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二次創作小説(新・総合)
- 花火大会 13 ( No.56 )
- 日時: 2018/09/27 23:11
- 名前: 月詠 (ID: /48JlrDe)
花火大会はまだ続いてるが、戦兎と龍我、リュウガと別れて私達は帰ることにした。
麻琴と窮奇に話があるからだ。
境界の館に着き、送ってくれた剣崎を見送ってから中に入って応接室に入る。
月音「まずは……花火の件、本当にありがと…助かった」
麻琴「気にするな」
窮奇「お前は器用とかじゃないし、職人じゃないからな。あの量は普通に無理だろ」
苦笑する窮奇。
思わず遠い目をしたが、すぐに戻る。
月音「で、これは二人が良ければなんだが……二人とも、この館に住まないか?」
私がそう提案すると、二人はきょとんとした。
が、麻琴は複雑そうな表情になる。
麻琴「いや、俺らは…」
窮奇「というより、いいのか?住んでも?」
月音「この館の主人はウチだし、部屋だって有り余ってる。我が子達だって同居人が増えても気にしない……むしろ、使われてない部屋が多いのがもったいないから増やせって言われてる」
特にツキトからね。
私が遠い目をしながら言うと、二人はこちらに背を向けて小声で相談を始める。
その間に私は本体に送るのに必要な書類を作成する。
………本当は、必要ない行為だが。
書類作成を始めて数分経ってから、二人はここに住むと言ってくれた。
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