二次創作小説(新・総合)

黒い龍と巫女の話 3 ( No.61 )
日時: 2018/10/05 12:15
名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)

華奢な女の子が重いものを軽々と持ったのを見た瞬間って衝撃だよね。
そんなことを思いながら、目の前で行われてるものを見ていた。


麻琴「重そうな見た目に反して軽いな」

映司「………泣いていい?」


オーズ・サゴーゾコンボに変身した火野映司をお姫様抱っこしてる麻琴は、何でもないかのようにそう言う。

現在、ウチは半分は人間、半分は人外という麻琴に関するデータなどが欲しいというエグゼイドメンバーや研究者系のライダー達の要望により、彼女の身体測定や身体能力テストみたいなことをしている。
先ほどまでやってたのは身長や体重を測る、一般的なものから血液採取や細胞採取といった専門的なものをしていた。
今、やってるのは腕力を調べることなんだが……まさか、冗談で言ったお姫様抱っこが採用されるとは…。
ちなみに、ライダー達は全員が変身前にも一回はお姫様抱っこされてる。
重量系の形態があるライダーは、二回もお姫様抱っこされるのが確定されてる地獄だ。


蓮・リュウガ「……何だ、これ」


と、身体測定用の場になってる訓練所に蓮とリュウガが入ってきた。


真司「あれ?蓮?リュウガ?」

月音「二人は今回、呼んでないのですが…」


私の契約者の一人であり、今日は花鶏もOREジャーナルも休日なので手伝いに来てる真司と一緒に首を傾げる。
と、同じく実は契約者の一人である克己が二人に近づく。


克己「どうした、お前ら?」

蓮「リュウガを月音に押しつけに来た」

克己「そのリュウガ、あそこで弟から飛び膝蹴り食らってるぞ?」


マグネットステイツのフォーゼに変身した弦太朗をお姫様抱っこしてる麻琴の写真を連続で撮り、躊躇いがない真司に飛び膝蹴りされてるリュウガを指差す克己。
本当に躊躇ないな、真司。
そして押しつけるとはどういうことだ、蓮。