二次創作小説(新・総合)
- プロローグ ( No.7 )
- 日時: 2018/05/17 17:23
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
D,Gray-manはカップリング(アレリナ)要素あり。
皆様、初めまして。
作者である月詠の分身にして代理の月音と申します。
世界と世界の狭間にある狭界の館という建物の主人に、作者の端末として動いたりこの次元の二次世界に干渉したりが私の主な仕事です。
たまに害意ある者の浸入阻止や排除も仕事となりますね。
………めんどくさいけど。
本日は私と、私の弟子にして子供達との基本的な日常をお見せします。
- プロローグ ( No.8 )
- 日時: 2018/05/17 17:32
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
朝になり、部屋に光が満ちる。
のそのそとベッドから出た私はタンスを開け、着替える。
黒い無地の着流しに白い帯だ。
余談だが男物である。
部屋にある洗面台で顔を洗って完全に目を覚ますと、部屋を出る。
月音「“WARP”」
瞬間移動系転移魔法“ワープ”を発動させると、息子の一人の部屋の前。
気配が二つなことに思わずため息を吐き出し、ノックしてから扉を開き……。
月音「おはようございます、ツキト。とっとと起きて帰りやがれください、草加」
ツキト「ん……?…ぁぁ、おはよう…母さん」
草加「やぁ、おはよう、月音。口調が乱れてるよ、それと断る」
ベッドの上でぼんやりと上半身を起こす息子のツキトと、何故か普通にいて彼に着せる服を選ぶ仮面ライダーカイザの変身者である草加雅人。
施錠は完璧だったはずなんだがなぁ?
完全に目が覚めたらしいツキトが草加から服を差し出される。
まだ起こさないといけない子供が二人いるので舌打ちする。
月音「燐と悠姫を起こしてきます。草加はツキト離れしろ」
草加「子離れ出来ない君に言われたくないなぁ」
ツキト「分かった。草加さん、着替えるんで部屋を出てくれませんか?」
ツキトからの言葉にショックを受ける真理コンは無視だ、無視。
部屋を出て、考えながら歩く。
ツキトの契約のために甦生させたはいいが、何故か彼を気に入ってる上に甘やかそうとする。
しかもこの館に案内したことがあるとはいえ、どうやって浸入しているかは不明だ。
………会わせた時に魂の説明をして、ライダー達にとっては弟や息子みたいなものだと例えたからか?
本人は何をされてもライダー達からのなら、酷くない限りは受け入れるかスルーのどちらかが基本だし……だからか?
悩みながらも二人を起こしに向かう。
- プロローグ ( No.9 )
- 日時: 2018/05/17 17:35
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
娘ともう一人の息子が起きて着替えると、ツキトは二人を連れて畑に向かった。
私は草加を異世界渡航系転移魔法“ワールドワープ”で555の世界に帰してから、朝食の準備をする。
今日は娘のリクエストで洋食だ。
三つは半熟、一つは固めにしたベーコンエッグを作りながらトースターに食パンをセットしておく。
しっかり焼きとほんのり焼きの二種類のトーストだ。
ベーコンエッグを皿に盛ってからウインナーも一人につき三本、計十二本を焼いていく。
と、ツキト達が帰ってきた。
月音「ツキト、燐、悠姫、お帰り」
ツキト・燐・悠姫「ただいま」
悠姫「月音さん、サラダは私がやりますね」
月音「分かりましたが、三人は先に手を洗ってくださいね?野菜は洗っておきます」
はーいと返事すると三人は手を洗いに行く。
まだ悠姫は他人行儀だな……最初の頃よりはいいけど…。
そんなことを考えながら畑で採取された野菜を水洗いした。
- プロローグ ( No.10 )
- 日時: 2018/05/17 17:37
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
朝食を終え、三人はジャージに着替えると私と一緒に館の中にある訓練所に向かう。
と、携帯が鳴った。
月音「はい、もしもし?月音ですが…」
アレン「もしもし、アレンです!すみませんが至急来てください!!コムリンがぁああああ!!うわわw……」
月音「……分かりました。すぐに向かいますね」
途中なのに既に通話が切れてしまったが、気にせずに言葉を返しておく。
ため息を吐き出し、アドレス帳から他の人の電話番号を呼び出して電話する。
今日は私が三人の特訓に付き合う予定だったのに……!
月音「もしもし、克己ですか?月音です、我が子達の特訓にNEVER全員で付き合っていただけませんか?報酬はきちんと支払います」
克己「……別に構わないが何があった?お前はめったにそんな依頼はしないだろ」
月音「アレンからの電話でD,Gray-manの世界でコムリン暴走なうらしいです」
克己「早く行ってやれ、アレン助けろ」
おそらく真顔になっているだろう、仮面ライダーエターナルの変身者である大道克己の声に苦笑する。
彼も“ワールドワープ”が使えるので、召喚する必要はない。
真顔になったのは克己が前にD,Gray-manの世界に行ってコムリンシリーズの暴走に巻き込まれたからなぁ…。
通話を切って三人を見ると苦笑していた。
燐「あー……頑張れ、お袋」
月音「はぁい……“WORLD WARP”…」
そして私は魔法でD,Gray-manの世界に向かった。
- プロローグ ( No.11 )
- 日時: 2025/07/24 15:52
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
新しい黒の教団本部。
中はぼろぼろになっている。
アレン達と一緒にコムリンを破壊、コムイへのお仕置きをリナリーがにこにこと目が笑っていない笑みを浮かべて考えている。
アレン「リナリー、マジギレですね……いたた…っ」
月音「コムイの自業自得です。“CURE”」
酷いとしか言えないレベルでぼろぼろになっているアレンに、心身外傷系治癒魔法“キュア”をかける。
というか形状からしてコムリンⅡを改造したものに見えるんだが…。
リンクは犬神家状態だし…あ、見かねた神田が引っこ抜いた。
リナリー「兄さんったらアレン君をあんなに傷つけるなんて酷いわね。鉄の処女や膝砕き器や三角木馬を………」
………何でコムリンが現れたのか察した。
この次元のアレンとリナリーは恋人同士で、シスコンなコムイには秘密で。
どうやってかは知らないが何故かバレた、と。
ちなみにこのリナリーはちょっとヤンデレの気がある。
恋人になってからヤンデレが覚醒してる可能性があるとはラビの弁。
実際、一週間前にアレンに抱きついたという理由でロードの本体がある場所にどうやってか行き、拷問したらしい。
死なないし後遺症はない程度にやったらしいが、あれ以降のロードはリナリーに怯えるようになった。
この次元だとティモシーの話から派生し、アレンの中にいるあいつが目覚めなかった世界とはいえ恐ろしいものである。
その後、我が子達に連絡してジェリーさん作の昼食をごちそうになってから狭界の館に帰った。
コムイの悲鳴なんて聞こえないよ!
- プロローグ ( No.12 )
- 日時: 2018/05/17 17:39
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
午後は私も加わって我が子達の特訓をNEVERと一緒にコーチし、礼として夕飯も食べていってもらい。
現在はのんびりとしている。
完全なる自由時間なので、放置である。
私は本体に送る書類を整理していたのだが。
月音「だーかーらー、無理なんですってばー。私の魔法は薬になりませんよ、鴆ー」
鴆「けどなぁ」
私の“キュア”を薬にすることは出来ないかと、現れて質問してきた鴆にしかめっ面で答える。
あれは取り扱いが難しいのだ。
下手に使うと異常治癒回復と呼ばれる、細胞の異常分裂などの状態を引き起こしてダメージを与えるのだ。
なのでダメなのである。
体に障るので鴆を丁重に帰す。
それから書類整理をして本体に送り、風呂に入って着替えて寝た。
- プロローグ ( No.13 )
- 日時: 2018/05/17 17:41
- 名前: 月詠 (ID: FpNTyiBw)
はい、これが私の基本的な一日です。
え、一部おかしい?
私のところの草加はツキトに対して基本これですし、リナリーもそうですよ。
コムリンは予想外でしたがね……シスコムイも認めればいいのに…。
それではまた、会う日まで。
後書き
どうも、作者の月詠です。
pixivでふと思いついて書き出した話です。
これからもこんな感じの書き方になると思います。