない無くなってない無くなってない!被害無くなってませんよ!?」
克己「……あ、いや、月音の考え分かったわ。被害無くなったから食うぞ」
剣崎「ほんとに大丈夫なのか…?」
ハットキッド「ほんとに被害なくなったの…?」
なくなったよ。
最後の挑戦者が誰か分かったし、あいつなら遠慮はいらんな。
料理対決での、今までとはちょっと違うお仕置きも思いついたし。
うん、大丈夫だね。
ツクヨミ『ちなみに伝言だけど、「調べて見つけたレシピと、バイト先の盛り付けとか参考にしたけど多分普通くらいだと思う」ってあるわ』
レモンドール「バイト先って言葉で誰が作ったか分かりましたね」
確かに。
試食はしましたが、味は普通に手作りバニラアイスって味だった。
けど、最後のことを思うと普通に美味しかった。
総合評価 ☆3
月音の評価 ☆3
本当に最後があなたじゃなくてよかったです、助かりました
大道克己の評価 ☆3
レシピも良かったんだろうし、作る時に変なことしなかったからだろうな。
普通に美味かった。
是非ともこのままでいてくれ
レモンドールの評価 ☆3
なんか前二人が切実な表情で書いてるんですよね…
ハットキッドの評価 ☆3
たまに氷みたいなのがあってぽりぽりしてた、これはこれでおいしいね!
剣崎一真の評価 ☆3
変に食感が悪かったりとかしてないから、ちゃんとアイスに出来てるよ。
自信持っていいレベルでちゃんとアイスになってるから
- 実食 九番&十番 3 ( No.556 )
- 日時: 2023/09/20 16:01
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
剣崎が試食会場を出てから。
私は魔法で小さい冷凍庫と、小さい冷蔵庫を召喚する。
アイス用と飲み物用のものだ。
どちらも共用のもので、買ってきたものとか手作りしたものとか入れてる。
個人のものは名前が書けるシールを貼り、それがないものは誰が飲んだり食べたりしてもいいルールがある。
ちなみに電力じゃなくて、館内に漂う空気中の魔力で動いているタイプだから館の中だったらどこでも使える。
先に冷蔵庫を開けて飲み物を探していると、赤毛の青年───「モンキーキッド」のレッドサンが入ってくる。
レッドサン「……何をやってるんだ?」
レモンドール「さぁ…?」
月音「最後のは食べれないやつなんで、代わりのもの用意しようと思って…」
作ったの誰か分かってるし。
ハットキッド「…食べる人が自分で食べたりするの出したりしていいのかな…?」
克己「死ななかったらいいんだよ」
真司「司会権限で最後のやつ見たんだけど、持ち手が倒れてるヤカンの口から鎧つけた右手が生えてた」
リュウガ「クロノスウォッチで時間止めてるとはいえ、正直触りたくも運びたくもなかった」
ツクヨミ『伝言ないから確信犯ね、絶対』
ザルバオルタ『解析したくねえ…』
えぇ…、と分かりやすく引いてるハットキッドを横目に、アイスコーヒーとコーラ、メロンシロップ、炭酸水、りんごジュースを取り出す。
魔法で温度を保たせつつ、冷蔵庫と冷凍庫を召喚したのと同じ魔法を使って人数分のグラスを魔法で召喚。
少し長めの、お店とかで見かけるようなそれらのうち一つに冷凍庫から出した氷を入れながら尋ねる。
月音「コーヒー、メロンソーダ、コーラ、りんごジュースならどれにしますー?選択肢はこの四つですけど」
レモンドール「コーヒーでも大丈夫ですよー」
レッドサン「同じく」
ハットキッド「メロンソーダで!」
真司「コーラにしよっかな」
リュウガ「気分的にコーラ」
克己「コーヒー」
ツクヨミ『メロンソーダにしようかしら』
月音「おかしいな、ウチ以外にりんごジュース選択する人がいない」
とりあえずコーヒーの人用に、燐が前に作った、コーヒーで作った氷を冷凍庫から出して三つのグラスにたっぷり入れる。
残り四つのコップにも普通の氷はたっぷりと……。
そこから溢れないようにしつつ、これまたたっぷり飲み物を注いでいく。
メロンシロップは炭酸水と混ぜるし、プラスチックのストロー差すけど。
んで、冷凍庫の奥に入れてた、箱に入れられた業務サイズのアイスを取り出す。
なんか……前にツキトと悠姫が通販で買ったんだけど、思ったより多すぎて余ったんだよね…。
4リットルあるんだってさ、これ……思わず「おばか」って言っちゃったけど、さすがに二人とも反省してたな…。
そんなことを思い出しながら、魔力で体を強化してアイスをすくうあの道具でまん丸にしながらすくってそれぞれのグラスに乗せる。
持ち手が長めのスプーンを添えて…。
月音「コーヒーフロート、メロンソーダフロート、コーラフロート、りんごジュースフロートの完成!ツクヨミには魔法使って送りますね、他の方は各自で自由にお取りください」
ツクヨミ『ありがとう!』
レモンドール「いただきます。市販のもの組み合わせたりとかしてるからか、安定に美味しいですねぇ」
レッドサン「この氷はコーヒーか。溶けても味が薄くならなそうでいいな」
克己「アイスコーヒーの味からして作ったの燐だろうな、何回か飲んだことある。そしてそのアイスの箱めっちゃ見覚えある」
ハットキッド「ん〜、しゅわしゅわひんやりしておいしー!」
真司「かき混ぜてるのになかなかアイス溶けない…」
リュウガ「冷凍庫からほぼ出したばかりなのを見たろ」
こうやって最後の実食はトラブル回避出来ました。
けど、評価の紙は私だけで書くし、他の審査員達には書かなくていいと伝えておいた。
総合評価 無
月音の評価 無
真司からヤカンから手が出ていたとは聞いている。
お前ほんとに何を作りやがった?
大道克己の評価 無
(白紙)
レモンドールの評価 無
(白紙)
ハットキッドの評価 無
(白紙)
レッドサンの評価 無
(白紙)
- 実食 九番&十番 後書き ( No.557 )
- 日時: 2023/08/13 08:13
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
後書き
「途中煮詰まって書けなくなってました、ようやく書けました!今回は順番の予想なしです!」
克己「さて、恒例のつくられたものの説明だ」
「今回は例外ありですがね。九番はシンプルなバニラアイス、手作りであるが故に食べる箇所によるちょっとした味のムラはありますが気にならないレベルです。たまにちっちゃな氷がありますが、作る過程でおそらく出来た結露などが凍ったものかと、食感にアクセントを生んでくれました」
克己「そして例外枠、まさかの審査員がお題のものをその場で作る!」
「コラボ以前に何もないのはあれかなと…」
克己「確かに……コーヒー以外は全部市販のものの組み合わせで、まずくはない安定の美味しさ。りんごジュースはマイナーかもしれんが、調べたら普通に出てくるから、不味くはないと思う」
「アイスコーヒーは燐が淹れたもんなのでまずくはないです。ちなみに評価が無いのは十番が作ったものじゃないし、ドリンクかデザートのカテゴリだからという理由です。
ではまた次回!」