二次創作小説(新・総合)

Re: 満開!ロボット学園(オリキャラ募集) ( No.48 )
日時: 2018/06/15 15:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第八話】
『カッコいい名前は大体がドイツ語』

D-1
「えー!?イクサー1の妹来てたの!?」

D-2
「なんだよ、ズルいぞお前達だけ」

鋼鉄ジーグ
「いや、一緒にバーベキューしたわけじゃねーから!」

イクサー1
「.....」

D-1
「だよなー」

D-3
「そうでなきゃ、あの子があんな暗い顔するはずないもんな」


「イクサー1大丈夫?」

イクサー1
「え、ええ...」

ダイモス
「妹に命を狙われている...か、堪えるだろうな」

ゴーショーグン
「どうにか慰められないかな」

その時、校内放送が鳴る

ピンポンパンポーン

【2-Aの加納渚さん、イクサー1さん、至急校長室まで来て下さい】

ダイモス
「呼ばれてるみたいだぞ」


「そうみたいね...」

D-1
「お前達何かやらかしたか?」

ガイキング
「まさか!やらかすような奴等じゃないだろ」


「よくわかんないけど...ほら、行くよイクサー1」

イクサー1
「はい」

...

校長室にて...


「失礼します」

リーン
「おっ、来たか...君らがイクサーロボのパイロットだな!たくっちスノーから話は聞いてるよ!」


「ああ、そういえば友人関係って...」

リーン
「改めて、俺はリーン・メイドウィン・緑風、業界では風のメイドウィンやら5代目メイドウィンやら言われてるね!」


「業界ってどこの業界よ...」

イクサー1
「何故私達を?」

リーン
「あーそれなんだけどね...ちょっと来てもらっていい?...フンッ!!」

リーンは背中を開きビームサーベルを取りだし、後ろの壁を切り落とす

壁の奥には、エレベーターが

リーン
「あ、この壁は気にしないで!降りるときにまた着けるから!」


「.....」


「たくっちスノーさんの知り合いってこんなのばっかじゃない...」


...

リーン
「マガイモノの事は聞いてるね?」


「はい」

リーン
「それに関しての話になるけど...」


「たくっちスノーさんは?」

リーン
「ちゃんと居るから安心して...あ、付いたよ」

チーン


「な、なにここ!?」

イクサー1
「地下にこんな場所があるなんて...」

リーン
「ようこそ研究室へ!」

たくっちスノー
「緑風!?なんで二人を連れてきてるの!?」

リーン
「えー!だって連れてきた方が面白いじゃん!」


(無許可だったんだ...)

Re: 満開!ロボット学園(オリキャラ募集) ( No.49 )
日時: 2018/06/15 16:09
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「えーっと、皆とりあえず休憩...自分はデータまとめとくから」

セーラ
「まさか他の人を呼んでくるなんて...」

ジーク
「.....」

シャープ
「まぁ話し相手として飽きてきたところだし、別にいいけどね」

たくっちスノー
「この部屋娯楽が一切無いもんでね...」

リーン
「おとといトランプ持ってきたじゃん」

セーラ
「遊ぶ暇がないんですよっ!」

たくっちスノー
「おいおい...」

リーン
「紹介するね、左からセーラにシャープ、それとジークだ」


「ジーグ?」

たくっちスノー
「ややこしいな」

リーン
「皆俺の協力者さ!」


「協力者って...何してるの?」

たくっちスノー
「シルバリオンを作ってるんだよ」

イクサー1
「シルバリオン...聞き覚えが...」


「突然現れて勝手に自壊した奴!」

たくっちスノー
「それは言わないでくれ!!」

セーラ
「ゴッド・ヴォイスを何倍にもするなんて無茶するから...」

ジーク
「バカとしか言いようがないぞ」

たくっちスノー
「募集オリキャラじゃなかったら血祭りにしていた」

リーン
「あーそうそう、それはともかくさ、昨日たくっちスノーに話したこと俺たちにも話してくれない?」


「あ、はい、かくかくしかじか」

シャープ
「え、マガイモノメイカー本当に居たんだ」

たくっちスノー
「いなきゃ暗黒怪獣とかは作れないんだけどね」

リーン
「ここの住民、マガイモノ以外は全部俺が作ったからね」

セーラ
「それも、イクサー2という方...妹さんが...」

たくっちスノー
「まさかあの人がここまでやるなんて」

ジーク
「それで知られたのだろう?こんなにのんびりしてていいのか?」

たくっちスノー
「そうだけどさぁ...」


「どういうこと?」

たくっちスノー
「出撃したときにも言ったけど、シルバリオンは時空史上初の人工マガイモノキラーなんだよ」


「マガイモノキラー?」

イクサー1
「不死のマガイモノを唯一殺せる存在...でしたね?」

たくっちスノー
「うん、でもシルバリオンにマガイモノキラーの力が備わらなくて悪戦苦闘中さ」

イクサー1
「マガイモノキラー自体中々なれない者と言っていましたしね」

たくっちスノー
「そうなんよ...」

ジーク
「どうする?もうゆっくりしていられんぞ?」

イクサー1
「シルバリオンはどのような設計で?」

たくっちスノー
「あーそれがねー...」

Re: 満開!ロボット学園(オリキャラ募集) ( No.50 )
日時: 2018/06/15 16:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


「フュージョンアーマーシステム?」

たくっちスノー
「そう、シルバリオンに設定を混ぜたマガイモノ製の鎧を『着せる』んだ」

イクサー1
「1から作った方が早いのでは?」

たくっちスノー
「いや、わりと時間がかかるんよ...ちゃんとしたものを作るとね」

たくっちスノー
「そこでロボットにマガイモノの力を与える!...という計画なんだけどさ」

セーラ
「マガイモノの組み合わせで発生する出力が、シルバリオンのスペックを遥かに上回るんですよ」

ジーク
「この間の自壊のときようにな」

シャープ
「組み合わせを集めてデータにしても、どのパターンでもシルバリオンよりマガイモノの力の方が強くなっちゃって...」

リーン
「でもイクサーΣって機体はマガイモノの力を普通に使えるんでしょ?いいなぁ」

たくっちスノー
「うん...シルバリオンの合金じゃ足りないのかな」

イクサー1
「イクサーロボの装甲は特殊な物を使用していますから...」

リーン
「何の合金を使ってるの!?どうすれば作れるの!?」

たくっちスノー
「緑風、真似したところでイクサーΣのスペックに追い付かないし、そんなもの作ってる時間もない!」

リーン
「あーそっかぁ...」

ジーク
「ならどうする」

イクサー1
「渚はどう思います?」


「うーん、不思議よねぇ」

たくっちスノー
「不思議って?」


「あ、うん...計画とは関係ないんだけど、ここにあるシルバリオンも、ガイキング達も全部校長先生が作ったんだよね?」

リーン
「うん、そうだよ」


「なのに、シルバリオンはガイキング達と違って喋らないんだなーって」

ジーク
「そんなことで...」

たくっちスノー
「言われてみれば、シルバリオンは『心の無いマガイモノ』だな、なんで喋らないの?」

リーン
「ガイキング達には人工心パーツを付けているけど、上の人がシルバリオンにはそんなの必要ないって...」

たくっちスノー
「そうなのか...」


「ああ、そういう部品がついているんだ...ロボットみたいな生き物なのかと思ってた」

リーン
「それは嬉しいね!心パーツは俺の最高傑作なんだ!アレを付けるとロボットがまるで生き物のように活動できるようになるんだ!」

セーラ
「その実験のために作られたのが、この学校なんですよ」


「へー」


たくっちスノー
「心...そうだ!いいこと考えた!」

Re: 満開!ロボット学園(オリキャラ募集) ( No.51 )
日時: 2018/06/15 21:49
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...

セーラ
「えっ!?私たちがロボットに乗る!?」

たくっちスノー
「そう!シルバリオンのフュージョンアーマーの片方になってもらいたい!」

リーン
「どういうこと?」

たくっちスノー
「心のあるマガイモノは、心の無いマガイモノより遥かに強いんだ!」

たくっちスノー
「皆を鎧の一部にすれば出力を押さえられるかもしれない!」

シャープ
「なるほど!」

イクサー1
「要するに?」

リーン
「合体だね!!」


「でも、ロボットはあるの?」

たくっちスノー
「ちょっと待ってて」

【connect please!!】

たくっちスノーは魔方陣を作り手を突っ込む

たくっちスノー
「あ、でかいから出てくるか分かんないけど...よいしょっ!!」ズシーン

たくっちスノーが手を引っ張ると、黒い大きなロボットが出てくる

リーン
「うおっ!?」

セーラ
「ロボット持ってたんですか!?」

イクサー1
「それって確か貴方の部屋に通じているのでは...」


「なんで部屋に巨大ロボットがあるの、どこにしまってたの!!」

ジーク
「これは?」

たくっちスノー
「『ゲシュペンスト』だ」

シャープ
「ゲシュペンスト?」

たくっちスノー
「うん、どっかの軍隊からパクってきたんだ...ぴったり三機あるから、これらを好みに合わせて改造すればいい」

リーン
「なるほど!」

ジーク
「なるほどではないだろう」

セーラ
「私たちロボットになんて乗ったことありませんよ!?」

たくっちスノー
「大丈夫!自分もこの間のシルバリオンが初めての操縦だったんだ!」

リーン
「でもたくっちスノー、前に時空戦艦操縦してたって...」

たくっちスノー
「船とロボットじゃ訳が違うの!」

ジーク
「...仕方ないか」

シャープ
「やるんだ」

ジーク
「他に方法がないだろう」

リーン
「どうせならヒュッケバインとかグルンガストとか用意すればいいのに」

たくっちスノー
「贅沢言わないの!」

イクサー1
「はぁ...」

たくっちスノー
「あ、もういいよ渚さん、戻って」


「あっはい」

たくっちスノー
「君は学問に専念しないとね」

ジーク
「野放しにする気か?」

たくっちスノー
「自分は渚さんに『もう一度学校生活を味わいたい』という願いに答えてこの世界に送ったんだ」


たくっちスノー
「優先すべきは、彼女の平穏なんだよ」

ジーク
「.....」


たくっちスノー
「マガイモノの事は自分達に任せて、ゆっくり過ごしてくれよ」

たくっちスノー
「イクサー2の事も...なんとかするからさ」

Re: 満開!ロボット学園(オリキャラ募集) ( No.52 )
日時: 2018/06/22 10:17
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...


「ただいまー」

アクセル
「おかえり、もう2時間目が始まってるんだな、これが」


「うっそぉ!今どれくらい?」

ガイキング
「ほら、早く戻ってこいよ!ノートうつしてやるからさ!」


「わかった、今いく!」

イクサー1
「.....」

鋼鉄ジーグ
「おーい、イクサー1も早く早く!!」


「ほら!」

イクサー1
「は...はい」


イクサー1はアクセルとすれ違い様に小さく呟く


イクサー1
「...本当によく『造られて』ますね」

アクセル
「.....」

イクサー1
「単なる独り言に過ぎませんが」


「ちょっとイクサー1、早く戻ってよ!」

...

「だが、何故?」


「何故、お姉様はここにいる?」


「戦うために生まれた戦士イクサーが...どうして、人間とつるんでいる?」


「私は...」

...

たくっちスノー
「シルバリオン!ゲシュペンストとドッキングだ!」


たくっちスノー
「ゲシュペンストB型!!」

ジーク
「起動」

たくっちスノー
「ゲッタードラゴン!」

ゲッタードラゴン
「ハァッ!」

たくっちスノー
「竜の力、お借りします!」

【シルバリオン!ドラゴニックゼペリオン!】

セーラ
「データ集計...シルバリオン、出力120%!安定しています!」

たくっちスノー
「よし!初めて出力が200%を切ったぞ!この調子だ!」


「絶対に」
たくっちスノー
「絶対に」
イクサー2
「絶対に」

...

「青春を謳歌してみせる」
「平和を守り続ける」
「お姉様を殺す」

第八話 END