二次創作小説(新・総合)

結果発表 ( No.559 )
日時: 2023/12/31 23:29
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

結果発表




採点方法
六段階で表します。内訳は以下の通り。

5・もはやプロレベル、お金を払ってまでも毎日食べたいほどです。

4・レシピに忠実だが個性や遊び心を感じさせる美味しさです。

3・良くも悪くもレシピ通り。普通レベルですね。

2・ちょっと失敗してますが頑張ったのは伝わります。慌てず、落ち着いてやりましょう。

1・不味いですが改善しようとしてるのは分かります。高評価組の料理のお手伝いから始めましょう。

0・料理をするな。

無・一緒に謝罪行脚しような。

※評価は増える可能性があります、その場合は審査員達で話し合いましょう


お題「冷菓」


役割

固定審査員
月音、大道克己、レモンドール、ハットキッド

挑戦者
キャロル・マールス・ディーンハイム、風鳴翼、御劔燐、呉島貴虎、トライアル一真、ロールケーキ味クッキー、ドロシー・ウェスト、宝屋ミカ、八雲みたま、キッド

ランダム審査員
エルフナイン、天羽奏、ツキト、呉島光実、剣崎一真、勇敢なクッキー、東堂シオン、夜焔累、環いろは、レッドサン

伝言
ツクヨミ

成分分析&解析
ザルバオルタ

司会
城戸真司、リュウガ

医療班
一部除くエグゼイド組&医者ライダー達
鴆一派
黒の教団本部所属の科学班
光夏海
フィーネ

戦闘班
相川始、橘朔也、上城睦月
立花響、雪音クリス
紫藤悠姫、終夜麻琴、窮奇


月音「今回のに関してメタなこと言うと、他のことやったり書いたりしつつも、例外を除いた呼び出しの順番どっちからにしようかでマジで悩んでたら時間かかった」

レモンドール「あ、そうなんだ」

結果発表 2 ( No.560 )
日時: 2023/12/31 23:32
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

今回はこの次元では初めて、料理対決で一回もクトゥルフクッキングによる騒動が起きなかった。
なので連絡してランダム審査員には全員集まってもらい、今はすぐにでも発表が出来るように準備する。
といっても、評価用紙をランダム審査員に渡して、私が電源入れたマイクの調整をしてるくらいだが。


月音「これより第三回料理対決の結果発表を行います。呼ばれた方は試食会場までお越しください。まずは総合評価が五の方からとなります。しかし今回も例外評価がされた方がいますので、まずはそちらからです。十番の方、来てください」


電源を切っていたら、隣にいたレモンさんが何か言いたげにこっち見てた。
え、何?


レモンドール「……まずそこから行くんですか」

月音「今回のは被害出てないから最後でも良かったんですけど制限時間考えると、どうしても最初にしないといけなくて……それに結果発表終わったら、自分達の罰も兼ねて私と克己で挑まなくちゃいけないし…」

克己「えっ」

レモンドール「制限時間?」


後で説明しますね、とだけ伝え、出入り口を見つめた。

結果発表 3 ( No.561 )
日時: 2023/12/31 23:36
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

まぁ、やっぱりというかなんというか。
貴虎がやってきたのを見て、私は頭を抱えそうになった。
そんな貴虎は不思議そうな表情をしている。


月音「お前なぁ…」

貴虎「月音、聞きたいんだが何でクトゥルフ騒動が起きないんだ?」

月音「貴虎で最後なんだから、本来はやらないだろう方法で騒動を起こさないようにしたんですよ。というか、評価用紙にも書いたが何を作ったんだお前」

貴虎「アイスだが」


思わず黙ってしまう。
何でうちのクトゥルフクッキングメイカーは、器にするものにツッコミどころしかないものを選ぶの?
そんなことを疑問に思っていると、レッドサンが評価用紙を渡していた。


レッドサン「評価用紙は書かなくていいと言われたから書かなかったが、アイスが何で手が出てきたヤカンになるんだ…?」

貴虎「最初は生クリームと牛乳を片手鍋で温めてたんだが、何故か量が増えて溢れそうになったからヤカンに入れ、気づいたら手が生えてた。面白そうだからそのままクロノスウォッチで時間止めて提出を」

月音「わざとか、てめぇ、反省しに行け」


途中から嬉々として語る貴虎を、魔法で別室に送り込む。
別室はお仕置き部屋となっており、今回のために即席で作り上げた。
視覚にだけ作用するように調節した、主に図書室で使ってる、監視カメラ代わりの魔法で別室の様子を見る。
部屋の隅にはヤカンが転がっていて、中身は無いのか何もこぼれていない。
あのヤカンは右手が生えてたやつだな…。

部屋の中央では斬月・メロンアームズに変身した貴虎が、緑を基調とした衣装を着た少女と戦っている。
武装したメイド服のような衣装で腰までの茶髪、琥珀色の瞳の彼女を私は知っている。
最近…というか、わりと前からプレイをサボってしまってる「アルケミアストーリー」で、YOMEとして作った“悠姫”だ。
何であの子がクトゥルフ料理として召喚されたんだ…。
本気で疑問に思いながら、YOME悠姫を見る。
無表情に戦っている彼女は、二種類の風属性の攻撃魔法で攻撃、四種類のバフで自己回復と防御を固めている。
悠姫と同じ容姿だから攻撃しにくいのか、躊躇いが見られるな…貴虎…。


月音「えー、次は総合評価が五の四番、五番、七番、八番の方は試食会場に来てください」


監視カメラ代わりの魔法の発動を切り、次の人達を呼ぶ。
まぁ、あいつには頑張ってもらおう。

結果発表 4 ( No.562 )
日時: 2023/12/31 23:40
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

やってきたのは燐、ミカ、ドロシー、キャロルだった。
シオンと累、いろは、エルフナインがランダム審査員として自分が担当した挑戦者へと評価用紙を渡した。


燐「五が取れたのは良かったが、八人分とはいえ量多かったろ、口の中大丈夫か?甘すぎたりとかで」

シオン「酸っぱいものやお茶のおかげでそれは大丈夫だ。紛華奢靡であり、美味しかったので目でも味でも楽しめる、素敵なスイーツだった」

燐「ふんかしゃび……?」


知らない四字熟語が出てきて燐がきょとんとした表情になった。
ちなみに後に調べたところ、紛華奢靡とは非常に派手で煌びやかなことらしい。


ミカ「あ、ルイが食べてくれたんだ!」

累「ええ……美味しかったです。前より、舌触りが滑らかにもなってましたし…香りも良かったです」

ミカ「ホント?良かったー」


安心したように微笑むミカ。


ドロシー「やった、星5だ!」

いろは「確かにサンデーも美味しかったけど、器になってた春巻きの皮も面白かったなって。良ければ、作り方を教えてもらえると…」

ドロシー「いいよー。わりと簡単だし、参考にしたレシピも教えるね」


なんかほのぼのしてる…。


キャロル「エルフナインが食べたのか」

エルフナイン「はい!タルトの模様でもしかしたらキャロルかなって思ったけど……合ってて嬉しいです!」

キャロル「そうか」


えへへ、と笑うエルフナインの頭を、言葉は素っ気ないが優しく撫でるキャロル。

穏やかなほのぼの空間であるが、まだ呼ばないといけない人達がいるので下がってもらう。
それを確認してから、マイクの電源を入れた。


月音「次は総合評価が四の一番の方は試食会場に来てください」


そう言ってから、貴虎が送られたのとは違う別室で待機中の悠姫にパンケーキ味クッキーも連れてきてもらうよう、魔法で伝えた。

結果発表 5 ( No.563 )
日時: 2023/12/31 23:42
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

やってきたのは、ロールケーキ味クッキーだった。
そんな彼に近づくのはランダム審査員として試食と評価をした光実ではなく、悠姫とともに先に到着していたパンケーキ味クッキーだ。


パンケーキ味「兄ちゃーん」

ロールケーキ味「おい、こら、登るな」

光実「仲いいですね」


よじよじと背中にパンケーキ味クッキーに登られながら、ロールケーキ味クッキーがなんとか止めようとしている。
そんな彼に苦笑しつつ、光実は評価用紙を渡す。
肩車の形で自分の肩に落ち着いた弟を片手で支えながら、もう片方の手で受け取るロールケーキ味クッキー。


ロールケーキ味「意外と好評だったんだな」

光実「美味しかったですからね、あのアイス」


パンケーキ味クッキーが首を傾げながら、二人の会話を聞いている。
微笑ましいなと思いつつ、マイクの電源を入れた。


月音「次は総合評価が三の二番、九番の方は試食会場に来てください」


そうやって呼び出してからマイクを電源を切った。

結果発表 6 ( No.564 )
日時: 2023/12/31 23:45
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

来たのはトライアル一真とキッドの二人だった。
奏と剣崎が評価用紙を渡す。


奏「あのゼリーってトラが作ったんだな、納得」

トライアル一真「ん……レシピ見つけた時、面白かったからいいなって思って」

奏「なるほどねぇ。そういえば柔らかめだったけど…」

トライアル一真「俺が柔らかいゼリーが好きだからそうした」


確かにあれは面白かった。
後で聞いたらゼリーに使った泡は、ゼリーにするものとは別に分けておいた液体状態のりんごジュースを泡立てたものらしい。
ゼラチンが入った状態で冷やしながら泡立てるから、形が残るんだとか。


キッド「アイスって手作りでやると結構大変だってよく分かったなぁ」

剣崎「冷やしてる最中も、時間ごとにかき混ぜたりする必要あるからねぇ。けど、ダマになってたり、変に味が偏ったりとかは無かったから安心して」

キッド「そっか…安心した」


ホッとしたように表情を緩めるキッド。
本当に普通に美味しかったから自信持っていいよ。
そう思いながら、マイクに電源を入れる。


月音「次は総合評価が二……と、言いたいですがいないので一の六番、ゼロの三番の方は試食会場に来てください」


最後の呼び出しをしてからマイクの電源を切る。


レモンドール「両方呼ぶんですね」

月音「時間の短縮もありますが、一人で来させるよりはいいかなって…」


反省するタイプは胃とか痛くしそうだし。
そう伝えると、なんとも言えない表情になりながらも納得してくれたのか、レモンさんは緩やかに頷いていた。

結果発表 7&あとがき ( No.565 )
日時: 2023/12/31 23:47
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

さて、やってきたのは気まずそうにしている翼と、少し困ったような表情のみたま。
二人に、ツキトと勇敢なクッキーから評価用紙が渡される。


翼「すまない、本当にゼリーにするはずだったんだ…」

ツキト「まぁ、初心者とか詳しくない人ならやりがちなミスだと思うから気にしてないよ、ちゃんと飲めたし。僕も初めてやった時は同じことしたしね」

翼「しかし…」

ツキト「そんなに気になるなら、次、同じようなの作る時に気をつければいいから。僕も教えるから」


思っていた以上にしょぼくれた雰囲気の翼に、フォローすることにしたのかツキトは優しい声音で告げている。
ちゃんとフォロー出来てるのかは不明だけど。


勇敢「氷に色つけてたのは面白いけど、あれはちょっと…」

みたま「前の時に絵の具はダメって言われたから、クレヨンにしたんだけど……色がダメだったのかなぁ…?」

勇敢「いや、色というか…」


言葉に迷っているらしい勇敢なクッキー。
みたまには悪気そのものはないけど……うん………。


レモンドール「……帰ったら彼女の身内達に、言ってもらいます…」

月音「原作の設定が設定だから、難しいと思いますけどね…」


思わず苦笑してから柏手を打ち、全員の注目を集める。
ついでに魔法を使って調理器具とか確認してから、戦闘班と医療班にも中継を繋げる。


月音「とにかく……平穏無事、第三回料理対決が終わりました!翼とみたまには調理器具などの掃除を頼む気でしたが、前日入りしてたのもあってかその必要もないくらい洗い物や清掃がされてたので今回はそれも無しです!レモンさん、レモンさん側の世界の皆様、こちらが無理言ったとはいえ参加していただきありがとうございます!」

レモンドール「逃がしてくれなかったのもありますからね。とりあえず、月音さんも月音さん側もおつかれさまです」

月音「ありがとうございます。というわけで解散となりますが、レモンさん達はそちらの世界まで途中まで私が送り届けますね」

レモンドール「途中で月音さん通れなくなるもんなぁ」


その後。
解散してレモンさん達を途中まで送り届けて、館に帰ってから克己とともに貴虎を回収、YOME悠姫と戦った。
戦闘の結果は聞かないでほしい。










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あとがき





やっと終わりました!
レモンさん、長くなりすみません!
約二年以上かかりましたが、完結しました!
今回は調べたりなどで時間がかかりましたが、楽しく書けました!
今年はこれが書き納めとなります!

本年はお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします!