二次創作小説(新・総合)

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.88 )
日時: 2018/06/09 21:23
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

~結界~

アン
「なぜ入っちゃいけないの?」

アイム
「大事な話をしてるから邪魔寸なだってよ」

ユイ
「ふーん...じゃ、どうする?」

レフィトア
「またakumazonが元通りになったし、何か買う?」

リッキー
「何か面白そうなもの売ってる?」

アイム
「そうだなぁ...」

...

魔王
「.....」

零代目
「黒影の愛を『恋愛ゲーム』とするなら、ジャガーの愛は『育成ゲーム』だ」

コウモリさん
「あいつらの愛はゲーム感覚に過ぎないんだよ、エンディングがくれば、そこで終わり、次のゲームが始まるんだ」

零代目
「つまりな、お前いずれ捨てられるぞ」

魔王
「.....何故言い切れる?」

魔王
「奴は、我の事をあんなに想っていたのだぞ?」

魔王
「城で...奴が、どれほど愛してくれたか」

零代目
「それはジャガーに作られた記憶にすぎない」

魔王
「何を...!!」

零代目
「歴史改変は、強い説得力が無ければ根深く侵食することは出来ない」

零代目
「詰めが甘かったな...茶色」


コウモリさん
「まぁそれはいいか、さっさとジャガーの封印を解いてやろうぜ」

零代目
「そうだな...そうするしかあるまい」

魔王
「...我は、お前たちの操り人形ではないぞ」

コウモリさん
「当たり前だろ?ああそうだ、パソコン持ってきたぞ、カメラも...あと欲しいものあるか?」

魔王
「今更媚を売るな」

コウモリさん
「売ってねーよ、後で色々使うんだよ」

魔王
「...」

零代目
「あの白いところは歩いても問題ない」

魔王
「分かった」

...

魔王は窓から事務所を降り、ジャガーが入っている水晶へと近付いてくる

魔王
「この中に、ジャガーが...」

零代目
「ああ、お前が望むのであれば、すぐに解いてやろう」

コウモリさん
「どーするよ魔王様ぁ?」

魔王
「無論、すぐに解く」

零代目
「今までの流れからして、そう言うと思ったさ」

コウモリさん
「...なら、選択しろ、今後の未来を」

魔王
「未来?」

零代目
「...そう、未来だ、これから先に二つの選択肢がある」




【ジャガーと共に暮らし、奴のオモチャに成り果てるか】

【ジャガーを監理局につきだし、平和を掴みとるか】



スレンダーマン
【二つに1つだ、お前のやりたいようにやれ】



スレンダーマン
【第十四話、二つの未来】

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.89 )
日時: 2018/06/09 16:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

魔王
「...二つの未来、か」

零代目
「まぁ、決定権は俺にはない...どのみち壊す結界だ、好きなだけ考え、好きなだけ決めな」

魔王
「うむ、では好きなだけ考える」

コウモリさん
「おっと、今はちゃんと時が経つから気を付けな?」

魔王
「ああ」

...

魔王
「ジャガー」

『.....』

魔王
「我はお前を人形としか思っていないのか?」

『.....』

魔王
「不思議なことにな...記憶には残ってるはずなのに、はっきりと思い出せないのだ」

魔王
「魔王城の生活...二人っきりで、パンを食べ...風呂に入り、寝る」

魔王
「そんな生活、毎日だったよな...」

魔王
「でも、コウモリがヘルチューバーにならないかと言われたとき、全てが変わったんだ」

...

魔王
「ヘルチューバー?」

コウモリさん
「ああ、面白いぞ?」

魔王
「なんなのだそれは?」

コウモリさん
「皆を楽しませる仕事だ、色んな事をしてな?皆から愛されるんだぜ?」

魔王
「皆?ジャガー以外にも?」

コウモリさん
「ああ、こんなでけー城でパーティとかも出来るし、色んな人ととも友達になれるぜ?」

魔王
「ともだち?」

コウモリさん
「ああ、一人より二人、二人より三人...楽しいことは仲良く分け合おうぜ?」

魔王
「...楽しい」

コウモリさん
「おう、お前が楽しい事を、皆でぱーっとやっちゃおうぜ?」

魔王
「.....!!」

コウモリさん
「ま、そういう仕事があるってことだ、外に出なくても出来る、そういう...」

魔王
「コウモリ。」


魔王
「ヘルチューバーには...どうやったらなれるのだ?」

...

魔王
「我はな、興味があったんだ」

魔王
「我が味わった幸せを、他の人にも味あわせてあげたいと...それは、悪いことなのか?」

『....』

魔王
「コウモリの言う通りだった、楽しかったよ...ヘルチューバーとしての、イエティと雪女の生活は」


魔王
「たった数日だが、魔王城にいたときよりも、ずっとな」


魔王
「だから我は...ジャガー、皆と一緒に暮らしたい」

魔王
「無論お前ともだ」

魔王
「我と、お前と、イエティと、雪女」

魔王
「出来ればだが母上やコウモリ、あとリザードマンとも仲良くしていきたい」

魔王
「あと、もっと色んな奴と...」


魔王
「我は世界のことなどどうでもいいし、メイドウィンなんてものにも興味がない」

魔王
「我はいつだって、ともだちを増やすために頑張って来たのだ」

零代目
「そろそろいいか?」

魔王
「うむ」

零代目
「じゃあ、ジャガーに現実見せてくる」

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.90 )
日時: 2018/06/09 21:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

零代目
「ふん...」

零代目が手を掲げると、水晶は黒い液体へと変化し、中からジャガーがポトリと落ちてくる

ジャガー
「いてっ」

魔王
「ジャガー!」

ジャガー
「...ん?あれ?シルバー魔王...様」

零代目
「シルバー魔王って言い方やめろ、ランク付けみたいだから」

コウモリさん
「ゴールド魔王とかブロンズ魔王とか居そう」

ジャガー
「あれ、何故...ここに、というか、他の皆は...?」

魔王
「その他とは、例の沢山いる魔王のことか」

ジャガー
「えっっっっ!!?」ビクッ‼

零代目
「あっ」

コウモリさん
「そんなストレートな」

魔王
「別に隠さないといけないことでもないだろう」

ジャガー
「.....」

魔王
「あ、あとメイドウィンってコウモリだったんだな」

ジャガー
「なんでそれもっ!!!?」

魔王
「ああ、お前がそこにいる間に色々あったぞ」

ジャガー
「...そ、そうですか」

魔王
「お前は何をしていた?」

ジャガー
「え?えーと....そんなことより、ここは!?」

魔王
「結界だそうだ」

ジャガー
「結界!?」

零代目
「よう、随分のんきなお目覚めだな茶色」

ジャガー
「スレンダーマン...貴方ですか、魔王様をたぶらかしたのは」

零代目
「たぶらかすなんて言うな、お前が魔王に変な記憶を付け足したんだろ」

ジャガー
「ですが、貴方は魔王様に...」

零代目
「お前こそ...」

魔王
「喧嘩など聞きたくない!!」

コウモリさん
「だってさ」

ジャガー
「あっ...申し訳ありません、魔王様」

零代目
「...少しの間だけだ」

魔王
「では行くぞ」

ジャガー
「行くって...何処へですか?ここに居ましょうよ」

魔王
「そういうわけにはいかない」

ジャガー
「ここなら、誰にも邪魔されずヘルチューバー生活できますよ?」

零代目
「俺の事務所が隣にある」

ジャガー
「やっぱ行きます魔王様」

零代目
「俺と近所住まいがそんなに嫌か」

ジャガー
「うっせー人間界をくれてやるからそっち行け害虫」

零代目
「あっちの時空のジャガーにはそんなアダ名付けられなかったのに」

コウモリさん
「なんて呼ばれてたんだ」

零代目
「大事なとき以外は必要じゃない男」

魔王
「いいから行くぞ!皆が待っている」

ジャガー
「み、皆って?」

魔王
「別の時空から来たお前だ!!」

ジャガー
「えええええええええ!?」

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.91 )
日時: 2018/06/09 22:19
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

一方、魔界はプロデューサーがパソコンと...!?

プロデューサー
「いやー、ですからね?出番とか、そういうのを考えてほしいんですよ」

たくっちスノー
【そうは言われても...気分で会話させえるししょうがないじゃないか】

プロデューサー
「ですがね?原作メンバーを蔑ろにされるのはさすがに...」

たくっちスノー
【だ...だって!ユーチューバーネタとか以前に、自分そういう人物知らないんだもん、ちょっと炎上したときにヒ◯ルとかは◯めしゃちょーとか名前聞いたなレベルで】

たくっちスノー
【なんかゲームクリアしたら『あ、これ二次創作作りたいな』なんてふわっと思い付いて!それでとりあえず書いているんだよ!】

プロデューサー
「あのですね...」

たくっちスノー
【いやほんと、悪かったですって!容易に二次創作を考えた僕が!】

魔王
「何をしてるんだ?」

ジャガー
『お説教ですかねー』

メイドウィン
『勢いで進めていったらなんか作者から見ても意味不明な展開になっちゃったからな』

零代目
「いつの間にメタ発言とかするようになったこの世界」

コウモリさん
「もうどうなってもいいかなーって」

零代目
「お前の仕業か」

雪女
「ICEYおもしれー!」

イエティ
「後で私にやらせて」

ケンタウロス
「実況していい?」

イエティ
「発売されたばかりだからダメ」

ロストメイドウィン
「正直すまんかった、まさかこうなるとは俺にも予想出来てなかった」

たくっちスノー
【出番はえーよバカ!】

ロストメイドウィン
「これで5レス目だしもうスタッフロール入ってええんやで」

たくっちスノー
【よくねーよハゲ】

メイドウィン
『たくっちスノー、お前来れない?』

たくっちスノー
【二ヶ月は安静にって言われたから無理】

プロデューサー
「話はまだ終わってません、マモノチューバーズの二次創作をやる以上、せめて...」

たくっちスノー
【その話は完結した後にしてくれ!ダストヒューマン、後は任せた!】プツッ

ロストメイドウィン
「あっ、あいつ俺に押し付けやがった」

零代目
「まぁ、あいつフワッとしたキャラクターの扱いだし、いつかフワッと再登場できるぜプロデューサー、俺みたいにな」

プロデューサー
「私、アイマスのプロデューサーみたいな立場なのに...」

ジャガー
「名無しがキャラになっただけでもありだかいものですよ...ところで」

ジャガー
『おや、わりとそっくりですね』

ジャガー
「魔王様によれば僕を探していると?」

ジャガー
『黒影?』

メイドウィン
『おう』シュンッ


メイドウィンは時空転移でリニュ後ジャガーの背後にたち...

カチャッ

メイドウィン
「お前、時空法違反犯してるから逮捕な」

ジャガー
「えっ、ちょまっ」

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.92 )
日時: 2018/06/09 22:38
名前: mirura@ (ID: PrIvPbQU)

散々シリアス展開をやった結果、g
ぐだぐだな・・・・

こんにちは!
え、次最終回ですか!?はやっ!?
いやー、あっという間でしたね~・・・

ロストさんとメイドウィンさんとたくっちスノーさん・・・
こうやって見ると面白いですね・・・
色々。

まぁ、たくっちスノーさんが出てこそメイドウィン小説だ、と、
思ってるの私だけですか?

ミラ「多分」

ミルラ「えぇぇ・・・」

最終回、期待してます!
更新、頑張ってください!


ミルラ「CV探しって大変ですよ・・・
    今の所、レウォルを福島潤さんに当てはめるのが限界」

ミラ「あ、ルフランのフクロウ・・・」

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.93 )
日時: 2018/06/09 23:15
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Mirura@さん

たくっちスノー
「自分の妄想、当たり外れがでかいんだよなー...」

ロストメイドウィン
「今まで書いてきた数から見て当たりが多いのが幸いだがな」

たくっちスノー
「次...というか、次はエピローグに近いんだけどね」

ロストメイドウィン
「今日は眠いし、明日はビルドもやる、今日は寝るぞ...Zzz」

コメント感謝だよ!

Re: マモノチューバーズ!全てはゼロのままに ( No.94 )
日時: 2018/06/09 23:17
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ジャガー
「ま、ままま待ってください!!まさかあなた、最初からこの為に!?」

ジャガー
『はい』

メイドウィン
『ジャガーに名無しの怪物の話をしたら、すぐに捕まえようって張り切ってたからな』

コウモリさん
「マジで?」

メイドウィン
『マジマジ』

ジャガー
『貴方は魔界関連の世界で数多くの歴史改変を行ってメチャメチャにしてますからね』

ジャガー
「魔王様を追加しただけじゃないですか!」

ジャガー
『そんなもんでも許してたら監理局はいらないんですよ!』

ジャガー
「えええええーーー!?なら、零代目だって」

メイドウィン
『零代目は...まぁ、コウモリの許可得てやったことだしな』

ジャガー
『そうですね、コウモリも約束した上で好き放題させてましたし、零代目の行動も彼の条件を満たすためにすきませんでした』

ジャガー
『ですので彼らは無罪』

ジャガー
「ぐぬぬぬぬ、何故!!何故僕がこんな目に!!」

魔王
「...あっちのジャガー 」


ジャガー
「なんです?見逃すとかそういうの貴方でもダメですから」

魔王
「しかし...」

ジャガー
『はぁ...いいですか?貴方との記憶、生活、人生、存在...何もかもが偽物なんです』


ジャガー
『本来なら全部無い記憶、というか、マモノチューバーズですらなかったんですよ?』

魔王
「む...」

ジャガー
『この世界の住民殆どが、零代目によって造られた偽りの物です...ですから、大丈夫ですよ』

ジャガー
『これからも...ニセモノの人生を歩んでください、シルバー様?』

そして通信は切れ、ジャガーが消える!

魔王
「おい、待て!!」

メイドウィン
『...ごめんな、ジャガーの奴は結構冷めてて頑固なんだ、これならリニュ後の法がマシかなー』

ジャガー
『貴方僕のクローンですよね?しっかりしてくださいよ』

メイドウィン
『はいはい...それじゃあな零代目、また世界が発展したら教えてくれ!』

プツッ

ロストメイドウィン
「Zzz...」

サキュバス
「なんだったのあいつ、何がしたかったの?」

零代目
「何がしたかった...か、そんなの誰にもわからないさ

魔王
「そうだな」

零代目
「作者が手に取り書く瞬間まで何も決めてない作品だからな」

コウモリさん
「それにしても...ニセモノか、おもしれー」


コウモリさん
「じゃ、思いきってニセモノ世界にしちゃわないか?」

魔王
「え?」

零代目
「面白い」

魔王
「えっえっえっ」

コウモリさん
「ま、今日は寝ようぜ?明日から新たな人生が待っている!」


第十四話 END