二次創作小説(新・総合)
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.1 )
- 日時: 2018/06/10 16:38
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
プロローグ
私、加納渚...17歳。
私はかつて、宇宙からやって来た戦士『イクサー1』と共に怪物を倒し、地球の平和を取り戻した
だけど、失ったものも多い...
「...渚さんって、こちらかな?この時代で会ってるかな」
貴方は...?
「あ、あのね...」
...
かつての相棒、イクサー1は※時空ヒーローとして時空間を渡っていた
※スーパーダメタル英雄嘆参照
イクサー1
「Zzz...」
「起きろ...おい!」
イクサー1
「.....」
【起こさないでね v】
「おい、お前を呼んでる奴がいるんだぞ!」
イクサー1
「ん...」
渚
「イクサー1、起きなさいよっ!!」
イクサー1
「渚!?」ガバッ
...
渚
「すいません監理局さん、無理言っちゃいまして」
「いえ、局長から報告がありましたので...それと、監理局には元が付きます」
イクサー1
「...そ、それで渚、どうしてここに?」
渚
「私、この間たくっちスノーという人に会ったの」
イクサー1
「あの人に?」
渚
「うん、イクサー1の近況とか、そういうのを話してくれた」
渚
「それと...何か頼みたいことがあればなんでも言ってくれって」
イクサー1
「あの人があんなことを...」
渚
「その時は決めれなかったけど、今思い付いたの」
渚
「で、イクサー1ならその人の連絡先知ってるんじゃないかってここまで送ってもらったの」
イクサー1
「隣の職員は知らないと?」
「あの人、スマホを持たない人でしたので...」
イクサー1
「なるほど...分かったわ渚、ちょっと繋げてみる」
...
「もしもし?...誰かな?」
イクサー1
「たくっちスノーさん?」
「イクサー1さんか!さん付けはいいよ、何だい?」
イクサー1
「...」スッ
渚
「あの、この間はどうも...加納です」
「渚さんか!」
渚
「あの、前に...言ってましたよね?頼みたいことがあればって」
「うん...原作の都合上、貴方の親や友人を生き返らせることは」
渚
「あ、はい...そんな都合よくいかないとは分かってます」
「じゃあ、何を...?」
渚
「...私、また学校に行きたいんです」
「え?」
渚
「イクサー1が来るまでは、普通の女子高生だったから...」
渚
「それに、全てが終わっても高校どころじゃなくて....」
イクサー1
「.....」
渚
「お願い!少しだけでいいの、私にまた青春を満喫させて!」
渚
「勉強したり、友達を作ったり...あの頃に戻りたいの!」
「...分かった!出来る限りの事はやってみる!!」
...数日後
たくっちスノー
「渚さん...ごめん、近くの高校で定員余ってる所が見つからないんだ」
渚
「...いえ、気にしないでください」
たくっちスノー
「あるには、あるんだよ」
渚
「あるんですか!?なら、そこでも...」
たくっちスノー
「いや、そこさ...ロボットの学校なんだ」
渚
「えっ、ロボット高校?」
たくっちスノー
「そう、人間もいるには居るし、授業も人間と同じカリキュラムで構成されてるけど...ほぼロボットしかいない世界なんだ」
渚
「...そこでも平気です」
たくっちスノー
「...うん、ごめん、力になれなくて」
渚
「充分です...では」
イクサー1
「待ってください、渚」
渚
「イクサー1?」
イクサー1
「私も行きます」
渚
「えっ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして、ロボットだらけの世界で渚の第二の学園生活が始まろうとしていた...
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.2 )
- 日時: 2018/06/10 17:04
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『第一話』
【案外なんとかなりそうな第二生活】
ロボット学園、四月七日...
「聞いたか?うちのクラスに転校生が来るそうだ」
「しかもしかも!女の子二人だって!いい女だといいなぁ!!」
「お前は相変わらずそういうことで頭がいっぱいだな」
「あいつらしいっちゃらしいけどさ」
「それにしても遅いよな?」
「バカいえ、転校生はホームルームに来るのが定番だろ」
「あっ、そうか!」
...
そして渚達は...
渚
「まずいわイクサー1!!投稿初日で遅刻よ!!」ダダダダダダ
イクサー1
「そんな!! 」ダダダダダダ
渚
「何がそんな!!よ!!あんたが寝坊したからでしょ!!」ダダダダダダ
渚
「戦ってる間は気付かなかったけど、寝ると中々起きないのね!!」ダダダダダダ
イクサー1
「だ、大丈夫です渚!!地図を見るにあと三分でギリギリ間に合う計算です!!」ダダダダダダ
イクサー1
「...ちょっと待って」
イクサー1
「慌てなくても私の亜空移動で渚と一緒に飛べば普通に間に合うのでは...?」
渚
「それ、十分間走る前に言ってよ...」ゼーハーゼーハー
イクサー1
「盲点でしたね」
渚
「まあいいわ、早めに行きましょ」
イクサー1
「ええ」シュンッ!!
渚達は亜空移動で学校まで飛んでいく...
...
ロボット学園の教師が校門近くで待機していた
「えーと、そろそろ校門を閉める時間か」
「はー、当番制とはいえ面倒な仕事だな」
「つーか、高校にも校門ってあるものか?知らないけど」
キランッ
「ん?空からなんか降りてくるな、変形ロボットか?」
渚
「間に合いましたっ!!」
「...あれ、人間?」
渚
「あ、えっと...今日からここに転校してきた加納渚で...」
「転校生ね...クラスは?」
渚
「確か2-A...」
「あ、うちのクラスだそれ」
渚
「え、そうなんですか?」
イクサー1
「会う手間が省けましたね」
渚
「イクサー1が起きないのが悪いんでしょっ!」
「えーと、じゃあ先に自己紹介しておくよ...俺は2-A教師のアクセル・アルマーだ、よろしくってな」
渚
「あ、どうも...ここってロボットが多いって聞きましたが」
アクセル
「そだね、俺たち教師以外は皆ロボットさ」
アクセル
「まぁどいつもこいつも人間臭い奴等だから仲良く出来るさ、着いてきな!」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.3 )
- 日時: 2018/06/10 21:33
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
アクセル
「で、なんでウチに来たんだ?」
渚
「ダメでした?」
アクセル
「いやー、校長が許可したんだし別に良いとは思うが、物好きだなって思った」
アクセル
「特に2-Aはヤンチャな奴ばっかりで大変なんだな、これが...ちょっと待っててね」
アクセルは渚達を戸の近くに待機し教室の中へ入っていく
「お、おい先生!転校生って、いつ...!」
アクセル
「あー静かに、そのうち来るからまず挨拶だ!」
「起立!」ガタタッ
「礼」
アクセル
「おはようございマスターガンダ...」
「くだらねぇ洒落はやめろ!」
アクセル
「あーもう、結構自信あったがダメか...はい!今日は皆さんお待ちかねの...転校生!それも女二人がやってくる日だ!」
「うおおおおおおおおおおお!!!」
「ビルドアァァァァップ!!」
「ガイヤァァァァァァァァ!!!」
アクセル
「るっせぇ!...はい、どうぞ」
ガラガラ
渚
「ほんとにうるさい...」
イクサー1
「耳がキンキンします」
「女...!?」
「女っていうか...」
「「「人間!!?」」」
イクサー1
「厳密には私は人造人間です」
ざわ...ざわ...
渚
(うわぁ...視線が重い、やっぱりロボットの学校は無茶だったかな?)
「...アリじゃね?」
渚
「えっ」
「人間でもこんなに美人なら、別に良くないか!?」
「よっしゃあああああ!!!」
「いけるな!!うん!!」
「おおおおおおおおおお!!」
イクサー1
「...?」
渚
(なるほど...ロボットとはいえ、中身は男子高校生と何も変わんないのね)
呆然とするイクサー1と、陰で納得する渚...そんな二人に、アクセルはそっと呟く
アクセル
「良かったじゃん、受け入れられて...ほら、自己紹介!」
渚
「あ、はい...渚です、加納渚。」
アクセル
「えーと、加藤の加に、滞納の納?」
渚
「あ、はい」
イクサー1
「イクサー1です」
「どこに住んでたの?」
渚
「え?えーと...近畿地方とかその辺に」
イクサー1
「宇宙?」
渚
「なんで疑問系なの」
イクサー1
「惑星とか、そういうものを聞いてるのでしょうか?」
渚
「...」
アクセル
「まあいいか、空いてる席は...ガイキングの隣と、ジーグの隣だな」
鋼鉄ジーグ
「おー、俺金髪の方がいいな」
ガイキング
「お前が選んでどうすんだよ...」
アクセル
「あ、どっちもリメイク系の方だ」
イクサー1
「リメイク?」
アクセル
「つまり...」
【ガイキング(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU)】
【鋼鉄ジーグ(鋼鉄神ジーグ)】
アクセル
「ってこと」
イクサー1
「???」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.4 )
- 日時: 2018/06/10 18:10
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
その後、ガイキングの隣に渚、鋼鉄ジーグの隣にイクサー1が座り...
鋼鉄ジーグ
「へへ、いいくびれだ、触っていい?」
アクセル
「イクサー1、そいつ攻撃していいぞ」
イクサー1
「分かりました」ブスッ
鋼鉄ジーグ
「まさかビームサーベル使いとは...」ガクッ
ガイキング
「転校生に出会ってすぐセクハラなんてするからだろ」
渚
(あーいるいる、ああいうスケベな奴)
アクセル
「じゃあ、まず一時間目を...」
渚
「...あのー、ちょっといいですか?」
アクセル
「どうした?」
渚
「生徒を見て思ったんですけど...」
渚
「ガで始まる白いアレっていないんですか?」
アクセル
「某白い悪魔のこと?」
渚
「それそれ」
アクセル
「あれねー、種類が多いから専門学校送ったそうなの」
渚
「ガン◯ム専門学校!?」
アクセル
「今のところ読者が知らない昭和組で構成されてるけど大丈夫でしょ、多分!」
ガイキング
「いや、俺たちの方は平成ですから!」
鋼鉄ジーグ
「先生こそ知られてないんじゃないかー!?」
アクセル
「うーん、俺一応スパロボでは人気キャラし出番も多いから知名度的には上なんだな、これが」
鋼鉄ジーグ
「ぐぬぬ...」
ガイキング
「ぐぬぬ...」
※共に参戦回数2回
渚
「こういうのを地球では『ドングリの背比べ』って言いますよ」
イクサー1
「へぇ」
アクセル
「それはそうと一時間目...は二人の教科書持ってくるから、その間自習!」
鋼鉄ジーグ
「よっしゃー!!」
ガイキング
「ジーグ、一応勉強...するわけないか」
アクセル
「あ、そうそう...自習の間ふざけてた奴は次の体育の授業、ラーズアングリフで追いかけ回すからな」
渚
「えっ...あの、私はどうすれば」
アクセル
「静かに待ってたらいいさ、それじゃ!」ガララッ ピシャッ
...
イクサー1
「ラーズアングリフとは?」
ガイキング
「アクセル先生の愛機だよ、中にミサイルとかが大量に詰まってるんだ...」
渚
「え!?ま、まさか発射して...」
ガイキング
「...爆発音はたまに聞くから、多分撃ってる」
渚
「ええええええええ!?」
ガイキング
「ま、まぁ...二人はどんな生徒が居るのかを把握しておけばいいよ」
渚
「そうね...私、命の花を散らしたくないし」
鋼鉄ジーグ
「ちぇー」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.5 )
- 日時: 2018/06/10 21:45
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
渚
「ひとまず、私の前と隣の人は把握しておこうかな」
ガイキング
「そうか、じゃあ俺も自己紹介しておく...俺はガイキング、見た目はアレだけど正義の味方だ!」
渚
「見た目...」
渚はガイキングの体を凝視する
禍々しいドクロの体、大きな角...まるっこい体...
渚
「弄りネタにされてない?」
ガイキング
「時々...あ、お前の前に居るのが、空手部のダイモスだ」
渚の前の赤いロボットが振り向く
ダイモス
「ああ、俺が炎と氷の空手家、ダイモスだ」
【ダイモス(闘将ダイモス)】
渚
「この学校部活もあるんだ」
ダイモス
「ああ、もしよかったら見ていってほしい」
ガイキング
「ダイモスの空手は最強なんだ!」
渚
「考えておこうかな...イクサー1の隣は?」
ダイモス
「ああ...あいつの隣は」
ガイキング
「ああ...ジーグ、磁石のロボット、鋼鉄ジーグだ」
鋼鉄ジーグ
「うへへへ.....」チラッチラッ
ガイキング
「見ての通り、スケベな奴さ」
ダイモス
「あいつが何かしたらすぐに呼ぶんだ、俺が空手で何とかする」
渚
「イクサー1なら自分で反撃できるし大丈夫とは思うけど...」
ダイモス
「...強いんだな、彼女は」
渚
「うん」
鋼鉄ジーグ
「ヒャアもう我慢できねぇ!!マグネットパワーオン!!」
鋼鉄ジーグが腕をあげると、イクサー1が引き寄せられていく
ガイキング
「バカ、やめろ!!」
ダイモス
「こんなところで磁力を強めるな!!」
イクサー1
「...っ!?」
渚
「逃げて、イクサー1!!」
鋼鉄ジーグ
「ははははー!!無駄だ!俺のマグネットパワーから逃れられた奴は一人もいなーい!」
ガイキング
「お前それでも正義の味方か!」
鋼鉄ジーグ
「正義である以前に俺は男!女の前では獰猛なバルバジーグとなるのさ!」
ガイキング
「お前、前もそれで女の子型ロボットにジーグパーツズタズタにされただろ!」
イクサー1
「...え、ええと、これはどうすれば?」
ダイモス
「構わん、やれ」
渚
「イクサー1、シンクロよ」
イクサー1
「ここで!?」
...
一方、アクセルは...
アクセル
「あいつら...真面目に自習なんかしてくれるわけないよなぁ...」
イクサー1
「シンクロ!!」バゴォ
【10000】
鋼鉄ジーグ
「ぐわああああああ!!」
ガイキング
「ちょ、それはオーバーキル!」
アクセル
「ですよねー、あとでラーズアングリフの鍵持ってこなきゃな」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.6 )
- 日時: 2018/06/10 22:30
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
鋼鉄ジーグ
「あー死ぬかと思った...」
ダイモス
「お前というやつは...」
アクセル
「ジーグ、お前の自業自得だ、次の授業覚えてな?」
鋼鉄ジーグ
「いいさ、マッハドリル使うし」
ガイキング
「反省しろよ...」
アクセル
「じゃあ教科書を配るぞ...大事にしなよ?」
渚
「あ、ありがとうございます...」
イクサー1
「...」
アクセル
「お、あと時間割もな」
...そして、授業が終わり、昼頃
キーンコーンカーンコーン
ガイキング
「よし、飯の時間だ!」
渚
「この高校の昼ってどうすればいいの?」
ダイモス
「一階に購買がある」
鋼鉄ジーグ
「コンビニとかで買い食いもOKだ!」
ガイキング
「ジーグはコンビニ派か」
鋼鉄ジーグ
「量が多いからな」
渚
「じゃあ購買行くわ」
ダイモス
「案内しよう」
...
イクサー1
「渚」
渚
「何?」
イクサー1
「私は学校に行ったことがありませんが...こういうところなんですね」
渚
「うーん、地球と比べると6割くらいは違うような」
ダイモス
「そろそろ見えてくるはずだ、精神パン(不屈味)売り切れてなければいいが」
「なんだてめー!」
「このやろー!」
イクサー1
「騒がしいですね」
ダイモス
「喧嘩か?」
新ゲッター
「このやろーてめぇ!!」
ダン
「どきやがれこの野郎!!」
【新ゲッター1(新ゲッターロボ)】
【ダン・オブ・サースデイ(ガン×ソード)】
ダイモス
「どうした?」
ダン
「こいつが俺のパンを奪おうとしてくふんだよ!」
新ゲッター
「そいつは俺が狙っていた...特別な精神パン(愛味)だ!!」
ダン
「モタモタしてたテメーが悪いんだろ!!」
新ゲッター
「んだとぉ!!」
渚
「ちょっと、こんな所で...」
ダイモス
「離れてろ、なんとかしてみる」
渚
「えっ、ちよっと大丈夫なの!?」
新ゲッター
「...俺はな、キレるとやべぇんだぞ?」
ダン
「そうか、ならキレる前にさっさと食うか」
新ゲッター
「ゲッタートマホークっ!!」
ダイモス
「双・竜・剣」
ガキンッ!
ダイモスの二つの短刀が新ゲッターのトマホークを弾く
ダイモス
「やるか?」
新ゲッター
「うおおおおおおおおおおお!!!」
ダイモス
「アチャーッ!!」バキッ!!
新ゲッター
「ぐおっ!!」
ダイモスは回し蹴りで新ゲッターの腹を凹ませる
新ゲッター
「俺も一応主役機なのにいいいいいい!!」ガッシャーン
そして、そのままの勢いで壁へ叩きつけられる
ダン
「けっ、騒がしい奴等だ」
イクサー1
「.....」
渚
「イクサー1」
イクサー1
「はい」
渚
「やっぱこの学校での生活、不安になってきたわ」
第一話 END